上越新幹線のトンネル間シェルター
「新幹線が一番わかる」で、上越新幹線でトンネルとトンネルの境界にシェルターをかぶせてしまった話について書きましたが、その現物がこれ。
本で書いたのと同じ、GALA 湯沢の近くにあるやつです。知らないと、謎の建物に見えちゃうかも知れませんね。 もっとも、中を列車が通過すると、外まで音が響いてきますけれど。
前の道路を GALA 湯沢のシャトルバスが通る関係で、存在は以前から知っていたのですが、写真を撮る機会がなかったのです。まさか「写真を撮るからバスを止めて」とはいえませんし。先日、初めてクルマで GALA 湯沢に行ったので、「好都合此絶好機」とばかりに、帰りがけに寄り道して撮影してきました。
Comments
いっそ関ヶ原周辺もこうしてくれれば……。いや、まだ積雪で不便をかこったことはないんですけど、ニュースを見るにつけ。
Posted by: TB&SH | Apr 24, 2009 01:17 PM
行き着くところは費用対効果の問題なんでしょうけれど、トンネルとトンネルが近接しているところとか、特に積雪の被害が出やすい場所に限定して、ということならアリかもしれませんね。
そういえば、1963 年の「三八豪雪」の後で「日本海岸にでかい衝立を立てて、シベリア寒気を跳ね返してしまえ」と主張した人がいたとか、いなかったとか…
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 24, 2009 02:58 PM
高校生くらいまで、でっかい扇風機で雨雲を吹き飛ばせると本気で考えていた人がここにいるとか、いないとか_| ̄|○
Posted by: ぼー | Apr 24, 2009 03:43 PM
積雪には温暖化が一番って冗談を抜きにして.かえって温暖化で積雪が増えるという話もあるのだそうで.
さて,シェルターですが,トンネル風(かぜ)の解消に上屋が持ち上がったら面白いですね.で,風圧がなくなるとゆっくり下がるとか.なんだか鋼板の重なり具合からつまらない事を想像してしまいました.
Posted by: ファンファン少佐 | Apr 24, 2009 04:15 PM
それは核兵器で台風吹っ飛ばすに近い発想では?
(本当に検討されていたりする(・ω・)ノ)
しかし、運河造るのに核使用する計画とか有ったりしますねえ…(当然ながら一部除いてやりませんでしたが。)
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Apr 24, 2009 06:12 PM
http://rapid67.hp.infoseek.co.jp/sapporo.htm
これは「地下鉄本」
http://blogs.yahoo.co.jp/lunchapi/37312435.html/
我がふるさとの光景、雪?3回も降れば。台風?たいしてこないし、弱ってからだ。
Posted by: sionoiri | Apr 24, 2009 07:33 PM
>雨雲を吹き飛ばせる
写真を撮ってるときなんかに、邪魔な雲があると「ふー」と息を吹いてみる大馬鹿者が、ここに一人おりますw
>トンネル風
一瞬、「全部トンネルにしてしまえば、出口でトンネル微気圧波が騒音を出すこともなくなる」と大場加奈子と、じゃなくて大馬鹿なことをを考えてしまいましたが、冗談にもなっておりません (苦笑)
>核兵器で台風吹っ飛ばす
共産国家や独裁国家だと、本当にやりそうで怖いです。
>これ
そういえば、札幌の地下鉄は高架区間に全部シェルターをかぶせてましたね。
といったところで、横浜羽沢専用仕様の DE11 を思い出してしまいました。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 24, 2009 08:04 PM
鉄道ではなく道路ですが、トンネルとトンネルの間に谷を渡る橋があって、その橋の上にシェルターが乗っているという場所があります。
最初見たときは橋が目に入らなくて、ぶっといパイプが谷を渡っているかのように見えてびっくりしました。
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Apr 25, 2009 09:44 AM
それは雪対策でしょうか、強風対策でしょうか。もともと橋の上は横風の影響が出やすいですけれど、雪国だと凍結の危険性も高いですよね。
