よく訓練された静岡県民
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l _,,,,,,,,_,;;;;i <いいぞ ベイべー!
l l''|~___;;、_y__ lミ;l 贔屓の蹴球団が固定されているのは静岡県民だ!!
゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | 家具も固定しているのはよく訓練された静岡県民だ!!
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/ ゙ヽ  ̄、::::: ゙l, ホント 東海地震対策は欠かせないぜ! フゥハハハーハァー
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真面目な話、先日の静岡県の地震は、「有事に備える」ことの重要性を示した格好の事例だったんじゃないかと。
長いこと、東海地震がらみでおどかされ続けたおかげで対策や訓練が行き届いていた、防災意識が高い静岡県民だからこそ、被害が少なくて済んだのは間違いないでしょう。東海道新幹線が被害らしい被害を受けなかったのもそう。
「うちの地域は地震がないから」とか「地震の被害について考えたくないので地震の話は禁止」なんて態度だったら、もっと厄介なことになっていたと断言できます。
これ、地震に限らず、さまざまな天災・人災・紛争などについてもいえること。だから「非武装がいちばん合理的」とか「Mac はウィルスがないから安心」とかいう寝言は止めましょうね。って書いてみたかっただけです :-)
Comments
非武装中立でよいと世迷い言を言う政党が与党になりそうですからね。
村山氏の時見たくお家芸の変節を発動してくれればいいのですが・・・。
もっとも300とか本当にとったら社民党の影響力も弱まりそうですが。
Posted by: あかさたな | Aug 21, 2009 10:20 AM
実は 300 とは 8 進法だった。なんてことはないのでしょうけれど。
社民の力を借りないと安定多数を獲れないぐらいなら、まだ民主単独で安定してくれた方がマシかもしれません。ほんと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 21, 2009 10:31 AM
原子力政策を取ってもこの二つは真逆ですからね。
民主・・・原子力の利用を進めます
社民・・・脱原発に舵を切ります
ですからね。世界の潮流を読めない社民党に乾杯。
ドイツが脱脱原発しても世界は脱原発とかいいそうだし、柏刈原発なんて社民が政権を取ったら政争の具にして廃炉にさせられそうですし、火力偏重に戻りそうなのが気がかり。
勝つなら300どころか民主党だけでドカンと3分の2とった方がマシかも知れない。
Posted by: あかさたな | Aug 21, 2009 10:56 AM
えっ?アメリカに変わって原子力発電の覇権を握った日本が北朝鮮に軽水炉提供でつよ。
w…えん…。
公明も、与党になりたいがために、本来と大分違う物言いしてますし、社民がちょびっとでも今回の選挙で弱体化すれば、参議院も含め影響力は最小限にとどめれると思いたいですね。
まぁミンス単独でどうなるか、と言われると全く読めませんが。
Posted by: ぼろねこ2k | Aug 21, 2009 12:05 PM
>火力偏重
炭坑労働者で失業者吸収、地域社会の立て直し。凋落傾向のある組織組合の復活。
合理的だ。人命軽視だが。
Posted by: sionoiri | Aug 21, 2009 12:06 PM
石炭より有り余っている新聞の押し紙使ったペーパーログを(・ω・)ノ(w
(全然エコじゃない気が…)
本当に災害の備えは大事です。
うちの所一応雪国なのに雪に弱い気がします。第一車用信号が富山や新潟は縦型なのに横型がメインなのはどうなんだろう?
