ティンターゲート
アメリカでは、治水工事が陸軍工兵隊の担当になっています。多分、土木工事に慣れていて技術屋もいるから都合がいい、という理由でそういうことになったのだと推測しますが、真相やいかに。
ともあれ、その関係で米軍の調達情報には、治水工事に関するものがいろいろ出てきます。ハリケーン被災時の復旧工事とか、堤防の補修とか、ダムの補修とか、河川・水路・港湾の浚渫とか。
そんな調達情報の中に、「ティンターゲートの補修・再塗装」なんていうのがありました。はて、ティンターゲートってなんだ ? ということで「ダム便覧」で調べてみたら、ラジアルゲートの別名 (古い呼称) みたいです。
なんだってまた、アメリカでは古い呼称を使い続けてるんだろうと思いましたが、慣れとか、あるいは書類を書き換えると経費がかかるとかいう理由 ?
個人的には佐久間ダムや秋葉ダムの印象が強いせいか、ダムのクレストゲートというとローラーゲート、という先入観がありましたが、実はラジアルゲートの方が多数派のように思えます。勘定してみたわけじゃないけど。
下の写真は、井川ダムのラジアルゲートを裏表から撮影したものです。
Comments
>ティンターゲート
ティタンゲートと読み間違えてしまった(核爆
近づいて真正面から見ると「悪魔の門」または「チタン製の門」と見えないこともないですか・・。
Posted by: alpha | Sep 17, 2009 11:07 PM
ブツが巨大だから、「巨人族のゲート」でも、あながち間違ってないかも… (それはティターンゲート)
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 18, 2009 12:06 AM