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「雑談用 (V)2」のコメント欄が賑わって重たくなってきたので、仕切り直しました。引き続き、御利用ください。
Sep 25, 2009 12:20 AM in Misc | Permalink Tweet
では一発目。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090925-00000082-jij-pol
脱官僚&首脳が指導力を持つことを説くって、他国の首脳から見たら「大きなお世話」だと思うのだが。
Posted by: 砂兎 | Sep 25, 2009 09:38 PM
これはひどい大きなお世話ですね。日本の事情がどうあれ、それを他国にそのまま適用できるわけでもあるまいに…
どうせなら、ソマリアやパキスタンに行って友愛の精神を説いてみてはいかが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 25, 2009 11:28 PM
なんか、ウイルソンの国際連盟っぽい流れですね。 ちょっと地に足が着いていない理想主義と平和主義が 世界を覆いはじめている感じ。
Posted by: しまだ | Sep 25, 2009 11:40 PM
> 脱官僚&首脳が指導力を持つこと 政権交代の経験のある国では 「何を言っているのだか?」 と冷淡にあしらわれただけと悪寒。そもそも各閣僚はおろか首脳の指導力が、マニフェストに拘泥することと勘違いしている段階で小一時間(略)。 25%にしても早速数字だけ一人歩きし始めましたし、日本の恥をこれ以上世界に晒すな!と考えるのは私だけでしょうか。
Posted by: へぼ担当 | Sep 25, 2009 11:45 PM
>マニフェストに拘泥 例の八ッ場ダム問題での「迷惑をかけたのは謝る。でも予定は変えない」な国交相もですね・・・ 地元の理解を得るまではダム建設中止の手続きは始めないと仰ってるようですが、現状のままで地元の理解が得られるとは到底思えないので、しばらく押し問答が続いた末に最後は「八ッ場ダム中止を公約した民主党が衆院選で勝利して政権獲得したんだからダム中止は国民全体の意志」という超論法で地元の理解なしにダム中止を強行しそうな気がしてきましたよ。 まぁ本当にそんなことをしたら最低でも前原先生の首が飛ばないとバーターになりそうもありませんが。
Posted by: ブラック・タロン | Sep 26, 2009 01:06 AM
> 八ッ場ダム ここだけならまだしも同じく「本体工事に未着手なら...」の論理で、各地の砂防ダム、高速道路や整備新幹線など軒並みストップさせそうな悪寒。 <網既にそれを警戒する動きが北陸新幹線福井などで現れていますが。
そうでなければ論理的な整合性がとれないのですが、万が一そうなった場合、民主党政権は風前の灯火でしょうね。つくづく自爆体質だと考えますし、大臣も運がないとしか言いようがありません。 まあ、それも選択の一つなのでしょうが、私個人は意見はしましたが、元々全く支持しておりませんので念のため。 また、民主主義は、所詮最後は有権者の責任として押しつける制度でもありますので、そのような愚かな政権選択をした方は共々連帯責任をと言うことで。
Posted by: へぼ担当 | Sep 26, 2009 01:42 AM
> 八ッ場ダム ↓「長者原町に抗議電話が殺到」だそうです。 http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092401000890.html
これを聞いて、どうこう言う前に「70年前の悪夢再び」と思ってしまったのは気の廻し過ぎでしょうか。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Sep 26, 2009 04:47 PM
大きなお世話程度ならいいんだけど、「日本の首脳と違ってその程度で官僚に主導権を握られるほど無能ではない」と思われるだけのようにも、今更ながら思ったり。
Posted by: 砂兎 | Sep 26, 2009 06:41 PM
>前原先生の首が飛ばないと…
前原氏の首を飛ばしたい(→よく思っていない=キライ)人がミンス内にいるんじゃないの? きっとその“お方”の思惑通りなんだよ。
Posted by: き~よ | Sep 26, 2009 06:56 PM
>抗議電話 なんですか、その 5・15 事件みたいなのは。 ダムと関係ないところで反ダム運動をやっている人が、「転載・転送自由」とかいって煽って回ったのでは… と疑ってしまいました。
理想を持つのはいいんですよ。でも、現実からいきなり理想を実現することはできないし、重要なのは実現可能な形でロードマップを描いていくこと。そして、どこでも同じやり方を押しつけるんじゃなくて、それぞれの実情に合ったやり方を考えること。
なのに、ことごとく真逆を行ってるんだから… > みんす
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 26, 2009 07:49 PM
> 抗議電話 ちなみにメールもあったらしいですね。匿名掲示板にメールアドレスがアップされたらしいのですが、この匿名掲示板が2ちゃんでなくて、阿修羅やオルタナだったら本気で笑うところで。 なお、mixiで私の日記を見ることが出来る方は、本件について社民党某氏共々、徹底的に批判しておきましたので、ご笑読ください。
> 理想 民主党マニフェストがだんだん「僕の考えた理想社会」に思えてきて憂鬱ですね。
Posted by: へぼ担当 | Sep 26, 2009 08:35 PM
アホですねえ。電話や FAX よりメールの方が、送信元の特定が容易になる可能性が高いというのに。そんな煽りに乗せられてメール攻撃を仕掛けるぐらいの人だったら、いちいち送信元の秘匿もしないでしょうし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 26, 2009 10:01 PM
国壊議員辻元清美を副大臣にされて、どうみてもイジメですよね。>前原先生の首
まあ、自民の置き土産だし頑張って欲しいものです。
Posted by: しまだ | Sep 27, 2009 07:11 PM
副大臣というか、足を引っ張るための鉤、つまりフック大臣という感じがいたします。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 27, 2009 09:35 PM
「そういえば今日は月曜だな」と思いOpinionのページをを開いたところで先週読み忘れたことに気付きました。
で、その先週に友人がきていたのですが、彼が東京に出てくるときの足がもっぱら高速バスなもんで、高速1000円のあおりをもろに受けています。
なにせ土曜の便に乗ると渋滞にはまって予定の3時間増し(甲府~東京間が5時間)だそうです。
そんなわけで土日に東京に出てくる場合は、極力金曜夜に出てウチに泊まるのが慣例になっています。
・・・高速無料化になったら本気で高速バスは消滅しそうな気がします。
Posted by: airwing | Sep 28, 2009 09:25 PM
甲府-東京でもそれなのに、東京-博多間の夜行バスなんていったら、悲惨なことになりそうですねえ。お察しいたします。
去年の 12 月だったか、富士パラに Power One のシェイクダウンに行ったときに、誰かが事故を起こして中央道の八王子-相模湖間が通行止めになってたんです。それで甲州街道をトロトロ西進したら、反対車線は中央道から降ろされた車で大渋滞、その中には西の方から来た夜行バスが何台も混じってました。
バスに乗ってた人、「もう新宿に着いたかな」と思って外を見たら知らない場所で渋滞に巻き込まれてて、焦っただろうなあ、と思ってしまいました。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 28, 2009 09:56 PM
> 高速無料化になったら本気で高速バスは消滅しそう 同じ事を考えてしまいますね。 私個人の場合、幸い上京時は必ず夜行を使い、帰りは脱出方向ですので影響は最低限に済んでいますが、一度、お昼過ぎ13時頃到着の便で関越道や外環道の渋滞絵図を見た時には、さすがに血の気が引きました。 幸い?通常でも乗車時間が約5時間(ただし、夜行だとたいてい早着するので4時間10分ほど)あります。そのため、渋滞によって30分から1時間程度遅れても驚かず、ぐっすり仮眠を取るだけでよいのですが、その後の予定がある方がいらいらしているのはよく分かったところで、バスの中の雰囲気が険悪になっていました。 個人的にはバスやトラックなどの緑ナンバー車両の無料化・もしくは割引政策であるのであれば、下道の渋滞回避や大型車による騒音低減、物流コスト他の低減などそれなりに便益もあると考えます。 しかし普通乗用車の無料化によって渋滞解消、経済効果、省エネルギーというのには、かなり無理があり、かえってその逆を行くだけではなく、ご指摘の様に渋滞を招いて高速バスや高速道路を利用する物流体系に大打撃を与えるのではないかと考えます。
Posted by: へぼ担当 | Sep 28, 2009 10:32 PM
一方の九州では、日本最大のバス事業者(苦笑)の西日本鉄道が、高速バスで稼げなくなったので、福岡市内の1/3の路線で減便することになってしまいました。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/119148
他にも、西鉄単独運行の路線でバスカード・ICカード使用時に限り大幅に値引きしたりと色々な影響が出ています。
バス王国と言われる九州でもこんな状況ですので、本当にどうなることやら。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Sep 28, 2009 10:53 PM
今はフェリー業界ばかりが注目されていますけれど、あまり話題になっていないバス業界も、なんだか大ヤバな感じですねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 28, 2009 11:29 PM
> バス業界 定期高速バス路線を持っている地方の会社は、それで得た収益を地元ローカルバス路線維持に回しているのがおおかたの現状だったりします。 そのため、西日本鉄道の置かれた状況はまさに危機的であり、九州のバス協会が真っ先に高速道路無料化反対論をぶち上げたのは記憶に新しいところです。 その他は観光バスなどで収益を上げるしかないのですが、現在の不況下では旅行ツアーも競争が厳しく、赤字にならない様にするのが精一杯と言うところ。
その中で、某越後交通などは某社関係(一社に限らず複数社有りますし、某重電メーカーのラッピング通勤バスの運行もしています)の通勤バスを、委託受注にて1日10台単位で運行していますので、高速バスとそれで何とか持っていると言われています。 要はこのような委託運行のように、収益を計算できる者が必須なのであって、バスの運転手さんの苦労もつきないところです。
Posted by: へぼ担当 | Sep 29, 2009 12:19 AM
結局は、バスでも鉄道でも幹線輸送からの内部補助を財源として運行されているローカル輸送を、今後は誰の負担で維持するのか?という話に帰着するわけで。
本来なら国や自治体の仕事だと思うけれど、特定財源廃止、消費税増税は4年間議論すらしない。高速道路無料化で通行料収入も減る。というのが現時点での政策ですし。
Posted by: 砂兎 | Sep 29, 2009 06:44 AM
やっぱり、行き着くところは交通政策に関するグランドデザインの欠如、ですかねぇ。
その辺も含めて、高速道路の割引、あるいは無料化に関する検討がなされてみてもいい時期だと思うのですが。 そういえば、「平日もタダになれば需要が分散するのでは」という主張がありますけれど、会社や学校を休めるわけではないから、大した違いはないと思うんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 29, 2009 10:06 AM
>平日もタダ 火曜日定休日のワタクシが通りますよっと。 でも子供たちの小学校と幼稚園はお休みではないので、高速道路を使って出かけることは出来ません。
割引があって子供たちも休みになる土日は、私が仕事。 世の中、ままなりませんね。。
Posted by: 二枚橋 | Sep 29, 2009 12:53 PM
会社は有給を取る手がありますけれど、学校に有給はないですから、結局、就学後の子供がいる家庭は週末しか休めないんですよねえ。
私みたいに休日不定の職業でも、有給休暇がないことを除いて、その辺の事情は同じなのです。もっとも、私は独り身ですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 29, 2009 01:47 PM
JRの閑散期指定料金から土日祝日が除外されていますし、行楽用臨時列車が土日祝日に設定されていることとか。
そのへんから推測しても、平日に簡単に分散できるとは思えないですよねぇ。
Posted by: 砂兎 | Sep 29, 2009 05:12 PM
現実問題として、学校を好きなように休めるようにする、というわけにもいかないですし。
そういえば、かつてヤマハ (日本楽器製造だった時代) は日曜と月曜の週休二日でしたよ。でも、子供の学校に縛られるのは同じことですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 29, 2009 06:20 PM
いや、小中学校に有給休暇(給料貰っていませんがw)があっても良いじゃない、と親の立場になると思うことはままありますね。 皆勤賞も今となっては、存在意義があるの?ですし。(というか、風邪引いたら黙って休むのがみんなの幸せでしょう)
北海道ですと、冬休みが1/20日くらいまであるので、内地が学校始まった後の閑散期の平日に子連れ、の技が使えたりはします。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 01, 2009 11:31 PM
そうか ! 完全に自由度を持たせることはできなくても、春・夏・冬の休みについて、学校とか地域ごとに少しずつ時期をずらせば、いくらかは分散化できる… かなあ…
だんだん自信がなくなってきました。ピーク需要は変わらないような気がしたので。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 12:01 AM
某所、 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hyouka/kunibetu/gai/k_enjyo/ke03_01_0202.html あたりしめして、誤解を含む文章です云々と柔らかくコメントしたいけど、なんか書き込みたくないなあ。
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 10:07 AM
おっと、園帖とか嵐とか言われそうですのでねえ あの程度の議論で荒らしというんですねえ まあ議論の炎は片方からは揚げてましたけど
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 11:11 AM
↑これは今回のでなく前回の事
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 11:17 AM
あれは「誤解」というよりも、「曲解」というか、自分の結論に都合が良さそうな話を都合良く解釈しているだけ、というパターンじゃないでしょうか。なんて書くと、誹謗中傷っていわれちゃうのかなあ。
軍隊は災害派遣「も」できますけれど、災害派遣隊に国防の役割は果たせないじゃないですか、と突っ込んでみたりして。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 12:06 PM
>“誤解” 碁会してあげたほうが、「甲隙をウケて鋳る」といえなくなってよろしいかと。
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 02:33 PM
八ッ場は100年に一度を見込んだ過剰な計画だ!と言っていた人をTwitterで見かけたのですが、だったら対案は?というと迅速な避難とのこと。
それは良いとして、迅速な避難には常日頃の訓練と言うことになりますが、韓国みたく何千万人の住民全員参加の防災訓練を年何回か抜き打ちでやらないと意味が無いと思うんですが、それって現実的なんですかね?
Posted by: あかさたな | Oct 02, 2009 04:50 PM
>碁会 囲碁はまだしも、将棋なんていう「ぐんくつの響き」がするゲームが野放しにされているのは、由々しき問題だと思いますっ (冗談)
>現実的なんですかね? リッコーヴァー提督の面接試験じゃないですけれど、そういう人には「では、実際にやってみたまえ」というのがいいと思います。できっこありませんから。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 05:13 PM
>将棋 世の中には軍人将棋というズバリのゲームがありますねw
Posted by: あかさたな | Oct 02, 2009 05:24 PM
テレビ見りゃ、
殺したり、刺したり、盗んだり
する、実に恐ろしげなスポーツを放映しているわけですが、いいんでしょうか。(おひ)
Posted by: 砂兎 | Oct 02, 2009 07:38 PM
しかもチームの中には巨人「軍」なんていうのも (大笑)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 07:46 PM
> 現実的なんですかね? (∩゚д゚)アーアーきこえなーい となることに1円(爆)。 まあ、そのようなメンタリティを持った方々と親交が深い、「つじ~ん」が中の人になっていますから、もっとタチが悪いと言うところで。
同じ事は私の職域でも言えるのですよ。曰く 「自然エネルギーをもっと導入しる!固定価格で導入しる!」 でも、そのような声の大きな方に限って、ご自宅にはパネルなど設置しなかったりしますし。10-20年で改修できるのですから、ステータスシンボルとしてもどんどんやっていただきたいのですが。 ちなみに、本当にやる人は自宅にパネルを設置したり、市民風車などに出資したりしていますが、そのような方々の方が現実を直視するだけに、先のような軽々しい発言はされないものです。 <何と言っても自分自身のお金がかかっていますからね。自らリスクを負わないで、いろいろなことを言うほど気楽なことはないのですよ。はい。
Posted by: へぼ担当 | Oct 03, 2009 12:09 AM
八ッ場ダムの件、なんだか頭が友愛されてきた(笑) ちょっと頭を冷やして、正確な数字を出している資料を探してみよう。
Posted by: しまだ | Oct 03, 2009 12:41 AM
>自分自身のお金 本当は、国が何かするのだって国民の血税を使うわけだから「間接的には自分のおカネ」なんですけれど。 でも、何かというと「国が国が」という人に限って、そういう意識が希薄で、国費はどこからか湧いてくると思っている節がございます。
>友愛されてきた 流行らせましょうか。「友愛しちゃおうかな」とかいってビルを安く貸してもらうとか (をひ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 07:34 AM
>>友愛されてきた >流行らせましょうか。
もう流行っているみたい。 民主党の会計責任者が死ぬと友愛(暗殺)されたとか 銀行に友愛(デフォルト)するとか。
ヤンバダムは、なんか党派的な意見が多くて、どっちの損益計算を信じていいのかわからん。
Posted by: しまだ | Oct 03, 2009 08:24 AM
真面目な話、ダム建設の便益を完璧に定量化するのって難しいと思います。 "100 年に一度" レベルの大水害まで考慮に入れるかどうか、水害の被害をどう見積もるか、将来の水需要予測はどうか、とモメそうな要素だらけですし。
YOU&I する : レコードを買わずに借りる (古っ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 08:51 AM
ゆうあんどあいする・・・日立グループで障害者を雇うこと。 http://www.hitachi-youandi.co.jp/
Posted by: あかさたな | Oct 03, 2009 09:25 AM
UI する : ユーザー インターフェイスの構築を担当する 郵愛する : 黒猫・飛脚には目もくれずに「ゆうパック」一筋
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 09:54 AM
真面目な話、「試算」は結果よりも試算に用いる前提(仮定)の方が重要で、必要だというにしても無駄だというにしても、その前提が示されない試算に意味はないと思うのです。
100年に一度の災害ということは、平均寿命約80才の日本においては生きている間に高い確率で被災するということですし、首都圏の場合の被害想定はそれこそ兆円の単位になるだろうし。と考えると、無駄という理由にはならないと思いますけどね。
Posted by: 砂兎 | Oct 03, 2009 04:31 PM
そこで問題になるのは、試算の前提をどこに設定するかだと思うのです。反対する人は数字を低く見積もろうとするでしょうし、賛成する人はその逆になるでしょうし。
そのベースラインを作るところで喧嘩になりそうで、なんとも憂鬱です。これ、安全保障問題にもいえることだと思いますけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 08:45 PM
National Security と Homeland Security と似たようなものですね。
みんすvs自眠
プロビジネスvsアンチビジネス
セキュリティvsアンチセキュリティ
不労所得側vs勤労所得側vs第三者
色々な対立軸がありそう。
国土安全保障上、必要なのかどうかコンセンサスが必要ですね。 あと、週刊誌あたりが不労所得者の部分をつついてほしいところ。
Posted by: しまだ | Oct 04, 2009 09:47 PM
対立軸の存在を前提にして落としどころを探る、というのが私の基本的な考え方なのです。
ですが、世の中、対立軸そのものをいきなり否定しようとしたり、対立軸なんてないことにしちゃったりする人がいるので、そこのところから食い違いがスタートしているのかも… と思いました。はい。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 04, 2009 10:51 PM
ミンスが政権与党になって、極端な反対な方々が結晶化されれば良いんですけどね… 現国交大臣がなー…
水害については、抑止被害を50年に一度にするか、100年に一度にするかで平気で倍くらい費用が変わるので、災害復興対策の費用、手間までちゃんと考えても、落としどころは見えると思うんですけどね。
思考停止状態で事業を散々進めてきたこれまでのぶり返し、と言うには返りすぎて居るので何とも。ですが、せめて、この手の事業評価が今後まともになるようになって欲しいですね。代将…もとい代償は高く付きますが。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 05, 2009 12:06 AM
初めまして。いつも、井上さんの記事を興味深く拝読させていただき、いつも参考にさせていただいております。これまで、ROM専門でしたが、駄文を記すことをお許しください。
これまで、民主党の予算見直しのゴタゴタを見てきましたが、なんだか、予算削減自体が自己目的化しているような気がします。目的の手段を履き違えてしまっているというか、手段が目的化しているというか。
補正予算の削減対象となっている項目(実際は蓋を開けないとわからないですが)は、必要だけど、これまで、なかなか予算がつけられず、今回の補正予算で、ようやく実現したものがほとんどですよね(明確に無駄と思えるのは、アニメの殿堂くらいで、ニュースで取上げられている項目のほとんどは、なぜ、無駄と判断したのか理解に苦しむものも多いです)。
一連の民主の予算見直し、これまでの予算はどの分野もぎりぎりの範囲でやっており、民主がいうような無駄などほとんどないことを逆証明している感じであり、一番の無駄が民主のマニュフェスト施策ということを、自ら証明しているような気がします。
とはいえ、個人としては、これまでのやり方を踏襲し続ければいいとも思っておらず、予算の精査を通して、本当に必要な事業かを吟味する必要があると思いますし、決算の精査を通して、予算が適正に扱われたかのかをチェックしていく必要もあると思います。官僚任せにせず、政治家も一緒になり、責任を持って仕事を行うことも必要だし、基本的には良いことだと思います。
でも、民主の予算見直しのやり方は、少数の政治家だけが密室で、官僚には自分たちが求める(必要とするではなく)資料のみ提出させるやり方で、素人が詳細もわからずに、勝手にいじくり回している稚拙なものにしか見えず、正直、来年度予算の編成がどうなるかがわからず、恐ろしいです(あと、補正でどれだけ減額できたかが、鳩山政権への貢献度を示すって、いつから日本は鳩山王国になったのでしょうか)。民主は、本当に国の将来を考えているとは到底思えないことが悲しいです。
駄文、失礼しました。
Posted by: K.T | Oct 05, 2009 12:58 AM
「一方の極端から、反対側の極端に振れる」という悪癖が、最悪な形で出た感じもします。
「手段の目的化」というのはまったく御指摘の通りで、何のために予算を削減するのか、何のために工事を中止するのか、という話がどこかにすっ飛んでしまっていて、「中止と公約したから中止するんだ」と。 どこかで聞いたような論法だと思ったら、「憲法で禁じられているから集団的自衛権反対」と似てるんですよね。
ここで極端な方向に突っ走りすぎて弊害が出て、また反対側に突っ走るようなことになれば、政策の継続性も何もあったもんじゃなくて、最後に迷惑するのは国民ばかりなり、じゃないでしょうか。その民主党を選んだのも国民じゃねぇか、といわれればその通りなんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 05, 2009 07:22 AM
つい最近、自動車雑誌の外人コラムに日本人は仮定法で思考が出来ないとかいうのがありました。そのコラムの内容を鵜呑みにする必要はないのですが。
「もし***としたら」と聞くと、日本人は「そんなことあるわけないでしょ」とかいう仮定の内容自体を否定する回答をする人が大半だとか。卑近な例だと「もし東大に合格したら?」と聞くと、合格した場合には何をするのかではなくて「受かるわけないだろ」とか返ってくるらしい。
立ち読み(おひ)だったので正確なところは覚えてないのですが、戦争とか災害の非常事態を想定した話にも通じるものがあるように思います。
Posted by: 砂兎 | Oct 05, 2009 08:11 PM
特に安全保障分野で顕著ですよね、仮定法の否定は
先日あるTV番組で「日本の仮想敵国ランキング」というのをやってましたが(出演者へのアンケート結果からランキングを算出)、ある左派系議員は「敵を作らないことが重要であるから日本に仮想敵国はいない」と回答していて思わず苦笑しました あらゆる「もしも」の事態を想定し、発生確率や優先順位に基づいて対策を採るのが安全保障であるのに、これでは「想定などしなければもしもは起こらない」と言っているも同然です
まさに「平和国家・日本」というイメージに固執し、それに反する現実からは目を背けるというお決まりのパターンでありました
Posted by: S5 | Oct 05, 2009 10:41 PM
ふと思ったのですが、保険理論って応用できないのですかね。 50年もの、100年もの、200年もの水害保険としてのダム建設。何かの相場みたいなものがありそうです。
ひさしぶりに台風がやってきますが、近年の異常気象で台風の超大型化が予想されている(『NEWTON』)ので、この点は、ダム建設側に有利ですね。
『八ツ場友愛ダム』に改称して、友愛施設で町おこしをすればいいのではないかと。政権交代記念館とか。
Posted by: しまだ | Oct 05, 2009 11:11 PM
>仮定法で思考が出来ない すとーんとツボにはまりました。まったく同感です。 「あって欲しくない事態」と向き合うのに、「あってはならない事態」から「存在しない事態」に変質させてしまうのですね。願望が現実をねじ曲げるというか。
ちょうど某所で、戦争が起きる理由について無茶苦茶な史実無視の理屈が展開されていますけれど、あれも願望が現実をねじ曲げている一例かも。
>政権交代記念館 中空重力式コンクリートダムに設計変更すれば、内部に所要のスペースを確保できそうです (をひ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 05, 2009 11:33 PM
> 仮定法で思考が出来ない 耳が痛いところですね。 我が職域の場合、その特殊性から 「今、一番起こって欲しくないことは何か?それに対する処置はどのように講ずるのか。」 というリスク管理が必須項目なのですが、まさにそれが定着するまでの試行錯誤の過程を見るようです。 まあ、何とか定着させるに至りましたが、これはスポンサーシップが発揮できるぎりぎりの規模であったからであって、日本国内全体での適用は自衛隊や警察・海上保安庁やその他の特殊な職域以外、義務教育の時点からの地道な教育でしか成立しないでしょうね。 本来なら政治の世界でもっとも必要なのですが、はとぽっぽを見ている限り期待するだけ無駄なように思います。
> 最後に迷惑するのは国民ばかりなり それが「民主主義の冷酷な鉄則」であることを教えない罪がここに出ているように思います。幸い、我が恩師はそれを教えた上で、その意義を説いていましたが、これは特殊例に過ぎるでしょうね。 教育現場ではイデオロギーも有ってか民主主義マンセーばかりですが、そのメンタリズムは「○○共産党万歳!」と叫ぶ心理と一体何処が異なるのか、詳しく聞いてみたいところです。
Posted by: へぼ担当 | Oct 06, 2009 02:16 AM
仮定法といえば、物事を論じるときに「これを反対側から見たらどうなるだろう ?」と自己突っ込みを入れることができない人もよくいるような。
それをやらずに「俺様の考え最高」となっちゃうと、うちの blog のエントリに喧嘩を売ってしまった某所のようなことになるのでしょうねえ。さて、どう料理したものか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 06, 2009 08:35 AM
逆パターンで「仮定が多すぎる」人も>安全保障分野 曰く「日本が某国に攻撃を受けた場合(仮定1),アメリカは条約を守らず日本を援助しないだろう(仮定2)から,日本は自主防衛力を養うべきである。つか核武(ry」。 …予断の山で議論を組上げるのは止した方がいいかと思うのです…。
ダムはさておき,堤防なら「100年に一度の水害に耐える」ことを目指して築くという話を聞きかじったことがあります。所によっては『あの堤防はまだ80年に一度クラス対応だ』とかあるとか(そういえば地元に毎年のように切れる堤防があったなあ)。
『それ(100年)じゃ一生に一度は水害に遭う可能性があるということじゃないか,150年に一度くらいの可能性にできないか?』という要求もあるとかそれだと堤防用地をえらく広く取ることになって寧ろ土地使用の観点から不効率だとか。
「100年に1回の水害ならゼンゼンOKです!」なんて言われたら,堤防の増強問題に頭を悩ましてる人たちが「ああこれで仕事が減った」と喜ぶんではないかと。
…というわけにもいかず―むしろ,山地にバッファを持てる予定がひとつ(あるいはそれ以上)消え去りそうで,平地での治水対策(どの堤防を優先的に補強するかとかなんとか)構想の練り直しの予感で担当者は虚ろな目で情勢をうかがっているんではなかろうかと思う次第。
今回のダム問題,将来的に発生するかと思われる下流の堤防増強・建設費と比べて,どーなのかなーと思うんですが。治水・水利はものっそ複合的な問題だろいうところ,大分世間は視野狭窄に陥っているかと―仮定が多すぎるひとも少なすぎるひとも,恐らくは同様に。
Posted by: teiresias | Oct 06, 2009 09:48 PM
「万が一の可能性」を言い出したらキリがないという一例ですね > 仮定の積み重ね
もちろん、万が一の可能性は想定しないといけないのですが、無限のリソースをつぎ込むわけにはいかない以上、どこかで線を引かざるを得ないわけですけれど。どうも、そこのところが分かっていない人も少なくないような。
かと思えば「100%、役に立つのでなければ要らない」と all or nothing 思考にはまりこむのも、こまりものであります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 06, 2009 11:24 PM
というより、ある想定事象に対して取りうる対策なり起こりうる事象を ケース1,2,3,4・・・ と場合分けして考えて、それぞれの得失を比較検討するなり、事態を悪化させる結果を導くケースに陥らない方法を検討するのが本来の筋だと思うわけです。
それを、最初から一つのケースだけを主張して、仮定に仮定を積み上げていくから訳分からなくなるわけで。
Posted by: 砂兎 | Oct 06, 2009 11:33 PM
確かに。
なんか似たような話があったなあと思ったら、飛行制御用コンピュータの設計に際して FEMA (Failure Mode and Effect Analysis) をやった話でした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 07, 2009 12:13 PM
> FEMA (Failure Mode and Effect Analysis) 我が職域では確率論的安全評価 (probabilistic safety assessment) と呼ばれる手法そのものですね。 こちらの方は、例えば様々な前提条件から炉心損傷確率を求め、有効な安全方策をとるやり方なのですが、中身はというと...これからの課題でもあると考えています。マニアックな仮定はいくらでも出来るのですが、それが有意に効くのかどうか、実感と相違しないか、という皮膚感覚が重要だったりします。 そのためには、プラントや想定事象(解析モデル)などの限界を、知り尽くしておかなければならないことも同じなのかもしれませんし、それが導く改善ポイントは...だったりしますが(大汗)。
Posted by: へぼ担当 | Oct 07, 2009 07:59 PM
私がこの言葉を最初に覚えたのは、「大いなる飛翔」で「飛鳥」の FBW 用コンピュータに適用する話を読んだときでした。たまたま、それの担当だった方と面識があるせいもあって、印象が強かったのかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 07, 2009 08:26 PM
FEMAだと合衆国連邦緊急事態管理庁になってしまうダニ FMEAっすね。
Posted by: しまだ | Oct 08, 2009 09:19 AM
(ノ∀`) アチャー やっちゃいました。御指摘ありがとうございます。
不思議だったのは、Wikipedia の当該項目の URL をコメントに入れていたら、spam 認定されて投稿が弾かれちゃったんです。URL を消したら投稿できたので、これが原因なのは確かですが、へんなの。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 08, 2009 09:28 AM
大発熱で出社はおろか「種なし」の危機に陥りましたが、何とか熱が下がったのでお返事。 私の方もwikiのURL をコメントに入れたらはじかれてしまいました。wiki特有の長すぎるURL が原因なのでしょうが、これでは困ることもありますのでwikiはセーフリスト運用と出来ないものなのでしょうか?
Posted by: へぼ担当 | Oct 08, 2009 04:08 PM
それが、FMEA の項目でもひっかかったので、長さの関係ではないようです。
システム側で「NG ワード」ならぬ「NG URL」でも規定しているんでしょうか。だとしても、Wikipedia を NG 指定する意味ってなさそうですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 08, 2009 06:17 PM
うーん、岡田外相ヤバすぎ。 「東アジア共同体」って合衆国排除以外になにがあるのだろうか?合衆国と中東を切断する計画ではないかと思われそう。 いったい日本に何の利益があるのだろうか?
Posted by: しまだ | Oct 09, 2009 07:51 PM
国と国との交易を往来自由にして、東アジアの流通をイオングループが制覇する野望、とか (え
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 10, 2009 12:16 AM
>東アジア共同体 「我々民主党政権はアメリカべったりでアジア諸国への配慮に欠けていた自民党政権とは違う! 我々はアジア諸国と仲良くしつつアメリカに対等に物を言う国家を目指すのだ!」という、間違ってはいないかもしれないが何となく微妙な信念"だけ"で物事を進めようとするとこんなものが出来上がるのかねぇ。 まぁ、表向き賛同を示している他のアジア諸国が本音でどう思ってるのかは知りようもないですが。
そういえば、『ゴルゴ13』に日・中・旧ソ・ASEANによる経済ブロック構想を目指す日本の外務省官僚の奮闘と挫折を描いた『東亜共同体』なるエピソードがあってだな(ry
Posted by: ブラック・タロン | Oct 10, 2009 04:37 AM
>アメリカに対等 アメリカの核の傘から出るつもりなのかいな。
ジャスコ総理大臣の可能性は0ですな。
しかし、小沢幹事長は大勢の民主党議員を連れて 中国を訪問するっていうしどうなってんだろう?
