自販機も節電ムードには勝てず ?
昨日、秋葉原駅の中央総武緩行線ホームで撮影。
確かこれって、内蔵するセンサーで顧客の属性を判断してお薦め品を選択・表示するとかいう新型自販機ですけれど、節電のために (と貼紙がしてあった) あえなく休止中。商品購入時以外は、この大画面ディスプレイで広告などのコンテンツを表示するというもの。
これに限らずデジタル サイネージなんかも、節電節電といわれている中では見直しの声がかかるのかも知れないなぁ、なんてことを考えてしまいました。実際の節電効果がどうこうというよりも、「節電しています」との姿勢を見せる方の問題で。
Comments
E-Inkタイプの電源が切れてもそのまま表示されてるエリアもつけてあったら、「爺がうるせーから、明るいうちはこの先→のキオスクで買っとくれ。これがリストラってやつかい? つれーなご同輩」と昔の駅の伝言板テイストなアピールもできたでしょうにね(^_^;)
Posted by: AL | May 06, 2011 02:52 PM
節電騒ぎに乗じて、「表示内容を変化させられるんだけれども、いったん変化させたら次に指令を出すまで電力不要」なんてデバイスができないだろうか。なんてことを考えてしまいました。
咄嗟の思いつきなので、「それは物理的に無理」あるいは「すでにある」といわれるかも知れませんけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 06, 2011 05:38 PM
節電と言えば、高速道路のトンネルの照明とか。
長くて狭い空間で、片側しか点灯してないとか
色々と恐怖心が来るのは、きっと気のせいじゃないはず。
Posted by: SCARFACE1 | May 06, 2011 11:02 PM
オーロラビジョン R-STAYという一度表示したら電源切ってもそのまま表示する、まさにな表示装置はあったんですが、名鉄で行先表示器に使われたくらいで、既に生産していません。表示することには電力を使いませんが、反射式なので夜間等は照明が必要、昼間でも見えにくいこともある、という弱点もあります。
他には、携帯電話の背面で模様を出すのに使われたものがあったのは覚えていますが、キャリアと型番は覚えてません。
Posted by: U.D.M | May 07, 2011 12:19 AM
やはりありましたか。誰しも考えることは同じですね。
そういえば、EPSON の PC-286NOTE Executive とか NEC の Lavie MX とか、バックライトなしの反射式 LCD にしてバッテリ寿命を延伸したノート PC が出てきては、不評で長続きしなかった歴史もあるんですよね。
結局、強引に「照明なし」にしようとするよりも、低消費電力の照明デバイスを使う方が現実的なのかも知れません。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 07, 2011 08:41 AM
>反射式LCD
PCG-C2の技術者さんに聞いた開発ウラ話を思い出しました。
「野外でのGPS表示に最適化するので採用したら、
結果として省電力になって、色々楽になった。」
Posted by: 七師三等兵 | May 07, 2011 01:06 PM
おお、私が買おうかどうしようかと迷って手を出さずに終わった、PCG-C2GPS を失念しておりました (まだカタログは手元にあるのに)。
これ、確かディスプレイの上からガバッと被せる「外付けバックライト」のオプションがありましたよね。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 07, 2011 03:24 PM
連休前に伊豆へ行ってきたのですが、省エネのためにとトンネル内の照明が避難路のみになっていて、ピーカンの所から入ると目前のセンターライン(対面通行)しか見えず怖かったです。
E-Inkはキンドルなどの書籍リーダーに使われていて、電源を切っても最後に表示した状態でずっと保持されます。「おえかきせんせい」の電子デバイス版のようなもので、「全部消す」、「新規に全部描く」の順にしかできないので現状では動画の表示ができませんが、文字を読むにはこの反射式デバイスの方が好きです。カラー化したものもできてきてます。
Posted by: AL | May 07, 2011 03:34 PM
実は、拙宅の近所でもトンネルの照明が減らされて怖い思いをしているところがあります。それと承知していてライトをつければ、だいぶ気は楽になるのですが。
そういえば、だいぶ前に買ったレキサーの USB フラッシュで、電源を切っても消えないデバイスを使って残容量を表示しているのがありましたが、壊れて使えなくなってしまいました。残容量表示デバイスのせいではないと思うのですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 07, 2011 04:06 PM
電子ペーパーと呼ばれる機器の表示装置は、大体は状態維持に電力不要なタイプですね。カラー化したのはE-Inkの粒子を着色したタイプの他に、メモリー機能がある特殊な液晶(コレステリック液晶)を使ったタイプもあります。
http://jp.fujitsu.com/group/labs/techinfo/techguide/list/paper_p04.html
それはそうとNECのLavie MX持ちなのは以前に述べたとおりですが、晴天時に屋外で見るのは非常に見やすいのですが、それ以外の機会での使用にはそれなりに辛いものが。仲間と山の上に移動してアマチュア無線のコンテストに参加した時は、ノートPCの数が足らずにLavie MXを真っ暗闇で使うことになって、USB接続の小型ランプを用意して何とか切り抜けたとか。う~ん、意味ないな(苦笑)
Posted by: 観音旭光の両刀使い | May 07, 2011 04:14 PM
ということは、これからのデジタル サイネージのトレンドは「屋外設置・反射光頼み・電子ペーパー」…なんてことはないか。
LaVie MX に限りませんけれど。
ある特定の分野で多大なメリットがあっても、その他の分野におけるデメリットが目についてしまうと、結局はメリットがデメリットに覆い隠されて評価が落ちてしまう、というのはありがちな話かも知れないですね。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 07, 2011 04:48 PM