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新潟・福島を襲った豪雨で橋梁が流されて、只見線の会津坂下以西が不通になっている由。
実は、手持ちの「18 きっぷ」が 3 回分残っているので、そのうち 2 回分を使って「登利平の唐揚弁当を携えて只見線を訪問、その晩は会津若松に泊まって、翌日は福島県内をウロウロして帰ってくる」という作戦を検討していたのですが、パーになってしまいました。なんてこった。
とりあえず、何か別のルートで福島方面を訪れる作戦を企んでみようと思ってます。
Jul 31, 2011 09:23 PM in 今日のひとこと | Permalink Tweet
すぐ上流のダムが放流していたのですね。河床はえぐれる事は避けられませんね。 http://dammania.net/?http://dammania.net/fukusima/honna.html
Posted by: sionoiri | Aug 01, 2011 08:15 AM
あれ、橋が流されたのは会津横田-会津大塩間だと聞いていたので、その通りならもっと上流ということになりますが… http://www.mapion.co.jp/m/37.3866091666667_139.427001666667_7/
なんにしても、放流を決めたダム管理事務所の人も辛いところでしょうね。放流しないで頑張った挙句に、堤体越流とか堤体崩壊とかいうことになったらシャレにならないですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 11:53 AM
只見線で流出した橋梁、撮影ポイントとしても有名なところでしたので大変残念です。
ちなみに、新潟の地震や東日本大震災では迂回路として大活躍した磐越西線も、土砂崩落多数で復旧にしばらくかかるようです。馬下駅までは開通しているので、私が定番にしている五泉-猿和田の早出川鉄橋は大丈夫なようですが・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 01, 2011 12:19 PM
橋脚ごとやられると、復旧は大変そうですよね。 東海道本線の富士川橋梁下り線が 2 連分、台風のトバッチリで流されたことがありましたが、橋脚を建て直すために川の流れから迂回させる必要があったそうですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 04:36 PM
http://katintokei.at.webry.info/201107/article_55.html 3本もOTL、5,6,7と流されたと、
Posted by: sionoiri | Aug 01, 2011 07:02 PM
えー、第 7 だけかと思ったら三連でやられたんですか。なんてこった… 確かに、減勢工で水が跳ね上げられて直撃される事態は、対象の位置関係次第ではあり得ますね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 07:17 PM
橋脚が流れて廃止になった鉄道も多いですからね。直近も高千穂鉄道なんて所もありましたし。
富士川橋梁の橋脚流出も良く覚えています。大垣夜行375Mが定時運行だったら橋脚流出に巻き込まれて大惨事になっていた可能性があるという・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 01, 2011 07:24 PM
流された二連分だけ橋桁が違うので目立つんですよね > 富士川橋梁
只見線作戦がパーになったので、代替として「普通列車乗り継ぎで板谷峠越え・そして米沢で牛肉のお弁当♪ 作戦」を画策中なのでした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 10:59 PM
只見線の、第二只見川鉄橋を、東側にある歳時記橋から撮ったのは、私が世界最初と、ひそかに自慢していたのを思い出しました。 あのニュースを聞いて、他人事と思えませんでした。
Posted by: いーの | Aug 05, 2011 02:05 AM
それって、撮影ポイントにたどり着くまでが大変そうに思えます。というか、只見線の山間部はどこもかしこも似たようなものかも知れませんが。
眺めのいい路線ほど災害に遭いやすいという法則、なかなか解消できないですねえ。川の流れを楽しむだけなら、個人的には三江線か錦川鉄道の方が上かも、と思っているのは秘密ですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 05, 2011 07:55 AM