民主党の親中国派が本性を現したら、日本危うしですな。
Posted by: しまだ | Oct 10, 2009 11:24 AM
内容をちゃんと精査、ですね、対中国にせよ対米にせよ。 (自民が絶対出さなかった米国FTAをいきなりぶちかましたので、アメリカ軽視、の論調はドウモ)
中国にせよ米国にせよ大国ですし、バランスを取りつつつきあう必要は大ありでしょう。で、返す返す社民っつー存在がアタマイタイ、旧社会党系の民主議員を黙らせるために、存在はしていた方が幸せとは思いますが、閣内に入れる必要はなー…。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 11, 2009 05:46 PM
>す返す社民っつー存在がアタマイタイ、旧社会党系の民主議員を黙らせるために、存在はしていた方が幸せとは思いますが、閣内に入れる必要はなー…。
みずぽたん国旗に一礼しただけで、ネトウヨの心をつかんでしまったし恐るべしですね。 左翼が国旗国歌・皇室・自衛隊を容認する時は、本当の危機の到来です。
----------- 中央アジア4か国がCIS首脳会議欠席で、 14日の北京の上海協力機構会議に出席するのか楽しみです。
春秋戦国時代の会盟みたいで面白いです。 誰が牛耳をとるかで揉めるのですね。
Posted by: しまだ | Oct 11, 2009 07:54 PM
あのエヴァタソがお亡くなりだそうで。
まだ妙齢60だというのに・・・・・・・・・。
Posted by: SCARFACE1 | Oct 12, 2009 09:04 PM
みょ、妙齢って、若いお嬢さんじゃないんですから…
まさに「巨星落つ」。個人的には、「兵器」よりも「軍事」を語れる貴重な方だった、という認識があります。この穴は、容易には埋まらないですねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 12, 2009 09:15 PM
共同体でも何でもいいんだけど、「何のために」というのが抜けていると思うんですよ。経済活動のために国の違いが障害になるのなら、その垣根を取り払うのか、軍事同盟を目指すのか。EUだってEECからの長い歴史の上に成り立っているわけで。
というか、外国に言う前に、肝心の日本国民に対して所信表明演説すらしてないだろうに。選挙でも別に東アジア共同体を前面に出していたわけでもないし。
Posted by: 砂兎 | Oct 12, 2009 11:34 PM
少なくとも、共同体というからには共通する利害があり、それに対して手を組んで対処していく、というスタンスが求められるんですけれど。日中韓に共通する利害というと、さて… ? 北朝鮮の核問題以外に何かあるかなあ ?
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 13, 2009 08:35 AM
共通の敵アメリカの干渉を排除しましょうってことじゃないかな。
Posted by: しまだ | Oct 13, 2009 08:25 PM
反米って分かりやすいし、特定の層は間違いなく喜びますからねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 13, 2009 10:40 PM
>反米って分かりやすいし、特定の層は間違いなく喜びますからねえ…
ダムを悪者にしてみたりとか。 あっ、そうそう。この前の三連休に日帰りツーリングで 宮ヶ瀬ダムに行って来た訳ですが、ダムの堤防から 横浜MMのビル群が見えるぐらいの位置にあったのに ビックリして、「このダムが友愛されたら、どうなるんだ!?」と思ってしまいました。
いあぁ・・・・・、無理矢理脱ダムをさせられて ダムバスター等で破壊されたら、被害は相模川流域だけじゃなくなると(ry
どんな行程だったかは、自分の方のブログに書いた訳ですが・・・・・・・・・。
Posted by: SCARFACE1 | Oct 14, 2009 12:40 AM
宮ヶ瀬ダムが決壊したら、厚木市あたりはえらいことになるでしょうねえ… いくらなんでも、既存のダムを破壊したりはしないでしょうけれど。
分かりやすい「敵」を作って叩き続けるのは手っ取り早いですけれど、それが本質的な解決につながるかどうかはまた別の問題。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 08:54 AM
国交相は今度は地方空港を「敵」にしだしましたねぇ。それなら、首都や各地域の中心都市(大阪、名古屋、福岡、札幌etc)までの「現実的な」高速交通手段の代案を示して欲しいものですが。
Posted by: 砂兎 | Oct 14, 2009 12:18 PM
もはや二正面作戦ってレベルじゃありませんが、自民党政権時代の政策を否定さえすれば OK、ってことなんですかねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 12:44 PM
いつも楽しく拝読させていただいております。
子供手当にしても、児童手当を廃止するしないで揉めているようですね。単純に児童手当の範囲や規模を拡充すればいいだけではと思いますが。
空港のハブ化にしても発言は不用心ですし、それに空港・航空行政全般に係る話ですからもう少し考えて発言して欲しいです。
しかし、給油や普天間問題もそうですが、閣内一致した発言をしたり、与党間で協議して対応を統一して欲しいですね。あのグダグダっぷりを見ると暗澹たる気持ちになります。
Posted by: YT | Oct 14, 2009 01:55 PM
結局のところ、今の民主党の行状で何が問題なのかというと、
・自民党政権時代の否定にこだわりすぎ ・なにかにつけてコンセンサスがとれてなくて、不整合・調整不足がワラワラ
というところなのかなあと思いました。もっとも、あちこちで勝手なことをいって足を引っ張ることがあるのは、最近の自民党だって似たようなものでしたけれど。
国民の安全・繁栄を実現するための政治である、という視点が忘れられているようで、そこが心配です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 06:26 PM
川島正次郎の尻拭いだし、前原はいいのではないかと。
愚かな政策の犠牲者となった機動隊員に涙。 適正手続きの正義は政府側にあったし。 悲劇ですな。
Posted by: しまだ | Oct 14, 2009 09:07 PM
> 現在の民主党政権 前原大臣と言い 「前もって露払いを行う『被害担当艦』ですか?」 と聞きたくなるほど、敵を作り、混乱を招きまくりですね。これで問題提起をして、混乱させるだけさせまくって、落ち所を次の大臣に託す、という高度な政治戦略が組まれているのであればたいしたものですが、我々含め関係者はたまったものではないですね。 根回ししろとは言いませんが、少なくとも最低限の説明責任とその合理性の立証を行え!と考えてしまうのは厳しすぎる要求なのでしょうか?
Posted by: へぼ担当 | Oct 14, 2009 11:30 PM
何をやってもどこからか文句は出るわけで、それを調整して最善の落としどころを探すことこそが、本来の「政治の仕事」だと思うのです。ぶっ壊すだけぶっ壊しておいて、アフター・フィールド・マウンテン、なんてことにならなければいいんですけれどねぇ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 11:33 PM
まずは全否定、その後に部分的に認めてやって上下関係を作り上げる洗脳手法は占い師くらい巧くやり続けられれば良いけど、官僚のほうがもっと上手行くような気がしますね。
Posted by: AL | Oct 15, 2009 11:24 AM
今の民主党を見ていると橋下知事と被る。話題づくり優先で極論をぶち上げて混乱だけ混乱させて落しどころを探る所とか。マスコミからチヤホヤされている頃はこの政治手法でもなんとかなるかも知れないけど、見放したらもうお仕舞いですよ。
Posted by: あかさたな | Oct 15, 2009 04:48 PM
その点、田中県政時代の長野県は、どうだったんでしょうね。
問題は、その後で揺り戻しが発生して、却って以前よりも悪い状態になることかも知れないなあ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 15, 2009 05:10 PM
江畑氏を殆ど誹謗中傷まがいの事書いておきながら、頓珍漢をほざいて撤回しない民主の代議士の姿を見てしまうと、多少ならぶれる、とやらでも良いんじゃ?とか思ってしまいます。…のは、やはり高度な作戦なんでしょうかね(苦笑。
ただ、前原大臣は被害担当艦、を演じている気は若干しますね。落としどころを考えているのかは怪しいですが。(だって、ゆっきぃの無茶苦茶に付き合うには、やっぱり無茶するしか無いも…)
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 15, 2009 05:54 PM
とりあえず、現時点で結論を出すのは早計だと思われるので、民主党については見物モードにしようと思っています。まさか私のところに安全保障政策について訊きにくることもないでしょうし、第三者でいられると思うので。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 15, 2009 10:27 PM
>児童手当の範囲や規模を拡充すればいいだけ 民主党は過去3回だか4回だか児童手当の拡充法案に反対しております. 与党提案で社民や共産ですら「改善だから」賛成したのに,「子ども手当じゃないから」反対したんですな.
Posted by: kv | Oct 17, 2009 10:33 PM
なんというか、態度がお子ちゃまだなあ… 民主党に子ども手当てを出しましょうか (こら)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 17, 2009 11:14 PM
『江畑謙介全仕事』とかNHKムックにならないかな。
勉強会に呼んで講演してもらって、 最後にン十万包んだら、そんなにいらないと 突っ返されたって噂話を聞いたけど本当だったのかな。
ディアゴスティーニ『週刊江畑謙介』でもいいです。
Posted by: しまだ | Oct 18, 2009 12:21 AM
並木から江畑さんの本が結構出ていたから、今度、並木の N さんに会ったらネタ振りしてみましょうか (かなり本気)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 18, 2009 06:47 AM
おお。いいっすね。予約しま~す。
優秀な版元なら、もう禅宗にした場合の損益計算は終わっているでしょう。 名誉をある仕事を担うのはどこか楽しみです。 ディアゴスティーニでもいいんだけど。
Posted by: しまだ | Oct 18, 2009 10:54 PM
とりあえず、すぐに顔を合わせる予定がないので、気長に考えていただければと… (そもそも、ネタ振りしたから実現すると決まった訳じゃないし)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 19, 2009 07:27 AM
忘れたころに・・・オオォ!となるよう、 気長に待ってまーす。
-- 岡田外相どうしちゃったんでしょう。 核先制不使用宣言って友愛というか和諧外交っすね。 どこの国の外相なのかと。 馬鹿なのか本性をあらわしたのか。
Posted by: しまだ | Oct 19, 2009 07:49 PM
>岡田外相どうしちゃったんでしょう。
オカラさん、今度はPKOの参加原則を見直すとか言い出してますよ。 んでも、ポッポ兄と北ナントカって人には、話を振ってあるんですかね?
あとは、諸悪の根元オジャーさんとか・・・・・・・・・。
Posted by: SCARFACE1 | Oct 21, 2009 10:54 PM
自称でなく実際に炎上している方のブログ、報道されたようですねえ。(yahooニュースか何かで見かけました) 選挙が終わってから対応だそうです・・・
自称炎上のほうは静かな物ですねえ、今までの人がきつすぎる書き方だったとはいえ、意見するのはry)
串さしてる事をののしってますけど、普通にプロバイダの串を通している人も多いと思いますがこの場合はどっちだったんだろう?(うちのプロバイダは漏れ串だからちゃんと見ればIPわかちゃうらしい)あれだけ警告(?)されれば直書きする気になれない人もいるはずです。
民の主なる集団は無視(ってわけにも行かないのだろうけど)
Posted by: bugaisha | Oct 22, 2009 10:49 AM
炎上、あるいはそこまで行かなくても、ホイホイと IP アドレス晒しをやるのはどうかと。第一、個人ごとに固定的に IP アドレスを割り当てているケースってそれほど多くないはずで、晒したからといって抑止効果があるかというと、疑問なんですよね。
>ののしってますけど あれは単に、罵る口実が欲しいだけだったりしそうです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 22, 2009 11:51 AM
戦争が公共事業たりえるのは全面戦争じゃないと効果がないというのは私の結論なのですが、どう思います?
Posted by: あかさたな | Oct 24, 2009 07:45 PM
全面戦争というか、国のリソースをありったけ、戦争のためにつぎ込む状態ですよね。もっとも、平時でもそれに近いことをやっている国が、どこぞにありますけれど。
それと比べれは現在は、(たとえアメリカでも) 財政的に厳しいとか何とかいってみても、国家予算の大半を戦争につぎ込んでいるわけではありません。だから、経済効果なんて知れているでしょう。皆無ではないにしても。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 24, 2009 07:54 PM
一方でベトナム戦争は好況に導くどころかアメリカを傾かせてしまったわけですし、 短期間で国のリソースをありったけ使うような戦争じゃないと、公共事業たり得ないんだろうなと。 逆に言えば、コロニーでも軌道エレベーターでも国家リソースをありったけ使う案件があれば良いのでしょうが。
Posted by: あかさたな | Oct 24, 2009 09:26 PM
軍事にかかわらず、費用対効果の問題なのではないかと。 WW1、WW2の米国を誰もがまねできるわけではないし。 しかし、北極・南極の争奪戦はソロバンが合うかもしれませんが、どうなんでしょう?
Posted by: しまだ | Oct 25, 2009 09:54 AM
流れを切って申し訳ありませんが、人知れず(私がチェックしてなかっただけ)文化放送のサイトが更新されておりましたので、お知らせにあがりました。
文化放送「大村正樹のサイエンスキッズ」 7月18日放送分 http://www.joqr.net/science-kids/backnumber_090718.html
7月25日放送分 http://www.joqr.net/science-kids/backnumber_090725.html
放送内容がテキスト化されています。 ・・・テキストを読んでいると、Kojii氏あまり喋ってませんねぇ。 まるで街頭「誘導」インタビューに応える「会社員」や「主婦」のようであります。。
Posted by: 二枚橋 | Oct 27, 2009 09:39 AM
録音ではかなり喋ってたんですけれど、編集でカットされちゃいましたね。しかし、そのまま生で流していたら、それはそれで時間が押して大変だったことでしょう。
さしあたって生放送に出る話はないのでノンビリ構えていられますけれど、何かの拍子にそんなことになっちゃったらどうしよう… (←考えすぎ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 27, 2009 10:18 AM
↑↑拝見させていただきました。
・・・子供向けの内容なのに、結構難しいと思いました。 はしょられた部分は子供には難解すぎたためにはしょられたんじゃ・・・?
Posted by: airwing | Oct 27, 2009 01:28 PM
えっと、多分それもあると思います。これでも噛み砕いたつもりでしたが、やはりまだ難易度が高かったかも知れません (´・ω・`)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 27, 2009 01:41 PM
護衛艦「くらま」が関門海峡で貨物船と衝突、炎上との一報。観艦式からの帰途だったとか。 まだ詳細は不明ですが、ケガをされた方お気の毒様です。早い回復をお祈りします。
で、また自衛艦と民間船ですので「あたご」のときのように感情の入った一方的な報道が成されないことを願うばかりですが既にそうとも行かないみたいです。 一部マスゴミのようです。 http://leny.iza.ne.jp/blog/entry/1293116/
Posted by: き~よ | Oct 28, 2009 01:04 AM
>くらま事故 どうもここ最近のしらね型は不運続きですなぁ・・・
事故の詳細や過失等々については今後の調査を見守りたいですが、衝突した相手が韓国船籍の船ってことで、ただでさえ変な論調になりやすい自衛隊絡みの大型事故に反日・嫌韓感情まで加わって余計におかしな議論を巻き起こしそうな悪寒がしますわ(嘆息)
Posted by: ブラック・タロン@MacBook Pro公試中 | Oct 28, 2009 02:31 AM
いや、まったく。 だいたい、この件に限らず事故が起きたときはいつもそうですけれど、報道機関は性急に原因を求めすぎですよ。事故の直後は事実の報道にとどめて、原因に関係ありそうな話については差し控えるぐらいでないと…
これだけで廃艦にするわけにも行かないので修理するのでしょうけれど、数ヶ月は動けないでしょうねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 28, 2009 07:36 AM
さらに燃料投下。 テレ朝のニュースを見ていたら、下記のような発言があって、思わず大声叫んでしまいました。
沖縄普天間基地の移転問題に関し、防衛相と首相・外相の意見不一致に関しコメンテーターが一言。 「生活に密着している問題ではないので、問題になっていないのかと・・・。」
子供手当なんかと違って失敗したときに手戻しが聞かない分、ものすごく重要だと思うんですがねぇ。
Posted by: airwing | Oct 28, 2009 08:31 AM
それに、地元の人にとっては、生活に密着しまくってると思うんですけど。なんだかなあ。
「くらま」の事故で、某所の人が「だから軍隊は国民を守らない」と炸裂するかと思ったら、してませんでした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 28, 2009 08:34 AM
>くらま 割とお互い不幸、という感じになりつつありますね。海保が半分くらい修理費を持つのかな? >基地移転 マスゴミは東京以外は生活に密着していないんですよ。(w
ある程度落ち着いたら、検証、が予算と情報を大量に持っている大手マスコミの役割と思うんですが、ホント刹那的な行動しかしませんよね。 ここ数年はNHKも総合はまるで駄目、ばっかりだし。国交大臣vs6知事をアフターエフェクト(火花)した絵面、にはさすがに愕然としました。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 29, 2009 12:08 AM
そう。最初に花火を上げるだけじゃなくて、後からフォローしてきっちり検証してくれるのであれば、まだしも救いがあると思うのです。垂れ流してそれっきり、というのがいけません。テレビはまだしも、新聞ならそれができるはずなんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 29, 2009 07:05 AM
そおして、花火はどうやら片一方に一方的に振りそうな雰囲気に→くらまに突っ込んだコンテナ船。
ちゃんと検証は入るんでしょうかね?
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 01, 2009 06:45 PM
過去の経験からいって、入らない、に 100 ガバス。
この件、案外と尾を引くかも知れませんね。いろいろな方面で。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 01, 2009 11:25 PM
そして自衛隊側に過失がないとみるや一斉に報道しなくなる、マスゴミ。
Posted by: き~よ | Nov 04, 2009 05:30 PM
よし、来週の Opinion のネタはこれで行きましょう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 04, 2009 05:52 PM
一応フォローしますと、NHKの福岡・山口のローカルニュースでは、貰い事故の一件がまだ毎日流れています。まあ、地元だと関門海峡の事故そのものの影響が大きいからなんでしょうが・・・。
ただ、ある程度の捜査が終了したのと、昨日、結構大きな事故が山口・福岡の両県でありましたので、そろそろネタが尽きるかもしれません。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Nov 05, 2009 02:53 AM
新聞でもテレビでも「枠」の大きさは決まっていますから、その中でニュースバリュー (早い話が売れるかどうか) が高いものから押し込んでいくと、相対的にバリューが低いニュースが押し出されるという構図でしょうねえ。
問題は、ニュースバリューと実際の重要性が、必ずしもリンクしていないところだったりしますけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 05, 2009 09:07 AM
結局「商業マスコミ」である以上は読んでくれる記事、見てくれる内容でなきゃダメなんだよな。それは報道の現場の人たちではなく、営業局員や代理店、スポンサーのせいだったりするんだけど。
それと思うのは、真のジャーナリストが居たとして(笑)事件や事故の本質を伝えたときに、意外と世間ウケが悪いだろうな。それだけマスコミがいろいろと「操作」している、と言うことなんだけど。福知山線の件だって、本当に「ATSがあればOKだったの?」って今でもオイラは思ってるし、あたごの件もぶつかるまで漁船はなにしてたんだよ、って。
Posted by: き~よ | Nov 07, 2009 05:34 PM
前に書いたことがあるような気はするけれど、山陰在住時にはしょっちゅう見ていた竹島問題のニュースを、東京に出てきてからは島根県の竹島の日制定で韓国が騒ぎ出すまで、10年以上の間ほどんと見なくなった。
というあたりで、私はとうに大手マスコミの姿勢なんてその程度のものだと思ってます。
Posted by: 砂兎 | Nov 07, 2009 06:10 PM
そこのところを、送り手も受け手も承知した上で割り切ってしまえばスッキリするんでしょうけれど、それができないのが不幸の始まりなのかも知れません。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 08, 2009 12:22 AM
>真のジャーナリストが居たとして(笑)
事実を愚直に積み重ねる「ジャーナリスト馬鹿」は、 右でも左でも一定数いてほしいですし、 そういう「馬鹿」がそこそこ食っていけて、 評価されるようであってほしいです。
イデオロギーフリーのohmynewsみたいなのが 成立すれば面白いと思うのですが。
Posted by: しまだ | Nov 08, 2009 10:49 AM
ohmynews が日本でやった失敗のひとつは、「市民」という言葉を前面に押し出しすぎたことでしょう。それが原因で、記者層、ひいては記事の内容に妙な偏りが出てしまった傾向があると思うから。
それ以外の運営面のゴタゴタや旗揚げ時の騒動も含めて、打つ手がことごとく駄目な方向に行っちゃいましたね、あれは。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 08, 2009 01:16 PM
比較的正確な情報を出す個人リソースは結構あるのですが、それを統合するリソースは無いですからね。 どうしてもコンビニ感覚で閲覧できる大手マスコミのサイト(と、それを統合した大手ポータルサイト)に落ち着いてしまうのが何とも。
こちらもそうですが、地道に10年単位で情報発信を続けていくしか、当面は方法が無いような気がします。 出し続けていれば、そのうち個人の網にひっかかるでしょうから。
…でも誠もJ糟もマスゴミの轍を踏み返しているだけ。やふで探す時点で敗北なんでしょうけど。orz
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 08, 2009 02:24 PM
ロボット型サーチエンジンというのは面白くて、キーワードによっては「何でこれが」というような結果が出てくることがあります。
例 : 「闇の陰謀団」でググった場合
サーチエンジンにひっかかることを期待して、コツコツと情報を上げ続けるのが、「急がば回れ」で最善なのかも知れないですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 08, 2009 07:04 PM
> 情報 私個人は単なる技術者馬鹿ですから、専門分野の技術評論しか出来ません。 時々、自分自身のエンジニアリングジャッジを検証できるように、適切な参考文献がないかと探しているのですが、こちらの方はatomica以外極簡単な大学の教科書か、有用な物に限って社外秘の部内資料しかないのが何とも。まあ、それでも日本原子力学会等でコンセンサスが得られているような事項ばかりですので、まだ楽なのですが。
> 大手マスコミのサイト 残念ながら日本のマスコミはある一定期間で記事をwebから消してしまうため、なかなかデータベースとして使いにくいのですが、個人的には以下のソフトでデータベースを構築しています。 新聞つんどく http://www.marble-cafe.com/tsundoku/ これで過去2年分新聞データスクラップ及びデータベースを構築していますが、大手新聞(読売、毎日、朝日、日経、産経+NHK)の横串比較でかなりの部分カバーできる大変な強みがあります。 これで無料で使用できるのが申し訳ないぐらいなのですが、出来れば個々人やこれらのソフトを使わなくとも検証可能であればよいですね。 なお、上記ソフトですが、windows環境にある方には是非導入をお勧めしたいと考えます。新聞データスクラップは非常に手間のかかる作業ですが、これなら一発であり、その蓄積は日記や評論執筆などで大変に役に立っています。
Posted by: へぼ担当 | Nov 08, 2009 11:46 PM
これはすごいなあ。私が、海外メーカーなどのプレスリリースをゴッソリ溜め込んでいるのと似てますね。
プレスリリースといえば、怪しからんのは e-mail alert をフランス語で寄越す Safran Group であります。せめて英語と選択できるようにしてくれと (苦笑)
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 09, 2009 09:35 AM
>比較的正確な情報を出す個人リソースは結構あるのですが、それを統合するリソースは無いですからね。
そういうのがあって欲しいものです。 おそらくは、「理系」をキーワードにしたものが 生産性があって建設的なメディアになる可能性が あると思います。
グーグルとアマゾンの広告と、1記事31円とか52円とか 105円の課金で、そこそこ取材費用と生活費が稼げるようにできるシステムってできるのかな?
記者は一定レベル以上の「理系」の人だけ。
まあ、わたしのような文系情弱が、 搾取されるシステムですが。
Posted by: しまだ | Nov 10, 2009 10:52 PM
特定のサイトからだけトラックバックを受け付ける blog サイトができれば、手間をかけずに一種のポータルを実現できるかも。無条件に受け付けると収拾がつかないので、管理者が承認したところだけ受け付けるようにせざるを得ないでしょうけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 10, 2009 11:38 PM
上で自分で「統合したリソース」と書いておいて何ですが、誰かが統合した時点で、それは統合した個人の味方になってしまうんですよね。 (大手が極めて偏ってかつ検証無しの自己主張を流す現状では、一個人の統合リソースでも相当マシではありますが)
メディアリテラシーが極めて向上して、個人が情報ポータルを個人で構築するのが理想ではありますね。みんなが無理でも、せめて自分はそのようなポータルを構築する、当面はこれが一番かつ唯一と思います。 幸いRSSで個人用ポータルの構築は可能ですし。
何の事は無い、my yahoo(他、登録できれば何でも良いです)にニュースを発信するサイトのRSSを登録すれば良い所行く、って話もありますが(w
それを、へぼ担当さんが紹介してくれたソフトでデータベース化すればパーフェクトですね。googleあたりにストレージ出来ればなー… (google documentが思った以上に使えるので、汎用で書き換える表は、もう手放せませんw。あと、ネットカフェで一時原稿作りとか)
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 11, 2009 01:23 PM
×味方 ○見方ですね、上の1線センテンス目。 スミマセン。
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 11, 2009 02:47 PM
確かに、私が書くものや集めるものは、私なりの私見・偏見の産物ですからね。
メディア論と同じで、個人が何かするにしても中立・公正というのはないもんだと開き直って、さまざまな分野の情報に接するように意識するしかないのかも知れません。自分が見たいものしか見ないと、落とし穴に落とされるのかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 11, 2009 06:49 PM
ハナシぶった切るようで恐縮ですが…。
皆さんはどういう経緯で井上さんのブログに辿りつきました? オイラ全然覚えてないんだよな。
唯一覚えてるのは、最初に見たのが「事故った車」の写真だったのと、ストックオプションがらみの記事でした。でいろいろ記事を読み進めていくウチに「この人オモシロイかも(失礼!)」となり…。ただそのとき「お気に入り登録」をしてなく、後日「ストックオプション マイクロソフト」でググッた次第。以降、現在に至る。
Posted by: き~よ | Nov 11, 2009 11:08 PM
私は、ぐぐるで兵器についてのいろんなキーワードで検索していると3回に一回、翻訳されたニュースが引っかかって(そんな事を2年くらい)、 ふと思ってトップページを見たら、別館が、 でそのまま居着きました。w
鉄なキーワードでも引っかかった記憶もありますが。w
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 11, 2009 11:39 PM
私はNifty時代からお名前だけは知っていて、今週のJDW誌よりを読んでいたからですね。Niftyをやめてからインターネットで続けられているのを追っかけて来た次第。ここに書くようになったのは最近ですけど。
さっき調べたら1999年のスクラップ発見。もう10年以上経ってますね。
Posted by: kv | Nov 12, 2009 12:01 AM
こんにちは。 はじめての書き込みになるかと思います。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_news/015/015800.html
色々観測記事を含めて記事は出ていましたが、 京王の高架化、複々線化の都市計画素案説明会が始まりました。
私も昨日行かせて頂きましたが、配布地図のほか、質疑をする会場の雰囲気、説明のスライド、アイタタな木下など、実に興味深いです。
井上氏は御存知でしょうか?あと何回か開催されるので、一応ご紹介致します。
Posted by: 通りすがり | Nov 12, 2009 06:52 AM
こうしてみると、私は守備範囲が妙に広いせいか、きっかけもいろいろみたいですね。面白いです。
>京王の高架化 てっきり、この話は死んだものだと思っていたのですが、どっこい生きていましたか。でも、まだ土地の確保も何もない状態ですから、実現しようとすると大変そうですね。
また木下某氏が「もぐれ京王線」とかいって暴れるんでしょうか (をひ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 12, 2009 08:47 AM
> どういう経緯で井上さんのブログに辿りつきました?