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Aug 21, 2009 12:40 PM
車用信号ってLEDになってから当地では横型が増えています。多分LEDって軽いのでしょう。
>炭坑復活
あと、4%しかないエネルギー自給率も上げられて、これで夕張も財政再建団体から脱出ですね(マテ
そういえば、原油が馬鹿上がりしてたときに、なんで炭坑を無くしたんだとか言う声が上がってたよな。
その後はさっぱりだけど。
Posted by: あかさたな | Aug 21, 2009 01:25 PM
経産省も原油高騰の時、石炭増産云々に言及していた記憶が…おめーがそれほざくか?と心の底から思いました。w
(唯一残っている釧路の太平洋炭坑は3年ごとに事業存続の判断を迫られています)
夕張を初めとした空知の炭坑は、複雑な地殻変動で高品質の石炭が諸外国より短い期間で出来ていたりするんですが、その代償として複雑な地下構造、ガス蓄積が、坑内堀で時として途方もない犠牲者を出す、そういうふうになってしまいました。
北海道も一部では石炭露天掘りもありますけど、去年は引き合いが増えたそうで、節操ないわ(w。因みに全部北電(北海道の方です、北陸ぢゃありませんw)が買い取って火発の燃料です。
因みに去年の秋あたりから、縦型のLED信号機は見え始めましたね。ランプの交換がめんどくさいので、どんどん変わっていくでしょうねー
Posted by: ぼろねこ2k | Aug 21, 2009 05:48 PM
石炭については、オーストラリアの露天掘り鉱山にコスト的に太刀打ちできないのに対して、日本は低深度の良質炭鉱脈を掘り尽くしてしまったので、少なくともオーストラリアの鉱山が掘り尽くされるまでは太刀打ちできないだろうと、その筋の大家から聞いたことがあります。
まあ、それまでに低質炭の低コスト改質技術や高効率燃焼技術を開発するなり、高深度への低コスト掘削技術が開発するなりすれば、まだ、日本産の石炭の可能性は出てくるとも言ってましたが、まあ、オーストラリアの石炭埋蔵量は莫大だし、親日国だから供給も安定しているので、相当未来の話だろうとも。
そう言えば、高効率燃焼技術については、経産省の肝煎りで石炭ガス化発電として実証試験をやっていたような。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 21, 2009 08:39 PM
経産もとい通産は石炭液化とかガス化とか相当力入れていたんですけどね、拠点もろとも手を引いて、ロストテクノロジー化しているんじゃ?勿体ない…。
まあ豪州石炭にまともに対抗できるとは思っていませんが、さすがに。そこまで意地張って維持する意味があるなら、(ほぼ)全炭鉱(坑内堀り)閉鎖なんてしなかったでしょうし。
Posted by: ぼろねこ2k | Aug 21, 2009 09:35 PM
いや、北の大地は駄目でも、まだ九州を中心にちゃんとやってますよ。
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/0809/080908_sankou2.pdf
九州電力苅田石炭火力発電所のPFBCは、ちょっと石炭をガス化している先駆け的な商用炉です。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 21, 2009 10:05 PM
石炭というと、アメリカで大コケした ACE3000 というプログラムがありますが、日本だったら石炭火力発電にする方が、まだしも現実的でしょうねえ。
FT 法やベルギウス法でしたっけ、石炭から合成燃料というテクノロジーもありますけれど、ペイできるかどうかを判断する材料を持っていないのです。
ちなみに、米空軍が導入する FT 燃料は確か、マレーシア産の天然ガスを使っています。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 21, 2009 11:02 PM
流れをぶった切ってすみませんが…。
以前、浜松にある親会社の研修センターへ行った時のこと。
廊下や研修室など、いたる所に樹脂製ヘルメットがぶら下がっておりまして。
研修開始前に、
「東海地震の発生に備えてヘルメットを常備しています。万一、地震が発生した場合には、すみやかにヘルメットを装着して下さい」
と、説明がありました。
その研修センターへ来月、数年振りに出かけます。。
よりによって、この時期に。。。
Posted by: 二枚橋 | Aug 22, 2009 12:22 AM
くれぐれも、地震の本番を研修するような事態にならないよう願っております。
学校の図書館だと、向かい合っている本棚同士を上の方でアングル材を使って連結して、倒れないようにしているのが静岡県クオリティ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 22, 2009 09:05 AM
> ヘルメット
静岡の様に直下型地震、もしくはそれに準ずる被害が予測されているところでは、とてもかぶっている余裕などない(地震予知に成功すれば話は別)というのが、中越沖地震の直撃を食らった私の実感。
現在は、下手に動くよりも近くの机やテーブルの下に潜り込むか、鞄や布団などで頭部を保護するなど、揺れが起こっている間にも出来ること優先が推奨されていますね。
> 石炭から合成燃料
よほど合成燃料で液体やガスにしなければならない事情がない限り、現在のところコスト・エネルギー収支両面で釣り合うものはありません。
今後、原油価格他が爆発的に高騰すれば、またお話は違うのかもしれません。
しかし、化学的にも石炭の場合炭化水素と言っても、他のものより水素の含有量が少ないため、その分水素を補うか、それとも炭素を省く必要がありますので、改質というのは難しく、コスト他でも割に合わないのです。
一方、石炭火力の現在の技術開発はガス化の方向に向かっていますが、これは石炭を蒸し焼き他によって可燃性ガスを取り出し、コンバインドガスタービンサイクルによる熱効率の向上、及びそれによる二酸化炭素回収技術の確立を狙ったものです(現在では後者の意味合いが強くなってきたところ)。
結局、現在の技術でも石炭はその形態のまま最終目的地まで輸送。そこで各種最新技術を用いて燃焼させる(途中の手間は出来るだけかけない)ぐらいしか、残念ながら割に合うものはない、と言うところです。
Posted by: へぼ担当 | Aug 22, 2009 11:07 AM
学校の防災訓練では、「とにかく机の下に入れ」はお約束ですね。家庭のようにモノが落ちてくることは少ないでしょうけれど、天井の板や照明が落下することはありそう。
素朴な疑問なんですけれど、「石炭の蒸し焼き」って、石炭自身の燃焼によって実現するんですか ? それとも何か別の燃料を併用するんですか ?
