いわて大東の玄米プリン@岩手雪販 [盛岡] + 龍泉洞コーヒー
食べてみると、「いわれてみれば玄米っぽい」という味わい。でも、えぐみが目立っているわけではなくて、ほんのりした上品な甘さ。これなら、誰でも抵抗なく食べられそうです。ただしこの食感は、プリンというよりババロアという方が近くないかなあ ?
P.S.
前日に安比リゾートセンターの売店で、「龍泉洞珈琲」なる缶コーヒーを発見。 岩泉産業開発の商品です。
前述したコンセプトのこともあり、「どうせ飲むなら地場のもの」ということで、一緒に売っている全国ブランドの缶コーヒーは無視してこちらをチョイス。飲んでみたら、なんとも口当たりの軽いコーヒーでありました。コーヒーでこれだと、カフェオレなんかどうなっちゃうんだろう…
で、これを Amazon で売っていると知ってビックリ。
Comments
わたしも震災後に東北で何か買おうと思って、岩泉産業開発の通販サイトでどんぐりクッキーを買いました。
縄文人はどんぐりをペーストにして焼いて食べてたらしいですが、卵と砂糖を混ぜたクッキーでもかなりにがい感じ。
これではなかなか商品化は難しいですね。簡単ににがさがとれればいいのですが。
ざっとネットを見た感じ、どんぐりをうまく商品化できているところはないようです。
山にいっぱい落ちているのに。
Posted by: しまだ | Mar 11, 2012 10:33 PM
苦みにどう対応するかと、原材料の安定供給を確保できるかどうかがボトルネックなのかも知れないなあと思いました > どんぐり
玄米の場合、普通にメシにして喰うのであれば、発芽玄米にするとグッと食べやすくなると思います。
# そういえば拙宅には、「ドングリを抱えたリス」のぬいぐるみが
# いるなあ (ぇ
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 12, 2012 06:56 AM
(☆o☆)キラーン
発芽どんぐりですかね。
季節ものですので貯蔵がネックですね。縄文人は貯蔵しなかったのだろうか?
どんぐりの食糧化が人生のテーマのひとつなんですが、なかなか難しいです。
Posted by: しまだ | Mar 12, 2012 08:53 AM
> 缶珈琲
そういえば青森に缶珈琲もとい、珈琲の缶詰(液体:普通(に大きい方)の桃缶やパイン缶くらいの大きさ)てのがありましたね。
(缶切りで開けてカップに出すらしい)
Posted by: bugaisha | Mar 12, 2012 09:25 AM
>発芽どんぐり
玄米で通用するといっても、他のモノにも通用するかどうかは…
アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
安定した長期保管の実現と、食べやすい調理法・製品の開発が実現すれば、何か使い道が出てきそうです。
>珈琲の缶詰
それってコーヒー豆じゃなくて淹れたコーヒーの缶詰、ってことですよね。戦闘糧食や非常食に使えないかなあ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 12, 2012 11:11 AM
縄文人のどんぐり貯蔵穴
http://www.enyatotto.com/donguri/ikiru/donguripit.htm
各地にどんぐりピットというのがあったようです。
地下水や海水にしたして発芽を防ぐようですね。
水に浸けることであくを抜くみたいです。
>山形県の押出(おんだし)遺跡(縄文前期)からクッキー状の炭化物が出土している。近年、残存脂肪酸分析法というのが発達しており、クリ・クルミの粉に、シカ・イノシシ・野鳥の肉、イノシシの骨髄と血液、野鳥の卵を混ぜ、食塩で調味して野生酵母を加えて発酵させていたことまでわかっている。(参照:中野益男/季刊誌「生命誌」通巻21号より)
縄文人のグルメの遺跡ですな。
ドングリの主食化は無理にしても、補助戦力化に成功すれば東北の山地もうるおうと思うのですが道は険しいです。
Posted by: しまだ | Mar 12, 2012 12:24 PM
> 淹れたコーヒーの缶詰
そうです。でもそれなら普通の缶珈琲の方でよろしいかと
開ける手間が少ないし
> コーヒー豆
ええと、真空パックの経験からマジレスしますと炭酸ガス(だとおもった)が発生しますのでパンパンに膨らみますので要注意かと。
(神奈川の元々はお茶屋さんだったらしい通販会社あたりの袋みたいに排気弁いるかも)
と、思ったのですけど結構挽いた豆とか缶で売ってますよねえ、どうなってるんだろう??