ダム繋がり http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110805/k10014726021000.html 「29か所の水力発電所が故障して運転できなくなっていて、およそ100万キロワットの電力の供給力が減少」orz
Posted by: sionoiri | Aug 05, 2011 05:15 PM
だから発電能力には十分な余裕がないとまずいと…
ギリギリで回していてイイことなんて、何一つないんですから。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 05, 2011 09:54 PM
予言者の方々は次は「当然予見できたことです。何故施設を余分に持っていなかったのです?」的な事を平気でほざくのでしょう。
冬期間はバス代行も不可能な地域ですし、復旧の舵取りも何とも難しいですね、只見線は。
Posted by: ぼろねこ2k | Aug 06, 2011 12:01 AM
観光資源とかキャンペーンの素材として利用価値があるにしても、高い費用をかけて復旧・維持することに見合ったものがあるか、というところでモメそうではありますね。今回は被害が大きいだけに、岩泉線ともども、動向が気になるところです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 06, 2011 05:57 AM
結局このような自然災害起因(ダム放流影響はあったにせよ)にどこまでお金をかけるべきか、そもそもコンセンサスをとることが極めて難しいと言うところに問題があるような。 「想定外は許さない」 というのは簡単。でも、そのために無限に費用をかけられるか、そもそもその支出が物理的に可能かどうか、という現実問題があり。かといって 「想定外を無制限に許す」 のには弊害が大きいのも確か。そこをいかにうまくバランスさせるかが技術者や経営者の腕の見せ所。 そして、そのバランス感覚が大丈夫なのか、それらをチェックするのが政府や行政(企業なら株主含む)であり、最終的には民主主義国家では最終責任者である国民なのですが、なぜかそれら意識が希薄どころか、全くないのが問題かと。 「よきにはからえ」 ですむことと、すまないこと。その峻別はつけたいですね。
Posted by: 担当 | Aug 06, 2011 02:46 PM
これって煎じ詰めると「リスク評価」とか「リスクとの向き合い方」の問題なんでしょうけれど、そこでついつい教条的になってしまったり、all or nothing になってしまったりするのが問題なのかなあと。
ただ、バランスをとるといっても決まった正解はないでしょうから、そこで抱き要点を見つけ出して納得させるのは「政治の仕事」でしょうね。その政治が教条的になってしまったのでは、話にならないです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 06, 2011 08:44 PM
> ついつい教条的になってしまったり、all or nothing 仰るとおり、その点が最大の問題点かと考えます。 政治家がイデオロギーとは別に、その罠に陥ってしまっているのには目を覆わんばかりですが、我々有権者もその罠に陥らないようにしなければ、政治家を批判することも出来ないか(有権者相応の政治家しか得ることが出来ない)と思ったり、複雑な限りです。
Posted by: 担当 | Aug 07, 2011 05:54 AM
普段の日常生活レベルであれば無意識のうちに、リスク評価と取り得る対策とのバランスをとる作業を行っていると思うのですが。
ところが、身近なところを離れた途端に妥協ができなくなったり (抱き要点ってなんだよ > ぢぶん)、教条的になってしまったりするのか。それとも、そういう話になると妙なのが入り込んできて話をおかしくするのか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 07, 2011 10:42 AM
流れを切って済みませんが、井上さんの言う行くのが大変なのは、只見川第1鉄橋ではないかと。あそこは、(私がいた当時でも)土に埋もれかけた旧道を踏破するか、林を抜けるか、遊覧船に乗るかしなければ行けない所でした(今は、道の駅から見えるそうですね)。地図だけ見て、車で行けるだろうとやってきた学生グループらしき連中が、すごすごと引き返す様子をにやにや笑いながら見下ろしていたものです。 第2鉄橋の方は、比較的楽に行ける撮影ポイントがありました。車と望遠さえあればきれいに撮れる、歳時記橋上のポイントに比べると、行くのは大変でしたけど。
リスクの評価で思い出したのは、十河総裁の新幹線予算の話ですかね。結局、最初の予算では収まらないのがわかりきっていたからこその半分査定だったのかもしれません(結局、ポストと引き換えになるなら、通しやすい金にしておく方が望ましい)。
Posted by: いーの | Aug 08, 2011 09:20 AM
