最近読んだ本 : 旅客機運航のメカニズム
分野を問わず基本的に、「普段は意識しない、裏方の仕組み」についての解説ってワクワクするものですが、この本もそのひとつ。あまり堅苦しくなく、平易に書かれているので、実際に旅客機で飛んだことがある人なら、「ああなるほど」と納得できる部分が多いと思います。
多分、旅客機だけじゃなくて鉄道なんかでも、似たような本を作れそう。やってみたいなあ。
ちなみに旅客機については、航空管制とかコックピットでの仕事とかいう話が関わってきますが、そっちの話について突っ込んで知りたい場合には、以下の 2 冊がお薦め。
(ただし後者は、私が持っているのはハードカバー時代のもので、タイトルが違いますけど)
そういえば、航空管制の本は成山堂さんでも出してましたっけ。今度読んでみよう。
Comments
、となると、新幹線の列車制御システムの比較ですね、次は。(w
気合いと根性で?TGV,ICEあたりとの比較も是非。(w
在来線CTCなんかですと、教科書以外に扱った本は無いのでは?京急も美味しいですけどw
Posted by: ぼろねこ2k | Jul 29, 2010 12:40 PM
信号システムは奥が深いので、それだけで一冊書こうと思ったら、ガッツリ勉強し直さないといけないような気がします。
飛行機の管制も、違った意味で深いですけれど… しかも、管制官ごとに「流儀」があるというのが、またなんとも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jul 29, 2010 01:54 PM