ノート PC 代替の巻 : VAIO Y (YB)
Windows 7 のβ版が出たときに「実験用に」といって VAIO Type S (VGN-S93PSY) の中古を買ってきて、以後、RC 版・製品版とバージョンアップして使い続けてきたのですが、さすがにいろいろと不具合が。
- AC 電源がない状態でバッテリを外すと時計がリセットされる (マザボのバックアップ電池が死んでる ?)
- 液晶ディスプレイのバックライトが少々暗い
- バッテリがへたっているので保ちが悪い
- そのバッテリが脱落して、スリープ中だったものが「予期せぬ終了」になることも
- このシリーズの当初からの難点で、右側のパームレストがやたらと熱くなる
- etc, etc
かといって、使っていてフラストレーションが溜まるようなメカを代替機にするのは仕事の能率に響くので、仕方なく、これを使い続けていた次第。
といっても、さすがに限界があるので、代替機をいろいろと物色した結果、候補に残ったのは SONY の VAIO Y (YB)。それと、ダークホースに浮上したのが東芝の dynabook R731。
R731、本来なら上下方向が圧縮されたキーボードはマイナス材料なんですが、実際に叩いてみると意外と悪くなかったのと、軽めで短めのストロークが好みに合うなあと。CPU パワーにも不満はない代わりに、キーボードの左寄りとパームレストの発熱が多めなのはひっかかるところ。
VAIO Y (YB) は、発熱の問題はないものの、R731 と比較すると馬力不足。といっても、現行の Type S と比べればずっと速いんですけれど。それで今回は、発熱の少なさとフットプリントの小ささを優先して VAIO Y で初志貫徹。
では、データ通信カードの問題はどう解決したかというと、これも機種変更で対処。その話はまた別エントリで。
Comments
Intel Outside教信者の私は、AMDがもう1.5年早くFusion APUを出してくれれば、熱や騒音で限界だった5年物LOOX T70Jの後継機動パソコンとして、RfPにIntel Outsideを入れて手を出していたのでしょうが、タイミングが悪いったらありゃしないところ。(で、CULVのストップギャップを経由して、高解像液晶搭載ThinkPad X201sに行き着くと。)
それはそうと、AMDのE-350辺りは、性能的にCULVのCeleron SU2300に該当しますから、Sandy Bridgeと比べるのは可哀想ですが、必要十分かと思います。・・・Windows 7にSP1適用で、どれだけ重くなるかは判りませんが(爆)。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Jun 17, 2011 08:34 PM
大量に RAW の現像でもするなら別ですが、日常業務では問題なさそうですし、冷却ファンがガンガン唸って騒々しいこともないですし。いいチョイスだったかなと思ってます。
ただ、画面が小さめなのと、縦が 800pixel から 768pixel に縮んだのとで、ちょっと狭く感じますね。あと、キーピッチも狭めなので、人によっては気になるかもしれません。
ところで R731。Bluetooth の旗振り役のはずの東芝なのに、Bluetooth を内蔵していないみたいなんですよ。それってどうなんだろうと。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 17, 2011 10:56 PM
ちなみに、VAIO Y の電源ボタンはヒンジ部分の右側面に付いていて、キーボードの右上にあるのは [ASSIST] ボタン。ですが、スリープや電源断の度に、間違って後者を押しそうになるのは秘密です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 18, 2011 07:40 PM