上に書いた通販はあえて挽いた豆(∵渋皮が分離除去されている)にして早期に消費するならいいかなあ(今は全然買わないけど)、ナショナル時代のミル自動抽出なコーヒーメーカーの威力が初めて和かったっけ、ここの粉で。
(いい^h^h普通の豆だと違いがわからんかった)
Posted by: bugaisha | Mar 12, 2012 03:53 PM
>どんぐり
救荒食にした事例もあるようですね。そのイメージが広く定着しているわけでもなさそうなので、このこと自体はマイナス要因にはならないと思いますけれど。どんぐりを素材にしたバランス栄養食なんてできないかしらん、と思ってみたり。
>コーヒー
淹れたそのままのコーヒーだと、味を自分で調整できるのがメリットになるんでしょうか。
節電でコーヒーメーカーの使用を取り止める前、スタバや成城石井で袋入りの豆を買って、店頭で挽いてもらったものを持ち帰るパターンが基本でした。ところがモノによっては、挽いた状態で売ってるんですよね。ガスの問題はないのかしらん。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 12, 2012 06:21 PM
高島屋とかで買って忘れるとパンパンに膨らみますよねえ、店によってはガス抜き弁ついている袋もありますけど。
そういえばシャンパンかなにかの瓶に入れて売っているところがあるとかってラヂオでやってましたけど
Posted by: bugaisha | Mar 12, 2012 09:15 PM
瓶に入れたものからガスが出たら、それはそれで怖いような…
今度、店頭で挽いた豆を売っているのを見かけたら、観察してみることにします。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 13, 2012 07:19 AM
真空パックは膨らみますけど、缶や瓶で影響でるほどじゃないと言うことなのでしょう。
炭酸系酒類(?)の瓶を選んだのは香を逃さないためだと思いました。
(ただ炭酸系酒類の瓶だったのか他のだったのかちと自信ございません)
Posted by: bugaisha | Mar 13, 2012 09:03 AM
> 珈琲缶詰メリット
地場の美味しい天然水の珈琲を御家庭でって感じのコンセプトじゃないのかなあと思います。
Posted by: bugaisha | Mar 13, 2012 09:04 AM
なるほど。確かに、コーヒーメーカーを使っていたときに、私が美味しく、上手に淹れられていたかと訊かれると、ちょっと自信はないです。その辺、案外とテキトーだったので (汗)
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 13, 2012 06:35 PM
山形の栃餅が好きなのですが、栃の実のあく抜きがものすごく手間暇かかってて、あの辺は食べ物に苦労してたんでしょうね。
Posted by: AL | Mar 13, 2012 07:15 PM
ちょっと bing 先生に伺いをたててみたら、「あく抜きしたトチの実でも、そのまま食べると口の中がただれます」なんて注意書きが出てきてビックリ仰天でした (((( ;゚Д゚))))
そうまでして食べていたということは、他に選択肢が乏しかったということなのでしょうね…
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 13, 2012 11:05 PM
ある種のタロイモの仲間には毒があるので毒抜き、コンニャクも同じ・・・ベニテングダケとかフグの卵巣とか食べなければならないとなればば色々見つけるようで。
Posted by: bugaisha | Mar 14, 2012 12:09 PM
手近なところでは「ジャガイモの芽」なんていうのもありますし、身近な食い物でも意外と、注意して食べないとヤバイものなのかも知れないですねえ。
だから放射性物質ばかり気にしててもダメだろと (ry
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 14, 2012 06:33 PM
考えたら、米や麦でも食べる為には手間かかりますし。
米も保存悪いと有害ですし。米不足やら何やらでやたら買占め溜め込む人見ると玄米保存する保冷庫ホームセンターで見ても何の為そんな物要るのか理解して無いだろうなと思ったり。
麦も確か何かの病気になった麦食べたら妊婦が流産してしまう毒をもってしまうとか。
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Mar 14, 2012 08:56 PM
身近な食べ物で梅もありますねえ、忘れがち。
