命知らずな人
先日、常磐道を走っていたら、追越車線から中央分離帯に突っ込む自爆事故を起こして止まっている軽自動車がいました。追越車線側には路肩はありませんから、車体は半分ぐらい、追越車線にはみ出して止まった状態。
後続車としては、追越車線を走れば接触してしまう (少なくとも接触しそうになってヒヤヒヤするのは確実) ので、走行車線に逃げるしかないのですけれど…
ところが、件の軽自動車を運転していたと思われるおっさん (爺さま ?) が、なにを血迷ったのか追越車線と第 2 走行車線の境界まで出張ってきて、後続車に「よけろ」と合図してました。そんなところでウロウロしてたら、後続車にはねられて死んじゃいますがな !
命知らずなんだから、まったくもう。
Comments
世の中には、若いのに命知らずな方も。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120704-OYT1T00074.htm
高速道路は車線内一方通行だって常識だと思うのですが、それって勘違いなのでしょうか・・・。
声優さんと同姓同名で、ちょっと話題になっていたというのはナイショ。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Jul 04, 2012 08:03 PM
その記事で目が点になったのは、「本線」をめぐる言い訳でした。よしんば初めて高速道路を走ったのだとしても、もうちょっとマシな言い訳を思いつかなかったものなのかと…
Posted by: 井上@Kojii.net | Jul 04, 2012 09:47 PM
以前、警察官の方から伺ったのですが、「事故を起こすと、気が動転してしまって、注意力が低下するので、絶対に道路に出てはいけない。救護対象者がいない場合、安全な場所に対比して、絶対に動くな」が原則だそうです。
常磐道のおじさんも、気が動転してしまっていたのかと‥
Posted by: ブリンデン | Jul 05, 2012 08:41 AM
そういえば、私のクルマがトラックに追突されたときには、状況を確認した後は外に出ないで、車内にとどまってました。
本来なら道路の外に退避するべきなんでしょうけれど、路肩に突っ込んで止まっていて本線を塞いでいなかったのと、ものすごい雨で外に出るのが憚られたのとで。
もしもクルマが本線上で止まってたら、後続車に突っ込まれて二次事故につながり、ほぼ間違いなく昇天していたでしょうねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jul 05, 2012 08:58 AM
>絶対に道路に出てはいけない
些細なことですが極めて重要なこと故に加筆訂正を
「絶対に車道にとどまることなく、【どのような悪天候であっても高速道路ガードレール外まで退避】せよ」
ですね。
もう10年以上前ですが、同僚が同じ常磐道で走行車線にて追突事故を被災(追突された側)、車の外に出て退避しようとしていた間に、更に後ろから追突されて乗り合わせていた【家族全員が死亡】、という大惨事になっています。
特に雪国では【猛吹雪の中でもビバークしてでも退避】というのが鉄則。
猛吹雪の場合、視界が極端に低下するため、さらなる多重事故の可能性が高いため、可能な限りの厚着をして道路外に脱出するのが必須です。
車だとついつい薄着で済ませてしまうのですが、通常でも車中泊に追い込まれる可能性もありますので、寝袋やその他厳重な防寒具は必須ですし、我が愛車に緊急用のブランケットやタオル、寝袋を詰め込んでいる最大の理由です。
どうか皆様もご注意のほどを
Posted by: 担当 | Jul 07, 2012 12:23 PM
けっこうあるんですよね。その手の二次事故って。
さすがの私も、吹雪の中で車外に避難する事態にまでは備えていませんけれど、その辺は、雪国に住んでいる人とそうでない人の意識の差でしょうか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jul 07, 2012 03:12 PM
雪国暮らしでもそれほど極端に暮らしが変わることはありません。ただ、衣服関係では、
1.肌の露出を最低限にする(呼吸器含みます:紙マスクでも多大な効果が)。
2.絶対に身体を濡らさない。
3.風よけには出来る限り留意する(風さえしのげれば…は極めて多かったり)。
4.後は出来る限り空気をため込むように衣服で調整。体温を逃がさない(奪われないのが肝要)
というのが基本ですね。+αは「酷寒冷地」ですが、氷点下0度近辺ならば、これだけあるだけで相当違いますので。
ポイントは重装備ではなく、いつもの格好に一つプラス(特に濡らさない・風よけ注意)するところかと。これだけ気をつければ、普段の生活も極めて楽になりますので。
Posted by: 担当 | Jul 07, 2012 04:04 PM
はっ。冬場はスキーウェアのジャケットを車内に常備しておけば…
って、私が雪国にクルマで行くのはスキーのときぐらいなのだから、デフォルトでそうなっているのでした。
その件に絡んで悩んでいる話がひとつありますけれど、その話は、またそのうち。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jul 07, 2012 07:02 PM
>スキーウェアのジャケット
もし差し支えがなければそれが追加出費なしでの最短距離かと考えます。
後、費用の掛からず有効な順番としては
1.100円ショップ品で買えるフリース毛布・バスタオルをありったけ。
2.ポンチョ(自衛隊仕様の分厚い物なら最高:100円ショップ品でも十分)
3.寝袋(amazonさんで2000円以下で入手できる物で十分)
ですね。
これは雪道での事故対策でも同様。
以前事故現場に遭遇したのですが、親子が車から脱出して凍えていたところで、1.がもっとも役に立ちました。1000円前後も買い込めばほぼ十二分な効果が得られますし、それくらいであれば見ず知らずの他人にそのまま渡しても全く惜しくなし。
これは心から推奨します。
Posted by: 担当 | Jul 08, 2012 01:14 PM
やはり、実体験者のアドバイスは重みが違いますね。参考になりました。
m(_ _)m
Posted by: 井上@Kojii.net | Jul 08, 2012 06:40 PM