いま読んでいる本
先日、書泉グランデで見つけて「これは読んでおかないと」と思って買ったのが、ブルーバックスの「航空管制の科学 - 飛行ラッシュの空をどうコントロールするか」です。
とりあえず前半を読んで、後半の第 2 部に入ったところなのですが、うーん難しい。適切な間隔をとるように指示を出すのも難しいし、それを受けて精確に飛行機を飛ばすのも難しそう。
飛行機をちゃんと飛ばすだけでも大変なのに、さらにナビゲーションまで絡んできて、空母艦載機乗りなら発着艦なんていう厄介な課題も増えるわけです。ひー。
1 次元の操作だけで安全を確保する鉄道も、3 次元の操作で精確さが求められる飛行機も、それぞれ違った難しさがあるよなあと思いました。つくづく、自分で飛行機の操縦を志さなくて良かったと思います。多分、私なんぞがチャレンジしたら頭がパンクします。
Comments
巷で一説には「ぼく管交略本」と言われてるアレですか( ・・)/
しかしあのゲームの場合、空よりも地上のほうが難しかったりするが。
Posted by: 緑川だむ | Aug 10, 2009 11:14 PM
地上の方が難しいでしょう。2 次元だし、大空港だと誘導路もトラフィックも交錯しててややこしいし。実際、タキシングに絡む地上での衝突事故って、何件も発生しているわけでして。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 10, 2009 11:24 PM
航空管制はほんとうに面白いですね.元アマチュア無線屋でしたのでBGM代わりに良く聞いておりました.
展望デッキあたりに陣取って現場を見つつ航空無線を聞くと勉強になります.もちろんイヤホン使用でね.ターミナル管制あたりは自宅で航空地図を見つつ無線を聞きながらメモを取り続けるとパターンがわかりますので今後聞くときに参考になります.
ある程度経験値が上がると,そろそろ進路を変えるなとか,高度を下げるなとか,離陸を待たせて着陸優先だなとか,管制の先読みできるようになりますから疑似管制官気分を味わえます.
もっとも,実際に管制をやるとなると出来ないのが現実でしょう.憧れましたが自分の能力の限界を超える事間違いないので,さっさと撤退(敵前逃亡?)致しました.あちら側でもいらないと言われるでしょうけど...
Posted by: ファンファン少佐 | Aug 11, 2009 02:20 AM
管制交信って、内容にある程度のパターンがあるだけ理解しやすそうですけれど、実際に喋っているのを聞くと、最初は何がなんだか、であります。
そういえば、「こういう順番で喋る」だけではなくて「この言葉は NG」なんていうのもありますし、瞬時に言葉を選ぶ難しさもありそうです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 11, 2009 07:21 AM