お、そうでしたか。そういうことなら、只見線が復活したら撮りに行ってみようかなあ。と思ったのですが、果たして何年先の話になりますやら。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 08, 2011 05:36 PM
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すぐ上流のダムが放流していたのですね。河床はえぐれる事は避けられませんね。
http://dammania.net/?http://dammania.net/fukusima/honna.html
Posted by: sionoiri | Aug 01, 2011 08:15 AM
あれ、橋が流されたのは会津横田-会津大塩間だと聞いていたので、その通りならもっと上流ということになりますが…
http://www.mapion.co.jp/m/37.3866091666667_139.427001666667_7/
なんにしても、放流を決めたダム管理事務所の人も辛いところでしょうね。放流しないで頑張った挙句に、堤体越流とか堤体崩壊とかいうことになったらシャレにならないですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 11:53 AM
只見線で流出した橋梁、撮影ポイントとしても有名なところでしたので大変残念です。
ちなみに、新潟の地震や東日本大震災では迂回路として大活躍した磐越西線も、土砂崩落多数で復旧にしばらくかかるようです。馬下駅までは開通しているので、私が定番にしている五泉-猿和田の早出川鉄橋は大丈夫なようですが・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 01, 2011 12:19 PM
橋脚ごとやられると、復旧は大変そうですよね。
東海道本線の富士川橋梁下り線が 2 連分、台風のトバッチリで流されたことがありましたが、橋脚を建て直すために川の流れから迂回させる必要があったそうですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 04:36 PM
http://katintokei.at.webry.info/201107/article_55.html
3本もOTL、5,6,7と流されたと、
Posted by: sionoiri | Aug 01, 2011 07:02 PM
えー、第 7 だけかと思ったら三連でやられたんですか。なんてこった…
確かに、減勢工で水が跳ね上げられて直撃される事態は、対象の位置関係次第ではあり得ますね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 07:17 PM
橋脚が流れて廃止になった鉄道も多いですからね。直近も高千穂鉄道なんて所もありましたし。
富士川橋梁の橋脚流出も良く覚えています。大垣夜行375Mが定時運行だったら橋脚流出に巻き込まれて大惨事になっていた可能性があるという・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 01, 2011 07:24 PM
流された二連分だけ橋桁が違うので目立つんですよね > 富士川橋梁
只見線作戦がパーになったので、代替として「普通列車乗り継ぎで板谷峠越え・そして米沢で牛肉のお弁当♪ 作戦」を画策中なのでした。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 01, 2011 10:59 PM
只見線の、第二只見川鉄橋を、東側にある歳時記橋から撮ったのは、私が世界最初と、ひそかに自慢していたのを思い出しました。
あのニュースを聞いて、他人事と思えませんでした。
Posted by: いーの | Aug 05, 2011 02:05 AM
それって、撮影ポイントにたどり着くまでが大変そうに思えます。というか、只見線の山間部はどこもかしこも似たようなものかも知れませんが。
眺めのいい路線ほど災害に遭いやすいという法則、なかなか解消できないですねえ。川の流れを楽しむだけなら、個人的には三江線か錦川鉄道の方が上かも、と思っているのは秘密ですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 05, 2011 07:55 AM
ダム繋がり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110805/k10014726021000.html
「29か所の水力発電所が故障して運転できなくなっていて、およそ100万キロワットの電力の供給力が減少」orz
Posted by: sionoiri | Aug 05, 2011 05:15 PM