前世紀の世紀末頃に何かの拍子にJDWの和訳記事を見つけて、定期的に読みに来たのが発端だったような。ブログに書くようになったのは昨年夏ぐらいからですけど。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Nov 12, 2009 06:07 PM
>木下某氏が「もぐれ京王線」とかいって暴れるんでしょうか (をひ)
ええ、早速地下化の会を連れて野次と妄想を飛ばしておりましたwそう言う意味で、見てる分には面白いです、あれは。期待を裏切りません。
2ch鉄道板のスレには会場で配ったパンフも挙がっているようです。配線図、ダイヤ的にも面白いと思います。図を見て受けた印象・・・どうせひゅうがが精々だろと思って22DDHの図を初見した時に近い感慨がw
Posted by: 通りすがり | Nov 13, 2009 01:01 AM
>会場で配ったパンフも挙がっているようです おお、面白そうですね。後で探しに行ってみようと思います。
八幡山の前後以外、どこも用地で苦労しそうな感じですが、どんな計画なのかは興味深いところですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 13, 2009 10:22 AM
それらしい画像を拾ってきました。
なんか、地下急行線が「とってつけたような」印象ですねえ。明大前までスルーするなんて…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 13, 2009 10:46 AM
鳩さんもういかん。 近衛、細川の系譜ですな。
Posted by: しまだ | Nov 15, 2009 07:09 PM
「ハト派」という言葉の定義も変えますか ? (マテ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 15, 2009 07:29 PM
瞬間風見鶏というか八方美人というか・・・
交渉相手の面子を、その直後にマスコミを通じて つぶすとは鳩さん恐るべし。
これは反米派とか親米派とかの問題じゃなくて、 文明人と野蛮人の問題ではないかと・・・
Posted by: しまだ | Nov 15, 2009 10:59 PM
>>しまだ様 >瞬間風見鶏 正にブレることにはブレがないと言うべきかとorz
総理はマニフェストは国民との約束と国会にて 仰っておりましたが、普天間の件を見ていますと 総理には契約や約束といった概念が無い 若しくは理解できないのかと疑ってしまいます
Posted by: YT | Nov 15, 2009 11:45 PM
首脳会談後の鳩山総理の手のひら返しには、唖然としました。 米国側としては、自身の世界戦略にかかわるアキレス腱にもかかわらず、 会談は友好醸成を前面に出して性急な要求を控え、 日本側の合意履行に向けた努力を尊重しますと、 最大限、日本に配慮してくれているのに、 翌日には昨日の約束なんて知りませんなんて、 どの面下げていえるのだろうと思います。
普天間やアフガンを巡る課題や将来の共同体構想等において、 これまで、大人の対応をしてきた米国も、 圧力を高めてくるかもしれないですね。
個人的に、民主党主体の政権が続くことは致し方ないとしても、 少なくとも、首班は自身の発現に責任をもてる方に代わってほしいと思っています。 とはいえ、民主党に期待できる人材がいないのも、つらいことですが。
Posted by: KT | Nov 16, 2009 02:15 AM
自分が言っていたことを、自分でちゃぶ台返しするのは、少なくとも、総理という責任ある地位にある人間がするべきことではありませんね。総理としての自覚があるのか、疑問に思えてきました。
ストックオプション税務訴訟における鳥飼弁護士の言い分じゃないですけれど、信義則違反もいいところですよ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 16, 2009 09:12 AM
あそこまで、他国の首脳に砂を掛ける真似をして、何したいんでしょうね…これが氏の友愛なんですね。… 一応北海道の選挙区選出なので、北方領土問題を前進させれるかな、と期待していたのですが、現時点では絶望的な結果しか望めそうもないですね。
事業仕分けも、自分に関係する所を聞いていたのですが、ポジショントークの多数決で決まるって、何処まで絶望的かつ主計局の言いなりなんだか…
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 16, 2009 06:18 PM
外交儀礼とかどうとかいう以前の問題ですよねえ。 もっとも、マニフェストの件も含めて、前言撤回・ちゃぶ台返しは基本なのかも知れません (やめてー)。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 16, 2009 07:39 PM
内政的にも、沖縄県外、すなわち残る1都1道2府42県のどこに移設するにしてもすんなりいくはずもなく。
沖縄県以外なら年内(一月半も無いが)に同意してもらえるとでも思っているのだろうか。
Posted by: 砂兎 | Nov 16, 2009 09:45 PM
いっそ、政権を賭してでも鳩山邸のある田園調布に移設すると言うなら見直さない事もないですけどね(苦笑)。
まあ、米軍が了解しないか・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Nov 16, 2009 10:09 PM
鳩さんはキリのいいところで、秘書逮捕で辞任だね。 次は安全保障だけはまももなのでお願いです。 内政は面白いので、いいのではないかと。
Posted by: しまだ | Nov 16, 2009 10:35 PM
まもも⇒まとも
ブログのコメントは修正も削除もできないのか。
Posted by: しまだ | Nov 16, 2009 10:37 PM
対立するさまざまな利害関係を調整して、最適な落としどころを模索するのが政治じゃねぇか、といってみたくなりました。なんか、政権交代後の民主党の行状って、ちょっと子供っぽすぎる感じがするんですよねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 16, 2009 10:41 PM
仕分け作業とやらも、議論を表に出して、世間に知らしめる意味はあるとは思うのですが、
だからって、廃止、縮減意見が大半なのに「私の一存で現状維持」とか、舐めきった事してる(事業がある)のはなー。
公開するのは賛成なんですが、議論の前にお互い事前に充分に勉強してこないと。無論会議の場で始めて出てくるデータ、とかは論外、やった馬鹿にペナルティ与えても良いとは思います。
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 18, 2009 05:49 PM
公開の場でやるのならばなおのこと、公明正大で、個人的裁量の余地が入り込まないようにすることは重要、かつ必要だと思うんですけれど…
公開・非公開を問わず、この手の議論に参加する人は、ちゃんと勉強しておくことが必要だと思ったのでありました。勉強だけでなく、個別の知識以前の識見も重要ですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 18, 2009 07:56 PM
エリート官僚と呼ばれる人は、他人が遊んでいる時も勉強していい大学に入って、難しい国家公務員試験に受かるくらいには大学でも勉強して、官庁内部の出世競争に勝ち抜けるくらいには仕事をしてきた人なんですよね。
彼らと渡り合おうと思ったら、それこそよほど勉強しないとならないはずなんですが、仕分け人にしても、民主党の新人議員の扱いにしても、官僚に渡り合える状況を作っているようにはとても見えない訳で。
Posted by: 砂兎 | Nov 18, 2009 08:37 PM
脱・官僚なんていうからには、官僚を超えるだけの勉強と知識が要るはずで、それを一朝一夕に実現するのは大変なはずなんですけれどねえ。
と、裁判所で財務官僚と喧嘩した私が書いてみます。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 18, 2009 09:27 PM
話の流れぶった切って http://blogs.kansas.com/aviation/2009/11/17/irish-bookmaker-betting-1-2-odds-dreamliner-flies-before-the-airbus-a400m/
アイルランドも真っ黒、爆笑しました。w
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 18, 2009 10:32 PM
どっちも目下のところは前途多難ですけれど、「難産でも最後はモノになって、めでたしめでたし」となってくれればいいんですけれど…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 18, 2009 11:54 PM
いや、ならなかったら余りに洒落になんないでしょう、B787もA400Mも。 787が物にならない=ボーイング終了、 A400Mが駄目=高いC130Jかアントノフ(…Anは無理あるなー…)
結果的に5年くらい遅延するかも知れませんが、意地張った方が賢いとは思います。 (C-Xは無論ですが。全く代替出来る機体がありませんし)
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 19, 2009 12:05 AM
>まもも⇒まとも
もしくは「まもの」 科学技術研究費をげりごり削って,一体誰に何をさせようというのかと。
…給料安くても(といっても結構な額ですが)残業代そもそもなかったりしてもかまやしないけど,研究だけはさせてくれと。
Posted by: teiresias | Nov 19, 2009 12:56 AM
C-130J は A400M より搭載量が少なかったはずなので、代替としては物足りないかも知れませんね。
ゆとり教育とか科学技術研究費の削減とか、そんなに国民の教育水準を下げたいのかおまえらは、といってみたくなりました。天然資源がないのに、人的資源までスポイルしてどうするのかと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 19, 2009 09:34 AM
> ゆとり教育とか科学技術研究費の削減 そのような民主党の政策にマンセーしていた某高校理系教師がmixiにも居ましたが、これらの政策が打ち出されてから知らぬ存ぜぬ、現実逃避を繰り返しているのが何とも。 まあ、民主党の有力な支持母体に日教組も入っていたことは承知していましたし、個人的には某有力参議院議員の言動を除き、それを問題視するつもりもありませんでしたが、自分たちが喜んで選んだ政権が自分たちの教え子を死地に追い込むのはどのような気分かい?と皮肉を言うのを寸前でこらえた次第。 まあ、戦場に送り込まずには済んだけど、ワーキングプア、もしくは勉学・研究を途中で諦める方向にし向けた民主党政権の一連の動きは、万死に値する物と考えています。
> C-X 無理をしなくても良いから、丈夫な子になって生まれてきて欲しいと思うばかり。A400Mがこのまま盛大にこけた場合、意外な代替プランとしても望みはあるのかも知れませんね。 もっとも各種環境下、容易な道ではないことは十二分に理解していますが。 B787は性能が低下しても、意地でも飛ばすでしょうね。ANAなどは初期の重い型の受領は拒否しているようですが、それは正解であって、多少待っても数は出るのは必至ですので、ローンチカスタマーの優位は最大限行使しても、それを放棄するのは愚策でしょうし。
Posted by: へぼ担当 | Nov 19, 2009 08:54 PM
身も蓋もないことを書いてしまうと、いったん完成して順調になると、開発過程で炎上していた話なんて、みんなきれいさっぱり忘れてしまいますから。
四半世紀ほど前、AIM-120 がどれだけ GAO などから叩かれていたことか…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 19, 2009 10:32 PM
研究費はポスドクなど若手研究者の雇用も担っていますからね。 しかも研究支援の常勤職員が減らされ続けていて、事務系職員の主力は非常勤職員になりつつあるのが実態です。研究費が減らされると事務処理まで研究者に回ってきて、結局それはより条件が良い海外への流出が起きるわけで。
優秀な常勤、非常勤研究者は流出し、そもそも雇用が減るのでポスドクも壊滅。残った研究者は事務処理まで負担が増え、結局どんどん研究レベルは落ちていく。
まあこんなこと財源もないのにあれやるこれやる言ってた民主党を信じた方々の責任ですが。
Posted by: kv | Nov 19, 2009 10:57 PM
>>へぼ担当様 >某高校理系教師 通常業務でそんな暇は無い筈。恐らく仕事が出来ない、というより使えない可哀相な方かと。 特に地方では、仕事は増えるが、人は来ないのがここ十年ぐらいの現状だったりします。
>日教組 最近と言いますか、ゆとり教育以降は教員の減少も相まって一人当たりの業務量が激増、組合活動などの余力など無く、殆ど(特に地方)の教員は保険等の社会保障の為に加入しているのが現状です。と言いますか、その手の活動に熱心な方々は退職間近か使えない残念な方というのが相場です。
上述のように特に地方は人材不足が顕著で、それどころじゃないのが現状で、新規採用しようにも予算が無く、仕事が増える、人が減るの負のスパイラルが目下進行中です。
私の親、親戚が教員を長らく勤めてきましたが、少なくとも周辺で見てきた感じでは、そう感じました。
教育委員会や組織の幹部の方々はどうかは知りませんが、少なくとも学校という現場で働いておられる末端の日教組≒教員の方々はまともかと。
Posted by: YT | Nov 20, 2009 12:09 AM
鈴木貫太郎大将でしたか、「兵学校教育の成果が出るのは 20 年後だよ」とかいう発言があったそうですが、人材を育てるって、そういうところがありますよね。インスタントに結果が出るのではなくて、後になってジワジワと効いてくる。
ここで科学技術研究とか教育とかいったものを台無しにしたら、数十年後の日本がぶち壊し、なんてことにならないかと心配です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 20, 2009 09:22 AM
ただ単に勉強を教えるなら学習塾で問題ないわけで。
学校は、それ全体での活動を通して、大仰に言えば人格の陶冶、思考法、集団行動等を学ばせる場でもありますし、まさに人を育てる場です。 だからこそ、一歩間違えば洗脳そのもの。その教員の職責・職務を自覚すれば(実際の業務量も考えて)、その手の組合活動などやってられない筈なんですが…
学校では、人材不足を補う為に非常勤の補助教員を雇用する事で急場をしのいでいますが、非常勤の教員は授業、と言ってもチームティーチングや進度別指導など複数名で行う授業での運用が多く、また非常勤教員は授業以外の学校業務に原則関われない為に、教員の業務を圧迫する学級運営や生徒への各種指導等は相変わらず。 傷病等による休職教員への補充も無いに等しく、結果として素人同然の採用一年目の新任教員にお鉢が回ってくる訳です。
そう言う私も教員を目指した者ですが、親が激務で何度か倒れる・入院を繰り返すのを見たり、人にモノを教えることの大変さを痛感して、自分には出来ないと思い諦めました。どの仕事でも割りに合わない部分があるにしても、これはないと思いました。
しかし、教育自体は科学技術等と同じく国の根幹であるため、現状を鑑みるに国が何らかの対策をすべきかと思っております。 高校の無料化に金を使うくらいなら、教員の増員に回して頂きたいのが本音ですね。 昨今の財政難だと、どの分野も貧乏かと思いますが。
Posted by: YT | Nov 20, 2009 01:57 PM
正直研究予算に関しては乗っても反っても駄目だったと思いますよ。 自民時代のポスドク大量生産は、高学歴の失業者の量産という最悪の結果をもたらしましたし、タンパク300だか3000は、高価な分析機械をばらまいたのが一番の成果ですから。
日本の研究予算で一番問題なのは、競争的資金で在籍する大学の名前が一番物を言う事です。科研費が匿名審査になったのは一昨年にやっと、ですから。 高校まではやっとこさっとこ費用負担が減った事は素直に評価して良いと思います。大学なら、授業料免除、奨学金でどうにか学べるんですし。 (文科省以外の資金は今随分増えました)
あと、福祉関連予算が黙っていても年1兆円とか増えているから、どんな形で財源を増やすかは、本気で議論が必要と思います、いい加減。
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 20, 2009 02:14 PM
テンプレートな回答のようですが、どの分野においても抜本的な対策が必要なんでしょうか?
支出が減って、収入が増えるような妙案があるとも思えませんが…
Posted by: YT | Nov 20, 2009 08:51 PM
>YT氏 現状、予算の内訳で社会保障費の伸びが大きいわけで、これは21年度の予算の内訳です。 http://www.mof.go.jp/seifuan21/yosan004.pdf 20年度から21年度への社会保障費の伸びは21兆から24兆と3兆円も伸びています。 そのほとんどが年金健康保険の伸びです。 対策としては、年金の減額、健康保険料の増額となりますが、無理ですよね。 とくに年金の減額は無理でしょう。 こんな感じで非常に難しいわけですよ。
これが解決状況は、経済が上昇することと(税収の増加)、緩やかなインフレ(国債費の目減り)。 これをやるには財政出動が必要となります(鶏が先か卵が先か的な話)。 あとこれもテンプレ的な解答ですよ(苦笑
Posted by: yu-ri | Nov 21, 2009 10:25 PM
まあ国民負担率が先進国中最低ランクのうえに高齢率は最高と仕方ないのですけどね。北欧みたいな負担率60とか70%はともかく、45-50%のイギリス、ドイツあたりよりも10%くらい低いのも事実でして。
小さな政府のくせに社会保障はそこそこ充実しているんですから、こうなるのは当たり前。自民党は「小さな政府市場重視」派と「やや大きな政府再分配重視」派が党内にいて、どっちも理屈が通っています。米英などの普通の二大政党ってのはこのどっちか別の政党でが争うわけです。日本にいわゆる政党間政権交代が起きていないのは、自民党内でこの2勢力が首相交代で疑似的に行ってきていたからなんです。
ところが民主党は「小さな政府再分配重視」派という、理屈に合わない方々が多数派のちょっと変な政党なんですよねえ。
Posted by: kv | Nov 21, 2009 10:52 PM
こうやってみると、仕分けとか社会保障とかいう個別の政策以前に、どういう政府にしたいのかという根本コンセプトの部分から議論する必要があるなあと。
なんかこう、民主党って目につきやすい末端の話にばかり終始していて、大戦略が見えてこない感じがするのですが。もっとも、「政権交代」が公約だったのだから仕方ないか (え
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 22, 2009 08:01 AM
> 某高校理系教師 なるほど、同期から聞いていた実情とはずいぶん違う、異常なぐらい優雅な労働貴族 (毎年欧州旅行に出かけているぐらい/かつ年相応の分別に似合わぬ排他的・攻撃的な言動を取る) だな、と考えていたのですが、悪い方向での想像が当たったと言うことで。 まあ、それならば...と言うところなのでしょうが、このような「進歩的な人」もいれば、真面目に働いて疲弊していく一方の方もいるというのは、どうにもやるせないことです。 基本的に教員の待遇改善に対しては、先の悪印象や我が特殊環境(職務での「進歩的な人」の対応はお腹いっぱい)もあって個人的には冷淡ではあったのです。 しかし、それとは全く別の問題として、将来を担う子ども達が十分な教育を受けることが出来るためにはどうしたらよいのか。 抜本的な解はないのでしょうが、地道な努力は必要でしょうね。 <個人的には高等教育無償化より、高校からの奨学金制度(日本学生支援機構等)の充実と、教員増員(1人あたり分担の生徒数の減少)の方に予算を割くべきと愚考。
これはポスドク問題や科研費等の問題も同じ事。 せっかくの超高学歴を「人財」として如何に使いこなすか。正直なところ弊社でももてあまし気味なところですが、多額の公費を投入して育て上げた公共財を如何に活用していくか、という視点での議論・検討が必要と考えます。 <私個人が学生のもう20年も前からこれらの問題は顕在化していました。そのため、本当なら博士号を取得したかったところ、その先の展望が最後まで拓けず。奨学金返済のこともあったため、修士でもって学業を打ち切り、就職を決めた経緯があります故。
> 福祉関連予算が黙っていても年1兆円とか増えて 「某高校理系教師」は「所得税の累進税率強化で万事解決!」などと主張し続けていますが、まあその妥当性はともかくとして、常識論で言えば、何らかの形での負担増と支出の削減の同時進行は不可避でしょうね。 負担すべき点は負担する覚悟がありますが、本当に支出するべき物か、それとも徹底的な検証を元に合理化を目指すのか(少なくともたった1時間の議論で結論を出す「仕分け作業」は全く評価にも値せず、禍根のみを残すだけと愚考)。 有権者受けする快刀乱麻の一過性のパフォーマンスではなく、受けが悪くても地道な努力こそが必要であり、根本的な解決策はない (有ればとっくの昔に使っている) と考えます。
Posted by: へぼ担当 | Nov 22, 2009 02:26 PM
>累進税率強化で万事解決
どうなんでしょうね。金持ちの税率を上げるのと、薄く広く税率を上げるのと、どっちが税収が増えるのかなあと。もちろん、所得の再分配という見地から、ある程度の累進課税は必要だと思いますけれど、高所得者層とか大企業のことを「叩けばカネが出てくる打ち出の小槌」みたいに考えるのもどうかと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 22, 2009 10:59 PM
>個人的には高等教育無償化より、高校からの奨学金制度(日本学生支援機構等)の充実と、教員増員(1人あたり分担の生徒数の減少)の方に予算を割くべきと愚考。
ですよねぇ。実は今の日本には日本人向けの返済義務なし大学奨学金がロクに無いという結構大きな問題があったりします。(貸与ならあるけど) この手の議論をすると、2chなんかだと「高校・大学は義務教育じゃないんだから不要」論者が大量に沸いてくるのが不思議ですが。
Posted by: 儀狄 | Nov 22, 2009 11:52 PM
日本の場合所得税率10%以下の層が8割を占めていて、高率所得税が適用される層が欧米よりかなり少ないんですよね。高所得者の税率も含め欧米とたいして違わないんですが、控除が充実しているので特に年収400万から1000万位の中所得者の税率が低くて済んでいるって話です。それで所得税で財源を確保しようとすると、高所得者の税率を極端に上げるか、中所得者の税率を上げるしかない、つまりサラリーマン増税になるとか。 教員なんてのはもろターゲットですw
Posted by: kv | Nov 23, 2009 12:38 AM
> 返済義務なし大学奨学金がロクに無い
同じ原資があった場合、どちらに使うべきかと言うのは議論の対象と考えます。 1.返済義務あり、ただしその分対象者を拡げる。そして、やむを得ない場合の返済猶予を認める。 2.返済義務無し、ただし当然ながら対象者は極端に絞られる。 個人的には2.で偏在化するよりも、1.で教育を受ける機会を増やす方向が望ましいと考えます。
ただ、現在の状況下において、不本意ながら返済が難しくなってくる方が出てくるのは事実。その方については返済猶予(障害者手帳保有など全く支払い能力を喪失した場合は特別免除)という方向が必要と考えます。 基本的に自助努力により、より多数の機会を保証する方が正しいのではないかと考えます。これは、返済期間残り数年になりましたが、旧日本育英会の奨学生だった私個人の正直なところ。
> 高所得者層とか大企業のことを「叩けばカネが出てくる打ち出の小槌」
まあ、そう考えたくなる気持ちは分かりますが、そこまでですね。 要は自分自身は低負担で高い福祉を受けたいが、そのためには誰かにツケを回す必要がある。だから恵まれている上記層に請求書を回せば良い! という、それらによる他の影響は考えない考え方が露骨なだけにアレなところですが。 それはそれで一つの考え方でしょう。しかし、それが唯一絶対の正義であり、それを叫ぶ自分は正しい、と思いこんでいるのはどうよ?というのが率直なところです。
Posted by: へぼ担当 | Nov 23, 2009 05:04 AM
実際に自分で確定申告書を書いている立場からいうと、給与所得者の給与所得控除って、ずいぶんとレートがいいですよ。私の経費計上の仕方が控えめというだけかも知れないですが… (ぉ
>だから恵まれている上記層に請求書を回せば良い
共産党あたりがよくいう「大企業に応分の負担を」という文言が個人的に胡散臭く感じられるのは、こういう理由があるからなんですよねえ。だいたい、「応分の」っていう表現が定量的でなくて嫌らしいですよ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 23, 2009 08:06 AM
素人考えを言うなら、将来がっちり稼いで無理なく返済してくれるような若者にこそ、奨学金を出して欲しいですけどね。 奨学金って社会全体の生産性向上のためのもののはずですし、将来に返済が見込めないような素質の若者に奨学金を与えるのは筋が違うのではないかと思います。 まぁ、不景気は個人の努力で克服しがたい面があるので、失業等による返済猶予措置等は柔軟であるべきでしょうけど。
Posted by: H@tokara | Nov 23, 2009 09:16 AM
そういう意味では、いま現在の時点だけで「無駄か無駄でないか」って決められないんですよね。という話を、後で本館にライブしようと思います。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 23, 2009 10:24 AM
無駄か無駄でないか。というより「無駄と余裕」という言い方の方がしっくり来るような基がしますね。まあ、余裕という言い方は最近だとネガティブなイメージで捉えがちな言葉ではありますが。
Posted by: あっさむ。 | Nov 23, 2009 11:14 PM
余裕というと真っ先にスプルーアンス級 DD を連想する私ですが、確かにその言い方の方がスンナリ入ってきますね。当初にケチって余裕がなくなったせいで、後でドツボにはまるケースって、よくありますもんねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 24, 2009 12:25 AM
高所得層の課税については、住民税と所得税のトータル税率が50%を復活させる、で充分ですね。 税率の切替点で急激に税額が上がらない細工をしてあるので、本当に5割もってかれる人は居ませんし。
あとは、配偶者控除の廃止、子供を持つ事にインセンティブを持たせる気が政府にあるのなら腹を括らないと駄目でしょう。これは「声の大きい人」がこぞって大反対していますが。 (セットで不妊治療の1割診療化は必要です、といっつも付け加えています)
いちいち所得制限とかしないで良いです。金持ち貧乏分け隔て無くやれば、子供が本当にいるかだけの確認で済むので、ムダな役人を減らせますし。
返済義務のない奨学金は、育英会のちょっと前までの一種奨学生の免除職、ですが、結果学部生は教員ばっかになり、院生は国公立研究所ばっかりになってしまいました。ナンダカナ、でしたね、傍目でも。 増して企業の縛りのある奨学金なんて、やや暫く首輪を付けられるような物ですし。なら、借金は借金として返すのが楽だと思いますよ。
と、一括返済(ボーナス1年半貯めましたw)で1割返還を頂戴したひとより。(それでも十数万、馬鹿になんないです)
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 24, 2009 05:53 PM
税率とか控除をいじるのもさることながら、あれこれ付け足して複雑怪奇な温泉旅館状態と化している税制を、もっと単純明快で恣意的な裁量行政が入り込みにくい形にできないものか、と思う次第なのでありました。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 24, 2009 07:06 PM
>奨学金返済のこと 返済総額約800万の私はお呼びじゃありませんでしょうか? 奨学金については,より多数の機会を保証する方が正しいのではないかというのに同意です。
さて現場の一意見増補としましては…人の頭数が足りませんね,やっぱり。事務方は順調に(泣)減って行ってる様子。先生の数は維持されてるものの,講義と校務で研究どころじゃない感。これで業績をあげろと言われてもですな。いやなんとかしなきゃいけませんが。…なんとかしますが…。
最近は旧帝ですらそんな感じだとか。であっても就職にありついた人は超幸運児だったりしますしねー…。
Posted by: teiresias | Nov 24, 2009 10:23 PM
今更ですが >>yu-ri 様 有難うございます。なんにしても難しいものですね。
>>へぼ担当様 >某理系教師 最早存在そのものを疑うレベル。きっと地元では有名人(悪い意味で まぁ、ユニークな方々は保護者や地域住民など盛り沢山ですが(一学年に一人は必ずいる
>担当生徒の分散 この辺りは説明が面倒くs(ry、ではなく難しいのですが、学校教員は授業外での事務等の業務が多く、単純な増員では新任教員の教育に手間取られることになり、前言を翻すようですが、結果として現場の負担になります。
その授業外の業務を嫌って、教えることが得意な教員は学習塾の講師に転職したり、最初からそちらに就職する方も少なくありません。
>奨学金 財政難や不況の中、返済義務のない無償奨学金がどこまで普及するのか気になります。 高校での教育費は公私立ほぼ同額ですので、公立での無償化が成功裏に進めば、私立、並びに小中の教育諸費用の無償化も一つの手段かと思われます。
Posted by: YT | Nov 27, 2009 05:05 AM
もしかして、日本には政権担当能力のある政党はないのではないかと
Posted by: しまだ | Nov 28, 2009 02:11 PM
よしんばその通りだとしても、そこで絶望して過激な勢力に手を貸すことだけは、あってはならないと思うのです。多少なりともマシな選択を重ねていくことで、いくらかでも良い方向に動かしていければと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 28, 2009 05:07 PM
> 某理系教師 個人的にはその人格すらを疑っています。 欧州万歳の一方でイスラムに対する偏見を見せ、その見識の浅さを指摘されると、偏向しているとそれまでさんざん馬鹿にしてきたマスコミのせいにしたりして。 まあ、星の数ほど居る教員の中にはこのような人間もいるのでしょうが、人格すら疑われる教師というのは御免被りたいところですね。
> 教員増員 仰る通りかと考えます。 我が職場で言えば新入社員の教育に手間がかかるのと同じ事なのですが、そのような事前のリードイン教育も含め対応する必要があると考えます。
> 政権担当能力のある政党 そのための国民主権であり、思想信条の事由、言論の自由だと考えています。 ダメならダメで暴力的に転覆させるのではなく、徹底的な議論・批判も辞さないことで、少しでも良い方向に持って行くことが必要であり、その責任も含めた国民主権だと考えます。 少なくとも民主主義国家において、為政者の失政は最終的にはそれを選出した有権者の責任に帰せられるシステムであることには間違いないのですから。
Posted by: へぼ担当 | Nov 29, 2009 09:32 AM
国家は自らのキャパシティを超える軍事力を持てない、というのは私の持論ですけれど、政治にも同じことがいえるのかも知れないですねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 29, 2009 04:58 PM
時代時代で求められた事をだいたい正しく提供していたのは間違えないのですが、自民は、でも成長がかげってくると、齟齬が見えてくるのは致し方無いと言えば無いですねー。
で、opinionですが、科学がいわば余裕、余分と思われるのは昔っから変わらないわけで、油断すると足下をすくわれる、パトロンの切れ目が研究の切れ目、なのは何も構図が変わっていません。
ただ、アメリカはAAASという学会組織で就職の斡旋、政治への強力な提言をしている一方で、日本のノーベル賞学者さんとやらの、行動って?ですしね。 (一般市民とやらもこんな時だけ騒いで、おめでたいだけだし…)
仕事柄、研究屋として他山の石として、広報部門をどうやって充実させるか、はこの頃いっつも考えています。 少なくとも在日米軍がやるニコ動チャンネルに対抗しないと。w
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 30, 2009 12:59 PM
事情を知らない人にとっては、自分に関係ないもの、自分の生活に直接影響しない (ように見える) ものはみんな、「無駄」に見えますからねぇ。
でも、実はさまざまな物事がさまざまな形で絡み合って世の中の仕組みができているわけで、無駄に見えるモノが実はとっても重要、なんていう話はそこここにあるはずなのです。そのことをどうやって理解してもらうか、って重要ですよね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 30, 2009 02:05 PM
今更前原ハブ空港論だけど、成田もすでに3000万人以上の利用客が要る空港で、羽田とあわせたら1億人近い利用者が要る空港ですよねえ。一つにあわせろと言うなら、以前仰ったアメリカの巨大空港並みのインフラが必要だと思うのですが、埋立てに一体どれだけのお金と時間が掛かるのか? 国際競争力のためにはやむを得ないというつもりでしょうけど、少なくとも財政危機を煽るマスコミのような輩が数兆円単位のお金をかけるプロジェクトを推進すべきではないでしょう。
そして、一箇所に集めて運用したら、どれだけ重い荷物込みで歩かせるのでしょうねえ?一箇所に集めたらとにかく便利というのは余りにも発想が貧困すぎるというのは井上さんがオヘア空港の例を出したことから見ても明らかでは?
http://www.kojii.net/old/t001113.html
Posted by: あかさたな | Nov 30, 2009 11:19 PM
アメリカのAAASと聞くと科学雑誌「Science」のイメージが強い私が来ましたよ。
ノーベル賞受賞者と言うか、野依先生の動きについては、理化学研究所の理事長と言うスパコンの当事者であるので、その点を含めて報道しないといけない筈なのに、と思います。PC Watchにも書かれてましたが、スパコン・プロジェクトからNECが離脱してベクトル型をやる会社が無くなった(残るはスカラー型の富士通のみ)と言う問題もあるし。
日本の科学技術関係予算については、他の政府関係予算と違って、内閣府に総合科学技術会議(CSTP)と言うのがあり、大学出身者、企業出身者、日本学術会議会長に関係閣僚が議員として参加して、そこで予算要求の基本方針(資源配分方針)や概算要求をチェックしてSABCのランク付けを行う仕組みになっています。そのランク付けは財務省も無視出来ない仕組みになっていました。
しかし、今回の事業仕分けは、政権交代で、てんやわんやになっている最中に総合科学技術会議を無視して行われており、どうも財務省の作戦勝ちの感じがします。
なお、広報活動については、あまり研究者側に負荷をかけて本業が疎かになるのもどうかと思う一方で、タックスペイヤーへの説明責任もあるので、中々難しいところです。そのための日本科学未来館と言う話もあるのですが、毛利館長があれだけ仕分け人をやり込めても予算削減だし・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 01, 2009 12:05 AM
すいません。上の文書は
「予算要求の基本方針(資源配分方針)や」 →「予算要求の基本方針(資源配分方針)の決定や」
でした。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 01, 2009 12:07 AM
>ハブ空港 これってどちらかというと、旅客の利便性というよりもエアラインの都合のように思えるんですけれど、どうなんでしょうか。旅客からすれば、必ずどでかい空港で乗り換えを余儀なくされるよりも、直行便で目的地に行ける方がありがたいと思うんですけれど。
そう考えると、ハブ空港にならなければ駄目だと主張するのは、名目ばかりにこだわって利便性を軽視している、という考えもできるのかなあと。
>説明責任 確かに、まず優先すべきは本業だし、かといって資金を出してくれた人に対する説明も蔑ろにはできないし、というのが難しいところです。 実のところ、そういうところで私みたいな物書き業に出番があるようにも思えるのですけれど、特定の分野に通暁した物書きがいる分野と、いない分野がありますからねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 01, 2009 12:07 PM
ハブ空港化、というよりは、地方-地方を支えきれるほど航空会社に体力が無くなった、って事なんでしょうね。
羽田と成田は、都営浅草バイパスと、京葉線+東海道貨物線、で頑張ればそれぞれ1時間程度で移動出来るでしょう。かつ、航空の便名をつけて乗り換え扱い、預け入れ荷物も一緒に輸送、とするだけで十二分に利便性は確保出来ると思います。
日本じゃリージョナルを安く運行、なんて出来ないので、空港間の直接移動よりは、ターミナル空港へのフリークエンシー増強、でしょうね。(これに新幹線を有機的に組み入れてくれると有り難いんですが) だとしても、MRJみたいな90人級の器材は生きてくると思います。羽田-地方だとMD90ですら持て余し気味ですので。
説明責任ですが、やらなかったオチが現状ですので、腹を括らないと駄目、本人じゃなくても組織がそれなり以上の発信が出来るようにしないと、としみじみ感じています。軍組織はやっぱり、風当たりが強いので、広報はものすごく気合い入れていますし。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 01, 2009 06:17 PM
いっそのこと、新幹線をエアラインとコードシェアして国内線の航空機扱いにしてしまうとか (マテ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 01, 2009 08:59 PM
それ、なんてルフトハンザエクスレス。
JR東日本がJALを救済すればいい http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/31bdd94a4ed93fa6ea918a48f0f3976b と言っている人は本当にいたりするのですが。
Posted by: 砂兎 | Dec 01, 2009 10:49 PM
もちろん、ルフトハンザの件とか、TGV でコードシェア便を走らせてる件が念頭にあったのです。
JR 束は全日空と組んでるキャンペーンが多いから、日航救済はどうかなあ… と真剣に反応してしまいました。でも、よく考えたら JAL カード Suica もあるから問題ないですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 01, 2009 11:35 PM
一時束はJALを吸収、対抗で倒壊が穴を、とか思っていましたね。色だと酉が穴、ですが。w
ドイツみたいに高速線をわざわざ空港に別線で引いている例もあるし、燃料が有限リソースだと考えれば半世紀スパンではやっては欲しいですね。新幹線の羽田乗り入れ。 (大井の基地から羽田の地下通して藤沢当たりまでトンネル?)
今の国土交通大臣が新幹線嫌いみたいで、整備新幹線の予算は当面絶望ですがorz
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 02, 2009 12:42 PM
>今の国土交通大臣 某 blog で、秩父鉄道で C58 に乗ってニコニコしている写真を見て「んなことやってる場合かあ !?」と突っ込みたくなってしまったのは秘密です。
飛行機じゃないと駄目なエリアもあるからケース・バイ・ケースですけれど、どこでも手当たり次第に飛行機と新幹線がガチで競争してしまうのもどうかと。難しいところです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 02, 2009 01:08 PM
蓮舫(事業仕分け)して、マスゴミに叩かれたら政治復活って、まあポピュリズム的落しどころ解決はいいのではないかと。
脱税総理も予算と引き換えに辞任でめでたしめでたし。
あとは、与党と野党がもう少し政権担当能力をつけてほしいものです。
Posted by: しまだ | Dec 02, 2009 07:21 PM
確かに、何かしたように見えるという効果はありますね。実際に効果が上がっているかどうかは別として。
ただ、石油備蓄の件を仕分けたのは気に入らないですねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 02, 2009 09:41 PM
仕分けについてはマッチポンプにしか見えないんですけどね。批判にさらされるような仕分けをやった仕分け人の任命責任は誰にあるのかって。
Posted by: 砂兎 | Dec 02, 2009 09:46 PM
仕分け人の責任追及はまた別のお話として、仕分け人総責任者(某有力政治家)の説明責任だけは必須だと考えています。 れんほー如きはどうでも良いのですが、少なくとも「政治主導」を気取る以上、仕分けに伴う弊害等についても全て政治家の責任で行う物と理解していますので、事は徹底的に行うつもりです。 個人的には激怒するポイントが多すぎて、1つですら罵倒と政治的弾劾に値する、と考えるようなところですので、徹底的に追求ことを決めて既に動き始めているところです。
Posted by: へぼ担当 | Dec 02, 2009 10:29 PM
自民党がやったことの尻ぬぐいをやっているんだから、責任は自民党にある !!!11!11!