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 22, 2009 07:22 PM
>井上さん
へぼさんの言われているのは、IGCCて奴ですね。(・ω・)ノ
空気をガス化炉に吹きこんで、ガスを取り出す様です。で残りはスラグになって普通の石炭灰より量が少ないらしいですね。
(雑な説明でへぼさんがお仕事モードにする迷惑かけている気が(w)
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Aug 22, 2009 08:07 PM
> 天井の板や照明が落下
こちらでの震災では、実はこちらの方が現実的な脅威だったりしました。
発電所の方は別として、事務所の方が大打撃で本棚(書類棚)が軒並み倒れた状況。
まあ、これは机の下に潜ることが出来れば、机まで押しつぶれたものはありませんでしたので大丈夫だったのですが、天井の石膏ボード(化粧板)や蛍光灯が地震の揺れによって外れて落下。
そのため、そこら中の床に割れたガラス等の危険物がある状態でしたので、懐中電灯と安全靴、ヘルメットは必須の状態でした。そのため、第一撃での被災後に脱出する際、普通の住宅に住んでおられた方では、靴下の上からでも足をそれら危険物で切ってしまう方が続出し、大変不自由な思い(まともに歩けなくなりますので)をされたわけです。
そのため、私の場合、寝床であっても、何処であってもすぐそばにスリッパ(と言ってもゴム底の非常に厚い物)もしくは運動靴(安全靴がベストだが、非常時にはそうはいっていられない)を用意しておき、少なくとも素足のまま逃げなくとも良いように常に注意する癖が付いたところです。
ヘルメットの方は、とりあえずは近くにある鞄なり、帽子なり、本なりで頭部保護に代用できますし、軍手などはタオル類でやり過ごすことは出来ますが、靴の方が用意がないと非常に大変なことになりますので、自宅にいらっしゃる際でもすぐ取り出せる足下に置いておくことを強くお勧めします。
(靴棚にあっても、そこまで取りに行く間に怪我をしたり、非常に難儀をしたりされた方が沢山いらっしゃいました。)
> 「石炭の蒸し焼き」
IGCC(integrated coal gasification combined cycle、石炭ガス化複合発電技術、もしくは石炭ガス化コンバインドサイクル)については、以下を参照ください。若干記載が古いのですが、非常に詳細にまとめられています。
http://www.iae.or.jp/publish/tenbou/1998-SEKITAN/0shou.html
その中の「3 石炭ガス化技術の種類と原理」
http://www.iae.or.jp/publish/tenbou/1998-SEKITAN/3shou.html
が詳しいのですが、基本的に熱源は石炭自身です。
もっとも石炭自身は簡単に着火するわけではありませんので、一番最初では種火としてガスバーナーや石油バーナーが用いられることになりますが、一旦火が付いてしまえばOKのように設計されています。
Posted by: へぼ担当 | Aug 22, 2009 08:22 PM
蒸し焼きの件、御教示ありがとうございます。参考になります。そういえば、ACE3000 で流動床燃焼を使ったらどうだ、なんて話が出ていたような記憶が。
災害用にカセットコンロを用意しておかないと、といいつつ未遂に終わっているので、ヨドのポイントでも使って調達しておかないと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 22, 2009 10:20 PM