40D で RAW 付き連写
連写と CF と 40D の続き。
昨日、京浜島に行ったときに RAW 撮影を試してみたら、なかなか役に立ちそうだったので、仕事用の写真については RAW も一緒に撮ろうと思いました。そうなると気になるのが連写速度。
そこで、もっとも条件が悪いところで試そうと思い、SanDisk の Ultra II SD カード (15MB/sec) をアダプタ経由で 40D に搭載、最大サイズ・高圧縮率の JPEG と RAW を同時記録してみました。
14 枚連写したところで止まったので、そこで書き込みが終わるまで待ったら…
書き込みが終わって液晶ディスプレイに最初のコマが現れたのは、30 秒後でした。もっとも、これは最悪の条件で試していますから、もっと速い CF を使えば改善されるわけですけれど。
1 枚、あるいは数枚程度なら気にならないので、連写しなければ SD でも使える、ということになりそうです。Class 6 や Class 10 の SD カードだと、多少は結果が変わるのかなあ。
あと、RAW 現像の際にいろいろ加工してみたら、確かに見栄えのいい画は出てきたのですが、それと引き替えに「大気感」がなくなってしまったようです。特に雲ひとつない空を背景にした飛行機の写真は、まるで模型を撮影したみたいになっちゃいました。この辺の微妙な調整について勘所を掴むのは、なかなか難しそう。
Comments
「『明るい暗室』の世界へようこそ」、と言うお約束はともかく、30秒は確かに長いですね。EOS 40DにCFのUltra IIを使っても、そんなに時間はかからないので、多分、アダプタがボトルネックのような気がします。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 18, 2009 10:01 PM
それは間違いないんです。アダプタをかますと 6-7MB/sec ぐらいしか出ないみたいですから。本文にもあるように、意図的に条件を悪くして試してみたものですし。
連写の件とか、sRAW で問題ないかどうかとか、しばらく色々と実験してみたいと思っています。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 18, 2009 10:36 PM
シングルショットだと特に問題ないので、どうしても連写が必要な場面では高速 CF、連写はしないけれども枚数が欲しいときは SD、と使い分けるのが良さそうです。
同じキャパで値段が 3 倍も違うと、つい SD を使ってみたくなります (苦笑)
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 19, 2009 06:28 PM
カメラのバッファーメモリから如何に速くフラッシュメモリへ流し込むかが速度に効いてくるのに、その間のアダプタがボトルネックですから、SDのスピードがどれ程速くてもダメでしょうね。
博多の「じゃんぱら」でPQIの32GBのCFを諭吉さん1枚かからず手に入れて、EOS 40Dで快適に使ってますので一枚はCFを手に入れた方がよいでしょうね。EOSは相性問題も余りないですし。
ちなみに、ペンたんはK10DもK-7も相性がきつくて、台湾製だと外れが多いです。SunDiskやLexerはちょっと高いしなぁ。と言いつつ、LexerのProを使ってますが。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 20, 2009 08:30 AM
SD-CF 変換アダプタはコントローラ内蔵ですから、そこがボトルネックになるのは確かでしょうねえ。
実は、CF の方は 4GB の Extreme III が 2 枚と Ultra II が 1 枚あります (ぉ
だから、これらを使えばもっと快適なのは分かり切っていて、わざと最悪の条件でいぢめてみたのでした。速度よりもキャパが欲しいときには、SD の方が安上がりですし。
それにしても EOS は、ほんと、メモリカードを選ばなくて助かります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 20, 2009 09:02 AM