とかいって逆ギレされたら、さすがの私でも怒ります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 03, 2009 09:53 AM
別に逆切れしても、やるべき事を先ずやってくれればまあ良いんですけどね。
一番恐ろしいのが、首相が指導力を発揮するとき、ってのが何か間違っていますから。
そして、副大臣は自分の所(省なり庁なり)しか見ていない、自民時代と変わらない状態、 あーあ。 orz
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 03, 2009 09:17 PM
温暖化対策にしても普天間にしても、後先考えずにいきなり泥沼を掘ったようなものですし、財源問題にしても、選挙の時からさんざん問題にされていたのを「無駄をなくせばとか、埋蔵金がとか」言い続けていたわけで。
自民党の尻ぬぐいと言いたいのは分かるけれど、自爆要素が大きいと思うんですよね。
だいたいから、麻生政権の経済対策をさんざん批判しておいて、税収だけはその経済政策の元での税収を前提にしていたような姿勢はどうかと思うのですがねぇ。
Posted by: 砂兎 | Dec 04, 2009 07:33 AM
強引にまとめると、筋の通った「戦略」が感じられないんですよね。なんか場当たり的で、その場その場で受けそうなことばかりやっているから整合性がとれずにドツボにはまるという。
失礼。筋の通った戦略はありました (過去形)。「政権交代」っていうw
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 04, 2009 12:52 PM
>本館Opinionネタ > どうして自国のニュースを海外ソースで見なきゃならんのだ ! そういえば海自のTH-135の情報、国内では当事者たるユーロコプタージャパン社のプレスリリースが出てるくらいですね。海自公式サイトでもまだ公式情報は載らず・・・まぁ自衛隊では少数派のヨーロッパ機とはいえ、練習機なんて地味なジャンルじゃ一般マスコミは食い付きますまいて(苦笑)
教習車を軽自動車からBMWかメルセデスベンツに切り替えた感のあるTH-135ですが、民間型とは多少仕様が違うようで、専門誌の情報に期待・・・
Posted by: ブラック・タロン@窓モード | Dec 04, 2009 10:26 PM
>強引にまとめると、筋の通った「戦略」が感じられないんですよね。
日本を孤立させるという「戦略」に沿っていそうです。
国庫にすむネズミの駆除というのはいいのですが、外交が明治維新以前に戻っちゃいましたねぇ。ルールを知らない野蛮人状態です。
Posted by: しまだ | Dec 05, 2009 12:06 PM
>専門誌の情報に期待 誰も書かなかったら、私が何か企画を出してみましょうか (本気) EC135 だけだと分量的にアレなので、もうちょっと広い観点からまとめれば記事にできそう。
>孤立 友愛を掲げて孤立したらギャグですよねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 05, 2009 12:42 PM
>海自 プレスリリースの基準が良くわからんです。
>外交 「みんな分かってくれるはず」な感がどうにも… 戦前といいますか一人よがりな発想に陥ってる気がします。
Posted by: YT | Dec 05, 2009 12:54 PM
米軍基地に限らず、この手の「それは必要だと思います。ただし自分と関係の無いどこか遠い所に」というような施設の立地を白紙に戻すことがどんな結果を生むのか。
それを短期間でまとめようと思ったらそれこそ首脳部の強大な指導力が必要なはず。と、このエントリーの最初に書いたコメントを見直すのであった。(笑)
Posted by: 砂兎 | Dec 05, 2009 02:12 PM
>プレスリリースの基準 私もよく分かりません。でも、うちの本館でニュースを取捨選択する基準も、人によっては謎だと思うかも知れないですね。
>指導力 少なくとも首相について「強大な指導力」といわれてもピンとこないし、水沢の人は、指導力とはまた違うような気がするし…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 05, 2009 07:55 PM
オブィエクトでの議論でも出ているのですが、元々日米での建艦方針に大きな差はなく、両軍ともに制空権下での水上戦闘を想定していたのですから、大和が活躍できなかった理由は「参加した海戦で一度たりとも制空権が取れなかったから」に尽きると思います。
また、「アメリカは戦艦を空母の対空護衛に使っていた」というのもどうでしょう。サウスダコタが空母にくっついていた南太平洋海戦でも、海域に2隻しかいなかった戦艦のうちのワシントンはTF64として空母とは別行動させていたので、空母部隊のうちのTF17には戦艦をつけていませんし。
また、日本海軍にとって航空戦力の主力は空母なのかというのも疑問です。○四、○五計画でも陸上航空隊の充実に力が注がれている訳で。母艦航空隊>陸上航空隊という前提に立てば母艦航空隊の転用は愚挙に見えますが、陸上航空兵力>母艦航空隊という視点でみれば、単なる航空戦力の集中投入でしょう。
とまあ、40年ほど前に刊行されている戦史叢書の海軍軍戦備1、2と海戦に関する巻の読みかじり知識だけで書いてみました。
Posted by: 砂兎 | Dec 07, 2009 05:33 PM
うーん、微妙に論点がずれているような。 私が書きたかったのは、「出ていった海戦で活躍できなかった理由」よりも「出ていった海戦そのものが少ない理由」なんです。そこのところが分かりにくかったようでしたら、お詫びします。
あと、母艦航空隊の転用が愚挙とかいうことも書いていないつもりだったんですが… (奥宮正武氏はそう思っていたかも知れないけど) 陸揚げしてすりつぶしてしまったから、空母同士の決戦をやろうにもできなかったのでは、とは書きましたけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 07, 2009 06:39 PM
すいません。「南太平洋海戦で日本の空母搭載機が大打撃を受けて、その後は再建中、しかもその途中に何度も陸揚げして戦力をすりつぶしていた」と書かれていたので、よくある陸上転用批判かと早合点してしまいました。この点はおわびします。
でもって、今回のopinionは論点がよく分からなかったんですよ。
大和(というか第一戦隊)は戦力化されてからは、ミッドウェー以降の主要な海戦全てに参加するか、近く(トラック島)で待機して制空権が自軍に傾くのを待っていた訳で。また、進撃してくる敵艦隊を陸上航空隊が邀撃して制空権を引き寄せた状態で、水上打撃部隊が突撃してもいいので、空母の有無と大和の出番は必ずしも直結しませんし。(捷一号作戦がこの例ですね)
Posted by: 砂兎 | Dec 07, 2009 08:36 PM
確かに、論旨不鮮明というのはありましたね。いろいろ話が散らかりすぎたかも。
要約すると、旧式化したから出番がなかったのではなくて、あの艦の位置付けや石油事情の方が大きい原因だったんじゃないか、ということなんです。 あと、TORA 氏の方で引き合いに出していたドイツ、あるいはアメリカの艦について、「その見方は違うんじゃないか」という話。結果的に二本立てになってしまったのがいけなかったですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 07, 2009 09:06 PM
元のTORA氏の件のうち通商破壊で言えば、「どういう海域で何のために」通商破壊をするのかという視点が抜けているのが問題だと思うのです。
敵国制海権内や制海権の及んでいない公海で敵国商船にちょっかいを出して航行の邪魔をするのが通商破壊戦ですから、戦艦を出してちまちまと商船狩りなんぞをせずとも制海権を奪ってしまえばいいんですし。大和はそのための艦ですから。反対に制海権(制空権)の無い海域にのこのこ出ていったらどうなるかは、ドイツの事例や、戦争末期の日本海軍の軍艦を見れば考えるまでもないと思うんですよね。
日本がアメリカに対して効果のある通商破壊戦が出来る海域がどこにあったのかについてもTORA氏の主張では読めませんし。通商破壊は戦争に勝つための魔法だとでも思っているのかと言いたくなりますけど。
Posted by: 砂兎 | Dec 08, 2009 12:28 PM
ドイツなら「イギリスへの物資の流れを阻止して締め上げる」という明確な目的がありますけれど、日本の場合はそれはないので、アメリカと本土とハワイ、あるいはオーストラリアを結ぶ交通線の遮断がメインでしょうか。通商というよりも後方連絡線がターゲットになると。
ただ、1 隻の戦艦よりも多数の潜水艦を放つ方が、会敵チャンスが増えて効果的でしょう。とはいえ太平洋は広すぎるので、完璧に遮断できるかというと疑問です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 08, 2009 09:12 PM
幕末・明治の人だったら米国とどう戦っただろう? えっ、臥薪嘗胆?
Posted by: しまだ | Dec 09, 2009 11:34 PM
学問のすゝめより引用
『道のためには英吉利〈イギリス〉、亜米利加〈アメリカ〉の軍艦をも恐れず、国の恥辱とありては日本国中の人民一人も残らず命を棄てゝ国の威光を落さゞるこそ、一国の自由独立と申すべきなり。』
一億総特攻ですな。
Posted by: 砂兎 | Dec 10, 2009 12:22 AM
一人も残らず命を捨てたら、国家を構成する国民がいなくなっちゃいますよ… (ボソッ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 10, 2009 08:49 AM
一万円札の人はホントに(そこだけが極端に)有名なジェファーソンの言葉(とされる)文の引用で始まっている初編にしっかりと書いていますからね。学問ノスゝメは如何にして欧米列強の侵略から日本国を守るのかを説いている物なので、占領下で生き長らえる選択肢なんて存在しません。
Posted by: 砂兎 | Dec 10, 2009 12:04 PM
しかし現実問題としては、占領されても自由がなくなっても多少は汚い手を使ってでも、自分が生き延びて喰っていける方が優先、という考えの人が多数派ではないかという気がいたします。日本に限らず、世界的に。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 10, 2009 01:54 PM
米国の威を借るヤツらもなんだが、中国に朝貢するやつはもっとムカツク。帰りの飛行機が北朝鮮の領空を侵犯してもいいです。
Posted by: しまだ | Dec 10, 2009 11:37 PM
お気持ちは分からんでもないですけれど、いくらなんでもそこまで公言するもんじゃないと思いますが…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 09:51 AM
すいません。他の搭乗者と飛行機事故の悲惨さを忘れてました。テロリスト的思考でした。民主政体なので、小沢朝貢団を選挙で落選させるのが本道ですね。謹慎いたします。
Posted by: しまだ | Dec 11, 2009 11:01 AM
私もできるだけ気をつけているのですが、書き込む前にひと呼吸して「ちょっと待てよ、これでいいか ?」と待ったをかけて見直すのがイイと思います。
といいつつ、ときどき脊髄反射的にカキコしてしまう、修練が足りない私。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 12:41 PM
2ちゃんでも此処でもその他でも、とりあえず書いて、前のページに戻してリロード、そんな事がカキコより回数が多いやも知れず、 、にもかかわらず完全に頭がやられているのにpostをついしちゃう事も数知れず。(w
まあ、とりあえず書けば頭の整理は多少は付くのでイイヤ、って事にしています。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 11, 2009 05:15 PM
頭の整理はとりあえず、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000059-jij-pol
この人にやってもらいたいと切に願ってます。普天間移設はどっちの国から言い出したことで、どれだけの協議を重ねて合意を得ることが出来たことだと思っているのだろう。
Posted by: 砂兎 | Dec 11, 2009 06:17 PM
( ゚Д゚)ポカーン 今頃になって何いってんの、って感じですね > 首相
今の移設案がまとまるまでに、どれだけスッタモンダしたのか、移設によって双方に生じるメリット・デメリットがどうなるのか、という視点がすっぽり抜け落ちていて、後先のことを考えないで発言しているように思えてなりません。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 06:42 PM
日本から中国に帰国しようとしたら入国拒否されて、日本への入国は本人が拒否して、成田空港の制限エリアで暮らしてる人の逆バージョンくらいがまぁまぁ平和的ですかね(^_^;)
Posted by: AL | Dec 11, 2009 07:41 PM
あっちにもこっちにもいい顔をしようとすると、結局は矛盾が噴出して二進も三進もいかなくなって総崩れ、ということですかねぇ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 09:08 PM
そんな高尚なこと考えていないと思います、ゆっきぃ、もとい総理は…
あと、特に外務大臣の独断専行が酷い、実務で粛々と片付けようとしていた防衛大臣もはらわた煮え繰り返っているでしょうて。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 12, 2009 07:16 PM
ジャスコ大臣は迷走したけど「合意した内容でやらんと普天間で固定になる!」と気付いたみたいだし、結局は辺野古案を微修正するくらいしか方法は無いとはっきりしただけでもマシじゃないでしょうか。
Posted by: kajya | Dec 13, 2009 01:01 AM
とかいってたら讀賣に「普天間含め米軍再編見直し要求へ…与党3党首合意」なんて見出しが。
なんか、この件に限らず、いちいち卓袱台をひっくり返すのがカコイイと思ってる節がないか ? と思うことがあります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 13, 2009 08:57 AM
週末になって今回のOPINIONを拝見しました。 TORA氏の誤りを追及することは理解できますが、JSF氏が大和を中心とした旧海軍ネタで連続的に平間氏の誤りを指摘していることは、ご存知かと思います。この点について、井上氏のエントリで気になることがあります。
http://www.kojii.net/old/d990721.html
> さらにいえば、限られた機関スペースで確実を期すために馬力を抑えたので、最高速度が 27kt にとどまり、30kt オーバーの空母機動部隊への随伴が難しくなった。 >もっとも、速度が出て燃料が潤沢にあったとしても、虎の子の大和を空母機動部隊に付けて出したかどうかというと、疑問が残る。ミッドウェイのときのように、「主力部隊」と称して後ろの方を走らせるのが関の山だったかもしれない。
敢えて区切らせていただきました。特に、後半の部分については、(1)平間氏と同様の過ちであり、(2)かつマリアナ海戦の編成等は(平間氏の学研記事などを含めて)全くチェックされてないような書き方に見えるのですが、この点について、どのようにお考えでしょうか?以前スプルアンス提督の伝記などを紹介されていたので、情報源はそちらからということでしょうか。
個人的には前半についても大和の27ノットが問題ならワシントンやキングジョージ5世やビスマルクだってそれほど優速ではないと思っていましたし、大和より遅い長門や伊勢型も空母を護衛した事実があります。最強なら最速であるべき、と言うのであればモンタナやH44は例え建造されても最強にはなりえないですし、最強の意味合いも少し曖昧ではなかったかと思います。
更に言えば上記の大和記事については他にもどうかなと思うような記述もあり、技術者は単純な意味合いで最強などと書いていた人は少数だったと思います。「言ったもん勝ちの法則」等、普段の井上氏の指摘は正当なものが多いと感じるが故に、今回の勝ち馬に乗るかのようなOPINIONのテーマには軽く失望はしました。ただ、今見たところ、10年で変わったこともあるので直されるということだそうですので、気長に楽しみにしております。
Posted by: 通りすがり | Dec 13, 2009 03:47 PM
はい。どうせ見直すならキッチリやりたいですし。 状況によって、いろいろ可変要素が出てくるなあ、なんて考えていたら収拾がつかなくなってきて、まずは話を整理するところから、という状況なんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 13, 2009 05:55 PM
はたしてこの国は、どこへ向かっていくのでしょうか?
選挙前後、政権交代にいくらかの期待を持っていたのに…。選挙は他党へ入れたけどね。
生活が大きく変わるとは当然(?)思っちゃいないけど、国の舵取りなんて前政権よりも後退してるんじゃない?
民意を勘違いしてるのかな。 「選挙で選ばれた=“すべてにおいて”国民の理解を得ている」とでも。
やっぱり、誰がやってもドコがやっても同じなのかな。
共産党が政権とっても変わらなかったりして(笑)
Posted by: き~よ | Dec 15, 2009 05:38 PM
はじめまして。(と言っても以前名無しでルーデルについて突っ込んだんで違いますが)
ここのみなさんはフリーのアンチウィルスソフトにはどういう評価ですか? AVG、Avast、Avira Antivir とか。
Posted by: 名古屋人 | Dec 15, 2009 07:40 PM
C-X初飛行オメ http://www.mod.go.jp/trdi/news/0709.html
Posted by: 名古屋人 | Dec 15, 2009 09:46 PM
すいません完全に見間違えました。どう見てもP1です
Posted by: 名古屋人 | Dec 15, 2009 09:48 PM
つい先日、avast! 誤検出祭りのエントリでも話題になっていたので、そちらを参照していただくと早いかも知れません。という私は、成り行きでみんな MSE になってしまいました。
>民意を勘違いしてるのかな 勝てば官軍、ぐらいのことは思ってるかも… さんざ期待ばかり先行して、後で落とされるのって最悪だと思うんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 15, 2009 11:55 PM
787がウェブ中継されて今飛んだそうです。中継見たかった。
Posted by: nagoyazin | Dec 16, 2009 03:35 AM
ANAは50機以上発注しているのは知っているけど、日航はB787を発注していたっけ?まあ、したくても資金的にできな・・・おや誰か来たようだ。
Posted by: あかさたな | Dec 16, 2009 08:43 AM
Forecast International が「日本のエアライン 2 社が B.787-3 を発注、しかし 1 社はキャンセル」と書いてるんですが、これが日航のことでしょうか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 16, 2009 09:38 AM
ある程度確定している年金よりも先の見えない、燃料食いのB747の退役を進める事の方が再建には鍵だろうけど、そうしたらB777やB787の大量発注をしたらとてもじゃないけど、7000億じゃ足りないですよねえ。
Posted by: あかさたな | Dec 16, 2009 10:54 AM
除却処理で帳簿上の赤字発生で倒産てのもありえるようですので、古いものも棄てられないようですねえ(報道より)。 (電話債券とかはどうしたんだろう各社)
Posted by: bugaisha | Dec 16, 2009 06:03 PM
なんか、前進も後退もできずにジタバタという感じですね。個人レベルの経理ならともかく、大企業の経理になると、私はよく分からないのですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 16, 2009 09:21 PM
片や「モヒカンカラー復活」なんて華々しいニュースで紙面を飾っている一方で…寂しい。日航がマシな状態だったら「鶴丸&旧カラー復活」で「旧カラーの競演」なんてこともあったのかな、な~んて思ってしまいます。
でもJAS塗装の復活はなかったろうな…。
Posted by: き~よ | Dec 16, 2009 09:36 PM
でも、実は今の ANA のカラーリングって B.767 の登場に合わせて登場したものだから、B.767 のモヒカンって存在しなかったと思うんです。
もともと B.767 に合わせてデザインしたものなので、他機種に適用する際には調整が必要、機種ごとに最初の 1 機はぶっつけ本番で塗装したのだとか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 16, 2009 10:50 PM
個人レベルだと、5年で過去に償却済となった現有資産の残りを1円残して償却できるようになりましたけどねえ、このレベルのところも々なのかなあ? とすると数年で消せる(去年くらいから1円残しの残高償却処理がはじまったしからね)のかもと、軽く言える世界じゃないんでしょうね。
Posted by: bugaisha | Dec 16, 2009 11:08 PM
そういえば、209 系の想定寿命って、鉄道車輌の減価償却期間に合わせて決められたと聞いた記憶が。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 17, 2009 12:26 AM
> Forecast International が「日本のエアライン 2 社が B.787-3 を発注、しかし 1 社はキャンセル」
はい、ご推察の通りJALは B.787-3 を発注しましたが、オプションまたはB.787-8に切り替えています。 これは国際線のダウンサイジングを優先させているお家の事情もあるのですが、果たして現在の状況で新型機を調達できる余裕はあるのか、とも考えられています。 一方で、B.787がカタログスペック通りの低燃費を実現させた場合、燃料費でのコスト削減が実現することから、B.747-400の退役を早めてB.787を玉突き状に導入することで、高コスト体質の改善を図るのかも知れません。これは、世界的な航空不況の中で各社とも苦しい台所事情でも、B.787などの低燃費の機体への更新だけは行おうとしていることは指摘できます。 なお、「今週の軍事関連ニュース」 http://www.kojii.net/news/news091218.html への訂正事項ですが、現段階での情報ではB.787-3は基本型のB.787-8ともに全長が56.7mと同じです。 そのため、B.787-3は「短距離型」ではありますが「短胴型」では有りません。その一方で全長62.8mの「長胴型」B.787-9は若干ながらも航続距離も伸びていますので、ややこしいところではあります。
Posted by: へぼ担当 | Dec 19, 2009 09:15 AM
うわ、訂正しておきます。ありがとうございます。
新しいものを入れればメリットがあるのは分かるけれども、それに要する費用のことを考えると… というのは、個人のレベルでもしばしば直面する難題かも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 19, 2009 09:19 AM
>そういえば、209 系の想定寿命って、鉄道車輌の減価償却期間に合わせて決められたと聞いた記憶が。 鉄道車輌の減価償却期間は13年間と言われていますが、この減価償却期間というのはあくまでも税法上のもので、 経営上はこの時点で廃車してしまうと元が取れないので、従来の車両は、1さらに長期間使い続ける必要がありました。 209系は、税法上の減価償却期間と経営上の減価償却期間とを一致させて、13年経過した時点で廃車にしても元が取れるというコンセプトです。 あくまでも「13年で潰しても損はしない」ということですので、「寿命」というのはちょっと違うかと思います。
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Dec 19, 2009 05:32 PM
209系も初期型は台車中心の真上にドア開口部があって構造上弱くなった、だかで早々に廃車、後期型は若干構造を変更していたような。
それでも極めてドラスチックな車体の見直しで、極端な低価格(1両5千万ですからね…)を実現できたのは、有る面賞賛出来る事ではありますよね。
おかげで走るンです(この通称を嫌う人は多いでしょうが)がJRだけでなく、私鉄まで席巻しちゃいましたが…orz
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 19, 2009 07:20 PM
>13年で潰しても損はしない そうでしたね。書き方が足りませんでした。 ただ、209 系 500 番台以降はともかく、0 番台のベコベコになった車体を見ていると、「まだ使うのか YO!!!」と突っ込みたくなるのも確かです。
もっとも、最初に極限設計をやったからこそ、そこから引き戻す形で最適な落としどころができたわけで、そういう意味では 209 系の「功」について正しく評価するべきでありましょう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 19, 2009 09:37 PM
いやなに、塗装面と鋼体との間に雨が吹き込んで、錆びて盛り上がってぼこぼこ、なんて例なら國鐵廣島支社に行けばいくらでも見られるわけでして……
とうとうあの辺りの車両も、末期色になるらしいですが、はてさてどんな風景になるのやら。
Posted by: TB&SH | Dec 20, 2009 10:36 PM
国鉄型の場合、いろいろ塗り替えてみても、結局は国鉄時代のオリジナルがいちばんしっくり来るなあと思うのは、単に国鉄時代を知っているせいかも知れませんね。
ただし、40 系気動車だけは例外かも (え
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 20, 2009 11:01 PM
209系に関して、うる覚えですが、一般的に大体十数年程度でモーターなどの電車の電装系の交換時期が来るため、209系はその時点で廃車にしても惜しく無いように計算をしていると、どこかの趣味誌で読んだ記憶があります。今絶賛改造中の2000・2100番台は寿命が来た電装品交換も施しているそうですし。
房総地区の209系投入については、現在の113系のお肌が随分前から塩にやられてボコボコでしたから、状態の悪い209系でもステンレスだけマシという話もあります。10年も前ですが、外房線で、錆びて剥がれた外板をガムテープで押さえたまま、その上に塗装していた113系を見たときは泣けてきました。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 21, 2009 01:40 AM
そういえば、E217 も電装品の交換をやってますね。寿命もさることながら、陳腐化とかパーツ入手の問題もあるようです。
確かに、いくら 209 系の外板がボコボコでも、潮風で腐食した鋼製車体よりはマシかも…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 21, 2009 06:26 AM
10年くらい前に別世界の研修で畑違いながら大井にいったときに減価償却に併せて設計しているという編成を、整備ラインで説明してくれました。 工場内の線路を1台分ずつ進めながら交換整備していく感じぽかった(誤解かも)。 連結器はどうするんだろうと質問したら、当然その課程で(必要に応じて???訊かなかった)交換らしい。 整備もかなり少人数ですむといってました。 それがこれだったのかなあ。 (JR内製て言っていたかなあ???)
Posted by: bugaisha | Dec 21, 2009 10:06 AM
国鉄型はなまじ下地塗装が厚いのか、はく離したら無惨ですからねー… 北もキハ183は-0もNも塗装が悲惨な状態です。全検まではせいぜいタッチアップしかしてくれませんし。 日高線に再登場したキハ40も塗装はそうとうやり直したんじゃないでしょうかね?
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 21, 2009 12:56 PM
>減価償却 そういえば、東芝の J-3100SS が出たときに「経費で落ちるように価格設定した」なんて話がありましたし、税制とモノの値段、あるいは設計って、意外とリンクが深いものなんでしょうね。
>塗装が悲惨な状態 現時点で 183 系がまとまった数だけ残っているのは、「北斗」系統と「オホーツク」系統でしたっけ。後は宗谷本線も ? 北海道新幹線がらみで何か動きが出るまで、使い続けるんでしょうかねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 21, 2009 06:40 PM
>塗装 「あけぼの」の24系25型も、塗膜が剥がれた部分だけ塗り直したために周囲と段差ができて、余計にみすぼらしくなってたのがありました。
とうとう「北陸」も廃止が決まってしまい、東北新幹線新青森開業の影響を直接は受けないこいつには長生きしてもらいたいもんですが、車体の方がもたなかったりして……
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Dec 21, 2009 11:22 PM
「あけぼの」もE5+E6運行で若干スピードが早くなる秋田新幹線、の影で無くなる可能性は否定できないでしょうねー…
まさか、北陸+能登を一度に廃止と来るとは… EF510は北斗星&カシオペアに特化する気なんだろうか、束は…
逆に24系は北斗星有る限り意地で維持…束に限ってそれは無いんでしょうね…。カシオペアも結局1編成だけで終わらせそうですし。
機関車列車には世知辛い時代ですね、ホント。国交大臣は「蒸気」オタでしか無くて、鉄道交通のアップグレードには殆ど興味なさそうですし。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 21, 2009 11:46 PM
「能登」と「北陸」の場合、車輌が老朽化してきたけれど、さりとて代替新造すると引き合わない、ということで廃止になってしまったのではないかと理解しております。この先、北陸新幹線ができたら「銀河」の二の舞という可能性は高そうですし。
「あけぼの」の場合、秋田に近いエリアは新幹線の領分として、羽越本線南部で需要が見込めればと思いますが、やはり車輌の問題が…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 21, 2009 11:57 PM
その国交大臣といえば……
羽田~品川間に新幹線構想=JR東海に打診も断られる-国交相 http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009122700033
大井の車両基地から羽田空港に向かわせようという魂胆なんでしょうが、 いくら蒸気オタでしかないといっても(笑)、品川駅から大井方面に直通するためには、 芝浦の水再生センターを跨いだ上で相当の急勾配・急曲線になる短絡線を作らないと いけないということくらいはわかっていると思うのですがねぇ。
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Dec 27, 2009 11:37 PM
首相は鳩ぽっほで国交相は汽車ぽっほか…
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Dec 28, 2009 12:44 AM
間違えた^^; 鳩ぽっぽに汽車ぽっぽだった(w
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Dec 28, 2009 12:47 AM
そして二人を合わせると「友愛あじあ号」の運転構想に!
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 28, 2009 07:57 AM
逆になして品川-羽田をわざわざ新幹線にやらせたいんでしょうかね、汽車ぽっぽ前原は。 (確か東海が品川終着の新幹線を東京駅に回送しないで、大井に入れるために、車庫線への分岐部分にスイッチバックを、ってのは有った気がしますが、気のせいだと思いますw)
東京駅からなら、浜松町で氷漬けされている貨物線を東海道線あたりとくっつけて、東海道貨物線、なんて妄想も出来ますが、どう考えてもダイヤが組めない、密度が高すぎます、あの辺りは。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 30, 2009 12:52 AM
フランスで CDG に LGV の線路を引き込んでいるので、それに対抗したかったとか。 でも、新幹線の線路を引き込んで空陸連携を図るのであれば、枝線じゃなくて本線にしないと駄目でしょう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 30, 2009 02:33 PM
ただJRからすれば「庇を貸して母屋を取られる」にもなりかねないしね。なぜ競合する相手にわざわざ新幹線を、と思うでしょう。リニアの構想もあるわけだし。
Posted by: き~よ | Dec 30, 2009 05:48 PM
初めてコメントさせていただきます。羽田空港に東海道新幹線を引き込みたいというのは、羽田空港を国際ハブ空港にしたいという意図があるのでしょう。今地方からユーラシア大陸諸都市に行くには、地方空港→(大韓航空orアシアナ航空)→仁川空港→どこか、という流れができあがっていて(本当かどうか、精密な流動調査をしてほしいですが)、我らがJALやJリーグの敵・全日空が機会損失をしている、という危機感が国交省にあるのでしょう。
しかし、以前井上先生が書かれていたような、JALのハブ空港は関空、Jの敵のハブ空港はセントレア(Jの敵の筆頭株主は今でも名鉄ですよね)にして、国内線と国際線を有機的に結びつけたダイヤ(航空の世界でもダイヤって言いますかね?)にするくらいのことをしないと、本当の(というか米系エアライン流の)ハブ空港はできないでしょう。羽田は今の計画で拡張しても結局は国内線主体の空港になるしかないし、成田空港はいっそのこと成田漁港として貨物主体の空港にしても良さそうだし。
で、確かに日本の航空需要を外国のエアラインに取られているといっても、取っている国は我が国に年間三百億ドルも貿易黒字を献上している韓国じゃないですか。確かにこれまでの運輸省・建設省の航空・空港政策は何だったんだ、というように問題視してもいいのですが、それはそれとして、ここは三百億ドルを気持ちよく稼がせていただくために、せいぜい大韓航空とアシアナ航空に日本人を運んでいただこうと、私はそう考えています。こんなことどこかの嫌韓ブログなんぞで書いたら在日扱いされそうですが、交通と軍事に詳しい井上先生にご一考していただきたく思います。
ちなみに私は愛県心はあってもお金がないので、今のところ静岡空港は使えません。お金があったら、多少の不便は覚悟して、多摩地方→FSZ→INC→東南アジア・中央アジア・ヨーロッパというルートで海外旅行をしたいと思っています。
Posted by: 高橋和司 | Dec 30, 2009 06:07 PM
>競合する相手にわざわざ新幹線を そういう話ですよね。駅間距離の話がなくたって、静岡空港の下に駅なんぞ作りたくないのと同じです。
今の分からさらに新幹線を増発する代わりに飛行機を止めて、エアラインとコードシェアするから運賃の分け前を一部 (全部じゃない) 渡す、とでもしないと納得できないでしょう。
>ハブ空港 そもそも「ハブ空港ってそんなにえらいの ?」というのが、最近の私の偽らざる心境だったりします。そもそも、日本を通り過ぎる人よりも、日本を訪れる人が増える方が嬉しいんじゃないかなあと。
他の作業にかまけて、この件について真剣に調べてはいないのですが、ハブ空港にするメリットとデメリット、そもそもハブ&スポーク方式と直行便方式のどちらが主流なのか、どちらが旅客に喜ばれるのか、という根本から議論する必要があるんじゃないでしょうか。
私の両親が地方在住なので、海外旅行に行くときには成田や関空で乗り換えているのですが、旅程について聞くと、乗り換えの際のオーバーヘッドが馬鹿にできないんですよね。 それを減らすには国内線をもっと頻発させる必要がありますが、そうなると空港のキャパの問題が出てくるし、頻発させるだけの需要があるのかという話にもなります。そういう話も含めて、どうするのが最善なのか、根っこのところから明確にならないことには。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 30, 2009 06:41 PM
>静岡空港の下に駅なんぞ作りたくない
川島令三氏が島田か金谷(新金谷だったかな?)から線路を引いて静岡空港アクセス鉄道を作れという大風呂敷を広げたが(運営は大鐵ですか)、大韓航空とアシアナ航空で週14便就航しているのだから、それをA'REX(現KORAIL)が建設して(中国東方航空にも一枚噛んでもらうと尚よし)、JR東海と直通運転をするか、終着駅に巨大バスターミナルを作るとかして、利便性を良くしたら、うまくいけば首都圏・中京圏の客の一部を引きずり込めるかもしれない(かな?)。当然空港鉄道の運賃は韓国価格で(さすがにウォン建ては拙いですか)。しつこいので今年は引きこもります。
Posted by: 高橋和司 | Dec 30, 2009 07:48 PM
マジレスすると、それならむしろ東海道本線と名鉄をつないで、セントリャーに乗り入れる方がマシなのでは…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 30, 2009 10:51 PM
> ハブ&スポーク方式と直行便方式のどちらが主流なのか これは大きな問題でしょうし、実際の運行頻度等を変えてみなければ分からないでしょうね。 結局は空港のキャパシティの他にも、遅延リスクや乗り換え余裕を含めたトータルの所要時間、出発時間や到着時間及び便数と座席数に依存する多関数の問題と愚考します。
> 静岡富士山空港 鉄道駅を作っても就航便もまともになければ誰が使うんだあんな物、とは地元中の地元である空港5km県内に住む我が親戚の一言。 先を見た戦略もなければ、足下の空港維持の問題でも立木の無断伐採(誤認識による物だったようですが)など運用面でも全くダメ。 県自体は某発電所に脅しを掛ければいくらでもお金を搾り取れると考えている節があるから、コスト意識のかけらもないし、目の前の問題一つ解決しようともしない、と親戚に言わせれば、まあ地元でも酷評されている有様。 個人的には日本国内でも不要な空港の筆頭(除く防災拠点)と考えますが、もう作ってしまった以上、鉄道に限らずとも抜本的なアクセスの向上を常に意識しない限り、静岡からも遠ければ浜松からも遠い空港では誰も使わない、だから就航便も壊滅的、という現状から抜け出せないでしょうね。
Posted by: へぼ担当 | Dec 31, 2009 06:45 AM
誤字修正です。×「県内」→○「圏内」
Posted by: へぼ担当 | Dec 31, 2009 06:48 AM
紺沙流嘆徒 氏 TVを半田ごてだけで修理云々・・・ 蓄電器(電解)通販で買えれば等といううんちくは良いけど、まねして手に穴開ける人が出そう。
Posted by: bugaisha | Dec 31, 2009 09:54 AM
「空港が遠い(アクセスに不便)」→「んじゃ、近くに空港作ってやれ」→その空港にもアクセスが不便 …の繰り返しのような気がする。
交通に対する戦略?を考える前にいろいろ作ってきたツケなんだろうな。狭い国土なんだからそこそこの規模の空港が5~6くらいあってソレを結ぶ道路や鉄道が有り(無論高速移動)、さらにそれにアクセスできる設備が整っていれば…なんて考えても仕方ないか。
Posted by: き~よ | Dec 31, 2009 12:38 PM
>誰が使うんだあんな物 ぶっちゃけ、空港の利用者が多く見込める状況でなければ、アクセス鉄道を造っても大赤字確定なんですよね。各方面に多くの便を就航させて、十分に需要を見込むことができます、という状況を作らないと、アクセス鉄道の運営に名乗りを上げる会社なんて出てきません。仙台空港ですらヒーヒーいっているのに。
空港あってのアクセス鉄道。空港の需要を増すためにアクセス鉄道を造るとなると、いささか本末転倒かも知れないです。そういう意味では、き~よ さんの「そこそこの規模の空港が5~6くらいあって…」に強く首肯するものなのでありますが。
>TV そもそも、仮にも IT コンサルを名乗る人がテレビを叩いて直そうとする時点でどうかと… わざとネタで書いているならともかく、ガチっぽいですし。 第一、テレビの中って高電圧部分があるから、むやみに素人が触っちゃいけないと思うんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 31, 2009 03:21 PM
たたくは基本(え?) ソ連製と西側の国の兵器を比較してどっち?ときかれ天竺の方、たたくと直るからなあと悩んだと・・・(差ぽ栓木氏六より)
>高電圧部分 一応、半田鏝を抵抗器にして放電させることは可能だそうです・・・・・ (攻撃に備えての罠ですか?)
Posted by: bugaisha | Dec 31, 2009 06:04 PM
鳴かぬなら、叩いてみようホトトギス (違)
アナログな理由、物理的な理由なら、叩いて直る可能性もありますけれど、何でもかんでも適用できるかというと…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 31, 2009 09:08 PM
ははは、本人はネタのつもりなのかも(?)
