新刊発売決定
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というわけで、2/25 に秀和システムから「配線略図で広がる鉄の世界」(1,890JPY / 税込) を刊行する運びとなりました。まだ amazon には出てきていないようです。
シンプルなものから複雑なものにと段階を追って話を進めつつ、「終端駅」「分岐駅」「交差駅」などのシチュエーション別に、さまざまな構内配線と、それぞれの利害得失、運転との関係などについて解説する内容です。
その過程で、要所要所で実在する (または実在した) 構内配線を引き合いに出す構成を取りました。また、実在する路線の配線略図を描く際のノウハウについても、冒頭で簡単に取り上げています。
そんなわけで、全国の配線好きな皆さん、ぜひともお買い上げくださいませ。
Comments
はじめまして。
一介のフネ屋ですが、「井上孝司さんが新幹線の本出した」というので、フネプロパーの連中の間でネタにさせて頂きました。
私のところにはいち早く送っていただきましたが、ちょっとそのままの紹介では面白くないので、スペースの関係上ごく要約になってしまいましたが、フネ屋の視点?から紹介文を書かせていただきました。
21日以降、本屋に並んでいる雑誌のどれかの図書紹介に載っています。お楽しみに。
配線図は、総研の人とかでも未だに手書きで寄越す人もいますよ。イラストレータで描きますが、なるべく斜線の角度を浅くするのがエレガントに仕上げるコツです。但し、角度が浅いほど左右のスペースはどんどん長くなります。コンパクトさとの折り合いが求められるところです。趣味書だと、実際の形状をデフォルメして描いて行くとどこかで辻褄が合わなくなって破綻してしまうので、うまく吸収するテクが必要ですね。
配線は、昔私も吉江一雄さんの薫陶を受けて、小学生の頃一心不乱にそこらじゅうのポスターの裏に描いていたことがありましたので、好きなジャンルです。ぜひこちらの本もまたお送り下さい。
Posted by: Blueforce | Feb 14, 2009 02:35 AM
紹介文ですか。ありがとうございます。期待半分、ガクブル半分といった心境で探してみることにいたします。
スペースのことを考えると、斜めの線は 45 度よりきつくした方がいいのかも知れませんが、可読性が落ちそうだったので、私は以前のエントリにもありますように、45 度で書くのを基本にしました。
吉江一雄さんって「電車輸送と建設」を書かれた方ですよね、確か。この本なら私の手元にもあります。というかそもそも、私が配線に目覚めたきっかけは、吉江一雄さんが「鉄道ジャーナル」に書かれた記事でした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 14, 2009 02:18 PM
とりあえず,楽しみに待ちマース.
で,三冊目のネタは何ですか?
Posted by: ファンファン少佐 | Feb 14, 2009 05:02 PM
えーと、3 冊目については今しばらくお待ちください。
次は、どちらかというと「普通」なテーマで堅実にいきます。
Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 14, 2009 07:03 PM