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Feb 11, 2010

【Day 10】スキー教室

  • 日付 : 2010/2/8
  • 場所 : ふじてん
  • 天気 : ドピーカン
  • 板 : AMC776

今まで、自分がスキーについて「教わる」ことは何回もあったけれど、ある友人から頼まれて、とうとう「教える」側に。
そこで、「自分がここまで脚前を上げてきた (当社比) メソッドを活用してスキー好きを増やす、いい機会ではないか」と前向きに考えて、やってみることに。ううむ、責任重大。

場所は、手近なふじてんに決定。友人宅から 1 時間ちょっとで行けるので、それだけ練習に使う時間を稼げる。時は金なり。
Yeti や狭山みたいに入場料制ではないから、リフトに乗れるようになるまでの時間までチケット代を払う無駄も回避できる (と思ったら、後で書くように大誤算が)。

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(これぐらい空いていれば、教える方も気が楽)

そして当日。途中で友人をピックアップして、順調に河口湖 IC を経て現着してみたら、寒すぎず、暑すぎない絶妙な気温、そして晴天。雪の状態も良くて、最高のデビュー日和。持っていった板はいうまでもなく、「もっともズレやすい」AMC776。

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(河口湖 IC 出口で)

まずは「板の持ち方」から始まり、「板を履いてみる」「ポジションの確認」「滑らせてみる」「エッジを立てて横移動しながら登坂」「そこから横滑り」「押し出し操作」「方向転換の方法」といった具合に話を進めてみた。とにかく、意図した通りに進んで止めることができないと、リフトに乗ることもできないし。

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そんなこんなで、「なんとかなりそう」とみて、午後からリフトに。でも、降りるところでちょっと苦労させてしまったので、焦り過ぎだったかも (反省)。午後はもっぱら、斜滑降からずらして止める練習。慣れてきたら、斜度の緩いところでは斜滑降の角度をきつめにしてみたり、スピードを少し出してみたり。

普通に歩いているときには、両方の脚に均等に重量がかかるものだし、足裏で体重のかかり方を意識することもない。ところが、スキーをやっていると「外脚荷重」とか「足裏感覚」とか「エッジを立てる」とかいう、馴染みのない操作が出てくる。その辺をうまく教える方法を組み立て直した方がいいなあ、というのが個人的反省点。

それでも、最後の方では板を 90 度ぐらい回して止められるところまで上達してくれたので、ホッとしたというのが正直なところ。冒頭の写真にあるようにガラガラだったので、余計な気を使わずに済んだのは助かった。

ちなみに、昼飯はカレー… ではなくて、Web で見つけてチェックしていたマーボ丼にしてみた。味はなかなか。お腹が空いていたので並盛を頼んでしまったけれど、小盛でもよかったかも。

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1530 ぐらいまで滑って、友人が借りていたマテリアル一式を返却。その際に、(私としては珍しいことに) いちゃもんをふたつ。まず、借りた板のバインディングの調子が悪くて、ブーツの填りが悪かったこと。もっとも、これは借りた直後の確認が甘かった私の落ち度でもある。

もうひとつはもっと深刻で、解放値が 6kg にセットされていたこと。エキスパートレンタルならともかく、初心者・初級者向けに貸し出す板で、それはないだろうと。この私が、1 級受検とかいっても笑われなくなり、コブ斜面に突撃するようになって、初めて 6kg にセットしたというのに。

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(手前が、問題の板。奥は私の AMC776)

そんなハプニングもあったものの、その後は無事に帰宅。途中、談合坂 SA で「クリーム生大福」なんていうのを見つけて、「苺」(170JPY) を食す。

P.S.
ふじてんも IC カードチケットを導入していた。これ、リフトに乗る回数が少ない初心者と、それを教える人にとっては、あまり嬉しくない。紙のチケットなら、回数券を 10 枚ぐらい買って皆でシェアするとちょうどいいけれど、IC カードだと、それができないから。

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(ファミリーゲレンデの片隅に「なんちゃってクロス」。出だしのこれは、クロスというより、ぷちコブっぽい)

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Comments

当日は、本当に色々とありがとうございました。実はまだ筋肉痛を引っ張ってたりして……。

ともあれ、これで何とか「研究室でスキーに行くとなったときに、泣いて謝って逃げ帰る」とせんで済みそうです。リフトに乗って上に上がり、一応したまで降りて帰れる、というのは割と大きい気が……

Posted by: TB&SH | Feb 11, 2010 09:30 AM

とりあえず止められるぞ、というだけでも、何も知らない状態との違いは大きいと思いますよー。止められれば、そこから先にチャレンジする余裕もできてきますし。

スキーが楽しいと思ってもらえるようになれば、なによりです。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 11, 2010 10:35 PM

そこで、子供らに先ず、カニ歩き1時間のスパルタをやる私が通りますよ。w

3人が3人半泣きで通った道ですが、スキーを履いて移動する、その感覚をとっとと鍛えるには一番でした。
…いや、玄人にも全くお勧め出来ませんが。普通「二度とやるもんか!」です。w

大学時代は、サホロでスキー(ほぼ)初体験なお姉ちゃんをゴンドラのてっぺんに連れて行き1時間以上かかってふもとに、「疲れた…」と思ったら、別働隊は「3時間」…なんて事をやるのも、北海道の大学ならではですね。(道外民9割だったので、スキー教習所状態)w

Posted by: ぼろねこ2k | Feb 12, 2010 10:15 PM

カニ歩きは基本でしょう。エッジの感覚を掴むのには有効ですし。私も初心者の頃にさんざんやりましたよ、カニ歩きと横滑り。

サホロといえば、マイコミジャーナルにこんな記事が。
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/02/09/050/

ああっ、「HEAD ユーザーなんだから、ヤマタクさんがいるサホロに行くべきだ」なんていわないで (謎)

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 13, 2010 12:22 AM

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