ボーイングが足尾で植樹
ボーイング、足尾の山へ植樹~ 社会貢献活動の一環、フリースクール生徒ら総勢80名が参加~
先日、ボーイング・ジャパンの報道向けブリーフィングに行ってきたのですが、そのときに出たのが上記の話題。corporate citizenship を気にするのは、特に外資系ではよくある話ですけれど。
確かに、わたらせ渓谷鐵道に乗って終点まで行くと、過去に亜硫酸ガスでやられて禿山になった痕跡が残っているので、植林活動は重要そうです。植えたり種を撒いたりしたものがすべて順調に育つのかどうかは分かりませんが、何もしないよりずっとイイと思います。
この写真は間藤駅の前から道を隔てた反対側の山を撮影したたものですが、木が育っているというよりも、なんとか木々がへばりついている、という感じ。"森林" といえる状況を取り戻すには、まだ時間がかかるのかも知れません。
Comments
いわゆる御巣鷹山の清掃や間伐が先ではなかろうか?
落ちたのもボーイング、救助に入ったのはKV-107他。
足尾銅山なら、ベル=富士が随分種まきしたが、
http://www.oji-ryokka.co.jp/works/14-01.html
バートルは(ry AH-64は(殴
Posted by: sionoiri | Jun 09, 2010 12:44 PM
んー、それは corporate citizenship とは別次元の問題として認識して、取り組む必要があるのではないかと思われます。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 09, 2010 03:08 PM
表土が失われて岩石砂漠状態なわけでして、木々がへばりつくというのは難しいかも。
いろいろ方法が試されたそうですけど、土入り袋に種だか苗木だかいれて置いておく感じで植林でしたっけ???
まあ北大西洋の島々と違って海藻とかを使って土から作るよりは楽かもしれませんね(素人なんでよく知りません)
Posted by: bugaisha | Jun 09, 2010 05:59 PM
御巣鷹山はかなり緑は復活してきてますね。まあ普通の日本の山ですからw
足尾は植樹に参加したことがありますが、九州ナチ系もあって植わっているだけ感はぬぐえません。ただ拙速に被覆だけでもと思って葛を投入したら収拾がつかなくなりますからねえ
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Jun 09, 2010 06:11 PM
岩石だと、そのうち崩れるのかどうか分からないし、崩れても土と同じものにはならないですよねえ… どうすればいいんだろう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 09, 2010 07:36 PM
>葛
チャールズが訪ねたジャックライアン宅にも有りましたな。
しかし、皇太子の嫁は…(ry
Posted by: sionoiri | Jun 09, 2010 08:55 PM
私がわたらせ渓谷鐵道に乗りに行ったのは1月で、画像の山にも見覚えがあります。
時期が時期だけに僅かに生えた木々の葉も無く、こういう言い方は失礼かも知れませんが、着色したおがくずをバラ撒いただけのジオラマの山、という印象を受けました。
もっと昔の写真を見ると、徐々に植生の回復は進んでいるようではありますが、ここまでですでに50年以上の歳月を要していると思うと、山が再び緑に覆われるには何十年、何百年という時間がかかるのでしょうね。
Posted by: 長月@ReadMe.毒 | Jun 09, 2010 09:43 PM
蔦というと「甲子園球場」となってしまう私であります。
これでも以前よりマシになったのでしょうが、なんか寒々としているんですよねえ… でも、そこで諦めムードに入ってしまったら、それこそ何も変わりませんし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 09, 2010 10:41 PM
岩肌露出状態ではなくなっているだけでも回復(?:いや造林??)は進んでいるんですねえ。
昭和末期の砂漠化関連の本ですと高山砂漠(だっけ?)の例になっていたと思います。
Posted by: bugaisha | Jun 10, 2010 09:54 AM
みなさんも話題にされていますが、
御巣鷹山で植樹に見えました。
Posted by: あかさたな | Jun 10, 2010 03:21 PM
高山砂漠と聞くと、アフガニスタンかと思ってしまいます。もっとも、アフガニスタンといっても広いですし、場所によって状況はいろいろでしょうけれど。
御巣鷹山って群馬県でしたっけ。足尾は群馬県だと思ったら、実は栃木県だったというオチが。だから、足尾と日光を結ぶバスって日光市営バスなんですよね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 10, 2010 07:13 PM