だから発電能力には十分な余裕がないとまずいと…
ギリギリで回していてイイことなんて、何一つないんですから。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 05, 2011 09:54 PM
予言者の方々は次は「当然予見できたことです。何故施設を余分に持っていなかったのです?」的な事を平気でほざくのでしょう。
冬期間はバス代行も不可能な地域ですし、復旧の舵取りも何とも難しいですね、只見線は。
Posted by: ぼろねこ2k | Aug 06, 2011 12:01 AM
観光資源とかキャンペーンの素材として利用価値があるにしても、高い費用をかけて復旧・維持することに見合ったものがあるか、というところでモメそうではありますね。今回は被害が大きいだけに、岩泉線ともども、動向が気になるところです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 06, 2011 05:57 AM
結局このような自然災害起因(ダム放流影響はあったにせよ)にどこまでお金をかけるべきか、そもそもコンセンサスをとることが極めて難しいと言うところに問題があるような。
「想定外は許さない」
というのは簡単。でも、そのために無限に費用をかけられるか、そもそもその支出が物理的に可能かどうか、という現実問題があり。かといって
「想定外を無制限に許す」
のには弊害が大きいのも確か。そこをいかにうまくバランスさせるかが技術者や経営者の腕の見せ所。
そして、そのバランス感覚が大丈夫なのか、それらをチェックするのが政府や行政(企業なら株主含む)であり、最終的には民主主義国家では最終責任者である国民なのですが、なぜかそれら意識が希薄どころか、全くないのが問題かと。
「よきにはからえ」
ですむことと、すまないこと。その峻別はつけたいですね。
Posted by: 担当 | Aug 06, 2011 02:46 PM
これって煎じ詰めると「リスク評価」とか「リスクとの向き合い方」の問題なんでしょうけれど、そこでついつい教条的になってしまったり、all or nothing になってしまったりするのが問題なのかなあと。
ただ、バランスをとるといっても決まった正解はないでしょうから、そこで抱き要点を見つけ出して納得させるのは「政治の仕事」でしょうね。その政治が教条的になってしまったのでは、話にならないです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 06, 2011 08:44 PM
> ついつい教条的になってしまったり、all or nothing
仰るとおり、その点が最大の問題点かと考えます。
政治家がイデオロギーとは別に、その罠に陥ってしまっているのには目を覆わんばかりですが、我々有権者もその罠に陥らないようにしなければ、政治家を批判することも出来ないか(有権者相応の政治家しか得ることが出来ない)と思ったり、複雑な限りです。
Posted by: 担当 | Aug 07, 2011 05:54 AM
普段の日常生活レベルであれば無意識のうちに、リスク評価と取り得る対策とのバランスをとる作業を行っていると思うのですが。
ところが、身近なところを離れた途端に妥協ができなくなったり (抱き要点ってなんだよ > ぢぶん)、教条的になってしまったりするのか。それとも、そういう話になると妙なのが入り込んできて話をおかしくするのか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 07, 2011 10:42 AM
流れを切って済みませんが、井上さんの言う行くのが大変なのは、只見川第1鉄橋ではないかと。あそこは、(私がいた当時でも)土に埋もれかけた旧道を踏破するか、林を抜けるか、遊覧船に乗るかしなければ行けない所でした(今は、道の駅から見えるそうですね)。地図だけ見て、車で行けるだろうとやってきた学生グループらしき連中が、すごすごと引き返す様子をにやにや笑いながら見下ろしていたものです。
第2鉄橋の方は、比較的楽に行ける撮影ポイントがありました。車と望遠さえあればきれいに撮れる、歳時記橋上のポイントに比べると、行くのは大変でしたけど。
リスクの評価で思い出したのは、十河総裁の新幹線予算の話ですかね。結局、最初の予算では収まらないのがわかりきっていたからこその半分査定だったのかもしれません(結局、ポストと引き換えになるなら、通しやすい金にしておく方が望ましい)。
Posted by: いーの | Aug 08, 2011 09:20 AM
お、そうでしたか。そういうことなら、只見線が復活したら撮りに行ってみようかなあ。と思ったのですが、果たして何年先の話になりますやら。
Posted by: 井上@Kojii.net | Aug 08, 2011 05:36 PM