【Day 36】横手山の山頂で電波浴 (後編)
「【Day 36】横手山の山頂で電波浴 (前編)」の続き。
渋峠からアクセスした場合、リフト券はリフト監視小屋のところで売っていて、午前券・午後券は 2,000JPY と安い。もっとも、コース内容は価格相応ではあるけれど (←滑れるだけありがたいと思え)。
通常なら志賀高原は全山共通の IC チップを使う。でも、横手山・渋峠しか営業していないときは、上に写真を載せた紙のリフト券になる。日付まで手で書き込むという、いまどき珍しいアナログな一品。
横手山の山頂にマイクロ波の中継施設があるのは有名だけれど、そのうち 1 基はアンテナが撤去されており、不稼働状態の模様。残り 2 基は稼働中みたいだけれど、そのアンテナがモロにリフトの方を向いている。完全に直撃しなくても、サイドローブぐらいは… と思ってしまった。うーむ、リアル電波浴ができそう (え
(この中継施設は稼働していないみたい)
(問題の中継施設。奥は東京電力の横手山無線中継所らしい)
しばらく滑って身体が冷え切ったところで、山頂まで行って横手山頂ヒュッテに入り、「ベーコン」と「カスタード」のパン、それとホットカルピスを食す。いずれも 250JPY で、合計 750JPY。パンがちょっと固い感じがしたのは、焼いてから時間が経っていたせいだろうか。
その横手山頂ヒュッテから前を見ると、横手山方面に向かうキングコースがある。「なんか降りられそうじゃね ?」ということで、行ってみようと衆議一決。ところが、斜度はそこそこあるし、かなりボコボコだし、幅は狭いし、おまけにヘアピンカーブが何ヶ所もあるので、友人の方はちょっと難渋していた様子。(キングコースは、翌日からクローズになったらしい。あの様子では当然かな)
(ヘアピンカーブの一例。右上から下ってきて撮影位置で急カーブ、左奥に向かう)
そのキングコースから、まともに幅がある緩斜面の第 2 ゲレンデにかけて、R299 がゲレンデと接しながら走る部分がある。こちらはスキー、あちらは展望を楽しむ観光客。人生いろいろ、楽しみ方もいろいろ (小泉元総理かよっ)
(左側の R299 は、冬場は初級者用の迂回路になる)
その後、珍しいデタッチャブルトリプルの横手山第 2 スカイ → 横手山第 3 スカイとつないで山頂に戻る。後者は有名な「天空に向かって駆け上がるリフト」で (「前編」冒頭の写真)。そこから振り返ると近くの熊ノ湯、さらにその遠方の志賀高原を見下ろせる大パノラマ。ただし、乗り場に雪がないせいで板を外して乗っていたため、写真を撮る余裕はなかった。板を落としたらシャレにならない。
山頂に戻った後、また渋峠で何本か回して終了。この頃には、最初からあまり状態が良くなかったバーンが、さらに荒れていた。積雪量はもうギリギリで、あと一発の降雨があれば営業終了になりそうな感じ。
片付けた後、朝に来た道をそのままトレースするように引き返して、碓氷軽井沢 IC から高速に上がり、東松山で乗り直して平日昼間割引を効かせてから帰京。
(横手山頂ヒュッテ)
(パンを並べて売っている現場。がら空きの平日だから仕方ないけれど、出来たてを食べたかったなあ)
Comments
ちょっと調べたら、5月後半で北海道でスキー場として営業をしているのは黒岳だけみたいですね。
内地でこの時期まで…よーやる、と感心することしきり。w
まぁ旭岳みたいに自分で勝手にやる分には6月まで滑れる所もありますが。(クマー怖いけど)
Posted by: ぼろねこ2k | May 22, 2009 05:52 PM
渋峠は 24 日で終了だそうですが、最終日は残った雪をかき集めて最後の 1 本のコースに放出するらしいです。その後、本州ではかぐらが 31 日まで、以後は月山のみですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 22, 2009 07:28 PM