Posted by: bugaisha | Dec 31, 2009 10:40 PM
ネタといえば、年明け早々に面白い (?) ネタがひとつ、仕事がらみで投下される予定になっております。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 31, 2009 11:29 PM
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Comments
では一発目。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090925-00000082-jij-pol
脱官僚&首脳が指導力を持つことを説くって、他国の首脳から見たら「大きなお世話」だと思うのだが。
Posted by: 砂兎 | Sep 25, 2009 09:38 PM
これはひどい大きなお世話ですね。日本の事情がどうあれ、それを他国にそのまま適用できるわけでもあるまいに…
どうせなら、ソマリアやパキスタンに行って友愛の精神を説いてみてはいかが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 25, 2009 11:28 PM
なんか、ウイルソンの国際連盟っぽい流れですね。
ちょっと地に足が着いていない理想主義と平和主義が
世界を覆いはじめている感じ。
Posted by: しまだ | Sep 25, 2009 11:40 PM
> 脱官僚&首脳が指導力を持つこと
政権交代の経験のある国では
「何を言っているのだか?」
と冷淡にあしらわれただけと悪寒。そもそも各閣僚はおろか首脳の指導力が、マニフェストに拘泥することと勘違いしている段階で小一時間(略)。
25%にしても早速数字だけ一人歩きし始めましたし、日本の恥をこれ以上世界に晒すな!と考えるのは私だけでしょうか。
Posted by: へぼ担当 | Sep 25, 2009 11:45 PM
>マニフェストに拘泥
例の八ッ場ダム問題での「迷惑をかけたのは謝る。でも予定は変えない」な国交相もですね・・・
地元の理解を得るまではダム建設中止の手続きは始めないと仰ってるようですが、現状のままで地元の理解が得られるとは到底思えないので、しばらく押し問答が続いた末に最後は「八ッ場ダム中止を公約した民主党が衆院選で勝利して政権獲得したんだからダム中止は国民全体の意志」という超論法で地元の理解なしにダム中止を強行しそうな気がしてきましたよ。
まぁ本当にそんなことをしたら最低でも前原先生の首が飛ばないとバーターになりそうもありませんが。
Posted by: ブラック・タロン | Sep 26, 2009 01:06 AM
> 八ッ場ダム
ここだけならまだしも同じく「本体工事に未着手なら...」の論理で、各地の砂防ダム、高速道路や整備新幹線など軒並みストップさせそうな悪寒。
<網既にそれを警戒する動きが北陸新幹線福井などで現れていますが。
そうでなければ論理的な整合性がとれないのですが、万が一そうなった場合、民主党政権は風前の灯火でしょうね。つくづく自爆体質だと考えますし、大臣も運がないとしか言いようがありません。
まあ、それも選択の一つなのでしょうが、私個人は意見はしましたが、元々全く支持しておりませんので念のため。
また、民主主義は、所詮最後は有権者の責任として押しつける制度でもありますので、そのような愚かな政権選択をした方は共々連帯責任をと言うことで。
Posted by: へぼ担当 | Sep 26, 2009 01:42 AM
> 八ッ場ダム
↓「長者原町に抗議電話が殺到」だそうです。
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092401000890.html
これを聞いて、どうこう言う前に「70年前の悪夢再び」と思ってしまったのは気の廻し過ぎでしょうか。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Sep 26, 2009 04:47 PM
大きなお世話程度ならいいんだけど、「日本の首脳と違ってその程度で官僚に主導権を握られるほど無能ではない」と思われるだけのようにも、今更ながら思ったり。
Posted by: 砂兎 | Sep 26, 2009 06:41 PM
>前原先生の首が飛ばないと…
前原氏の首を飛ばしたい(→よく思っていない=キライ)人がミンス内にいるんじゃないの?
きっとその“お方”の思惑通りなんだよ。
Posted by: き~よ | Sep 26, 2009 06:56 PM
>抗議電話
なんですか、その 5・15 事件みたいなのは。
ダムと関係ないところで反ダム運動をやっている人が、「転載・転送自由」とかいって煽って回ったのでは… と疑ってしまいました。
理想を持つのはいいんですよ。でも、現実からいきなり理想を実現することはできないし、重要なのは実現可能な形でロードマップを描いていくこと。そして、どこでも同じやり方を押しつけるんじゃなくて、それぞれの実情に合ったやり方を考えること。
なのに、ことごとく真逆を行ってるんだから… > みんす
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 26, 2009 07:49 PM
> 抗議電話
ちなみにメールもあったらしいですね。匿名掲示板にメールアドレスがアップされたらしいのですが、この匿名掲示板が2ちゃんでなくて、阿修羅やオルタナだったら本気で笑うところで。
なお、mixiで私の日記を見ることが出来る方は、本件について社民党某氏共々、徹底的に批判しておきましたので、ご笑読ください。
> 理想
民主党マニフェストがだんだん「僕の考えた理想社会」に思えてきて憂鬱ですね。
Posted by: へぼ担当 | Sep 26, 2009 08:35 PM
アホですねえ。電話や FAX よりメールの方が、送信元の特定が容易になる可能性が高いというのに。そんな煽りに乗せられてメール攻撃を仕掛けるぐらいの人だったら、いちいち送信元の秘匿もしないでしょうし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 26, 2009 10:01 PM
国壊議員辻元清美を副大臣にされて、どうみてもイジメですよね。>前原先生の首
まあ、自民の置き土産だし頑張って欲しいものです。
Posted by: しまだ | Sep 27, 2009 07:11 PM
副大臣というか、足を引っ張るための鉤、つまりフック大臣という感じがいたします。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 27, 2009 09:35 PM
「そういえば今日は月曜だな」と思いOpinionのページをを開いたところで先週読み忘れたことに気付きました。
で、その先週に友人がきていたのですが、彼が東京に出てくるときの足がもっぱら高速バスなもんで、高速1000円のあおりをもろに受けています。
なにせ土曜の便に乗ると渋滞にはまって予定の3時間増し(甲府~東京間が5時間)だそうです。
そんなわけで土日に東京に出てくる場合は、極力金曜夜に出てウチに泊まるのが慣例になっています。
・・・高速無料化になったら本気で高速バスは消滅しそうな気がします。
Posted by: airwing | Sep 28, 2009 09:25 PM
甲府-東京でもそれなのに、東京-博多間の夜行バスなんていったら、悲惨なことになりそうですねえ。お察しいたします。
去年の 12 月だったか、富士パラに Power One のシェイクダウンに行ったときに、誰かが事故を起こして中央道の八王子-相模湖間が通行止めになってたんです。それで甲州街道をトロトロ西進したら、反対車線は中央道から降ろされた車で大渋滞、その中には西の方から来た夜行バスが何台も混じってました。
バスに乗ってた人、「もう新宿に着いたかな」と思って外を見たら知らない場所で渋滞に巻き込まれてて、焦っただろうなあ、と思ってしまいました。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 28, 2009 09:56 PM
> 高速無料化になったら本気で高速バスは消滅しそう
同じ事を考えてしまいますね。
私個人の場合、幸い上京時は必ず夜行を使い、帰りは脱出方向ですので影響は最低限に済んでいますが、一度、お昼過ぎ13時頃到着の便で関越道や外環道の渋滞絵図を見た時には、さすがに血の気が引きました。
幸い?通常でも乗車時間が約5時間(ただし、夜行だとたいてい早着するので4時間10分ほど)あります。そのため、渋滞によって30分から1時間程度遅れても驚かず、ぐっすり仮眠を取るだけでよいのですが、その後の予定がある方がいらいらしているのはよく分かったところで、バスの中の雰囲気が険悪になっていました。
個人的にはバスやトラックなどの緑ナンバー車両の無料化・もしくは割引政策であるのであれば、下道の渋滞回避や大型車による騒音低減、物流コスト他の低減などそれなりに便益もあると考えます。
しかし普通乗用車の無料化によって渋滞解消、経済効果、省エネルギーというのには、かなり無理があり、かえってその逆を行くだけではなく、ご指摘の様に渋滞を招いて高速バスや高速道路を利用する物流体系に大打撃を与えるのではないかと考えます。
Posted by: へぼ担当 | Sep 28, 2009 10:32 PM
一方の九州では、日本最大のバス事業者(苦笑)の西日本鉄道が、高速バスで稼げなくなったので、福岡市内の1/3の路線で減便することになってしまいました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/119148
他にも、西鉄単独運行の路線でバスカード・ICカード使用時に限り大幅に値引きしたりと色々な影響が出ています。
バス王国と言われる九州でもこんな状況ですので、本当にどうなることやら。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Sep 28, 2009 10:53 PM
今はフェリー業界ばかりが注目されていますけれど、あまり話題になっていないバス業界も、なんだか大ヤバな感じですねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 28, 2009 11:29 PM
> バス業界
定期高速バス路線を持っている地方の会社は、それで得た収益を地元ローカルバス路線維持に回しているのがおおかたの現状だったりします。
そのため、西日本鉄道の置かれた状況はまさに危機的であり、九州のバス協会が真っ先に高速道路無料化反対論をぶち上げたのは記憶に新しいところです。
その他は観光バスなどで収益を上げるしかないのですが、現在の不況下では旅行ツアーも競争が厳しく、赤字にならない様にするのが精一杯と言うところ。
その中で、某越後交通などは某社関係(一社に限らず複数社有りますし、某重電メーカーのラッピング通勤バスの運行もしています)の通勤バスを、委託受注にて1日10台単位で運行していますので、高速バスとそれで何とか持っていると言われています。
要はこのような委託運行のように、収益を計算できる者が必須なのであって、バスの運転手さんの苦労もつきないところです。
Posted by: へぼ担当 | Sep 29, 2009 12:19 AM
結局は、バスでも鉄道でも幹線輸送からの内部補助を財源として運行されているローカル輸送を、今後は誰の負担で維持するのか?という話に帰着するわけで。
本来なら国や自治体の仕事だと思うけれど、特定財源廃止、消費税増税は4年間議論すらしない。高速道路無料化で通行料収入も減る。というのが現時点での政策ですし。
Posted by: 砂兎 | Sep 29, 2009 06:44 AM
やっぱり、行き着くところは交通政策に関するグランドデザインの欠如、ですかねぇ。
その辺も含めて、高速道路の割引、あるいは無料化に関する検討がなされてみてもいい時期だと思うのですが。
そういえば、「平日もタダになれば需要が分散するのでは」という主張がありますけれど、会社や学校を休めるわけではないから、大した違いはないと思うんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 29, 2009 10:06 AM
>平日もタダ
火曜日定休日のワタクシが通りますよっと。
でも子供たちの小学校と幼稚園はお休みではないので、高速道路を使って出かけることは出来ません。
割引があって子供たちも休みになる土日は、私が仕事。
世の中、ままなりませんね。。
Posted by: 二枚橋 | Sep 29, 2009 12:53 PM
会社は有給を取る手がありますけれど、学校に有給はないですから、結局、就学後の子供がいる家庭は週末しか休めないんですよねえ。
私みたいに休日不定の職業でも、有給休暇がないことを除いて、その辺の事情は同じなのです。もっとも、私は独り身ですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 29, 2009 01:47 PM
JRの閑散期指定料金から土日祝日が除外されていますし、行楽用臨時列車が土日祝日に設定されていることとか。
そのへんから推測しても、平日に簡単に分散できるとは思えないですよねぇ。
Posted by: 砂兎 | Sep 29, 2009 05:12 PM
現実問題として、学校を好きなように休めるようにする、というわけにもいかないですし。
そういえば、かつてヤマハ (日本楽器製造だった時代) は日曜と月曜の週休二日でしたよ。でも、子供の学校に縛られるのは同じことですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 29, 2009 06:20 PM
いや、小中学校に有給休暇(給料貰っていませんがw)があっても良いじゃない、と親の立場になると思うことはままありますね。
皆勤賞も今となっては、存在意義があるの?ですし。(というか、風邪引いたら黙って休むのがみんなの幸せでしょう)
北海道ですと、冬休みが1/20日くらいまであるので、内地が学校始まった後の閑散期の平日に子連れ、の技が使えたりはします。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 01, 2009 11:31 PM
そうか ! 完全に自由度を持たせることはできなくても、春・夏・冬の休みについて、学校とか地域ごとに少しずつ時期をずらせば、いくらかは分散化できる… かなあ…
だんだん自信がなくなってきました。ピーク需要は変わらないような気がしたので。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 12:01 AM
某所、
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shiryo/hyouka/kunibetu/gai/k_enjyo/ke03_01_0202.html
あたりしめして、誤解を含む文章です云々と柔らかくコメントしたいけど、なんか書き込みたくないなあ。
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 10:07 AM
おっと、園帖とか嵐とか言われそうですのでねえ
あの程度の議論で荒らしというんですねえ
まあ議論の炎は片方からは揚げてましたけど
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 11:11 AM
↑これは今回のでなく前回の事
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 11:17 AM
あれは「誤解」というよりも、「曲解」というか、自分の結論に都合が良さそうな話を都合良く解釈しているだけ、というパターンじゃないでしょうか。なんて書くと、誹謗中傷っていわれちゃうのかなあ。
軍隊は災害派遣「も」できますけれど、災害派遣隊に国防の役割は果たせないじゃないですか、と突っ込んでみたりして。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 12:06 PM
>“誤解”
碁会してあげたほうが、「甲隙をウケて鋳る」といえなくなってよろしいかと。
Posted by: bugaisha | Oct 02, 2009 02:33 PM
八ッ場は100年に一度を見込んだ過剰な計画だ!と言っていた人をTwitterで見かけたのですが、だったら対案は?というと迅速な避難とのこと。
それは良いとして、迅速な避難には常日頃の訓練と言うことになりますが、韓国みたく何千万人の住民全員参加の防災訓練を年何回か抜き打ちでやらないと意味が無いと思うんですが、それって現実的なんですかね?
Posted by: あかさたな | Oct 02, 2009 04:50 PM
>碁会
囲碁はまだしも、将棋なんていう「ぐんくつの響き」がするゲームが野放しにされているのは、由々しき問題だと思いますっ (冗談)
>現実的なんですかね?
リッコーヴァー提督の面接試験じゃないですけれど、そういう人には「では、実際にやってみたまえ」というのがいいと思います。できっこありませんから。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 05:13 PM
>将棋
世の中には軍人将棋というズバリのゲームがありますねw
Posted by: あかさたな | Oct 02, 2009 05:24 PM
テレビ見りゃ、
殺したり、刺したり、盗んだり
する、実に恐ろしげなスポーツを放映しているわけですが、いいんでしょうか。(おひ)
Posted by: 砂兎 | Oct 02, 2009 07:38 PM
しかもチームの中には巨人「軍」なんていうのも (大笑)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 02, 2009 07:46 PM
> 現実的なんですかね?
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい
となることに1円(爆)。
まあ、そのようなメンタリティを持った方々と親交が深い、「つじ~ん」が中の人になっていますから、もっとタチが悪いと言うところで。
同じ事は私の職域でも言えるのですよ。曰く
「自然エネルギーをもっと導入しる!固定価格で導入しる!」
でも、そのような声の大きな方に限って、ご自宅にはパネルなど設置しなかったりしますし。10-20年で改修できるのですから、ステータスシンボルとしてもどんどんやっていただきたいのですが。
ちなみに、本当にやる人は自宅にパネルを設置したり、市民風車などに出資したりしていますが、そのような方々の方が現実を直視するだけに、先のような軽々しい発言はされないものです。
<何と言っても自分自身のお金がかかっていますからね。自らリスクを負わないで、いろいろなことを言うほど気楽なことはないのですよ。はい。
Posted by: へぼ担当 | Oct 03, 2009 12:09 AM
八ッ場ダムの件、なんだか頭が友愛されてきた(笑)
ちょっと頭を冷やして、正確な数字を出している資料を探してみよう。
Posted by: しまだ | Oct 03, 2009 12:41 AM
>自分自身のお金
本当は、国が何かするのだって国民の血税を使うわけだから「間接的には自分のおカネ」なんですけれど。
でも、何かというと「国が国が」という人に限って、そういう意識が希薄で、国費はどこからか湧いてくると思っている節がございます。
>友愛されてきた
流行らせましょうか。「友愛しちゃおうかな」とかいってビルを安く貸してもらうとか (をひ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 07:34 AM
>>友愛されてきた
>流行らせましょうか。
もう流行っているみたい。
民主党の会計責任者が死ぬと友愛(暗殺)されたとか
銀行に友愛(デフォルト)するとか。
ヤンバダムは、なんか党派的な意見が多くて、どっちの損益計算を信じていいのかわからん。
Posted by: しまだ | Oct 03, 2009 08:24 AM
真面目な話、ダム建設の便益を完璧に定量化するのって難しいと思います。
"100 年に一度" レベルの大水害まで考慮に入れるかどうか、水害の被害をどう見積もるか、将来の水需要予測はどうか、とモメそうな要素だらけですし。
YOU&I する : レコードを買わずに借りる (古っ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 08:51 AM
ゆうあんどあいする・・・日立グループで障害者を雇うこと。
http://www.hitachi-youandi.co.jp/
Posted by: あかさたな | Oct 03, 2009 09:25 AM
UI する : ユーザー インターフェイスの構築を担当する
郵愛する : 黒猫・飛脚には目もくれずに「ゆうパック」一筋
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 09:54 AM
真面目な話、「試算」は結果よりも試算に用いる前提(仮定)の方が重要で、必要だというにしても無駄だというにしても、その前提が示されない試算に意味はないと思うのです。
100年に一度の災害ということは、平均寿命約80才の日本においては生きている間に高い確率で被災するということですし、首都圏の場合の被害想定はそれこそ兆円の単位になるだろうし。と考えると、無駄という理由にはならないと思いますけどね。
Posted by: 砂兎 | Oct 03, 2009 04:31 PM
そこで問題になるのは、試算の前提をどこに設定するかだと思うのです。反対する人は数字を低く見積もろうとするでしょうし、賛成する人はその逆になるでしょうし。
そのベースラインを作るところで喧嘩になりそうで、なんとも憂鬱です。これ、安全保障問題にもいえることだと思いますけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 03, 2009 08:45 PM
National Security と Homeland Security と似たようなものですね。
みんすvs自眠
プロビジネスvsアンチビジネス
セキュリティvsアンチセキュリティ
不労所得側vs勤労所得側vs第三者
色々な対立軸がありそう。
国土安全保障上、必要なのかどうかコンセンサスが必要ですね。
あと、週刊誌あたりが不労所得者の部分をつついてほしいところ。
Posted by: しまだ | Oct 04, 2009 09:47 PM
対立軸の存在を前提にして落としどころを探る、というのが私の基本的な考え方なのです。
ですが、世の中、対立軸そのものをいきなり否定しようとしたり、対立軸なんてないことにしちゃったりする人がいるので、そこのところから食い違いがスタートしているのかも… と思いました。はい。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 04, 2009 10:51 PM
ミンスが政権与党になって、極端な反対な方々が結晶化されれば良いんですけどね… 現国交大臣がなー…
水害については、抑止被害を50年に一度にするか、100年に一度にするかで平気で倍くらい費用が変わるので、災害復興対策の費用、手間までちゃんと考えても、落としどころは見えると思うんですけどね。
思考停止状態で事業を散々進めてきたこれまでのぶり返し、と言うには返りすぎて居るので何とも。ですが、せめて、この手の事業評価が今後まともになるようになって欲しいですね。代将…もとい代償は高く付きますが。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 05, 2009 12:06 AM
初めまして。いつも、井上さんの記事を興味深く拝読させていただき、いつも参考にさせていただいております。これまで、ROM専門でしたが、駄文を記すことをお許しください。
これまで、民主党の予算見直しのゴタゴタを見てきましたが、なんだか、予算削減自体が自己目的化しているような気がします。目的の手段を履き違えてしまっているというか、手段が目的化しているというか。
補正予算の削減対象となっている項目(実際は蓋を開けないとわからないですが)は、必要だけど、これまで、なかなか予算がつけられず、今回の補正予算で、ようやく実現したものがほとんどですよね(明確に無駄と思えるのは、アニメの殿堂くらいで、ニュースで取上げられている項目のほとんどは、なぜ、無駄と判断したのか理解に苦しむものも多いです)。
一連の民主の予算見直し、これまでの予算はどの分野もぎりぎりの範囲でやっており、民主がいうような無駄などほとんどないことを逆証明している感じであり、一番の無駄が民主のマニュフェスト施策ということを、自ら証明しているような気がします。
とはいえ、個人としては、これまでのやり方を踏襲し続ければいいとも思っておらず、予算の精査を通して、本当に必要な事業かを吟味する必要があると思いますし、決算の精査を通して、予算が適正に扱われたかのかをチェックしていく必要もあると思います。官僚任せにせず、政治家も一緒になり、責任を持って仕事を行うことも必要だし、基本的には良いことだと思います。
でも、民主の予算見直しのやり方は、少数の政治家だけが密室で、官僚には自分たちが求める(必要とするではなく)資料のみ提出させるやり方で、素人が詳細もわからずに、勝手にいじくり回している稚拙なものにしか見えず、正直、来年度予算の編成がどうなるかがわからず、恐ろしいです(あと、補正でどれだけ減額できたかが、鳩山政権への貢献度を示すって、いつから日本は鳩山王国になったのでしょうか)。民主は、本当に国の将来を考えているとは到底思えないことが悲しいです。
駄文、失礼しました。
Posted by: K.T | Oct 05, 2009 12:58 AM
「一方の極端から、反対側の極端に振れる」という悪癖が、最悪な形で出た感じもします。
「手段の目的化」というのはまったく御指摘の通りで、何のために予算を削減するのか、何のために工事を中止するのか、という話がどこかにすっ飛んでしまっていて、「中止と公約したから中止するんだ」と。
どこかで聞いたような論法だと思ったら、「憲法で禁じられているから集団的自衛権反対」と似てるんですよね。
ここで極端な方向に突っ走りすぎて弊害が出て、また反対側に突っ走るようなことになれば、政策の継続性も何もあったもんじゃなくて、最後に迷惑するのは国民ばかりなり、じゃないでしょうか。その民主党を選んだのも国民じゃねぇか、といわれればその通りなんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 05, 2009 07:22 AM
つい最近、自動車雑誌の外人コラムに日本人は仮定法で思考が出来ないとかいうのがありました。そのコラムの内容を鵜呑みにする必要はないのですが。
「もし***としたら」と聞くと、日本人は「そんなことあるわけないでしょ」とかいう仮定の内容自体を否定する回答をする人が大半だとか。卑近な例だと「もし東大に合格したら?」と聞くと、合格した場合には何をするのかではなくて「受かるわけないだろ」とか返ってくるらしい。
立ち読み(おひ)だったので正確なところは覚えてないのですが、戦争とか災害の非常事態を想定した話にも通じるものがあるように思います。
Posted by: 砂兎 | Oct 05, 2009 08:11 PM
特に安全保障分野で顕著ですよね、仮定法の否定は
先日あるTV番組で「日本の仮想敵国ランキング」というのをやってましたが(出演者へのアンケート結果からランキングを算出)、ある左派系議員は「敵を作らないことが重要であるから日本に仮想敵国はいない」と回答していて思わず苦笑しました
あらゆる「もしも」の事態を想定し、発生確率や優先順位に基づいて対策を採るのが安全保障であるのに、これでは「想定などしなければもしもは起こらない」と言っているも同然です
まさに「平和国家・日本」というイメージに固執し、それに反する現実からは目を背けるというお決まりのパターンでありました
Posted by: S5 | Oct 05, 2009 10:41 PM
ふと思ったのですが、保険理論って応用できないのですかね。
50年もの、100年もの、200年もの水害保険としてのダム建設。何かの相場みたいなものがありそうです。
ひさしぶりに台風がやってきますが、近年の異常気象で台風の超大型化が予想されている(『NEWTON』)ので、この点は、ダム建設側に有利ですね。
『八ツ場友愛ダム』に改称して、友愛施設で町おこしをすればいいのではないかと。政権交代記念館とか。
Posted by: しまだ | Oct 05, 2009 11:11 PM
>仮定法で思考が出来ない
すとーんとツボにはまりました。まったく同感です。
「あって欲しくない事態」と向き合うのに、「あってはならない事態」から「存在しない事態」に変質させてしまうのですね。願望が現実をねじ曲げるというか。
ちょうど某所で、戦争が起きる理由について無茶苦茶な史実無視の理屈が展開されていますけれど、あれも願望が現実をねじ曲げている一例かも。
>政権交代記念館
中空重力式コンクリートダムに設計変更すれば、内部に所要のスペースを確保できそうです (をひ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 05, 2009 11:33 PM
> 仮定法で思考が出来ない
耳が痛いところですね。
我が職域の場合、その特殊性から
「今、一番起こって欲しくないことは何か?それに対する処置はどのように講ずるのか。」
というリスク管理が必須項目なのですが、まさにそれが定着するまでの試行錯誤の過程を見るようです。
まあ、何とか定着させるに至りましたが、これはスポンサーシップが発揮できるぎりぎりの規模であったからであって、日本国内全体での適用は自衛隊や警察・海上保安庁やその他の特殊な職域以外、義務教育の時点からの地道な教育でしか成立しないでしょうね。
本来なら政治の世界でもっとも必要なのですが、はとぽっぽを見ている限り期待するだけ無駄なように思います。
> 最後に迷惑するのは国民ばかりなり
それが「民主主義の冷酷な鉄則」であることを教えない罪がここに出ているように思います。幸い、我が恩師はそれを教えた上で、その意義を説いていましたが、これは特殊例に過ぎるでしょうね。
教育現場ではイデオロギーも有ってか民主主義マンセーばかりですが、そのメンタリズムは「○○共産党万歳!」と叫ぶ心理と一体何処が異なるのか、詳しく聞いてみたいところです。
Posted by: へぼ担当 | Oct 06, 2009 02:16 AM
仮定法といえば、物事を論じるときに「これを反対側から見たらどうなるだろう ?」と自己突っ込みを入れることができない人もよくいるような。
それをやらずに「俺様の考え最高」となっちゃうと、うちの blog のエントリに喧嘩を売ってしまった某所のようなことになるのでしょうねえ。さて、どう料理したものか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 06, 2009 08:35 AM
逆パターンで「仮定が多すぎる」人も>安全保障分野
曰く「日本が某国に攻撃を受けた場合(仮定1),アメリカは条約を守らず日本を援助しないだろう(仮定2)から,日本は自主防衛力を養うべきである。つか核武(ry」。
…予断の山で議論を組上げるのは止した方がいいかと思うのです…。
ダムはさておき,堤防なら「100年に一度の水害に耐える」ことを目指して築くという話を聞きかじったことがあります。所によっては『あの堤防はまだ80年に一度クラス対応だ』とかあるとか(そういえば地元に毎年のように切れる堤防があったなあ)。
『それ(100年)じゃ一生に一度は水害に遭う可能性があるということじゃないか,150年に一度くらいの可能性にできないか?』という要求もあるとかそれだと堤防用地をえらく広く取ることになって寧ろ土地使用の観点から不効率だとか。
「100年に1回の水害ならゼンゼンOKです!」なんて言われたら,堤防の増強問題に頭を悩ましてる人たちが「ああこれで仕事が減った」と喜ぶんではないかと。
…というわけにもいかず―むしろ,山地にバッファを持てる予定がひとつ(あるいはそれ以上)消え去りそうで,平地での治水対策(どの堤防を優先的に補強するかとかなんとか)構想の練り直しの予感で担当者は虚ろな目で情勢をうかがっているんではなかろうかと思う次第。
今回のダム問題,将来的に発生するかと思われる下流の堤防増強・建設費と比べて,どーなのかなーと思うんですが。治水・水利はものっそ複合的な問題だろいうところ,大分世間は視野狭窄に陥っているかと―仮定が多すぎるひとも少なすぎるひとも,恐らくは同様に。
Posted by: teiresias | Oct 06, 2009 09:48 PM
「万が一の可能性」を言い出したらキリがないという一例ですね > 仮定の積み重ね
もちろん、万が一の可能性は想定しないといけないのですが、無限のリソースをつぎ込むわけにはいかない以上、どこかで線を引かざるを得ないわけですけれど。どうも、そこのところが分かっていない人も少なくないような。
かと思えば「100%、役に立つのでなければ要らない」と all or nothing 思考にはまりこむのも、こまりものであります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 06, 2009 11:24 PM
というより、ある想定事象に対して取りうる対策なり起こりうる事象を
ケース1,2,3,4・・・
と場合分けして考えて、それぞれの得失を比較検討するなり、事態を悪化させる結果を導くケースに陥らない方法を検討するのが本来の筋だと思うわけです。
それを、最初から一つのケースだけを主張して、仮定に仮定を積み上げていくから訳分からなくなるわけで。
Posted by: 砂兎 | Oct 06, 2009 11:33 PM
確かに。
なんか似たような話があったなあと思ったら、飛行制御用コンピュータの設計に際して FEMA (Failure Mode and Effect Analysis) をやった話でした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 07, 2009 12:13 PM
> FEMA (Failure Mode and Effect Analysis)
我が職域では確率論的安全評価 (probabilistic safety assessment) と呼ばれる手法そのものですね。
こちらの方は、例えば様々な前提条件から炉心損傷確率を求め、有効な安全方策をとるやり方なのですが、中身はというと...これからの課題でもあると考えています。マニアックな仮定はいくらでも出来るのですが、それが有意に効くのかどうか、実感と相違しないか、という皮膚感覚が重要だったりします。
そのためには、プラントや想定事象(解析モデル)などの限界を、知り尽くしておかなければならないことも同じなのかもしれませんし、それが導く改善ポイントは...だったりしますが(大汗)。
Posted by: へぼ担当 | Oct 07, 2009 07:59 PM
私がこの言葉を最初に覚えたのは、「大いなる飛翔」で「飛鳥」の FBW 用コンピュータに適用する話を読んだときでした。たまたま、それの担当だった方と面識があるせいもあって、印象が強かったのかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 07, 2009 08:26 PM
FEMAだと合衆国連邦緊急事態管理庁になってしまうダニ
FMEAっすね。
Posted by: しまだ | Oct 08, 2009 09:19 AM
(ノ∀`) アチャー やっちゃいました。御指摘ありがとうございます。
不思議だったのは、Wikipedia の当該項目の URL をコメントに入れていたら、spam 認定されて投稿が弾かれちゃったんです。URL を消したら投稿できたので、これが原因なのは確かですが、へんなの。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 08, 2009 09:28 AM
大発熱で出社はおろか「種なし」の危機に陥りましたが、何とか熱が下がったのでお返事。
私の方もwikiのURL をコメントに入れたらはじかれてしまいました。wiki特有の長すぎるURL が原因なのでしょうが、これでは困ることもありますのでwikiはセーフリスト運用と出来ないものなのでしょうか?
Posted by: へぼ担当 | Oct 08, 2009 04:08 PM
それが、FMEA の項目でもひっかかったので、長さの関係ではないようです。
システム側で「NG ワード」ならぬ「NG URL」でも規定しているんでしょうか。だとしても、Wikipedia を NG 指定する意味ってなさそうですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 08, 2009 06:17 PM
うーん、岡田外相ヤバすぎ。
「東アジア共同体」って合衆国排除以外になにがあるのだろうか?合衆国と中東を切断する計画ではないかと思われそう。
いったい日本に何の利益があるのだろうか?
Posted by: しまだ | Oct 09, 2009 07:51 PM
国と国との交易を往来自由にして、東アジアの流通をイオングループが制覇する野望、とか (え
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 10, 2009 12:16 AM
>東アジア共同体
「我々民主党政権はアメリカべったりでアジア諸国への配慮に欠けていた自民党政権とは違う! 我々はアジア諸国と仲良くしつつアメリカに対等に物を言う国家を目指すのだ!」という、間違ってはいないかもしれないが何となく微妙な信念"だけ"で物事を進めようとするとこんなものが出来上がるのかねぇ。
まぁ、表向き賛同を示している他のアジア諸国が本音でどう思ってるのかは知りようもないですが。
そういえば、『ゴルゴ13』に日・中・旧ソ・ASEANによる経済ブロック構想を目指す日本の外務省官僚の奮闘と挫折を描いた『東亜共同体』なるエピソードがあってだな(ry
Posted by: ブラック・タロン | Oct 10, 2009 04:37 AM
>アメリカに対等
アメリカの核の傘から出るつもりなのかいな。
ジャスコ総理大臣の可能性は0ですな。
しかし、小沢幹事長は大勢の民主党議員を連れて
中国を訪問するっていうしどうなってんだろう?
