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Apr 25, 2011

最近読んだ本 : 写真で見る海軍糧食史

以前に紹介した「日本陸軍・兵営の食事」と同じ、藤田昌雄氏の著作。

そのせいか基本的な内容の流れも同じで、最初に給付の仕組みを時系列に沿って解説してから具体的なメシの内容などに移る構成も同じ。苦笑したのは、現物支給の代わりに食事代を支給したら、喰うものをケチって貯金に回し、そのせいで身体を壊す者が続発したという話。

「日本陸軍~」でも蒸気釜など各種機材の写真が豊富でしたけれど、今回も同様。特に蒸気釜の断面図がヒットでありました。

ところで、今の海自の護衛艦なんかでも蒸気釜を使ってますけれど、あれって蒸気そのものを使うのではなくて、蒸気をカマに導くことで熱源として利用している、という解釈でいいんですよね… ?

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Comments

噴き出している蒸気で焼鳥を焼いている図を思い浮かべましたw鍋が二重構造になっていて空間に蒸気を送っています。直火の熱ムラがなく早く熱が回るのがメリットです。

Posted by: しょうたく | Apr 25, 2011 12:56 PM

納得しました。あと、調理場で直火を扱わなくていいメリットもありそうですね。

そういえば IH 炊飯器の中には、コイルを上にも下にも取り付けて、至るところから加熱できるようにしているものがあるのだとか。拙宅のも IH ですけれど、中身がどうなってるのかはよく分かりません。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 25, 2011 03:09 PM

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