といったところでふと思い出したのが、関電の黒部専用鉄道・上部軌道にある、仙人谷ダムのところの橋でした。あちらは屋根をかぶせただけでなく、さらに駅になってるところがすごいです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 25, 2009 10:10 AM
> トンネルとトンネルの間に谷を渡る橋
こちら雪国ではその例は多いですね。
特にトンネルや橋が高いところにある場合、降雪時に風に飛ばされて雪が真下から真上に吹き上げ、視界が全くなくなることがあります。
これがかなり怖いところで、トン熱の間の高架橋の場合、屋根こそ無くとも路面からかなり高いところまですっぽり覆うような、遮風壁がそびえ立つところがあります。
> 運河造るのに核使用する計画
40年ほど前の古い資料をあさっていたところ、平和的核爆発の利用として原油や天然ガスを貯蔵するような、地下空洞を作るアメリカでの実験成果が載っていました。
非常に面白いところだったのですが、その放射能影響のところを見ると、笑うに笑えないデータがあったりして、核爆発というものはとてもではありませんが、平和的に使いこなすことができるような代物ではないな、と思った物です。
Posted by: へぼ担当 | Apr 25, 2009 03:12 PM
雪道で橋の上って、怖いですよねえ。長坂 IC から清里方面に向かう途中に、大きな谷の上にかかった橋をひとつ渡るんですけれど、そこを積雪時に通るのはヒヤヒヤものです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 25, 2009 03:36 PM
雪の上の橋というと、霜降高原のところとかも怖そうかと(ry
んでも、そういうのって大概、積雪時は通行止めに成ってませんでしたっけ?
Posted by: SCARFACE1 | Apr 25, 2009 11:03 PM
清里高原道路の場合、もともと積雪量が多いエリアではないし、あれを閉鎖にすると八ヶ岳エリアのスキー場が困っちゃいそうです。
霧降高原って日光の方ですよね。そういえば、金精峠が開通して、日光から尾瀬方面に抜けられるようになったんだっけ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 26, 2009 12:53 AM
> 積雪時は通行止め
首都高などは少しでも雪が降った場合、凍結の恐れがありますので全面通行止めにすぐになりますが、雪国の場合それをやったら死活問題です。
そのため、橋梁での除雪・及び融雪剤の散布は最優先で行われますが、それでも怖い物は怖いところ。
<ちなみに車の方も放置すれば足回りの腐食の原因となりますので、スキー場帰りの際、もしくはシーズンオフの際は足回りの念入りな洗浄をお忘れ無く。>
Posted by: へぼ担当 | Apr 26, 2009 02:46 AM
そして融雪剤で急速に劣化していく橋梁(´・ω・`)
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Apr 26, 2009 03:16 AM
>足回りの念入りな洗浄
関越だと高坂 SA にコイン洗車機があるんですが、中央道の東京寄りにも欲しいところですよね。といっても、設置できそうなのは双葉か談合坂ぐらいですが。
クルマは洗えばいいけれど、橋を水洗いするわけにも行かないし。ステンレス製だと、ちょっとは腐食に強くなるのかしらん。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 26, 2009 10:28 AM
硫黄
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1117231&newsMode=article
温泉場とかには向いているとは聞いていたけど塩害にも向くらしいです。
http://www.3chan.com/ngj/2006/06/post_79e1.html
Posted by: sionoiri | Apr 26, 2009 11:42 AM
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
高熱隧道の時代が来た ! わけがありませんが。
そういえば、在りし日の松尾鉱山鉄道って、硫黄の積み出しで稼いでいたような。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 26, 2009 11:56 AM
> 橋梁