民主党の親中国派が本性を現したら、日本危うしですな。
Posted by: しまだ | Oct 10, 2009 11:24 AM
内容をちゃんと精査、ですね、対中国にせよ対米にせよ。
(自民が絶対出さなかった米国FTAをいきなりぶちかましたので、アメリカ軽視、の論調はドウモ)
中国にせよ米国にせよ大国ですし、バランスを取りつつつきあう必要は大ありでしょう。で、返す返す社民っつー存在がアタマイタイ、旧社会党系の民主議員を黙らせるために、存在はしていた方が幸せとは思いますが、閣内に入れる必要はなー…。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 11, 2009 05:46 PM
>す返す社民っつー存在がアタマイタイ、旧社会党系の民主議員を黙らせるために、存在はしていた方が幸せとは思いますが、閣内に入れる必要はなー…。
みずぽたん国旗に一礼しただけで、ネトウヨの心をつかんでしまったし恐るべしですね。
左翼が国旗国歌・皇室・自衛隊を容認する時は、本当の危機の到来です。
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中央アジア4か国がCIS首脳会議欠席で、
14日の北京の上海協力機構会議に出席するのか楽しみです。
春秋戦国時代の会盟みたいで面白いです。
誰が牛耳をとるかで揉めるのですね。
Posted by: しまだ | Oct 11, 2009 07:54 PM
あのエヴァタソがお亡くなりだそうで。
まだ妙齢60だというのに・・・・・・・・・。
Posted by: SCARFACE1 | Oct 12, 2009 09:04 PM
みょ、妙齢って、若いお嬢さんじゃないんですから…
まさに「巨星落つ」。個人的には、「兵器」よりも「軍事」を語れる貴重な方だった、という認識があります。この穴は、容易には埋まらないですねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 12, 2009 09:15 PM
共同体でも何でもいいんだけど、「何のために」というのが抜けていると思うんですよ。経済活動のために国の違いが障害になるのなら、その垣根を取り払うのか、軍事同盟を目指すのか。EUだってEECからの長い歴史の上に成り立っているわけで。
というか、外国に言う前に、肝心の日本国民に対して所信表明演説すらしてないだろうに。選挙でも別に東アジア共同体を前面に出していたわけでもないし。
Posted by: 砂兎 | Oct 12, 2009 11:34 PM
少なくとも、共同体というからには共通する利害があり、それに対して手を組んで対処していく、というスタンスが求められるんですけれど。日中韓に共通する利害というと、さて… ? 北朝鮮の核問題以外に何かあるかなあ ?
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 13, 2009 08:35 AM
共通の敵アメリカの干渉を排除しましょうってことじゃないかな。
Posted by: しまだ | Oct 13, 2009 08:25 PM
反米って分かりやすいし、特定の層は間違いなく喜びますからねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 13, 2009 10:40 PM
>反米って分かりやすいし、特定の層は間違いなく喜びますからねえ…
ダムを悪者にしてみたりとか。
あっ、そうそう。この前の三連休に日帰りツーリングで
宮ヶ瀬ダムに行って来た訳ですが、ダムの堤防から
横浜MMのビル群が見えるぐらいの位置にあったのに
ビックリして、「このダムが友愛されたら、どうなるんだ!?」と思ってしまいました。
いあぁ・・・・・、無理矢理脱ダムをさせられて
ダムバスター等で破壊されたら、被害は相模川流域だけじゃなくなると(ry
どんな行程だったかは、自分の方のブログに書いた訳ですが・・・・・・・・・。
Posted by: SCARFACE1 | Oct 14, 2009 12:40 AM
宮ヶ瀬ダムが決壊したら、厚木市あたりはえらいことになるでしょうねえ… いくらなんでも、既存のダムを破壊したりはしないでしょうけれど。
分かりやすい「敵」を作って叩き続けるのは手っ取り早いですけれど、それが本質的な解決につながるかどうかはまた別の問題。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 08:54 AM
国交相は今度は地方空港を「敵」にしだしましたねぇ。それなら、首都や各地域の中心都市(大阪、名古屋、福岡、札幌etc)までの「現実的な」高速交通手段の代案を示して欲しいものですが。
Posted by: 砂兎 | Oct 14, 2009 12:18 PM
もはや二正面作戦ってレベルじゃありませんが、自民党政権時代の政策を否定さえすれば OK、ってことなんですかねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 12:44 PM
いつも楽しく拝読させていただいております。
子供手当にしても、児童手当を廃止するしないで揉めているようですね。単純に児童手当の範囲や規模を拡充すればいいだけではと思いますが。
空港のハブ化にしても発言は不用心ですし、それに空港・航空行政全般に係る話ですからもう少し考えて発言して欲しいです。
しかし、給油や普天間問題もそうですが、閣内一致した発言をしたり、与党間で協議して対応を統一して欲しいですね。あのグダグダっぷりを見ると暗澹たる気持ちになります。
Posted by: YT | Oct 14, 2009 01:55 PM
結局のところ、今の民主党の行状で何が問題なのかというと、
・自民党政権時代の否定にこだわりすぎ
・なにかにつけてコンセンサスがとれてなくて、不整合・調整不足がワラワラ
というところなのかなあと思いました。もっとも、あちこちで勝手なことをいって足を引っ張ることがあるのは、最近の自民党だって似たようなものでしたけれど。
国民の安全・繁栄を実現するための政治である、という視点が忘れられているようで、そこが心配です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 06:26 PM
川島正次郎の尻拭いだし、前原はいいのではないかと。
愚かな政策の犠牲者となった機動隊員に涙。
適正手続きの正義は政府側にあったし。
悲劇ですな。
Posted by: しまだ | Oct 14, 2009 09:07 PM
> 現在の民主党政権
前原大臣と言い
「前もって露払いを行う『被害担当艦』ですか?」
と聞きたくなるほど、敵を作り、混乱を招きまくりですね。これで問題提起をして、混乱させるだけさせまくって、落ち所を次の大臣に託す、という高度な政治戦略が組まれているのであればたいしたものですが、我々含め関係者はたまったものではないですね。
根回ししろとは言いませんが、少なくとも最低限の説明責任とその合理性の立証を行え!と考えてしまうのは厳しすぎる要求なのでしょうか?
Posted by: へぼ担当 | Oct 14, 2009 11:30 PM
何をやってもどこからか文句は出るわけで、それを調整して最善の落としどころを探すことこそが、本来の「政治の仕事」だと思うのです。ぶっ壊すだけぶっ壊しておいて、アフター・フィールド・マウンテン、なんてことにならなければいいんですけれどねぇ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2009 11:33 PM
まずは全否定、その後に部分的に認めてやって上下関係を作り上げる洗脳手法は占い師くらい巧くやり続けられれば良いけど、官僚のほうがもっと上手行くような気がしますね。
Posted by: AL | Oct 15, 2009 11:24 AM
今の民主党を見ていると橋下知事と被る。話題づくり優先で極論をぶち上げて混乱だけ混乱させて落しどころを探る所とか。マスコミからチヤホヤされている頃はこの政治手法でもなんとかなるかも知れないけど、見放したらもうお仕舞いですよ。
Posted by: あかさたな | Oct 15, 2009 04:48 PM
その点、田中県政時代の長野県は、どうだったんでしょうね。
問題は、その後で揺り戻しが発生して、却って以前よりも悪い状態になることかも知れないなあ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 15, 2009 05:10 PM
江畑氏を殆ど誹謗中傷まがいの事書いておきながら、頓珍漢をほざいて撤回しない民主の代議士の姿を見てしまうと、多少ならぶれる、とやらでも良いんじゃ?とか思ってしまいます。…のは、やはり高度な作戦なんでしょうかね(苦笑。
ただ、前原大臣は被害担当艦、を演じている気は若干しますね。落としどころを考えているのかは怪しいですが。(だって、ゆっきぃの無茶苦茶に付き合うには、やっぱり無茶するしか無いも…)
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 15, 2009 05:54 PM
とりあえず、現時点で結論を出すのは早計だと思われるので、民主党については見物モードにしようと思っています。まさか私のところに安全保障政策について訊きにくることもないでしょうし、第三者でいられると思うので。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 15, 2009 10:27 PM
>児童手当の範囲や規模を拡充すればいいだけ
民主党は過去3回だか4回だか児童手当の拡充法案に反対しております.
与党提案で社民や共産ですら「改善だから」賛成したのに,「子ども手当じゃないから」反対したんですな.
Posted by: kv | Oct 17, 2009 10:33 PM
なんというか、態度がお子ちゃまだなあ… 民主党に子ども手当てを出しましょうか (こら)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 17, 2009 11:14 PM
『江畑謙介全仕事』とかNHKムックにならないかな。
勉強会に呼んで講演してもらって、
最後にン十万包んだら、そんなにいらないと
突っ返されたって噂話を聞いたけど本当だったのかな。
ディアゴスティーニ『週刊江畑謙介』でもいいです。
Posted by: しまだ | Oct 18, 2009 12:21 AM
並木から江畑さんの本が結構出ていたから、今度、並木の N さんに会ったらネタ振りしてみましょうか (かなり本気)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 18, 2009 06:47 AM
おお。いいっすね。予約しま~す。
優秀な版元なら、もう禅宗にした場合の損益計算は終わっているでしょう。
名誉をある仕事を担うのはどこか楽しみです。
ディアゴスティーニでもいいんだけど。
Posted by: しまだ | Oct 18, 2009 10:54 PM
とりあえず、すぐに顔を合わせる予定がないので、気長に考えていただければと… (そもそも、ネタ振りしたから実現すると決まった訳じゃないし)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 19, 2009 07:27 AM
忘れたころに・・・オオォ!となるよう、
気長に待ってまーす。
--
岡田外相どうしちゃったんでしょう。
核先制不使用宣言って友愛というか和諧外交っすね。
どこの国の外相なのかと。
馬鹿なのか本性をあらわしたのか。
Posted by: しまだ | Oct 19, 2009 07:49 PM
>岡田外相どうしちゃったんでしょう。
オカラさん、今度はPKOの参加原則を見直すとか言い出してますよ。
んでも、ポッポ兄と北ナントカって人には、話を振ってあるんですかね?
あとは、諸悪の根元オジャーさんとか・・・・・・・・・。
Posted by: SCARFACE1 | Oct 21, 2009 10:54 PM
自称でなく実際に炎上している方のブログ、報道されたようですねえ。(yahooニュースか何かで見かけました)
選挙が終わってから対応だそうです・・・
自称炎上のほうは静かな物ですねえ、今までの人がきつすぎる書き方だったとはいえ、意見するのはry)
串さしてる事をののしってますけど、普通にプロバイダの串を通している人も多いと思いますがこの場合はどっちだったんだろう?(うちのプロバイダは漏れ串だからちゃんと見ればIPわかちゃうらしい)あれだけ警告(?)されれば直書きする気になれない人もいるはずです。
民の主なる集団は無視(ってわけにも行かないのだろうけど)
Posted by: bugaisha | Oct 22, 2009 10:49 AM
炎上、あるいはそこまで行かなくても、ホイホイと IP アドレス晒しをやるのはどうかと。第一、個人ごとに固定的に IP アドレスを割り当てているケースってそれほど多くないはずで、晒したからといって抑止効果があるかというと、疑問なんですよね。
>ののしってますけど
あれは単に、罵る口実が欲しいだけだったりしそうです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 22, 2009 11:51 AM
戦争が公共事業たりえるのは全面戦争じゃないと効果がないというのは私の結論なのですが、どう思います?
Posted by: あかさたな | Oct 24, 2009 07:45 PM
全面戦争というか、国のリソースをありったけ、戦争のためにつぎ込む状態ですよね。もっとも、平時でもそれに近いことをやっている国が、どこぞにありますけれど。
それと比べれは現在は、(たとえアメリカでも) 財政的に厳しいとか何とかいってみても、国家予算の大半を戦争につぎ込んでいるわけではありません。だから、経済効果なんて知れているでしょう。皆無ではないにしても。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 24, 2009 07:54 PM
一方でベトナム戦争は好況に導くどころかアメリカを傾かせてしまったわけですし、
短期間で国のリソースをありったけ使うような戦争じゃないと、公共事業たり得ないんだろうなと。
逆に言えば、コロニーでも軌道エレベーターでも国家リソースをありったけ使う案件があれば良いのでしょうが。
Posted by: あかさたな | Oct 24, 2009 09:26 PM
軍事にかかわらず、費用対効果の問題なのではないかと。
WW1、WW2の米国を誰もがまねできるわけではないし。
しかし、北極・南極の争奪戦はソロバンが合うかもしれませんが、どうなんでしょう?
Posted by: しまだ | Oct 25, 2009 09:54 AM
流れを切って申し訳ありませんが、人知れず(私がチェックしてなかっただけ)文化放送のサイトが更新されておりましたので、お知らせにあがりました。
文化放送「大村正樹のサイエンスキッズ」
7月18日放送分
http://www.joqr.net/science-kids/backnumber_090718.html
7月25日放送分
http://www.joqr.net/science-kids/backnumber_090725.html
放送内容がテキスト化されています。
・・・テキストを読んでいると、Kojii氏あまり喋ってませんねぇ。
まるで街頭「誘導」インタビューに応える「会社員」や「主婦」のようであります。。
Posted by: 二枚橋 | Oct 27, 2009 09:39 AM
録音ではかなり喋ってたんですけれど、編集でカットされちゃいましたね。しかし、そのまま生で流していたら、それはそれで時間が押して大変だったことでしょう。
さしあたって生放送に出る話はないのでノンビリ構えていられますけれど、何かの拍子にそんなことになっちゃったらどうしよう… (←考えすぎ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 27, 2009 10:18 AM
↑↑拝見させていただきました。
・・・子供向けの内容なのに、結構難しいと思いました。
はしょられた部分は子供には難解すぎたためにはしょられたんじゃ・・・?
Posted by: airwing | Oct 27, 2009 01:28 PM
えっと、多分それもあると思います。これでも噛み砕いたつもりでしたが、やはりまだ難易度が高かったかも知れません (´・ω・`)
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 27, 2009 01:41 PM
護衛艦「くらま」が関門海峡で貨物船と衝突、炎上との一報。観艦式からの帰途だったとか。
まだ詳細は不明ですが、ケガをされた方お気の毒様です。早い回復をお祈りします。
で、また自衛艦と民間船ですので「あたご」のときのように感情の入った一方的な報道が成されないことを願うばかりですが既にそうとも行かないみたいです。
一部マスゴミのようです。
http://leny.iza.ne.jp/blog/entry/1293116/
Posted by: き~よ | Oct 28, 2009 01:04 AM
>くらま事故
どうもここ最近のしらね型は不運続きですなぁ・・・
事故の詳細や過失等々については今後の調査を見守りたいですが、衝突した相手が韓国船籍の船ってことで、ただでさえ変な論調になりやすい自衛隊絡みの大型事故に反日・嫌韓感情まで加わって余計におかしな議論を巻き起こしそうな悪寒がしますわ(嘆息)
Posted by: ブラック・タロン@MacBook Pro公試中 | Oct 28, 2009 02:31 AM
いや、まったく。
だいたい、この件に限らず事故が起きたときはいつもそうですけれど、報道機関は性急に原因を求めすぎですよ。事故の直後は事実の報道にとどめて、原因に関係ありそうな話については差し控えるぐらいでないと…
これだけで廃艦にするわけにも行かないので修理するのでしょうけれど、数ヶ月は動けないでしょうねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 28, 2009 07:36 AM
さらに燃料投下。
テレ朝のニュースを見ていたら、下記のような発言があって、思わず大声叫んでしまいました。
沖縄普天間基地の移転問題に関し、防衛相と首相・外相の意見不一致に関しコメンテーターが一言。
「生活に密着している問題ではないので、問題になっていないのかと・・・。」
子供手当なんかと違って失敗したときに手戻しが聞かない分、ものすごく重要だと思うんですがねぇ。
Posted by: airwing | Oct 28, 2009 08:31 AM
それに、地元の人にとっては、生活に密着しまくってると思うんですけど。なんだかなあ。
「くらま」の事故で、某所の人が「だから軍隊は国民を守らない」と炸裂するかと思ったら、してませんでした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 28, 2009 08:34 AM
>くらま 割とお互い不幸、という感じになりつつありますね。海保が半分くらい修理費を持つのかな?
>基地移転 マスゴミは東京以外は生活に密着していないんですよ。(w
ある程度落ち着いたら、検証、が予算と情報を大量に持っている大手マスコミの役割と思うんですが、ホント刹那的な行動しかしませんよね。
ここ数年はNHKも総合はまるで駄目、ばっかりだし。国交大臣vs6知事をアフターエフェクト(火花)した絵面、にはさすがに愕然としました。
Posted by: ぼろねこ2k | Oct 29, 2009 12:08 AM
そう。最初に花火を上げるだけじゃなくて、後からフォローしてきっちり検証してくれるのであれば、まだしも救いがあると思うのです。垂れ流してそれっきり、というのがいけません。テレビはまだしも、新聞ならそれができるはずなんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 29, 2009 07:05 AM
そおして、花火はどうやら片一方に一方的に振りそうな雰囲気に→くらまに突っ込んだコンテナ船。
ちゃんと検証は入るんでしょうかね?
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 01, 2009 06:45 PM
過去の経験からいって、入らない、に 100 ガバス。
この件、案外と尾を引くかも知れませんね。いろいろな方面で。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 01, 2009 11:25 PM
そして自衛隊側に過失がないとみるや一斉に報道しなくなる、マスゴミ。
Posted by: き~よ | Nov 04, 2009 05:30 PM
よし、来週の Opinion のネタはこれで行きましょう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 04, 2009 05:52 PM
一応フォローしますと、NHKの福岡・山口のローカルニュースでは、貰い事故の一件がまだ毎日流れています。まあ、地元だと関門海峡の事故そのものの影響が大きいからなんでしょうが・・・。
ただ、ある程度の捜査が終了したのと、昨日、結構大きな事故が山口・福岡の両県でありましたので、そろそろネタが尽きるかもしれません。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Nov 05, 2009 02:53 AM
新聞でもテレビでも「枠」の大きさは決まっていますから、その中でニュースバリュー (早い話が売れるかどうか) が高いものから押し込んでいくと、相対的にバリューが低いニュースが押し出されるという構図でしょうねえ。
問題は、ニュースバリューと実際の重要性が、必ずしもリンクしていないところだったりしますけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 05, 2009 09:07 AM
結局「商業マスコミ」である以上は読んでくれる記事、見てくれる内容でなきゃダメなんだよな。それは報道の現場の人たちではなく、営業局員や代理店、スポンサーのせいだったりするんだけど。
それと思うのは、真のジャーナリストが居たとして(笑)事件や事故の本質を伝えたときに、意外と世間ウケが悪いだろうな。それだけマスコミがいろいろと「操作」している、と言うことなんだけど。福知山線の件だって、本当に「ATSがあればOKだったの?」って今でもオイラは思ってるし、あたごの件もぶつかるまで漁船はなにしてたんだよ、って。
Posted by: き~よ | Nov 07, 2009 05:34 PM
前に書いたことがあるような気はするけれど、山陰在住時にはしょっちゅう見ていた竹島問題のニュースを、東京に出てきてからは島根県の竹島の日制定で韓国が騒ぎ出すまで、10年以上の間ほどんと見なくなった。
というあたりで、私はとうに大手マスコミの姿勢なんてその程度のものだと思ってます。
Posted by: 砂兎 | Nov 07, 2009 06:10 PM
そこのところを、送り手も受け手も承知した上で割り切ってしまえばスッキリするんでしょうけれど、それができないのが不幸の始まりなのかも知れません。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 08, 2009 12:22 AM
>真のジャーナリストが居たとして(笑)
事実を愚直に積み重ねる「ジャーナリスト馬鹿」は、
右でも左でも一定数いてほしいですし、
そういう「馬鹿」がそこそこ食っていけて、
評価されるようであってほしいです。
イデオロギーフリーのohmynewsみたいなのが
成立すれば面白いと思うのですが。
Posted by: しまだ | Nov 08, 2009 10:49 AM
ohmynews が日本でやった失敗のひとつは、「市民」という言葉を前面に押し出しすぎたことでしょう。それが原因で、記者層、ひいては記事の内容に妙な偏りが出てしまった傾向があると思うから。
それ以外の運営面のゴタゴタや旗揚げ時の騒動も含めて、打つ手がことごとく駄目な方向に行っちゃいましたね、あれは。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 08, 2009 01:16 PM
比較的正確な情報を出す個人リソースは結構あるのですが、それを統合するリソースは無いですからね。
どうしてもコンビニ感覚で閲覧できる大手マスコミのサイト(と、それを統合した大手ポータルサイト)に落ち着いてしまうのが何とも。
こちらもそうですが、地道に10年単位で情報発信を続けていくしか、当面は方法が無いような気がします。
出し続けていれば、そのうち個人の網にひっかかるでしょうから。
…でも誠もJ糟もマスゴミの轍を踏み返しているだけ。やふで探す時点で敗北なんでしょうけど。orz
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 08, 2009 02:24 PM
ロボット型サーチエンジンというのは面白くて、キーワードによっては「何でこれが」というような結果が出てくることがあります。
例 : 「闇の陰謀団」でググった場合
サーチエンジンにひっかかることを期待して、コツコツと情報を上げ続けるのが、「急がば回れ」で最善なのかも知れないですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 08, 2009 07:04 PM
> 情報
私個人は単なる技術者馬鹿ですから、専門分野の技術評論しか出来ません。
時々、自分自身のエンジニアリングジャッジを検証できるように、適切な参考文献がないかと探しているのですが、こちらの方はatomica以外極簡単な大学の教科書か、有用な物に限って社外秘の部内資料しかないのが何とも。まあ、それでも日本原子力学会等でコンセンサスが得られているような事項ばかりですので、まだ楽なのですが。
> 大手マスコミのサイト
残念ながら日本のマスコミはある一定期間で記事をwebから消してしまうため、なかなかデータベースとして使いにくいのですが、個人的には以下のソフトでデータベースを構築しています。
新聞つんどく
http://www.marble-cafe.com/tsundoku/
これで過去2年分新聞データスクラップ及びデータベースを構築していますが、大手新聞(読売、毎日、朝日、日経、産経+NHK)の横串比較でかなりの部分カバーできる大変な強みがあります。
これで無料で使用できるのが申し訳ないぐらいなのですが、出来れば個々人やこれらのソフトを使わなくとも検証可能であればよいですね。
なお、上記ソフトですが、windows環境にある方には是非導入をお勧めしたいと考えます。新聞データスクラップは非常に手間のかかる作業ですが、これなら一発であり、その蓄積は日記や評論執筆などで大変に役に立っています。
Posted by: へぼ担当 | Nov 08, 2009 11:46 PM
これはすごいなあ。私が、海外メーカーなどのプレスリリースをゴッソリ溜め込んでいるのと似てますね。
プレスリリースといえば、怪しからんのは e-mail alert をフランス語で寄越す Safran Group であります。せめて英語と選択できるようにしてくれと (苦笑)
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 09, 2009 09:35 AM
>比較的正確な情報を出す個人リソースは結構あるのですが、それを統合するリソースは無いですからね。
そういうのがあって欲しいものです。
おそらくは、「理系」をキーワードにしたものが
生産性があって建設的なメディアになる可能性が
あると思います。
グーグルとアマゾンの広告と、1記事31円とか52円とか
105円の課金で、そこそこ取材費用と生活費が稼げるようにできるシステムってできるのかな?
記者は一定レベル以上の「理系」の人だけ。
まあ、わたしのような文系情弱が、
搾取されるシステムですが。
Posted by: しまだ | Nov 10, 2009 10:52 PM
特定のサイトからだけトラックバックを受け付ける blog サイトができれば、手間をかけずに一種のポータルを実現できるかも。無条件に受け付けると収拾がつかないので、管理者が承認したところだけ受け付けるようにせざるを得ないでしょうけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 10, 2009 11:38 PM
上で自分で「統合したリソース」と書いておいて何ですが、誰かが統合した時点で、それは統合した個人の味方になってしまうんですよね。
(大手が極めて偏ってかつ検証無しの自己主張を流す現状では、一個人の統合リソースでも相当マシではありますが)
メディアリテラシーが極めて向上して、個人が情報ポータルを個人で構築するのが理想ではありますね。みんなが無理でも、せめて自分はそのようなポータルを構築する、当面はこれが一番かつ唯一と思います。
幸いRSSで個人用ポータルの構築は可能ですし。
何の事は無い、my yahoo(他、登録できれば何でも良いです)にニュースを発信するサイトのRSSを登録すれば良い所行く、って話もありますが(w
それを、へぼ担当さんが紹介してくれたソフトでデータベース化すればパーフェクトですね。googleあたりにストレージ出来ればなー…
(google documentが思った以上に使えるので、汎用で書き換える表は、もう手放せませんw。あと、ネットカフェで一時原稿作りとか)
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 11, 2009 01:23 PM
×味方 ○見方ですね、上の1線センテンス目。 スミマセン。
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 11, 2009 02:47 PM
確かに、私が書くものや集めるものは、私なりの私見・偏見の産物ですからね。
メディア論と同じで、個人が何かするにしても中立・公正というのはないもんだと開き直って、さまざまな分野の情報に接するように意識するしかないのかも知れません。自分が見たいものしか見ないと、落とし穴に落とされるのかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 11, 2009 06:49 PM
ハナシぶった切るようで恐縮ですが…。
皆さんはどういう経緯で井上さんのブログに辿りつきました?
オイラ全然覚えてないんだよな。
唯一覚えてるのは、最初に見たのが「事故った車」の写真だったのと、ストックオプションがらみの記事でした。でいろいろ記事を読み進めていくウチに「この人オモシロイかも(失礼!)」となり…。ただそのとき「お気に入り登録」をしてなく、後日「ストックオプション マイクロソフト」でググッた次第。以降、現在に至る。
Posted by: き~よ | Nov 11, 2009 11:08 PM
私は、ぐぐるで兵器についてのいろんなキーワードで検索していると3回に一回、翻訳されたニュースが引っかかって(そんな事を2年くらい)、
ふと思ってトップページを見たら、別館が、 でそのまま居着きました。w
鉄なキーワードでも引っかかった記憶もありますが。w
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 11, 2009 11:39 PM
私はNifty時代からお名前だけは知っていて、今週のJDW誌よりを読んでいたからですね。Niftyをやめてからインターネットで続けられているのを追っかけて来た次第。ここに書くようになったのは最近ですけど。
さっき調べたら1999年のスクラップ発見。もう10年以上経ってますね。
Posted by: kv | Nov 12, 2009 12:01 AM
こんにちは。
はじめての書き込みになるかと思います。
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_news/015/015800.html
色々観測記事を含めて記事は出ていましたが、
京王の高架化、複々線化の都市計画素案説明会が始まりました。
私も昨日行かせて頂きましたが、配布地図のほか、質疑をする会場の雰囲気、説明のスライド、アイタタな木下など、実に興味深いです。
井上氏は御存知でしょうか?あと何回か開催されるので、一応ご紹介致します。
Posted by: 通りすがり | Nov 12, 2009 06:52 AM
こうしてみると、私は守備範囲が妙に広いせいか、きっかけもいろいろみたいですね。面白いです。
>京王の高架化
てっきり、この話は死んだものだと思っていたのですが、どっこい生きていましたか。でも、まだ土地の確保も何もない状態ですから、実現しようとすると大変そうですね。
また木下某氏が「もぐれ京王線」とかいって暴れるんでしょうか (をひ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 12, 2009 08:47 AM
> どういう経緯で井上さんのブログに辿りつきました?
