PENTAX K-5 登場
とにかく高感度に弱いと定評がある (?) K-7 でありますが、先日に Lockheed Martin が行った F-35 のコックピット シミュレータ取材でノイズだらけの画を量産、後で RAW 現像でノイズをつぶして回る羽目になったのが決定打に。ついカッとなって、K-7 をドナドナして K-5 にリプレースしてしまいました。だいぶ値段がこなれてきてましたし。
ボチボチと試運転していますが、高感度で撮影したときの JPEG 撮って出しがグッと改善されたのは明らか。ISO1600 ならノイズは大して気にならないし、ISO2500 や ISO3200 でも、拡大してみなければ「なんとかなる」レベル。これなら、RAW 現像でノイズをつぶして回る頻度はグッと下げられそうです。
実は、先日の都電の花電車も K-5 で撮ってます。2 枚目の写真は夕方になってからだったので、ISO1250。あのサイズでは、ノイズも何も、よく分からないですけれど。
連写速度の向上も嬉しいところですが、動いている被写体にサッと AF を合わせてパッと撮る、なんて場面になると、まだ EOS には負ける印象。走る列車が相手なら、置きピンする方が確実のようです。
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Comments
Canon や Nikon の AF が高性能過ぎるので、比べると可愛そうな。
実際、先週末に K-5LS を持ってSLを撮りまくっておりましたが、上手く AF センサーに引っかかってくれれば良いのですが、引っかからないケースも多いため、結局置きピンで撮っていましたし。ただ、コントラスト AF の性能が上がっていますので、置きピンがし易くなっているのは事実です。それに極稀ですが EOS 7D でも駄目な時は駄目なので、それを考えれば置きピンで安全という考えも(自虐気味)。
それより、SONY α77 が本日発売ですが、同じ2400万画素の撮像素子を搭載したボディーが、来年の CP+ 前ぐらいに登場しそうな気がします。実際、今の K-5 の販売価格も随分と値下がりしていますし。まあ、一気に画素数を上げてきたので、高感度特性が落ちていそうな気もしますが。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Oct 14, 2011 06:17 PM
実は、花電車の前に都電で試し撮りしていたら AF を合わせ損なったことがありまして。たまたま、当たり所が悪かったのかも知れませんが。(7D だって前照灯に測距点が直撃すると迷うし)
2,400 万画素っていったら、5D MARK II より多いような気がします。RAW のハンドリングが大変そう。
Posted by: 井上@Kojii.net | Oct 14, 2011 10:53 PM