こちらの方では心なしか鉄筋コンクリート製の物が多く、むき出しの鋼製というのは比較的少ないように思います。 もちろん無いわけではありませんが、幹線道路などは特に継ぎ目の部分などの点検頻度が高いようで、再塗装もまめに行われているようですね。
ちなみに、ステンレスは完全にメンテナンスフリーではありませんし、建造が難しい上に強度に劣る(クリープ現象などうれしくない特性もある)ため、その分さらに高くつくため、私個人が知る限りでは適用例に覚えがありません。
以上、ここまでやらなければもたないのか、と考えてしまいそうですが、このような維持メンテナンスコストをけちると、各地で発生している橋梁の急速な劣化につながるため油断できないところですね。
<その意味において、少し前にあったNHKの「橋が危ない」の番組は、良い作りであったと考えます。
Posted by: へぼ担当 | Apr 26, 2009 01:19 PM
融雪剤でやられるかどうかは別にして、コンクリートも劣化したりクラックが入ったりするので (パルコール嬬恋のセンターハウスに上がる階段がひどい)、アレはアレで大変そうな気がします。
自分で書いておいて何ですけれど、ステンレスって溶接が難しかったりしないのかなあ。橋梁の鋼材だと、溶接じゃなくてリベット止めばかりなのかも知れませんが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 26, 2009 01:34 PM
> コンクリートの劣化
適切に施工された物(骨材等内容物に問題があれば大変ですが)であれば、経年劣化的な物はひび割れのエポキシ注入補修など適切なメンテナンスを行えば、鉄鋼構造物より維持管理は容易ですね。
> ステンレスの溶接
炭素鋼の溶接はちょっと訓練されれば大体の物はできますが、ステンレスの溶接は非常に難易度の高い物で、装備も含め万全の用意が必要です。
たとえば、炭素鋼であれば容易に溶着できますが、ステンレスであればなかなか溶着できません。だからといってむやみに溶接電流を上げたりすると、肝心のステンレス鋼板に穴が開いたり、溶接棒の方がやられてしまうという具合です。
そのため、手作業の場合、ほとんど職人芸の世界に入っており、設備の整った工場内での施工が品質向上の鍵になったり、自動溶接装置の積極的な導入が図られているところです。
Posted by: へぼ担当 | Apr 26, 2009 02:27 PM
そういえば、ステンレス車体ってスポット溶接がメインでしたっけ。私は普通の炭素鋼でも上手に電気溶接できない人ですけれど。
>適切なメンテナンス
パルコール、大丈夫かなあ。多くの人の目に付くところでコンクリートがボロボロになってるのに、それを放置しているのって、ちょっとヤバげ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 26, 2009 06:45 PM
塩害の場合は「塩抜き」してやらないと鉄筋が腐食して膨脹して剥離して悲惨なことになりますね。県道レベルじゃこれからちゃんと管理しようってレベルですから、考えるのも怖いです。あとカルタゴ滅亡の時みたいに塩撒いてるわけですから、塩カル使わない融雪剤の普及が待たれるところですね。橋梁の補修のコストを考えるとトータルではそっちのほうが安上がりな悪寒。
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Apr 26, 2009 06:58 PM
ステンレスは最近まではスポット溶接オンリーでしたね。加工が大変なので踏切事故の多い路線にはステンレス車入れないって判断をしたとこも多いです(京王とか南海とか)
連続溶接できずに雨水進入防止のためにゴムパッキンをしてやる必要があるんですが、これがまた張り替えをしたりと面倒なんだそうで。東急も8000系シリーズの魔改造による延命はこれが原因で断念したとか。
最近になってやっとレーザーによる連続溶接が可能になったようですね。在来車どうするんだでっていう
http://www.khi.co.jp/tech/nj159tr21.htm
http://www.kinkisharyo.co.jp/ja/news/news060721.htm
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Apr 26, 2009 07:04 PM
そういえば、コンクリートで使う砂が海砂だと、塩抜きをちゃんとやらないとヤバイ、という話がありましたよね ?