(しかし普通の物の毒抜きはともかくとして河豚の卵巣の発酵食品とかベニテングダケの塩漬けとかだれが思いついたんだか・・・)
Posted by: bugaisha | Mar 14, 2012 11:31 PM
>河豚の卵巣
うちの県の特産物ですが。
後ベニテングタケは食べませんが、イッポンシメジの塩漬けは食べられてますね。
Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Mar 14, 2012 11:39 PM
そういえば、立原正秋の小説で河豚の肝にポン酢をつけて喰う話が出てくるのがありますけれど、あれってどうなんでしょうねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 14, 2012 11:41 PM
フグ(やヤシガニ)の毒は食物連鎖による蓄積とされているので、鉄砲とry)
区別つかんしねえ
Posted by: bugaisha | Mar 15, 2012 08:38 AM
ええっ、そうなんですか。水俣病みたいなケースだと、食物連鎖による蓄積というのは分かりやすいんですけれど…
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 15, 2012 10:06 AM
http://research.kahaku.go.jp/zoology/uodas/fish_in_focus/toxin/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%88%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3
です(手抜き --;)
Posted by: bugaisha | Mar 15, 2012 11:29 AM
河豚の毒って、自前で生成してるんじゃなかったんですね… 知らなかったです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 15, 2012 06:52 PM
ドングリといえば配給食に通称ドングリの粉という謎な物があったそうで。
検索するとドングリ採取して送っていた話がトップになるようですけど、昔新聞だか雑誌で出ていた話に木から食料を作るという研究があって戦時中に一部実用(試験?)したのがドングリの粉といわれたなんて書いてある物を見かけた記憶もありますがねえ(記憶が木なので全くわからない、勘違いかも・・・・糖化とかの研究はありますけど)
Posted by: bugaisha | Mar 16, 2012 04:10 PM
サバイバル訓練の食料品に… と思いましたけれど、あく抜きその他で時間や手間がかかるものは、軍隊のサバイバル用途としてはまったくもって不適ですよね。SAS じゃありませんが、やはり「後方から糧食の供給を受けるのが基本」とするべきなのかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 17, 2012 09:15 AM
「何千杯何万杯に一杯の確率で、タコの足先にはフグみたいな毒がある」という言い伝えがあるそうです。
寿司屋の親方が仰るには、タコの足先には不衛生なイメージがあるので、それが迷信の元になったのでは?と言われましたが
(指の先は汚れている、みたいな意味でして)
Posted by: メリッサ | Mar 17, 2012 08:26 PM
それって、実際に毒があるのではなくて、そういう話が出回っている、っていうことですよね。それを真に受けて「ゼロ・蛸足の毒」なんて騒ぎ立てる人が出ないといいのですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 17, 2012 09:01 PM
プロも迷信扱いしている話ですからね~私には何とも
終戦後の明石では、それなりに信じられていたみたいですけど
フグ関連の話題だと(餌の関係か)養殖のフグは毒が弱いらしいのです。
例のそのまんまなフグ屋も「ちゃんとした天然物を扱っていたのが仇になった」みたいな話を聞いた事があります。
Posted by: メリッサ | Mar 17, 2012 10:07 PM
養殖の河豚のいけすに有毒の天然河豚を入れると毒をいただこうと養殖が噛みついてくるみたいな話もありますねえ。
タコと言えば芋ですけど知らない人も多いですねえ、ほんとかどうかは別にして。
Posted by: bugaisha | Mar 17, 2012 10:14 PM
>bugaishaさん
>タコの芋掘り
その話、私が行っている寿司屋の親方も知らなかったです。
Posted by: メリッサ | Mar 17, 2012 10:40 PM
