2012 年 11 月のお仕事・その 1
「軍事研究」2012 年 12 月号。今回のお題は「センサーから入ってきたデータのコンピュータ処理」です。
たとえば、ソナーなんかに絡んで「高速フーリエ変換」なる語が頻出しますけれど、具体的にどんな処理をしているのか、まで説明しているケースは少ないなあと思います。それも含めて、計算式は一切抜きで (苦笑) いろいろな分野について書いてみました。
SAR/GMTI がらみの記述では、Northrop Grumman のサイトでたまたま見つけた「SAR の歴史」の PDF 文書が大助かり。
Comments
> フーリエ
> 計算式は一切抜き
三角関数が何なのか忘れていたことが有るのがばれたか OTL
(ええ、アレとか3つは覚えてたんですけど総称がとんでた)
まあ、一応工学系じゃないので(駄目です!)
Posted by: bugaisha | Nov 10, 2012 11:52 AM
>FFT
わーん! 昔、苦労したトラウマが!
Posted by: いーの | Nov 10, 2012 02:30 PM
計算式を羅列したら、ますます読者の方に逃げられそうだったので、今回は FFT そのものはブラックボックス化して (なんのこっちゃ)、「○○を入れると△△が出てくる」という形で書いてしまいました。
FFT そのものについて知ってもらうのが目的ではなくて、FFT で何ができるかが問題なわけですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 10, 2012 02:54 PM
フーリエ変換…
かつて無残に玉砕した苦い思い出が……その当時は何をやっているのかさっぱりわからなかったからなぁ
じゃあ今わかっているのか、というとやっぱり全然判ってませんが(汗)
# かつてやったはずの内容なのに放送大学の講座見てもついていけない orz
Posted by: Null Devices | Nov 10, 2012 11:14 PM
> FFT
私なんか、理解出来なければ大学を卒業させてもらえない学科におりましたので、偉い懐かしいです。
しかも、私の学科の場合、電子工学科と情報工学科の合いの子なので、DFTとFFTのアルゴリズムの違いと、それによる計算量の減少まで習わされました。
それよりも、記事を読んでいて「周波数」「位相」「振幅」の定義が秀逸でした。
「変調方式」の教科書に載せて欲しいレベルです。あれ、意外に理解するのは難しいのですよね。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Nov 11, 2012 10:26 AM
FFT と頭文字略語にすると、「練習フリゲート」かと思ってしま… いませんっ !
>「周波数」「位相」「振幅」の定義が秀逸
ありがとうございます。もともと私は機械屋なので、電気関連で褒めていただけてホッとしました。
FFT に限ったことではないでしょうけれど、ボルトやナットまできちんと知っていないといけないポジションと、どういう機能を提供するものなのか知っていればよいポジションがあると思うのでした。ああやって記事を書きましたけれど、私は後者だと思っております (いいのかそれで)。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 11, 2012 11:31 AM
なかなか内容が確認できませんでしたが、まさか、竹島奪還作戦特集のために売れちゃったとか?
Posted by: いーの | Nov 24, 2012 03:00 PM
うーん、どうなんでしょう。時節柄、その記事の引きが強かったのは確かだと思いますが。私は、その手の「(日中 | 日韓) もし戦かわば」的なモノはやらないのが基本路線ですし、そもそも依頼が来ないでしょうけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 24, 2012 08:09 PM