運転する立場からいうと、スタッドレスタイヤって、シャバシャバの雪の方が、圧雪よりも苦手なような気がするのです。タイヤにもよるのでしょうけれど。
>ゴムパッキン
E231 なんかを観察してみると、接合部にパッキンを挟んであるのがよく分かりますね。
確かに、井ノ頭線が先行してステンレス車になったのは、踏切事故が少ないからだという話でしたっけ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 26, 2009 07:15 PM
沖縄は海砂とアルカリ骨材反応で大変なことに
海砂じゃなくても塩分が付着すれば浸透していくので、結局は鉄筋が腐食膨張しちゃうんですよね。海沿いならこまめに洗えばいいわけですが、融雪剤だとそうもいかないようです。へぼ担当氏が扱われるような施設なら管理も行き届くのですが、名無し道路とかだと気がついたらあぼんって可能性もあるんですよね。ですので補修のためのコストを勘案すれば橋の上とかの部分の融雪剤のコストアップは許容できるはずなので、いろいろ選択肢が増えるといいんですがねえ。
http://eepd.seesaa.net/article/97278784.html
http://www.aomori-tech.go.jp/event/H17/H17-18.pdf
秩父鉄道2000系はゴムパッキンの劣化とその補修の失敗が廃車の原因だという話も聞いたことがあります。
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Apr 26, 2009 08:54 PM
確かに、融雪剤の撒き方って半端じゃないみたいですからねえ… これで構造物に影響がないとは思えませんし。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090227_42941.html
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090302_42969.html
用途が逆ですけれど、スキー場の硫安が本格的に槍玉に挙げられる可能性も、否定できないかも。このあいだの GALA 湯沢なんか、そりゃもう盛大に撒いていたみたいですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 26, 2009 10:28 PM
>スキー場の硫安
雪が溶けて川になって、下では田植えが真っ盛り。
Posted by: sionoiri | Apr 27, 2009 06:39 AM
> 下では田植えが真っ盛り。
実際に徒長が起こってしまったら、訴訟になるかもですね。 バランスもヘッタクレもなく、窒素だけ撒かれてしまったのでは、作物に病気が出やすくなりそうですし。
島に住むものとしては、積雪期だけの融雪剤の害より、一年休みなく塩害にさらされる海岸地域のほうが、錆びに関しては過酷じゃないかなと思いますケド。 5年ほど放置状態だった軽トラを廃棄のためにフォークリフトですくったら、腐食していたフレームが折れて前後真っ二つになりましたし、築20年ちょっとのRC造の支所建屋が鉄筋腐植のために、今年は解体撤去ですしね。
Posted by: H@tokara | Apr 27, 2009 11:35 AM
>訴訟になるかもですね
公訴ではなくてもプロテストしている方々はいらっしゃいます。
バランスはこんな感じ
http://www1.linkclub.or.jp/~nagara/2003/0305/32.PDF
プロテストはこんな感じ
http://www.iwakisan.jp/ajigasawa/ryuan.html
Posted by: sionoiri | Apr 27, 2009 02:01 PM
>前後真っ二つ
走っている最中にバラバラにならなくて、よかったですねえ…
そういえば、日高本線のキハ 130 も塩害で車体の傷みがひどくて、キハ 40 より先に終了してしまいましたっけ。
>プロテスト
のサイト、以前にも何かで検索したときに見かけた記憶があります。
鰺ヶ沢に限らず、硫安を盛大に撒いてバーンを維持しているところは多いので、他所でも問題になってるかも。レースをやってるところだと、硫安を撒いてハードパックする場合が多いみたいなので、特に。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 27, 2009 02:18 PM
塩化カルシウムよか優しい融雪剤に酢酸カルシウムがあるんですが(日本油脂で作ってるはずです)何せお値段3倍…全く普及してません。
スキー場の硫安to田んぼは、なんか、肥料代が安く済む、とか案外思われているかもしれませんねw。いくら大量っても希釈されれば田んぼ来る頃にはそれなりでしょうし。(つか、河川敷の植物が焼けていると思います、高濃度すぎると)
つか、上がって窒素1ml/Lですか…酪農地帯よかマシと思います。この辺は降水量で何とでも変わりますが、スキー場になるような所ならそれなりの降水量あるでしょうし。
Posted by: ぼろねこ2k | Apr 27, 2009 05:52 PM
ということは、爆薬と固体推進剤と融雪剤が同じ会社の製品ということですか ?
どんなにいいモノでも、価格がリーズナブルでないと普及しないのは、融雪剤でも何でも同じですね…
よくよく考えるとスキー場の場合、DHMO の塊の上に硫安を撒いているわけだから、うまい具合に希釈される (こともある) かもしれません。雨だって降るわけですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 27, 2009 07:18 PM
ま、厳密には融雪剤は10年位前に分社した北海道日本油脂ではありますけどね。
ちょっと調べたら分社しても半分は爆薬関係みたいで。
で、今のお仕事が肥料いじりなので、硝石とか硝安とか頻繁に使って居るんですが、あれも農家の納屋にほったらかしな確率が高い割に、途方もなく危ない代物ですよね。 w
Posted by: ぼろねこ ことにかど | Apr 29, 2009 10:43 AM
化学肥料って、テロリストの手にかかると爆薬に化けるモノがけっこうあったと思うのですが… (汗)
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 29, 2009 11:42 AM
> 爆薬に化ける...