子ども向けの本・雑誌にも昔出ていたと思うし、高校だか大学だかの頃に漫画にも出ていたような(学者っぽい先生と子どもの掛け合いで生物の知識を話にしているもの、たぶん普通の週刊漫画雑誌)・・・
ですが、同期のやつにその話してもきょとんとされた(都内在住)です。
Posted by: bugaisha | Mar 18, 2012 12:03 AM
おっと、シャンパン瓶入りコーヒーはこちらのようです
http://www.mi-cafeto.com/
加圧してるんだ・・・・
コーヒー・ガラス瓶で検索すると、普通はガス抜きに気をつけているようで
Posted by: bugaisha | Mar 18, 2012 12:09 AM
なんか、私が知らない世界の話がいっぱい出てきて面白いです。
子供の頃からずいぶんたくさんの本を読んできてますけれど、よくよく考えると、生き物関連の本って比較的少なかったかも。蛸の話も含めて、知らないわけです。勉強になるなあ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 18, 2012 09:03 AM
>井上氏
私は食べるのが好きで、少し調べているだけですよ。
>bugaishaさん
>タコの芋掘り
雑誌に載っていたとなると、メジャーな話みたいですね。
Posted by: メリッサ | Mar 18, 2012 12:57 PM
フグの卵巣といえば、養殖で無毒状態フグの卵巣を提供しようとして厚生省に「5000サンプルの無毒」の証明をしたのに却下された嬉野町の例が… 確かに何かあったら大変なのは解りますが。
そして、しまださんのコメントに中野尊師の名前が(丁度例の事件があった頃在学してたのでw)…あの方、私が帯畜大行っていた頃の向かい(学科が同じだったのですが建物が別でした)の教授で、いろんな所から億の金を引っ張って来ていましたw。
Posted by: ぼろねこ2k | Mar 18, 2012 11:02 PM
養殖だから無毒ってわけでも無い(天然でも無毒?(~弱毒??)て可能性も)ですからまあ無理でしょうねえ。
昔、役者の人が無理言ってキモ出させて中毒で死んだときに田村豊幸という先生が新聞に何かの薬(忘れました)が解毒効果有るようなことを書いていたんですけど覚えてないなあ、今のところ解毒剤無いことになっているので、たとえ効果があっても限定的なんでしょうね。
(あとどこぞの田舎の映画館主が営業の胆の座り具合を見るためだか、素人料理で食べさせていたそうでひくりかえったときに大量の卵と何かを与えて処置したときくなどと食べてピリッときたと称する人が書いていましたっけ)
で私の知識は興味有ること含めて「浅く広く飛び飛びに」だったりします、たぶん。
Posted by: bugaisha | Mar 19, 2012 12:42 AM
フグの毒にも死に至る閾値があって、それを上回ると昇天するのか、それとも僅かでも存在すると昇天するのか、なんてところが気になってきました。放射性物質の話が頭の片隅にあるせいでしょうか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 19, 2012 08:20 AM
上のリンクに致死量が出ていますして、「ヒトの経口摂取による致死量は1–2mg」となっています。何から求めた数値化はわかりません。
Posted by: bugaisha | Mar 19, 2012 09:10 AM
あ゛… 風邪で頭がボンヤリしていたせいなのか、見落としてしまったようです。
(´・ω・`)
今日はだいぶ回復しましたが、まだ八割・九割というところ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 19, 2012 11:41 AM
↑動物実験からの換算か、過去の事故例から求めたかという意味です。
(たとえばネズミ類にたいして極端に有毒で人に対しては比較すればそれほどでもない毒物もあるそうです)
Posted by: bugaisha | Mar 19, 2012 11:42 AM
嬉野のは、毒素細菌フリーを売りにした養殖法ではあったんですけどね。さすがに肝ひとつづつ毒素検出じゃ採算に全く合わない、だったかなー?
人間の致死量は、死亡した方が食べた量から推定、だった筈です。嫌な話、ある程度の摂取量のバリエーションは出ますから、フグみたいなメジャーな物ですと。
Posted by: ぼろねこ2k | Mar 19, 2012 08:18 PM
的矢の清浄牡蠣と同じようには行かなかったんですねえ。毒素が相手では話がまるで違いますけれど。
それにしても、摂取量に関するサンプルが多いのは、嬉しくない話であります。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 20, 2012 08:59 AM