既視感
なんだか最近、急に Facebook を盛り上げようとする動きが出てきていますけれど、誰か仕掛けたんですかねぇ。それがいいとか悪いとかじゃなくて、単に気になっただけですけれど。
個人的には、Facebook に対してプラスの感情もマイナスの感情もないのですけれど、「これ以上、関わるソーシャル メディアが増えるのは勘弁」というのが正直なところ。そっちにばかり関わっていたら、本業が危うくなります。
それだからこそ Twitter だって「mixi ボイス向け投稿ツール」と化しているわけですし、最近は mixi 日記の更新も滞りがちだし、作ったものの放置状態の blog もありますし (こら)
で、急に Facebook を盛り立てようとする動きが出てきたときに思い出したのが、Second Life だったりするわけです。急に各方面で取り上げられて書籍や mook がバンバン出てきて、あげく、見事なまでの不発弾に終わってしまいましたが。さて、日本における Facebook はどうなるでしょうか。
Comments
あーやはりそれを感じますか。ワタシもなんか胡散臭いモノを感じるんですよね。知り合いはネット人間ばかりなのに、“顔本”やってるって人は一人しか知りませんし。
半年後、あるいは一年後くらいには、なかったことにされてるような気がします。
そういえば、“第二の人生”っていま日本ではどうなっちゃってるんでせうねぇ。
Posted by: KWAT | Jan 08, 2011 11:50 PM
>なんだか最近、急に Facebook を盛り上げようとする動きが出てきていますけれど、
単なる映画宣伝にござろうかと思ったり。
>http://www.socialnetwork-movie.jp/
ツィッターかぁ…興味はあるが不精な拙者がどこまで書く気になれるのかと。
Posted by: 杭打ち機 | Jan 09, 2011 01:26 AM
macska dot org » Facebookの普及に見る米国の社会階層性と、『米国=実名文化論』の間違い
http://macska.org/article/270
この論評がいちばんしっくり来ました
Posted by: 憑かれた大学隠棲 | Jan 09, 2011 02:06 AM
私のツイッターは放置状態です。
Posted by: メリッサ | Jan 09, 2011 09:18 AM
Second Life のときには「Second Life でビジネスをやって金儲け」みたいな話が先行したとか、使用する PC のスペックがそれなりに要求されるとかいうハンデがありましたけれど、Facebook でそれはないと思うので、完全に同一視はできないのですよね。
ただ、意図的な仕掛けが目につきすぎる点は共通しているので、誰かが何かの思惑を持ってやってるんだろうなあと。
映画の宣伝というと、実質的に AOL の宣伝映画だった「You've got a mail」なんていうのもありましたけれど、あれも AOL の仕掛けだったとすれば不発弾といえそう。
# グラマンと米海軍の某宣伝映画は大当たりだったけど…
社会階層性の話は面白いですね。日本では、Facebook をまず「就職ツール」として仕掛けようとする動きがあるみたいですが、それって就職が完了した途端に放置状態になりそうな悪寒が。
blog でもなんでも、最初はすごく熱心だったのが、いつの間にか放置状態になったりクローズしていたり、という事例がいろいろありますけれど、その話はひょっとすると本館で書くかもです。って、前にも書いたことがあったかも ?
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 09, 2011 03:12 PM
すみません、勝手にトラックバックを張らせてもらいました。社会階層性のコメントに注目してのものなので、もし不快であれば削除しても構いません。
井上様の場合はプロのライターとして、自分の文章がお金になるものをメインにしているわけですから、あまりお金にならないものを追いかけて、それで時間を消耗するのももったいないと思います。逆にライターの中にはそういう新しいツールを追いかけるプロもいるわけですから。
自分はTwitterすらまだ始めていませんね。Twitterくらいやる方がいいのかな、と思いつつも仕組みが分からないものですから。blogの放置に関しては、私も長い間放置していたブログを復活させたことがありますから、要は考え方次第ですね。
長文、失礼しました。
Posted by: 池沼・高橋和司 | Jan 09, 2011 03:39 PM
正直な話、「おカネをいただく原稿」と「ロハでいいから書くもの」の境界線については、常に模索している状況。永遠のテーマかも知れません。
Twitter は、本気で使うには「140 文字」の縛りがなんとなく嫌なんですよね。長い内容を書くと細切れになってしまうし。結局、あまり有意でない一言の羅列になっちゃいます。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 09, 2011 04:02 PM
Facebookは某社の元同僚だけ、mixiはネット関連で知り合った人だけ、Twitterは…とペルソナ使い分けにしています。Facebookは知り合いの人同士の連絡先ポインタとしては良いけど、誰かが沢山書くと他の人のが表示されなかったりで、インターフェイスが今一つな気が。
Posted by: AL | Jan 09, 2011 07:24 PM
そうやって使い分けができると、複数のソーシャル メディアを持つ意味も出てきますね。特に海外に友人が多いと、Facebook は役に立ちそうです。
# そういえば、Orkut ってどうなっちゃったんでしょうね ?
私の場合、みんな mixi でひとまとまりになっちゃってるので、いまさら使い分けろといっても無理っぽいのでした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 09, 2011 09:37 PM
私の場合は益若つばさと通販生活をフォローして、それぞれのフォロワーもフォローしたのですが
興味の無いつぶやきと政治的なつぶやきが大半なので、放置してしまいました。
(自分と違うタイプをフォローすれば勉強になるかも?思ったのですが、それが失敗でした)
>ツイッター
Posted by: メリッサ | Jan 10, 2011 11:00 AM
私の Twitter は、一部例外があるものの、基本的には仲間内のステータスが分かればいいや、というフォロー先ばかり。情報収集のチャネルとしては、さほど重きを置いていないのでした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 10, 2011 05:42 PM
twitterは市井の人間には、「えらいひと」、の言葉を賜り、時として反応して、反応帰ってきたらラッキー、な多少双方向性のあるファンメール、的な使い方ですね。
仕事の諸々を公表するのに使っても良いのですが、数少ないイベントの時だけやたら発信があって、他は何も無し、が見えているので躊躇してます。
facdbookは、英会話講師が仲間内との連絡、アルバムに使っていました。あちらはfacebookがデファクトスタンダードですもね。
Posted by: ぼろねこ2k | Jan 11, 2011 12:37 PM
会社だと blog でも Twitter でも、扱いが難しいんですよね。書いてはいけないことを垂れ流したら大問題だし、公式発表の劣化コピーみたいになってもつまらないし。
簡単そうでいて、実はよほどしっかりコンセプトを立ててかからないとうまく行かないのが「公式 blog」とか「公式 Twitter」だと思うのです。安比のスタッフ blog は、公式サイトとの棲み分けがうまく行っている部類だと思うのですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 11, 2011 05:00 PM
公式blogも余程太っ腹な企業じゃなければ有る程度回議が必要、とかナントカ
…ならいっそ、長がやってくれ、とか思わなくもないです。責任は自分だけで取れるんだし(w
twitterは公人の立場でやれるのって、自営業者と代議士くらいしか居ない様な… w
Posted by: ぼろねこ2k | Jan 11, 2011 05:32 PM