前世紀の世紀末頃に何かの拍子にJDWの和訳記事を見つけて、定期的に読みに来たのが発端だったような。ブログに書くようになったのは昨年夏ぐらいからですけど。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Nov 12, 2009 06:07 PM
>木下某氏が「もぐれ京王線」とかいって暴れるんでしょうか (をひ)
ええ、早速地下化の会を連れて野次と妄想を飛ばしておりましたwそう言う意味で、見てる分には面白いです、あれは。期待を裏切りません。
2ch鉄道板のスレには会場で配ったパンフも挙がっているようです。配線図、ダイヤ的にも面白いと思います。図を見て受けた印象・・・どうせひゅうがが精々だろと思って22DDHの図を初見した時に近い感慨がw
Posted by: 通りすがり | Nov 13, 2009 01:01 AM
>会場で配ったパンフも挙がっているようです
おお、面白そうですね。後で探しに行ってみようと思います。
八幡山の前後以外、どこも用地で苦労しそうな感じですが、どんな計画なのかは興味深いところですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 13, 2009 10:22 AM
それらしい画像を拾ってきました。
なんか、地下急行線が「とってつけたような」印象ですねえ。明大前までスルーするなんて…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 13, 2009 10:46 AM
鳩さんもういかん。
近衛、細川の系譜ですな。
Posted by: しまだ | Nov 15, 2009 07:09 PM
「ハト派」という言葉の定義も変えますか ? (マテ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 15, 2009 07:29 PM
瞬間風見鶏というか八方美人というか・・・
交渉相手の面子を、その直後にマスコミを通じて
つぶすとは鳩さん恐るべし。
これは反米派とか親米派とかの問題じゃなくて、
文明人と野蛮人の問題ではないかと・・・
Posted by: しまだ | Nov 15, 2009 10:59 PM
>>しまだ様
>瞬間風見鶏
正にブレることにはブレがないと言うべきかとorz
総理はマニフェストは国民との約束と国会にて
仰っておりましたが、普天間の件を見ていますと
総理には契約や約束といった概念が無い
若しくは理解できないのかと疑ってしまいます
Posted by: YT | Nov 15, 2009 11:45 PM
首脳会談後の鳩山総理の手のひら返しには、唖然としました。
米国側としては、自身の世界戦略にかかわるアキレス腱にもかかわらず、
会談は友好醸成を前面に出して性急な要求を控え、
日本側の合意履行に向けた努力を尊重しますと、
最大限、日本に配慮してくれているのに、
翌日には昨日の約束なんて知りませんなんて、
どの面下げていえるのだろうと思います。
普天間やアフガンを巡る課題や将来の共同体構想等において、
これまで、大人の対応をしてきた米国も、
圧力を高めてくるかもしれないですね。
個人的に、民主党主体の政権が続くことは致し方ないとしても、
少なくとも、首班は自身の発現に責任をもてる方に代わってほしいと思っています。
とはいえ、民主党に期待できる人材がいないのも、つらいことですが。
Posted by: KT | Nov 16, 2009 02:15 AM
自分が言っていたことを、自分でちゃぶ台返しするのは、少なくとも、総理という責任ある地位にある人間がするべきことではありませんね。総理としての自覚があるのか、疑問に思えてきました。
ストックオプション税務訴訟における鳥飼弁護士の言い分じゃないですけれど、信義則違反もいいところですよ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 16, 2009 09:12 AM
あそこまで、他国の首脳に砂を掛ける真似をして、何したいんでしょうね…これが氏の友愛なんですね。…
一応北海道の選挙区選出なので、北方領土問題を前進させれるかな、と期待していたのですが、現時点では絶望的な結果しか望めそうもないですね。
事業仕分けも、自分に関係する所を聞いていたのですが、ポジショントークの多数決で決まるって、何処まで絶望的かつ主計局の言いなりなんだか…
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 16, 2009 06:18 PM
外交儀礼とかどうとかいう以前の問題ですよねえ。
もっとも、マニフェストの件も含めて、前言撤回・ちゃぶ台返しは基本なのかも知れません (やめてー)。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 16, 2009 07:39 PM
内政的にも、沖縄県外、すなわち残る1都1道2府42県のどこに移設するにしてもすんなりいくはずもなく。
沖縄県以外なら年内(一月半も無いが)に同意してもらえるとでも思っているのだろうか。
Posted by: 砂兎 | Nov 16, 2009 09:45 PM
いっそ、政権を賭してでも鳩山邸のある田園調布に移設すると言うなら見直さない事もないですけどね(苦笑)。
まあ、米軍が了解しないか・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Nov 16, 2009 10:09 PM
鳩さんはキリのいいところで、秘書逮捕で辞任だね。
次は安全保障だけはまももなのでお願いです。
内政は面白いので、いいのではないかと。
Posted by: しまだ | Nov 16, 2009 10:35 PM
まもも⇒まとも
ブログのコメントは修正も削除もできないのか。
Posted by: しまだ | Nov 16, 2009 10:37 PM
対立するさまざまな利害関係を調整して、最適な落としどころを模索するのが政治じゃねぇか、といってみたくなりました。なんか、政権交代後の民主党の行状って、ちょっと子供っぽすぎる感じがするんですよねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 16, 2009 10:41 PM
仕分け作業とやらも、議論を表に出して、世間に知らしめる意味はあるとは思うのですが、
だからって、廃止、縮減意見が大半なのに「私の一存で現状維持」とか、舐めきった事してる(事業がある)のはなー。
公開するのは賛成なんですが、議論の前にお互い事前に充分に勉強してこないと。無論会議の場で始めて出てくるデータ、とかは論外、やった馬鹿にペナルティ与えても良いとは思います。
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 18, 2009 05:49 PM
公開の場でやるのならばなおのこと、公明正大で、個人的裁量の余地が入り込まないようにすることは重要、かつ必要だと思うんですけれど…
公開・非公開を問わず、この手の議論に参加する人は、ちゃんと勉強しておくことが必要だと思ったのでありました。勉強だけでなく、個別の知識以前の識見も重要ですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 18, 2009 07:56 PM
エリート官僚と呼ばれる人は、他人が遊んでいる時も勉強していい大学に入って、難しい国家公務員試験に受かるくらいには大学でも勉強して、官庁内部の出世競争に勝ち抜けるくらいには仕事をしてきた人なんですよね。
彼らと渡り合おうと思ったら、それこそよほど勉強しないとならないはずなんですが、仕分け人にしても、民主党の新人議員の扱いにしても、官僚に渡り合える状況を作っているようにはとても見えない訳で。
Posted by: 砂兎 | Nov 18, 2009 08:37 PM
脱・官僚なんていうからには、官僚を超えるだけの勉強と知識が要るはずで、それを一朝一夕に実現するのは大変なはずなんですけれどねえ。
と、裁判所で財務官僚と喧嘩した私が書いてみます。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 18, 2009 09:27 PM
話の流れぶった切って
http://blogs.kansas.com/aviation/2009/11/17/irish-bookmaker-betting-1-2-odds-dreamliner-flies-before-the-airbus-a400m/
アイルランドも真っ黒、爆笑しました。w
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 18, 2009 10:32 PM
どっちも目下のところは前途多難ですけれど、「難産でも最後はモノになって、めでたしめでたし」となってくれればいいんですけれど…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 18, 2009 11:54 PM
いや、ならなかったら余りに洒落になんないでしょう、B787もA400Mも。
787が物にならない=ボーイング終了、
A400Mが駄目=高いC130Jかアントノフ(…Anは無理あるなー…)
結果的に5年くらい遅延するかも知れませんが、意地張った方が賢いとは思います。
(C-Xは無論ですが。全く代替出来る機体がありませんし)
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 19, 2009 12:05 AM
>まもも⇒まとも
もしくは「まもの」
科学技術研究費をげりごり削って,一体誰に何をさせようというのかと。
…給料安くても(といっても結構な額ですが)残業代そもそもなかったりしてもかまやしないけど,研究だけはさせてくれと。
Posted by: teiresias | Nov 19, 2009 12:56 AM
C-130J は A400M より搭載量が少なかったはずなので、代替としては物足りないかも知れませんね。
ゆとり教育とか科学技術研究費の削減とか、そんなに国民の教育水準を下げたいのかおまえらは、といってみたくなりました。天然資源がないのに、人的資源までスポイルしてどうするのかと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 19, 2009 09:34 AM
> ゆとり教育とか科学技術研究費の削減
そのような民主党の政策にマンセーしていた某高校理系教師がmixiにも居ましたが、これらの政策が打ち出されてから知らぬ存ぜぬ、現実逃避を繰り返しているのが何とも。
まあ、民主党の有力な支持母体に日教組も入っていたことは承知していましたし、個人的には某有力参議院議員の言動を除き、それを問題視するつもりもありませんでしたが、自分たちが喜んで選んだ政権が自分たちの教え子を死地に追い込むのはどのような気分かい?と皮肉を言うのを寸前でこらえた次第。
まあ、戦場に送り込まずには済んだけど、ワーキングプア、もしくは勉学・研究を途中で諦める方向にし向けた民主党政権の一連の動きは、万死に値する物と考えています。
> C-X
無理をしなくても良いから、丈夫な子になって生まれてきて欲しいと思うばかり。A400Mがこのまま盛大にこけた場合、意外な代替プランとしても望みはあるのかも知れませんね。
もっとも各種環境下、容易な道ではないことは十二分に理解していますが。
B787は性能が低下しても、意地でも飛ばすでしょうね。ANAなどは初期の重い型の受領は拒否しているようですが、それは正解であって、多少待っても数は出るのは必至ですので、ローンチカスタマーの優位は最大限行使しても、それを放棄するのは愚策でしょうし。
Posted by: へぼ担当 | Nov 19, 2009 08:54 PM
身も蓋もないことを書いてしまうと、いったん完成して順調になると、開発過程で炎上していた話なんて、みんなきれいさっぱり忘れてしまいますから。
四半世紀ほど前、AIM-120 がどれだけ GAO などから叩かれていたことか…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 19, 2009 10:32 PM
研究費はポスドクなど若手研究者の雇用も担っていますからね。
しかも研究支援の常勤職員が減らされ続けていて、事務系職員の主力は非常勤職員になりつつあるのが実態です。研究費が減らされると事務処理まで研究者に回ってきて、結局それはより条件が良い海外への流出が起きるわけで。
優秀な常勤、非常勤研究者は流出し、そもそも雇用が減るのでポスドクも壊滅。残った研究者は事務処理まで負担が増え、結局どんどん研究レベルは落ちていく。
まあこんなこと財源もないのにあれやるこれやる言ってた民主党を信じた方々の責任ですが。
Posted by: kv | Nov 19, 2009 10:57 PM
>>へぼ担当様
>某高校理系教師
通常業務でそんな暇は無い筈。恐らく仕事が出来ない、というより使えない可哀相な方かと。
特に地方では、仕事は増えるが、人は来ないのがここ十年ぐらいの現状だったりします。
>日教組
最近と言いますか、ゆとり教育以降は教員の減少も相まって一人当たりの業務量が激増、組合活動などの余力など無く、殆ど(特に地方)の教員は保険等の社会保障の為に加入しているのが現状です。と言いますか、その手の活動に熱心な方々は退職間近か使えない残念な方というのが相場です。
上述のように特に地方は人材不足が顕著で、それどころじゃないのが現状で、新規採用しようにも予算が無く、仕事が増える、人が減るの負のスパイラルが目下進行中です。
私の親、親戚が教員を長らく勤めてきましたが、少なくとも周辺で見てきた感じでは、そう感じました。
教育委員会や組織の幹部の方々はどうかは知りませんが、少なくとも学校という現場で働いておられる末端の日教組≒教員の方々はまともかと。
Posted by: YT | Nov 20, 2009 12:09 AM
鈴木貫太郎大将でしたか、「兵学校教育の成果が出るのは 20 年後だよ」とかいう発言があったそうですが、人材を育てるって、そういうところがありますよね。インスタントに結果が出るのではなくて、後になってジワジワと効いてくる。
ここで科学技術研究とか教育とかいったものを台無しにしたら、数十年後の日本がぶち壊し、なんてことにならないかと心配です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 20, 2009 09:22 AM
ただ単に勉強を教えるなら学習塾で問題ないわけで。
学校は、それ全体での活動を通して、大仰に言えば人格の陶冶、思考法、集団行動等を学ばせる場でもありますし、まさに人を育てる場です。
だからこそ、一歩間違えば洗脳そのもの。その教員の職責・職務を自覚すれば(実際の業務量も考えて)、その手の組合活動などやってられない筈なんですが…
学校では、人材不足を補う為に非常勤の補助教員を雇用する事で急場をしのいでいますが、非常勤の教員は授業、と言ってもチームティーチングや進度別指導など複数名で行う授業での運用が多く、また非常勤教員は授業以外の学校業務に原則関われない為に、教員の業務を圧迫する学級運営や生徒への各種指導等は相変わらず。
傷病等による休職教員への補充も無いに等しく、結果として素人同然の採用一年目の新任教員にお鉢が回ってくる訳です。
そう言う私も教員を目指した者ですが、親が激務で何度か倒れる・入院を繰り返すのを見たり、人にモノを教えることの大変さを痛感して、自分には出来ないと思い諦めました。どの仕事でも割りに合わない部分があるにしても、これはないと思いました。
しかし、教育自体は科学技術等と同じく国の根幹であるため、現状を鑑みるに国が何らかの対策をすべきかと思っております。
高校の無料化に金を使うくらいなら、教員の増員に回して頂きたいのが本音ですね。
昨今の財政難だと、どの分野も貧乏かと思いますが。
Posted by: YT | Nov 20, 2009 01:57 PM
正直研究予算に関しては乗っても反っても駄目だったと思いますよ。
自民時代のポスドク大量生産は、高学歴の失業者の量産という最悪の結果をもたらしましたし、タンパク300だか3000は、高価な分析機械をばらまいたのが一番の成果ですから。
日本の研究予算で一番問題なのは、競争的資金で在籍する大学の名前が一番物を言う事です。科研費が匿名審査になったのは一昨年にやっと、ですから。
高校まではやっとこさっとこ費用負担が減った事は素直に評価して良いと思います。大学なら、授業料免除、奨学金でどうにか学べるんですし。
(文科省以外の資金は今随分増えました)
あと、福祉関連予算が黙っていても年1兆円とか増えているから、どんな形で財源を増やすかは、本気で議論が必要と思います、いい加減。
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 20, 2009 02:14 PM
テンプレートな回答のようですが、どの分野においても抜本的な対策が必要なんでしょうか?
支出が減って、収入が増えるような妙案があるとも思えませんが…
Posted by: YT | Nov 20, 2009 08:51 PM
>YT氏
現状、予算の内訳で社会保障費の伸びが大きいわけで、これは21年度の予算の内訳です。
http://www.mof.go.jp/seifuan21/yosan004.pdf
20年度から21年度への社会保障費の伸びは21兆から24兆と3兆円も伸びています。
そのほとんどが年金健康保険の伸びです。
対策としては、年金の減額、健康保険料の増額となりますが、無理ですよね。
とくに年金の減額は無理でしょう。
こんな感じで非常に難しいわけですよ。
これが解決状況は、経済が上昇することと(税収の増加)、緩やかなインフレ(国債費の目減り)。
これをやるには財政出動が必要となります(鶏が先か卵が先か的な話)。
あとこれもテンプレ的な解答ですよ(苦笑
Posted by: yu-ri | Nov 21, 2009 10:25 PM
まあ国民負担率が先進国中最低ランクのうえに高齢率は最高と仕方ないのですけどね。北欧みたいな負担率60とか70%はともかく、45-50%のイギリス、ドイツあたりよりも10%くらい低いのも事実でして。
小さな政府のくせに社会保障はそこそこ充実しているんですから、こうなるのは当たり前。自民党は「小さな政府市場重視」派と「やや大きな政府再分配重視」派が党内にいて、どっちも理屈が通っています。米英などの普通の二大政党ってのはこのどっちか別の政党でが争うわけです。日本にいわゆる政党間政権交代が起きていないのは、自民党内でこの2勢力が首相交代で疑似的に行ってきていたからなんです。
ところが民主党は「小さな政府再分配重視」派という、理屈に合わない方々が多数派のちょっと変な政党なんですよねえ。
Posted by: kv | Nov 21, 2009 10:52 PM
こうやってみると、仕分けとか社会保障とかいう個別の政策以前に、どういう政府にしたいのかという根本コンセプトの部分から議論する必要があるなあと。
なんかこう、民主党って目につきやすい末端の話にばかり終始していて、大戦略が見えてこない感じがするのですが。もっとも、「政権交代」が公約だったのだから仕方ないか (え
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 22, 2009 08:01 AM
> 某高校理系教師
なるほど、同期から聞いていた実情とはずいぶん違う、異常なぐらい優雅な労働貴族
(毎年欧州旅行に出かけているぐらい/かつ年相応の分別に似合わぬ排他的・攻撃的な言動を取る)
だな、と考えていたのですが、悪い方向での想像が当たったと言うことで。
まあ、それならば...と言うところなのでしょうが、このような「進歩的な人」もいれば、真面目に働いて疲弊していく一方の方もいるというのは、どうにもやるせないことです。
基本的に教員の待遇改善に対しては、先の悪印象や我が特殊環境(職務での「進歩的な人」の対応はお腹いっぱい)もあって個人的には冷淡ではあったのです。
しかし、それとは全く別の問題として、将来を担う子ども達が十分な教育を受けることが出来るためにはどうしたらよいのか。
抜本的な解はないのでしょうが、地道な努力は必要でしょうね。
<個人的には高等教育無償化より、高校からの奨学金制度(日本学生支援機構等)の充実と、教員増員(1人あたり分担の生徒数の減少)の方に予算を割くべきと愚考。
これはポスドク問題や科研費等の問題も同じ事。
せっかくの超高学歴を「人財」として如何に使いこなすか。正直なところ弊社でももてあまし気味なところですが、多額の公費を投入して育て上げた公共財を如何に活用していくか、という視点での議論・検討が必要と考えます。
<私個人が学生のもう20年も前からこれらの問題は顕在化していました。そのため、本当なら博士号を取得したかったところ、その先の展望が最後まで拓けず。奨学金返済のこともあったため、修士でもって学業を打ち切り、就職を決めた経緯があります故。
> 福祉関連予算が黙っていても年1兆円とか増えて
「某高校理系教師」は「所得税の累進税率強化で万事解決!」などと主張し続けていますが、まあその妥当性はともかくとして、常識論で言えば、何らかの形での負担増と支出の削減の同時進行は不可避でしょうね。
負担すべき点は負担する覚悟がありますが、本当に支出するべき物か、それとも徹底的な検証を元に合理化を目指すのか(少なくともたった1時間の議論で結論を出す「仕分け作業」は全く評価にも値せず、禍根のみを残すだけと愚考)。
有権者受けする快刀乱麻の一過性のパフォーマンスではなく、受けが悪くても地道な努力こそが必要であり、根本的な解決策はない
(有ればとっくの昔に使っている)
と考えます。
Posted by: へぼ担当 | Nov 22, 2009 02:26 PM
>累進税率強化で万事解決
どうなんでしょうね。金持ちの税率を上げるのと、薄く広く税率を上げるのと、どっちが税収が増えるのかなあと。もちろん、所得の再分配という見地から、ある程度の累進課税は必要だと思いますけれど、高所得者層とか大企業のことを「叩けばカネが出てくる打ち出の小槌」みたいに考えるのもどうかと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 22, 2009 10:59 PM
>個人的には高等教育無償化より、高校からの奨学金制度(日本学生支援機構等)の充実と、教員増員(1人あたり分担の生徒数の減少)の方に予算を割くべきと愚考。
ですよねぇ。実は今の日本には日本人向けの返済義務なし大学奨学金がロクに無いという結構大きな問題があったりします。(貸与ならあるけど)
この手の議論をすると、2chなんかだと「高校・大学は義務教育じゃないんだから不要」論者が大量に沸いてくるのが不思議ですが。
Posted by: 儀狄 | Nov 22, 2009 11:52 PM
日本の場合所得税率10%以下の層が8割を占めていて、高率所得税が適用される層が欧米よりかなり少ないんですよね。高所得者の税率も含め欧米とたいして違わないんですが、控除が充実しているので特に年収400万から1000万位の中所得者の税率が低くて済んでいるって話です。それで所得税で財源を確保しようとすると、高所得者の税率を極端に上げるか、中所得者の税率を上げるしかない、つまりサラリーマン増税になるとか。
教員なんてのはもろターゲットですw
Posted by: kv | Nov 23, 2009 12:38 AM
> 返済義務なし大学奨学金がロクに無い
同じ原資があった場合、どちらに使うべきかと言うのは議論の対象と考えます。
1.返済義務あり、ただしその分対象者を拡げる。そして、やむを得ない場合の返済猶予を認める。
2.返済義務無し、ただし当然ながら対象者は極端に絞られる。
個人的には2.で偏在化するよりも、1.で教育を受ける機会を増やす方向が望ましいと考えます。
ただ、現在の状況下において、不本意ながら返済が難しくなってくる方が出てくるのは事実。その方については返済猶予(障害者手帳保有など全く支払い能力を喪失した場合は特別免除)という方向が必要と考えます。
基本的に自助努力により、より多数の機会を保証する方が正しいのではないかと考えます。これは、返済期間残り数年になりましたが、旧日本育英会の奨学生だった私個人の正直なところ。
> 高所得者層とか大企業のことを「叩けばカネが出てくる打ち出の小槌」
まあ、そう考えたくなる気持ちは分かりますが、そこまでですね。
要は自分自身は低負担で高い福祉を受けたいが、そのためには誰かにツケを回す必要がある。だから恵まれている上記層に請求書を回せば良い!
という、それらによる他の影響は考えない考え方が露骨なだけにアレなところですが。
それはそれで一つの考え方でしょう。しかし、それが唯一絶対の正義であり、それを叫ぶ自分は正しい、と思いこんでいるのはどうよ?というのが率直なところです。
Posted by: へぼ担当 | Nov 23, 2009 05:04 AM
実際に自分で確定申告書を書いている立場からいうと、給与所得者の給与所得控除って、ずいぶんとレートがいいですよ。私の経費計上の仕方が控えめというだけかも知れないですが… (ぉ
>だから恵まれている上記層に請求書を回せば良い
共産党あたりがよくいう「大企業に応分の負担を」という文言が個人的に胡散臭く感じられるのは、こういう理由があるからなんですよねえ。だいたい、「応分の」っていう表現が定量的でなくて嫌らしいですよ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 23, 2009 08:06 AM
> 返済義務なし大学奨学金がロクに無い
素人考えを言うなら、将来がっちり稼いで無理なく返済してくれるような若者にこそ、奨学金を出して欲しいですけどね。
奨学金って社会全体の生産性向上のためのもののはずですし、将来に返済が見込めないような素質の若者に奨学金を与えるのは筋が違うのではないかと思います。
まぁ、不景気は個人の努力で克服しがたい面があるので、失業等による返済猶予措置等は柔軟であるべきでしょうけど。
Posted by: H@tokara | Nov 23, 2009 09:16 AM
そういう意味では、いま現在の時点だけで「無駄か無駄でないか」って決められないんですよね。という話を、後で本館にライブしようと思います。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 23, 2009 10:24 AM
無駄か無駄でないか。というより「無駄と余裕」という言い方の方がしっくり来るような基がしますね。まあ、余裕という言い方は最近だとネガティブなイメージで捉えがちな言葉ではありますが。
Posted by: あっさむ。 | Nov 23, 2009 11:14 PM
余裕というと真っ先にスプルーアンス級 DD を連想する私ですが、確かにその言い方の方がスンナリ入ってきますね。当初にケチって余裕がなくなったせいで、後でドツボにはまるケースって、よくありますもんねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 24, 2009 12:25 AM
高所得層の課税については、住民税と所得税のトータル税率が50%を復活させる、で充分ですね。
税率の切替点で急激に税額が上がらない細工をしてあるので、本当に5割もってかれる人は居ませんし。
あとは、配偶者控除の廃止、子供を持つ事にインセンティブを持たせる気が政府にあるのなら腹を括らないと駄目でしょう。これは「声の大きい人」がこぞって大反対していますが。
(セットで不妊治療の1割診療化は必要です、といっつも付け加えています)
いちいち所得制限とかしないで良いです。金持ち貧乏分け隔て無くやれば、子供が本当にいるかだけの確認で済むので、ムダな役人を減らせますし。
返済義務のない奨学金は、育英会のちょっと前までの一種奨学生の免除職、ですが、結果学部生は教員ばっかになり、院生は国公立研究所ばっかりになってしまいました。ナンダカナ、でしたね、傍目でも。
増して企業の縛りのある奨学金なんて、やや暫く首輪を付けられるような物ですし。なら、借金は借金として返すのが楽だと思いますよ。
と、一括返済(ボーナス1年半貯めましたw)で1割返還を頂戴したひとより。(それでも十数万、馬鹿になんないです)
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 24, 2009 05:53 PM
税率とか控除をいじるのもさることながら、あれこれ付け足して複雑怪奇な温泉旅館状態と化している税制を、もっと単純明快で恣意的な裁量行政が入り込みにくい形にできないものか、と思う次第なのでありました。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 24, 2009 07:06 PM
>奨学金返済のこと
返済総額約800万の私はお呼びじゃありませんでしょうか?
奨学金については,より多数の機会を保証する方が正しいのではないかというのに同意です。
さて現場の一意見増補としましては…人の頭数が足りませんね,やっぱり。事務方は順調に(泣)減って行ってる様子。先生の数は維持されてるものの,講義と校務で研究どころじゃない感。これで業績をあげろと言われてもですな。いやなんとかしなきゃいけませんが。…なんとかしますが…。
最近は旧帝ですらそんな感じだとか。であっても就職にありついた人は超幸運児だったりしますしねー…。
Posted by: teiresias | Nov 24, 2009 10:23 PM
今更ですが
>>yu-ri 様
有難うございます。なんにしても難しいものですね。
>>へぼ担当様
>某理系教師
最早存在そのものを疑うレベル。きっと地元では有名人(悪い意味で
まぁ、ユニークな方々は保護者や地域住民など盛り沢山ですが(一学年に一人は必ずいる
>担当生徒の分散
この辺りは説明が面倒くs(ry、ではなく難しいのですが、学校教員は授業外での事務等の業務が多く、単純な増員では新任教員の教育に手間取られることになり、前言を翻すようですが、結果として現場の負担になります。
その授業外の業務を嫌って、教えることが得意な教員は学習塾の講師に転職したり、最初からそちらに就職する方も少なくありません。
>奨学金
財政難や不況の中、返済義務のない無償奨学金がどこまで普及するのか気になります。
高校での教育費は公私立ほぼ同額ですので、公立での無償化が成功裏に進めば、私立、並びに小中の教育諸費用の無償化も一つの手段かと思われます。
Posted by: YT | Nov 27, 2009 05:05 AM
もしかして、日本には政権担当能力のある政党はないのではないかと
Posted by: しまだ | Nov 28, 2009 02:11 PM
よしんばその通りだとしても、そこで絶望して過激な勢力に手を貸すことだけは、あってはならないと思うのです。多少なりともマシな選択を重ねていくことで、いくらかでも良い方向に動かしていければと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 28, 2009 05:07 PM
> 某理系教師
個人的にはその人格すらを疑っています。
欧州万歳の一方でイスラムに対する偏見を見せ、その見識の浅さを指摘されると、偏向しているとそれまでさんざん馬鹿にしてきたマスコミのせいにしたりして。
まあ、星の数ほど居る教員の中にはこのような人間もいるのでしょうが、人格すら疑われる教師というのは御免被りたいところですね。
> 教員増員
仰る通りかと考えます。
我が職場で言えば新入社員の教育に手間がかかるのと同じ事なのですが、そのような事前のリードイン教育も含め対応する必要があると考えます。
> 政権担当能力のある政党
そのための国民主権であり、思想信条の事由、言論の自由だと考えています。
ダメならダメで暴力的に転覆させるのではなく、徹底的な議論・批判も辞さないことで、少しでも良い方向に持って行くことが必要であり、その責任も含めた国民主権だと考えます。
少なくとも民主主義国家において、為政者の失政は最終的にはそれを選出した有権者の責任に帰せられるシステムであることには間違いないのですから。
Posted by: へぼ担当 | Nov 29, 2009 09:32 AM
国家は自らのキャパシティを超える軍事力を持てない、というのは私の持論ですけれど、政治にも同じことがいえるのかも知れないですねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 29, 2009 04:58 PM
時代時代で求められた事をだいたい正しく提供していたのは間違えないのですが、自民は、でも成長がかげってくると、齟齬が見えてくるのは致し方無いと言えば無いですねー。
で、opinionですが、科学がいわば余裕、余分と思われるのは昔っから変わらないわけで、油断すると足下をすくわれる、パトロンの切れ目が研究の切れ目、なのは何も構図が変わっていません。
ただ、アメリカはAAASという学会組織で就職の斡旋、政治への強力な提言をしている一方で、日本のノーベル賞学者さんとやらの、行動って?ですしね。
(一般市民とやらもこんな時だけ騒いで、おめでたいだけだし…)
仕事柄、研究屋として他山の石として、広報部門をどうやって充実させるか、はこの頃いっつも考えています。
少なくとも在日米軍がやるニコ動チャンネルに対抗しないと。w
Posted by: ぼろねこ2k | Nov 30, 2009 12:59 PM
事情を知らない人にとっては、自分に関係ないもの、自分の生活に直接影響しない (ように見える) ものはみんな、「無駄」に見えますからねぇ。
でも、実はさまざまな物事がさまざまな形で絡み合って世の中の仕組みができているわけで、無駄に見えるモノが実はとっても重要、なんていう話はそこここにあるはずなのです。そのことをどうやって理解してもらうか、って重要ですよね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 30, 2009 02:05 PM
今更前原ハブ空港論だけど、成田もすでに3000万人以上の利用客が要る空港で、羽田とあわせたら1億人近い利用者が要る空港ですよねえ。一つにあわせろと言うなら、以前仰ったアメリカの巨大空港並みのインフラが必要だと思うのですが、埋立てに一体どれだけのお金と時間が掛かるのか?
国際競争力のためにはやむを得ないというつもりでしょうけど、少なくとも財政危機を煽るマスコミのような輩が数兆円単位のお金をかけるプロジェクトを推進すべきではないでしょう。
そして、一箇所に集めて運用したら、どれだけ重い荷物込みで歩かせるのでしょうねえ?一箇所に集めたらとにかく便利というのは余りにも発想が貧困すぎるというのは井上さんがオヘア空港の例を出したことから見ても明らかでは?
http://www.kojii.net/old/t001113.html
Posted by: あかさたな | Nov 30, 2009 11:19 PM
アメリカのAAASと聞くと科学雑誌「Science」のイメージが強い私が来ましたよ。
ノーベル賞受賞者と言うか、野依先生の動きについては、理化学研究所の理事長と言うスパコンの当事者であるので、その点を含めて報道しないといけない筈なのに、と思います。PC Watchにも書かれてましたが、スパコン・プロジェクトからNECが離脱してベクトル型をやる会社が無くなった(残るはスカラー型の富士通のみ)と言う問題もあるし。
日本の科学技術関係予算については、他の政府関係予算と違って、内閣府に総合科学技術会議(CSTP)と言うのがあり、大学出身者、企業出身者、日本学術会議会長に関係閣僚が議員として参加して、そこで予算要求の基本方針(資源配分方針)や概算要求をチェックしてSABCのランク付けを行う仕組みになっています。そのランク付けは財務省も無視出来ない仕組みになっていました。
しかし、今回の事業仕分けは、政権交代で、てんやわんやになっている最中に総合科学技術会議を無視して行われており、どうも財務省の作戦勝ちの感じがします。
なお、広報活動については、あまり研究者側に負荷をかけて本業が疎かになるのもどうかと思う一方で、タックスペイヤーへの説明責任もあるので、中々難しいところです。そのための日本科学未来館と言う話もあるのですが、毛利館長があれだけ仕分け人をやり込めても予算削減だし・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 01, 2009 12:05 AM
すいません。上の文書は
「予算要求の基本方針(資源配分方針)や」
→「予算要求の基本方針(資源配分方針)の決定や」
でした。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 01, 2009 12:07 AM
>ハブ空港
これってどちらかというと、旅客の利便性というよりもエアラインの都合のように思えるんですけれど、どうなんでしょうか。旅客からすれば、必ずどでかい空港で乗り換えを余儀なくされるよりも、直行便で目的地に行ける方がありがたいと思うんですけれど。
そう考えると、ハブ空港にならなければ駄目だと主張するのは、名目ばかりにこだわって利便性を軽視している、という考えもできるのかなあと。
>説明責任
確かに、まず優先すべきは本業だし、かといって資金を出してくれた人に対する説明も蔑ろにはできないし、というのが難しいところです。
実のところ、そういうところで私みたいな物書き業に出番があるようにも思えるのですけれど、特定の分野に通暁した物書きがいる分野と、いない分野がありますからねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 01, 2009 12:07 PM
ハブ空港化、というよりは、地方-地方を支えきれるほど航空会社に体力が無くなった、って事なんでしょうね。
羽田と成田は、都営浅草バイパスと、京葉線+東海道貨物線、で頑張ればそれぞれ1時間程度で移動出来るでしょう。かつ、航空の便名をつけて乗り換え扱い、預け入れ荷物も一緒に輸送、とするだけで十二分に利便性は確保出来ると思います。
日本じゃリージョナルを安く運行、なんて出来ないので、空港間の直接移動よりは、ターミナル空港へのフリークエンシー増強、でしょうね。(これに新幹線を有機的に組み入れてくれると有り難いんですが)
だとしても、MRJみたいな90人級の器材は生きてくると思います。羽田-地方だとMD90ですら持て余し気味ですので。
説明責任ですが、やらなかったオチが現状ですので、腹を括らないと駄目、本人じゃなくても組織がそれなり以上の発信が出来るようにしないと、としみじみ感じています。軍組織はやっぱり、風当たりが強いので、広報はものすごく気合い入れていますし。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 01, 2009 06:17 PM
いっそのこと、新幹線をエアラインとコードシェアして国内線の航空機扱いにしてしまうとか (マテ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 01, 2009 08:59 PM
それ、なんてルフトハンザエクスレス。
JR東日本がJALを救済すればいい
http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/31bdd94a4ed93fa6ea918a48f0f3976b
と言っている人は本当にいたりするのですが。
Posted by: 砂兎 | Dec 01, 2009 10:49 PM
もちろん、ルフトハンザの件とか、TGV でコードシェア便を走らせてる件が念頭にあったのです。
JR 束は全日空と組んでるキャンペーンが多いから、日航救済はどうかなあ… と真剣に反応してしまいました。でも、よく考えたら JAL カード Suica もあるから問題ないですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 01, 2009 11:35 PM
一時束はJALを吸収、対抗で倒壊が穴を、とか思っていましたね。色だと酉が穴、ですが。w
ドイツみたいに高速線をわざわざ空港に別線で引いている例もあるし、燃料が有限リソースだと考えれば半世紀スパンではやっては欲しいですね。新幹線の羽田乗り入れ。
(大井の基地から羽田の地下通して藤沢当たりまでトンネル?)
今の国土交通大臣が新幹線嫌いみたいで、整備新幹線の予算は当面絶望ですがorz
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 02, 2009 12:42 PM
>今の国土交通大臣
某 blog で、秩父鉄道で C58 に乗ってニコニコしている写真を見て「んなことやってる場合かあ !?」と突っ込みたくなってしまったのは秘密です。
飛行機じゃないと駄目なエリアもあるからケース・バイ・ケースですけれど、どこでも手当たり次第に飛行機と新幹線がガチで競争してしまうのもどうかと。難しいところです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 02, 2009 01:08 PM
蓮舫(事業仕分け)して、マスゴミに叩かれたら政治復活って、まあポピュリズム的落しどころ解決はいいのではないかと。
脱税総理も予算と引き換えに辞任でめでたしめでたし。
あとは、与党と野党がもう少し政権担当能力をつけてほしいものです。
Posted by: しまだ | Dec 02, 2009 07:21 PM
確かに、何かしたように見えるという効果はありますね。実際に効果が上がっているかどうかは別として。
ただ、石油備蓄の件を仕分けたのは気に入らないですねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 02, 2009 09:41 PM
仕分けについてはマッチポンプにしか見えないんですけどね。批判にさらされるような仕分けをやった仕分け人の任命責任は誰にあるのかって。
Posted by: 砂兎 | Dec 02, 2009 09:46 PM
仕分け人の責任追及はまた別のお話として、仕分け人総責任者(某有力政治家)の説明責任だけは必須だと考えています。
れんほー如きはどうでも良いのですが、少なくとも「政治主導」を気取る以上、仕分けに伴う弊害等についても全て政治家の責任で行う物と理解していますので、事は徹底的に行うつもりです。
個人的には激怒するポイントが多すぎて、1つですら罵倒と政治的弾劾に値する、と考えるようなところですので、徹底的に追求ことを決めて既に動き始めているところです。
Posted by: へぼ担当 | Dec 02, 2009 10:29 PM
自民党がやったことの尻ぬぐいをやっているんだから、責任は自民党にある !!!11!11!
とかいって逆ギレされたら、さすがの私でも怒ります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 03, 2009 09:53 AM
別に逆切れしても、やるべき事を先ずやってくれればまあ良いんですけどね。
一番恐ろしいのが、首相が指導力を発揮するとき、ってのが何か間違っていますから。
そして、副大臣は自分の所(省なり庁なり)しか見ていない、自民時代と変わらない状態、 あーあ。 orz
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 03, 2009 09:17 PM
温暖化対策にしても普天間にしても、後先考えずにいきなり泥沼を掘ったようなものですし、財源問題にしても、選挙の時からさんざん問題にされていたのを「無駄をなくせばとか、埋蔵金がとか」言い続けていたわけで。
自民党の尻ぬぐいと言いたいのは分かるけれど、自爆要素が大きいと思うんですよね。
だいたいから、麻生政権の経済対策をさんざん批判しておいて、税収だけはその経済政策の元での税収を前提にしていたような姿勢はどうかと思うのですがねぇ。
Posted by: 砂兎 | Dec 04, 2009 07:33 AM
強引にまとめると、筋の通った「戦略」が感じられないんですよね。なんか場当たり的で、その場その場で受けそうなことばかりやっているから整合性がとれずにドツボにはまるという。
失礼。筋の通った戦略はありました (過去形)。「政権交代」っていうw
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 04, 2009 12:52 PM
>本館Opinionネタ
> どうして自国のニュースを海外ソースで見なきゃならんのだ !
