熊本市交 0800 系の挙動
先日、熊本で 0800 系に乗ったときに初めて気付いたこと。
カーブを曲がるときに、先頭部がいったんカーブの内側にグッと入り込んでから、カーブを抜けるところで少し外側に振れ戻るんですね。
よくよく考えてみれば、台車中心点がかなり後方にある一点支持だから、曲がるときには後ろの車両との兼ね合いもあり、先頭部が通常のボギー車以上に内側に入り込むのですね。連接部がカーブの外側に振られる影響で。
そして、カーブを抜けるところでは逆の挙動になるので、先頭部が振れ戻ることになると。
万葉線でも富山ライトレールでも同系列の車両に乗っているのに、熊本で 0800 系に乗るまで気付かなかったという鈍感ぶり。まさに三度目の正直。うーむ。
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Comments
自分は5月の終わりに富山へ乗りに行ったんですが、確かに挙動が変ですよね。でも、先頭車両に乗っていないとこの挙動は判らなさそうです。
これが昔の車両だったら、こんなに長くオーバーハングは作れないので、こういう挙動はなかったでしょうね。
地元の車両(○井鉄道)じゃこの感覚は味わえないなぁ。
Posted by: きりの | Jun 18, 2010 10:37 PM
運転台の直後にいると、もっとも分かりやすいですよね。逆に、連結部にいてもぜんぜん分からないと思います。
これ、乗っている人間もさることながら、近くを走っているクルマにとっても無視できないファクターのような気がします。通常の車両以上に先頭部がカーブの内側に入り込んでくるわけですから。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 18, 2010 11:14 PM