硝安が一番やばいですかね。 軽油と混ぜると、そのままANFOですし。 確かオクラホマ・シティーの連邦ビル爆破事件はトラック満載のANFOだったと記憶しますが。
うちは、窒素肥料は尿素だけなんで、あんまり心配なさげです。(笑)
Posted by: H@tokara | Apr 29, 2009 02:41 PM
グリーンベレーなんかだと、訓練の際にあり合わせのもので爆薬を作る方法を習うそうですが、そういう知識は間違って使われて欲しくないものです。
>そのままANFO
アンホ爆薬なんていうんですね。アンポよりアンホの乱用に反対する必要があるかも… (マテ)
いろいろ検索していたら発見したページ。
・オッパウ大爆発
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%91%E3%82%A6%E5%A4%A7%E7%88%86%E7%99%BA
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 29, 2009 03:23 PM
確かに硝石だと黒色火薬にするには、後硫黄と木炭が必要になる事考えたら、軽油と混ぜるだけでANFOになる硝安はヤバいですねえ…
>尿素
お肌しっとりにしたり、ディーゼル排ガス綺麗に出来ますな(・ω・)ノ(肥料の奴じゃ出来ないて)
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Apr 29, 2009 03:30 PM
>尿素
うちで使っているハンドクリームにも入ってます。
この物質、日本語訳の名前ですごく損してるような気がするんですが。白状すると、子供の頃にはトンだ勘違いをしていましたよ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 29, 2009 05:30 PM
硫黄も普通に農業資材です。
pHを下げるのであんまり使いませんが、水稲育苗、ばれいしょ(じゃがいも)みたいにpH上げると要らん病気が起きる作物で使っています。
木炭も土質改良材で普通に使っていますので、あら材料揃っちゃいました…
安保闘争当時、農家の息子どもが比較的隔離されていたことを仏様(私は仏教徒w)に感謝しますか。
因みに肥料の尿素も出来たてアンモニアからすぐ合成される筈で、20kg入りの袋に大変美しい結晶で入っています。99%位の純度は有るんじゃないですかね?
Posted by: boroneko2k | Apr 29, 2009 10:07 PM
なるほど、作物によって酸性の方が良かったり、そうでなかったりするのでしょうか。難しいなあ…
とりあえず、テロリストを農家の関係者に近付けるな、ということだけは分かりました (え
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 29, 2009 11:59 PM
> テロリストを農家の関係者に近付けるな
ちなみに除草剤には塩素酸系のものがあり、これがまた爆薬製造に都合が...(笑)
Posted by: H@tokara | Apr 30, 2009 10:27 AM
おまけに神経ガスと農薬製造の関わりというのもありますし、農業界と兵器産業は、なかなか縁が深いですね。うーむ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 30, 2009 02:40 PM
ま、工業合成がアンモニアの合成から実質始まって、あっという間に神経ガスに。
で、殺虫剤の有機リン剤はこれまた殆ど神経毒、
トドメ?に四大公害のふたつが元々化学肥料メインのメーカーとか、近代農業はいろいろ物騒です。w
因みに統計学も大元ただせば、試験区の増加に嫌気が差した農業研究者が編み出した物だったりします。
Posted by: boroneko2k | Apr 30, 2009 11:32 PM
そういう調子だから、テクノロジーの軍事利用に目くじらを立てるのも、軍事テクノロジーの民生転用に目くじらを立てるのも、あんまり意味がないんですよねえ。実のところ、表裏一体で密接な仲ですから。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 01, 2009 12:10 AM
つか、手ぶれ補正とか、顔認識とか、日本だから普通に民生ですけど、アメリカあたりだと軍用の門外不出な扱いにしそうな気がします。
私は軍組織は有る面尖った技術を作り出してくれる有り難い存在、とも思いますけどね。3千億強で2種類の中型機とか自衛隊はよーやる、ホント。w
Posted by: boroneko2k | May 01, 2009 10:25 PM
軍用とは縁のなさそうな民生技術の軍事転用アイデアコンテスト、なんてエントリを立てたら面白いかもそれませんね。
・顔認識 : 個人認識なら悪者探しに使えるかも
・手ぶれ補正 : 光学センサーの画質向上に
といったあたりなら分かりやすいですが、「恋するシャッター」の軍事的応用なんて可能かなあ (轟爆)
Posted by: 井上@Kojii.net | May 01, 2009 11:19 PM