そういえば海自のTH-135の情報、国内では当事者たるユーロコプタージャパン社のプレスリリースが出てるくらいですね。海自公式サイトでもまだ公式情報は載らず・・・まぁ自衛隊では少数派のヨーロッパ機とはいえ、練習機なんて地味なジャンルじゃ一般マスコミは食い付きますまいて(苦笑)
教習車を軽自動車からBMWかメルセデスベンツに切り替えた感のあるTH-135ですが、民間型とは多少仕様が違うようで、専門誌の情報に期待・・・
Posted by: ブラック・タロン@窓モード | Dec 04, 2009 10:26 PM
>強引にまとめると、筋の通った「戦略」が感じられないんですよね。
日本を孤立させるという「戦略」に沿っていそうです。
国庫にすむネズミの駆除というのはいいのですが、外交が明治維新以前に戻っちゃいましたねぇ。ルールを知らない野蛮人状態です。
Posted by: しまだ | Dec 05, 2009 12:06 PM
>専門誌の情報に期待
誰も書かなかったら、私が何か企画を出してみましょうか (本気)
EC135 だけだと分量的にアレなので、もうちょっと広い観点からまとめれば記事にできそう。
>孤立
友愛を掲げて孤立したらギャグですよねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 05, 2009 12:42 PM
>海自
プレスリリースの基準が良くわからんです。
>外交
「みんな分かってくれるはず」な感がどうにも…
戦前といいますか一人よがりな発想に陥ってる気がします。
Posted by: YT | Dec 05, 2009 12:54 PM
米軍基地に限らず、この手の「それは必要だと思います。ただし自分と関係の無いどこか遠い所に」というような施設の立地を白紙に戻すことがどんな結果を生むのか。
それを短期間でまとめようと思ったらそれこそ首脳部の強大な指導力が必要なはず。と、このエントリーの最初に書いたコメントを見直すのであった。(笑)
Posted by: 砂兎 | Dec 05, 2009 02:12 PM
>プレスリリースの基準
私もよく分かりません。でも、うちの本館でニュースを取捨選択する基準も、人によっては謎だと思うかも知れないですね。
>指導力
少なくとも首相について「強大な指導力」といわれてもピンとこないし、水沢の人は、指導力とはまた違うような気がするし…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 05, 2009 07:55 PM
オブィエクトでの議論でも出ているのですが、元々日米での建艦方針に大きな差はなく、両軍ともに制空権下での水上戦闘を想定していたのですから、大和が活躍できなかった理由は「参加した海戦で一度たりとも制空権が取れなかったから」に尽きると思います。
また、「アメリカは戦艦を空母の対空護衛に使っていた」というのもどうでしょう。サウスダコタが空母にくっついていた南太平洋海戦でも、海域に2隻しかいなかった戦艦のうちのワシントンはTF64として空母とは別行動させていたので、空母部隊のうちのTF17には戦艦をつけていませんし。
また、日本海軍にとって航空戦力の主力は空母なのかというのも疑問です。○四、○五計画でも陸上航空隊の充実に力が注がれている訳で。母艦航空隊>陸上航空隊という前提に立てば母艦航空隊の転用は愚挙に見えますが、陸上航空兵力>母艦航空隊という視点でみれば、単なる航空戦力の集中投入でしょう。
とまあ、40年ほど前に刊行されている戦史叢書の海軍軍戦備1、2と海戦に関する巻の読みかじり知識だけで書いてみました。
Posted by: 砂兎 | Dec 07, 2009 05:33 PM
うーん、微妙に論点がずれているような。
私が書きたかったのは、「出ていった海戦で活躍できなかった理由」よりも「出ていった海戦そのものが少ない理由」なんです。そこのところが分かりにくかったようでしたら、お詫びします。
あと、母艦航空隊の転用が愚挙とかいうことも書いていないつもりだったんですが… (奥宮正武氏はそう思っていたかも知れないけど)
陸揚げしてすりつぶしてしまったから、空母同士の決戦をやろうにもできなかったのでは、とは書きましたけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 07, 2009 06:39 PM
すいません。「南太平洋海戦で日本の空母搭載機が大打撃を受けて、その後は再建中、しかもその途中に何度も陸揚げして戦力をすりつぶしていた」と書かれていたので、よくある陸上転用批判かと早合点してしまいました。この点はおわびします。
でもって、今回のopinionは論点がよく分からなかったんですよ。
大和(というか第一戦隊)は戦力化されてからは、ミッドウェー以降の主要な海戦全てに参加するか、近く(トラック島)で待機して制空権が自軍に傾くのを待っていた訳で。また、進撃してくる敵艦隊を陸上航空隊が邀撃して制空権を引き寄せた状態で、水上打撃部隊が突撃してもいいので、空母の有無と大和の出番は必ずしも直結しませんし。(捷一号作戦がこの例ですね)
Posted by: 砂兎 | Dec 07, 2009 08:36 PM
確かに、論旨不鮮明というのはありましたね。いろいろ話が散らかりすぎたかも。
要約すると、旧式化したから出番がなかったのではなくて、あの艦の位置付けや石油事情の方が大きい原因だったんじゃないか、ということなんです。
あと、TORA 氏の方で引き合いに出していたドイツ、あるいはアメリカの艦について、「その見方は違うんじゃないか」という話。結果的に二本立てになってしまったのがいけなかったですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 07, 2009 09:06 PM
元のTORA氏の件のうち通商破壊で言えば、「どういう海域で何のために」通商破壊をするのかという視点が抜けているのが問題だと思うのです。
敵国制海権内や制海権の及んでいない公海で敵国商船にちょっかいを出して航行の邪魔をするのが通商破壊戦ですから、戦艦を出してちまちまと商船狩りなんぞをせずとも制海権を奪ってしまえばいいんですし。大和はそのための艦ですから。反対に制海権(制空権)の無い海域にのこのこ出ていったらどうなるかは、ドイツの事例や、戦争末期の日本海軍の軍艦を見れば考えるまでもないと思うんですよね。
日本がアメリカに対して効果のある通商破壊戦が出来る海域がどこにあったのかについてもTORA氏の主張では読めませんし。通商破壊は戦争に勝つための魔法だとでも思っているのかと言いたくなりますけど。
Posted by: 砂兎 | Dec 08, 2009 12:28 PM
ドイツなら「イギリスへの物資の流れを阻止して締め上げる」という明確な目的がありますけれど、日本の場合はそれはないので、アメリカと本土とハワイ、あるいはオーストラリアを結ぶ交通線の遮断がメインでしょうか。通商というよりも後方連絡線がターゲットになると。
ただ、1 隻の戦艦よりも多数の潜水艦を放つ方が、会敵チャンスが増えて効果的でしょう。とはいえ太平洋は広すぎるので、完璧に遮断できるかというと疑問です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 08, 2009 09:12 PM
幕末・明治の人だったら米国とどう戦っただろう?
えっ、臥薪嘗胆?
Posted by: しまだ | Dec 09, 2009 11:34 PM
学問のすゝめより引用
『道のためには英吉利〈イギリス〉、亜米利加〈アメリカ〉の軍艦をも恐れず、国の恥辱とありては日本国中の人民一人も残らず命を棄てゝ国の威光を落さゞるこそ、一国の自由独立と申すべきなり。』
一億総特攻ですな。
Posted by: 砂兎 | Dec 10, 2009 12:22 AM
一人も残らず命を捨てたら、国家を構成する国民がいなくなっちゃいますよ… (ボソッ)
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 10, 2009 08:49 AM
一万円札の人はホントに(そこだけが極端に)有名なジェファーソンの言葉(とされる)文の引用で始まっている初編にしっかりと書いていますからね。学問ノスゝメは如何にして欧米列強の侵略から日本国を守るのかを説いている物なので、占領下で生き長らえる選択肢なんて存在しません。
Posted by: 砂兎 | Dec 10, 2009 12:04 PM
しかし現実問題としては、占領されても自由がなくなっても多少は汚い手を使ってでも、自分が生き延びて喰っていける方が優先、という考えの人が多数派ではないかという気がいたします。日本に限らず、世界的に。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 10, 2009 01:54 PM
米国の威を借るヤツらもなんだが、中国に朝貢するやつはもっとムカツク。帰りの飛行機が北朝鮮の領空を侵犯してもいいです。
Posted by: しまだ | Dec 10, 2009 11:37 PM
お気持ちは分からんでもないですけれど、いくらなんでもそこまで公言するもんじゃないと思いますが…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 09:51 AM
すいません。他の搭乗者と飛行機事故の悲惨さを忘れてました。テロリスト的思考でした。民主政体なので、小沢朝貢団を選挙で落選させるのが本道ですね。謹慎いたします。
Posted by: しまだ | Dec 11, 2009 11:01 AM
私もできるだけ気をつけているのですが、書き込む前にひと呼吸して「ちょっと待てよ、これでいいか ?」と待ったをかけて見直すのがイイと思います。
といいつつ、ときどき脊髄反射的にカキコしてしまう、修練が足りない私。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 12:41 PM
2ちゃんでも此処でもその他でも、とりあえず書いて、前のページに戻してリロード、そんな事がカキコより回数が多いやも知れず、
、にもかかわらず完全に頭がやられているのにpostをついしちゃう事も数知れず。(w
まあ、とりあえず書けば頭の整理は多少は付くのでイイヤ、って事にしています。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 11, 2009 05:15 PM
頭の整理はとりあえず、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000059-jij-pol
この人にやってもらいたいと切に願ってます。普天間移設はどっちの国から言い出したことで、どれだけの協議を重ねて合意を得ることが出来たことだと思っているのだろう。
Posted by: 砂兎 | Dec 11, 2009 06:17 PM
( ゚Д゚)ポカーン
今頃になって何いってんの、って感じですね > 首相
今の移設案がまとまるまでに、どれだけスッタモンダしたのか、移設によって双方に生じるメリット・デメリットがどうなるのか、という視点がすっぽり抜け落ちていて、後先のことを考えないで発言しているように思えてなりません。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 06:42 PM
日本から中国に帰国しようとしたら入国拒否されて、日本への入国は本人が拒否して、成田空港の制限エリアで暮らしてる人の逆バージョンくらいがまぁまぁ平和的ですかね(^_^;)
Posted by: AL | Dec 11, 2009 07:41 PM
あっちにもこっちにもいい顔をしようとすると、結局は矛盾が噴出して二進も三進もいかなくなって総崩れ、ということですかねぇ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 11, 2009 09:08 PM
そんな高尚なこと考えていないと思います、ゆっきぃ、もとい総理は…
あと、特に外務大臣の独断専行が酷い、実務で粛々と片付けようとしていた防衛大臣もはらわた煮え繰り返っているでしょうて。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 12, 2009 07:16 PM
ジャスコ大臣は迷走したけど「合意した内容でやらんと普天間で固定になる!」と気付いたみたいだし、結局は辺野古案を微修正するくらいしか方法は無いとはっきりしただけでもマシじゃないでしょうか。
Posted by: kajya | Dec 13, 2009 01:01 AM
とかいってたら讀賣に「普天間含め米軍再編見直し要求へ…与党3党首合意」なんて見出しが。
なんか、この件に限らず、いちいち卓袱台をひっくり返すのがカコイイと思ってる節がないか ? と思うことがあります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 13, 2009 08:57 AM
週末になって今回のOPINIONを拝見しました。
TORA氏の誤りを追及することは理解できますが、JSF氏が大和を中心とした旧海軍ネタで連続的に平間氏の誤りを指摘していることは、ご存知かと思います。この点について、井上氏のエントリで気になることがあります。
http://www.kojii.net/old/d990721.html
> さらにいえば、限られた機関スペースで確実を期すために馬力を抑えたので、最高速度が 27kt にとどまり、30kt オーバーの空母機動部隊への随伴が難しくなった。
>もっとも、速度が出て燃料が潤沢にあったとしても、虎の子の大和を空母機動部隊に付けて出したかどうかというと、疑問が残る。ミッドウェイのときのように、「主力部隊」と称して後ろの方を走らせるのが関の山だったかもしれない。
敢えて区切らせていただきました。特に、後半の部分については、(1)平間氏と同様の過ちであり、(2)かつマリアナ海戦の編成等は(平間氏の学研記事などを含めて)全くチェックされてないような書き方に見えるのですが、この点について、どのようにお考えでしょうか?以前スプルアンス提督の伝記などを紹介されていたので、情報源はそちらからということでしょうか。
個人的には前半についても大和の27ノットが問題ならワシントンやキングジョージ5世やビスマルクだってそれほど優速ではないと思っていましたし、大和より遅い長門や伊勢型も空母を護衛した事実があります。最強なら最速であるべき、と言うのであればモンタナやH44は例え建造されても最強にはなりえないですし、最強の意味合いも少し曖昧ではなかったかと思います。
更に言えば上記の大和記事については他にもどうかなと思うような記述もあり、技術者は単純な意味合いで最強などと書いていた人は少数だったと思います。「言ったもん勝ちの法則」等、普段の井上氏の指摘は正当なものが多いと感じるが故に、今回の勝ち馬に乗るかのようなOPINIONのテーマには軽く失望はしました。ただ、今見たところ、10年で変わったこともあるので直されるということだそうですので、気長に楽しみにしております。
Posted by: 通りすがり | Dec 13, 2009 03:47 PM
はい。どうせ見直すならキッチリやりたいですし。
状況によって、いろいろ可変要素が出てくるなあ、なんて考えていたら収拾がつかなくなってきて、まずは話を整理するところから、という状況なんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 13, 2009 05:55 PM
はたしてこの国は、どこへ向かっていくのでしょうか?
選挙前後、政権交代にいくらかの期待を持っていたのに…。選挙は他党へ入れたけどね。
生活が大きく変わるとは当然(?)思っちゃいないけど、国の舵取りなんて前政権よりも後退してるんじゃない?
民意を勘違いしてるのかな。
「選挙で選ばれた=“すべてにおいて”国民の理解を得ている」とでも。
やっぱり、誰がやってもドコがやっても同じなのかな。
共産党が政権とっても変わらなかったりして(笑)
Posted by: き~よ | Dec 15, 2009 05:38 PM
はじめまして。(と言っても以前名無しでルーデルについて突っ込んだんで違いますが)
ここのみなさんはフリーのアンチウィルスソフトにはどういう評価ですか?
AVG、Avast、Avira Antivir とか。
Posted by: 名古屋人 | Dec 15, 2009 07:40 PM
C-X初飛行オメ
http://www.mod.go.jp/trdi/news/0709.html
Posted by: 名古屋人 | Dec 15, 2009 09:46 PM
すいません完全に見間違えました。どう見てもP1です
Posted by: 名古屋人 | Dec 15, 2009 09:48 PM
つい先日、avast! 誤検出祭りのエントリでも話題になっていたので、そちらを参照していただくと早いかも知れません。という私は、成り行きでみんな MSE になってしまいました。
>民意を勘違いしてるのかな
勝てば官軍、ぐらいのことは思ってるかも…
さんざ期待ばかり先行して、後で落とされるのって最悪だと思うんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 15, 2009 11:55 PM
787がウェブ中継されて今飛んだそうです。中継見たかった。
Posted by: nagoyazin | Dec 16, 2009 03:35 AM
ANAは50機以上発注しているのは知っているけど、日航はB787を発注していたっけ?まあ、したくても資金的にできな・・・おや誰か来たようだ。
Posted by: あかさたな | Dec 16, 2009 08:43 AM
Forecast International が「日本のエアライン 2 社が B.787-3 を発注、しかし 1 社はキャンセル」と書いてるんですが、これが日航のことでしょうか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 16, 2009 09:38 AM
ある程度確定している年金よりも先の見えない、燃料食いのB747の退役を進める事の方が再建には鍵だろうけど、そうしたらB777やB787の大量発注をしたらとてもじゃないけど、7000億じゃ足りないですよねえ。
Posted by: あかさたな | Dec 16, 2009 10:54 AM
除却処理で帳簿上の赤字発生で倒産てのもありえるようですので、古いものも棄てられないようですねえ(報道より)。
(電話債券とかはどうしたんだろう各社)
Posted by: bugaisha | Dec 16, 2009 06:03 PM
なんか、前進も後退もできずにジタバタという感じですね。個人レベルの経理ならともかく、大企業の経理になると、私はよく分からないのですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 16, 2009 09:21 PM
片や「モヒカンカラー復活」なんて華々しいニュースで紙面を飾っている一方で…寂しい。日航がマシな状態だったら「鶴丸&旧カラー復活」で「旧カラーの競演」なんてこともあったのかな、な~んて思ってしまいます。
でもJAS塗装の復活はなかったろうな…。
Posted by: き~よ | Dec 16, 2009 09:36 PM
でも、実は今の ANA のカラーリングって B.767 の登場に合わせて登場したものだから、B.767 のモヒカンって存在しなかったと思うんです。
もともと B.767 に合わせてデザインしたものなので、他機種に適用する際には調整が必要、機種ごとに最初の 1 機はぶっつけ本番で塗装したのだとか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 16, 2009 10:50 PM
個人レベルだと、5年で過去に償却済となった現有資産の残りを1円残して償却できるようになりましたけどねえ、このレベルのところも々なのかなあ?
とすると数年で消せる(去年くらいから1円残しの残高償却処理がはじまったしからね)のかもと、軽く言える世界じゃないんでしょうね。
Posted by: bugaisha | Dec 16, 2009 11:08 PM
そういえば、209 系の想定寿命って、鉄道車輌の減価償却期間に合わせて決められたと聞いた記憶が。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 17, 2009 12:26 AM
> Forecast International が「日本のエアライン 2 社が B.787-3 を発注、しかし 1 社はキャンセル」
はい、ご推察の通りJALは B.787-3 を発注しましたが、オプションまたはB.787-8に切り替えています。
これは国際線のダウンサイジングを優先させているお家の事情もあるのですが、果たして現在の状況で新型機を調達できる余裕はあるのか、とも考えられています。
一方で、B.787がカタログスペック通りの低燃費を実現させた場合、燃料費でのコスト削減が実現することから、B.747-400の退役を早めてB.787を玉突き状に導入することで、高コスト体質の改善を図るのかも知れません。これは、世界的な航空不況の中で各社とも苦しい台所事情でも、B.787などの低燃費の機体への更新だけは行おうとしていることは指摘できます。
なお、「今週の軍事関連ニュース」
http://www.kojii.net/news/news091218.html
への訂正事項ですが、現段階での情報ではB.787-3は基本型のB.787-8ともに全長が56.7mと同じです。
そのため、B.787-3は「短距離型」ではありますが「短胴型」では有りません。その一方で全長62.8mの「長胴型」B.787-9は若干ながらも航続距離も伸びていますので、ややこしいところではあります。
Posted by: へぼ担当 | Dec 19, 2009 09:15 AM
うわ、訂正しておきます。ありがとうございます。
新しいものを入れればメリットがあるのは分かるけれども、それに要する費用のことを考えると… というのは、個人のレベルでもしばしば直面する難題かも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 19, 2009 09:19 AM
>そういえば、209 系の想定寿命って、鉄道車輌の減価償却期間に合わせて決められたと聞いた記憶が。
鉄道車輌の減価償却期間は13年間と言われていますが、この減価償却期間というのはあくまでも税法上のもので、
経営上はこの時点で廃車してしまうと元が取れないので、従来の車両は、1さらに長期間使い続ける必要がありました。
209系は、税法上の減価償却期間と経営上の減価償却期間とを一致させて、13年経過した時点で廃車にしても元が取れるというコンセプトです。
あくまでも「13年で潰しても損はしない」ということですので、「寿命」というのはちょっと違うかと思います。
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Dec 19, 2009 05:32 PM
209系も初期型は台車中心の真上にドア開口部があって構造上弱くなった、だかで早々に廃車、後期型は若干構造を変更していたような。
それでも極めてドラスチックな車体の見直しで、極端な低価格(1両5千万ですからね…)を実現できたのは、有る面賞賛出来る事ではありますよね。
おかげで走るンです(この通称を嫌う人は多いでしょうが)がJRだけでなく、私鉄まで席巻しちゃいましたが…orz
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 19, 2009 07:20 PM
>13年で潰しても損はしない
そうでしたね。書き方が足りませんでした。
ただ、209 系 500 番台以降はともかく、0 番台のベコベコになった車体を見ていると、「まだ使うのか YO!!!」と突っ込みたくなるのも確かです。
もっとも、最初に極限設計をやったからこそ、そこから引き戻す形で最適な落としどころができたわけで、そういう意味では 209 系の「功」について正しく評価するべきでありましょう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 19, 2009 09:37 PM
いやなに、塗装面と鋼体との間に雨が吹き込んで、錆びて盛り上がってぼこぼこ、なんて例なら國鐵廣島支社に行けばいくらでも見られるわけでして……
とうとうあの辺りの車両も、末期色になるらしいですが、はてさてどんな風景になるのやら。
Posted by: TB&SH | Dec 20, 2009 10:36 PM
国鉄型の場合、いろいろ塗り替えてみても、結局は国鉄時代のオリジナルがいちばんしっくり来るなあと思うのは、単に国鉄時代を知っているせいかも知れませんね。
ただし、40 系気動車だけは例外かも (え
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 20, 2009 11:01 PM
209系に関して、うる覚えですが、一般的に大体十数年程度でモーターなどの電車の電装系の交換時期が来るため、209系はその時点で廃車にしても惜しく無いように計算をしていると、どこかの趣味誌で読んだ記憶があります。今絶賛改造中の2000・2100番台は寿命が来た電装品交換も施しているそうですし。
房総地区の209系投入については、現在の113系のお肌が随分前から塩にやられてボコボコでしたから、状態の悪い209系でもステンレスだけマシという話もあります。10年も前ですが、外房線で、錆びて剥がれた外板をガムテープで押さえたまま、その上に塗装していた113系を見たときは泣けてきました。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 21, 2009 01:40 AM
そういえば、E217 も電装品の交換をやってますね。寿命もさることながら、陳腐化とかパーツ入手の問題もあるようです。
確かに、いくら 209 系の外板がボコボコでも、潮風で腐食した鋼製車体よりはマシかも…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 21, 2009 06:26 AM
10年くらい前に別世界の研修で畑違いながら大井にいったときに減価償却に併せて設計しているという編成を、整備ラインで説明してくれました。
工場内の線路を1台分ずつ進めながら交換整備していく感じぽかった(誤解かも)。
連結器はどうするんだろうと質問したら、当然その課程で(必要に応じて???訊かなかった)交換らしい。
整備もかなり少人数ですむといってました。
それがこれだったのかなあ。
(JR内製て言っていたかなあ???)
Posted by: bugaisha | Dec 21, 2009 10:06 AM
国鉄型はなまじ下地塗装が厚いのか、はく離したら無惨ですからねー…
北もキハ183は-0もNも塗装が悲惨な状態です。全検まではせいぜいタッチアップしかしてくれませんし。
日高線に再登場したキハ40も塗装はそうとうやり直したんじゃないでしょうかね?
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 21, 2009 12:56 PM
>減価償却
そういえば、東芝の J-3100SS が出たときに「経費で落ちるように価格設定した」なんて話がありましたし、税制とモノの値段、あるいは設計って、意外とリンクが深いものなんでしょうね。
>塗装が悲惨な状態
現時点で 183 系がまとまった数だけ残っているのは、「北斗」系統と「オホーツク」系統でしたっけ。後は宗谷本線も ?
北海道新幹線がらみで何か動きが出るまで、使い続けるんでしょうかねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 21, 2009 06:40 PM
>塗装
「あけぼの」の24系25型も、塗膜が剥がれた部分だけ塗り直したために周囲と段差ができて、余計にみすぼらしくなってたのがありました。
とうとう「北陸」も廃止が決まってしまい、東北新幹線新青森開業の影響を直接は受けないこいつには長生きしてもらいたいもんですが、車体の方がもたなかったりして……
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Dec 21, 2009 11:22 PM
「あけぼの」もE5+E6運行で若干スピードが早くなる秋田新幹線、の影で無くなる可能性は否定できないでしょうねー…
まさか、北陸+能登を一度に廃止と来るとは…
EF510は北斗星&カシオペアに特化する気なんだろうか、束は…
逆に24系は北斗星有る限り意地で維持…束に限ってそれは無いんでしょうね…。カシオペアも結局1編成だけで終わらせそうですし。
機関車列車には世知辛い時代ですね、ホント。国交大臣は「蒸気」オタでしか無くて、鉄道交通のアップグレードには殆ど興味なさそうですし。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 21, 2009 11:46 PM
「能登」と「北陸」の場合、車輌が老朽化してきたけれど、さりとて代替新造すると引き合わない、ということで廃止になってしまったのではないかと理解しております。この先、北陸新幹線ができたら「銀河」の二の舞という可能性は高そうですし。
「あけぼの」の場合、秋田に近いエリアは新幹線の領分として、羽越本線南部で需要が見込めればと思いますが、やはり車輌の問題が…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 21, 2009 11:57 PM
その国交大臣といえば……
羽田~品川間に新幹線構想=JR東海に打診も断られる-国交相
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009122700033
大井の車両基地から羽田空港に向かわせようという魂胆なんでしょうが、
いくら蒸気オタでしかないといっても(笑)、品川駅から大井方面に直通するためには、
芝浦の水再生センターを跨いだ上で相当の急勾配・急曲線になる短絡線を作らないと
いけないということくらいはわかっていると思うのですがねぇ。
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Dec 27, 2009 11:37 PM
首相は鳩ぽっほで国交相は汽車ぽっほか…
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Dec 28, 2009 12:44 AM
間違えた^^;
鳩ぽっぽに汽車ぽっぽだった(w
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Dec 28, 2009 12:47 AM
そして二人を合わせると「友愛あじあ号」の運転構想に!
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 28, 2009 07:57 AM
逆になして品川-羽田をわざわざ新幹線にやらせたいんでしょうかね、汽車ぽっぽ前原は。
(確か東海が品川終着の新幹線を東京駅に回送しないで、大井に入れるために、車庫線への分岐部分にスイッチバックを、ってのは有った気がしますが、気のせいだと思いますw)
東京駅からなら、浜松町で氷漬けされている貨物線を東海道線あたりとくっつけて、東海道貨物線、なんて妄想も出来ますが、どう考えてもダイヤが組めない、密度が高すぎます、あの辺りは。
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 30, 2009 12:52 AM
フランスで CDG に LGV の線路を引き込んでいるので、それに対抗したかったとか。
でも、新幹線の線路を引き込んで空陸連携を図るのであれば、枝線じゃなくて本線にしないと駄目でしょう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 30, 2009 02:33 PM
ただJRからすれば「庇を貸して母屋を取られる」にもなりかねないしね。なぜ競合する相手にわざわざ新幹線を、と思うでしょう。リニアの構想もあるわけだし。
Posted by: き~よ | Dec 30, 2009 05:48 PM
初めてコメントさせていただきます。羽田空港に東海道新幹線を引き込みたいというのは、羽田空港を国際ハブ空港にしたいという意図があるのでしょう。今地方からユーラシア大陸諸都市に行くには、地方空港→(大韓航空orアシアナ航空)→仁川空港→どこか、という流れができあがっていて(本当かどうか、精密な流動調査をしてほしいですが)、我らがJALやJリーグの敵・全日空が機会損失をしている、という危機感が国交省にあるのでしょう。
しかし、以前井上先生が書かれていたような、JALのハブ空港は関空、Jの敵のハブ空港はセントレア(Jの敵の筆頭株主は今でも名鉄ですよね)にして、国内線と国際線を有機的に結びつけたダイヤ(航空の世界でもダイヤって言いますかね?)にするくらいのことをしないと、本当の(というか米系エアライン流の)ハブ空港はできないでしょう。羽田は今の計画で拡張しても結局は国内線主体の空港になるしかないし、成田空港はいっそのこと成田漁港として貨物主体の空港にしても良さそうだし。
で、確かに日本の航空需要を外国のエアラインに取られているといっても、取っている国は我が国に年間三百億ドルも貿易黒字を献上している韓国じゃないですか。確かにこれまでの運輸省・建設省の航空・空港政策は何だったんだ、というように問題視してもいいのですが、それはそれとして、ここは三百億ドルを気持ちよく稼がせていただくために、せいぜい大韓航空とアシアナ航空に日本人を運んでいただこうと、私はそう考えています。こんなことどこかの嫌韓ブログなんぞで書いたら在日扱いされそうですが、交通と軍事に詳しい井上先生にご一考していただきたく思います。
ちなみに私は愛県心はあってもお金がないので、今のところ静岡空港は使えません。お金があったら、多少の不便は覚悟して、多摩地方→FSZ→INC→東南アジア・中央アジア・ヨーロッパというルートで海外旅行をしたいと思っています。
Posted by: 高橋和司 | Dec 30, 2009 06:07 PM
>競合する相手にわざわざ新幹線を
そういう話ですよね。駅間距離の話がなくたって、静岡空港の下に駅なんぞ作りたくないのと同じです。
今の分からさらに新幹線を増発する代わりに飛行機を止めて、エアラインとコードシェアするから運賃の分け前を一部 (全部じゃない) 渡す、とでもしないと納得できないでしょう。
>ハブ空港
そもそも「ハブ空港ってそんなにえらいの ?」というのが、最近の私の偽らざる心境だったりします。そもそも、日本を通り過ぎる人よりも、日本を訪れる人が増える方が嬉しいんじゃないかなあと。
他の作業にかまけて、この件について真剣に調べてはいないのですが、ハブ空港にするメリットとデメリット、そもそもハブ&スポーク方式と直行便方式のどちらが主流なのか、どちらが旅客に喜ばれるのか、という根本から議論する必要があるんじゃないでしょうか。
私の両親が地方在住なので、海外旅行に行くときには成田や関空で乗り換えているのですが、旅程について聞くと、乗り換えの際のオーバーヘッドが馬鹿にできないんですよね。
それを減らすには国内線をもっと頻発させる必要がありますが、そうなると空港のキャパの問題が出てくるし、頻発させるだけの需要があるのかという話にもなります。そういう話も含めて、どうするのが最善なのか、根っこのところから明確にならないことには。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 30, 2009 06:41 PM
>静岡空港の下に駅なんぞ作りたくない
川島令三氏が島田か金谷(新金谷だったかな?)から線路を引いて静岡空港アクセス鉄道を作れという大風呂敷を広げたが(運営は大鐵ですか)、大韓航空とアシアナ航空で週14便就航しているのだから、それをA'REX(現KORAIL)が建設して(中国東方航空にも一枚噛んでもらうと尚よし)、JR東海と直通運転をするか、終着駅に巨大バスターミナルを作るとかして、利便性を良くしたら、うまくいけば首都圏・中京圏の客の一部を引きずり込めるかもしれない(かな?)。当然空港鉄道の運賃は韓国価格で(さすがにウォン建ては拙いですか)。しつこいので今年は引きこもります。
Posted by: 高橋和司 | Dec 30, 2009 07:48 PM
マジレスすると、それならむしろ東海道本線と名鉄をつないで、セントリャーに乗り入れる方がマシなのでは…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 30, 2009 10:51 PM
> ハブ&スポーク方式と直行便方式のどちらが主流なのか
これは大きな問題でしょうし、実際の運行頻度等を変えてみなければ分からないでしょうね。
結局は空港のキャパシティの他にも、遅延リスクや乗り換え余裕を含めたトータルの所要時間、出発時間や到着時間及び便数と座席数に依存する多関数の問題と愚考します。
> 静岡富士山空港
鉄道駅を作っても就航便もまともになければ誰が使うんだあんな物、とは地元中の地元である空港5km県内に住む我が親戚の一言。
先を見た戦略もなければ、足下の空港維持の問題でも立木の無断伐採(誤認識による物だったようですが)など運用面でも全くダメ。
県自体は某発電所に脅しを掛ければいくらでもお金を搾り取れると考えている節があるから、コスト意識のかけらもないし、目の前の問題一つ解決しようともしない、と親戚に言わせれば、まあ地元でも酷評されている有様。
個人的には日本国内でも不要な空港の筆頭(除く防災拠点)と考えますが、もう作ってしまった以上、鉄道に限らずとも抜本的なアクセスの向上を常に意識しない限り、静岡からも遠ければ浜松からも遠い空港では誰も使わない、だから就航便も壊滅的、という現状から抜け出せないでしょうね。
Posted by: へぼ担当 | Dec 31, 2009 06:45 AM
誤字修正です。×「県内」→○「圏内」
Posted by: へぼ担当 | Dec 31, 2009 06:48 AM
紺沙流嘆徒 氏
TVを半田ごてだけで修理云々・・・
蓄電器(電解)通販で買えれば等といううんちくは良いけど、まねして手に穴開ける人が出そう。
Posted by: bugaisha | Dec 31, 2009 09:54 AM
「空港が遠い(アクセスに不便)」→「んじゃ、近くに空港作ってやれ」→その空港にもアクセスが不便
…の繰り返しのような気がする。
交通に対する戦略?を考える前にいろいろ作ってきたツケなんだろうな。狭い国土なんだからそこそこの規模の空港が5~6くらいあってソレを結ぶ道路や鉄道が有り(無論高速移動)、さらにそれにアクセスできる設備が整っていれば…なんて考えても仕方ないか。
Posted by: き~よ | Dec 31, 2009 12:38 PM
>誰が使うんだあんな物
ぶっちゃけ、空港の利用者が多く見込める状況でなければ、アクセス鉄道を造っても大赤字確定なんですよね。各方面に多くの便を就航させて、十分に需要を見込むことができます、という状況を作らないと、アクセス鉄道の運営に名乗りを上げる会社なんて出てきません。仙台空港ですらヒーヒーいっているのに。
空港あってのアクセス鉄道。空港の需要を増すためにアクセス鉄道を造るとなると、いささか本末転倒かも知れないです。そういう意味では、き~よ さんの「そこそこの規模の空港が5~6くらいあって…」に強く首肯するものなのでありますが。
>TV
そもそも、仮にも IT コンサルを名乗る人がテレビを叩いて直そうとする時点でどうかと… わざとネタで書いているならともかく、ガチっぽいですし。
第一、テレビの中って高電圧部分があるから、むやみに素人が触っちゃいけないと思うんですけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 31, 2009 03:21 PM
たたくは基本(え?)
ソ連製と西側の国の兵器を比較してどっち?ときかれ天竺の方、たたくと直るからなあと悩んだと・・・(差ぽ栓木氏六より)
>高電圧部分
一応、半田鏝を抵抗器にして放電させることは可能だそうです・・・・・
(攻撃に備えての罠ですか?)
Posted by: bugaisha | Dec 31, 2009 06:04 PM
鳴かぬなら、叩いてみようホトトギス (違)
アナログな理由、物理的な理由なら、叩いて直る可能性もありますけれど、何でもかんでも適用できるかというと…
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 31, 2009 09:08 PM
ははは、本人はネタのつもりなのかも(?)
Posted by: bugaisha | Dec 31, 2009 10:40 PM
ネタといえば、年明け早々に面白い (?) ネタがひとつ、仕事がらみで投下される予定になっております。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 31, 2009 11:29 PM