【'13 - Day 7】山奥の道場を初訪問
- 日付 : 2013/3/17
- 場所 : 会津高原高畑
- 天気 : ドピーカン
- 板 : Power One
「この時期になれば、雪道を延々と 2 時間以上も走らされることはないだろ」と踏んで、評判の良い会津高原高畑に出動。
ここは最寄りの西那須野塩原 IC から 80km ぐらいある。四時間半はかかると踏んで、早起きして 0335 頃に出撃したら、下道の路面状態が良かったおかげで、三時間半で着いてしまった。仕方ないので、車中で少し仮眠。
ここは、ベースから上がる「ブラックライン」、その上の「レッドライン」「オレンジライン」、そこから少し下ったところから出る「ブルーライン」と 4 組のペアリフトがあり、それぞれのリフトに沿ってコースを配した設計。
ひとつのリフトにコースが複数あると、名前は「○○イン」○○アウト」(○○はリフトの色名と同じ) と、なんだかゴルフ場みたい。
0800 のリフト営業開始に合わせてコースイン。まずブラックラインで上がり、少し下ってレッドライン → レッド → ブルーライン → ブルーイン → ブラック と回してベースに戻る。
実はこのとき、レッドラインをオレンジラインと勘違いした。オレンジラインの乗り場が陰に隠れていて見落としたせい。
右がレッドライン、左がオレンジライン。右側からアプローチするので、後者を見落とした (凹) ちなみに、リフトの支柱や滑車は線名に合わせた色のペンキで塗ってある !
この時期だから仕方ないけれど、ちょっと圧雪が荒っぽい感じ。細かい凸凹が意外とあり、しかもそれが凍っているから、滑っていて神経を使い、思い切って飛ばせない。
もう一度ブラックラインで上がり、今度はちゃんとオレンジラインで上がって、オレンジイン → オレンジライン → オレンジアウトと回した。これでコブ斜面と初級者向け迂回路以外はひととおり走破。
まだこの時間にはバーンが固くて、オレンジライン沿いのコースなんて「冷凍ミカンじゃないか」と思った (マテ)
そこでベースに降りて休憩。「生パスタカルボナーラ」にはちょっと惹かれたけれど、あまり腹が減っていなかったので、パンを食べて済ませた。そうこうしている間に気温が上がってきて、朝のうちはガリガリだったバーンが緩んできた様子。
パイナップルデニッシュ (ちょっと固かった)、ポテトカレーパイ (これはよい)、ライ麦パン (ライ麦っぽくなくてイマイチ)
そこで再び上がり、オレンジラインとブルーライン沿いにしばらく回す。頂上のあたりは少しガリガリが残っていたけれど、あとはいい感じに緩んできて、エッジが鈍った Power One でも足元はしっかり。おかげで大回りでかっ飛ばすのが楽しい。
それでいい感じに疲れたところでベースに降りて、「あと 1 本はイケるな」と判断、最後にブラックラインで 1 本回して終了。この頃にはバーンがだいぶグサグサになってきて、土埃で急ブレーキがかかる場面も出てきたので、安全策をとって早めに撤収。
ベースの前の中斜面。右側はセパレートして検定をやってた。プライズテストかな ?
それからまた、80km の道のりをトコトコ走り、西那須野塩原 IC から東北道に上がって帰宅。幸いにも渋滞はなかったけれど、朝が早かったせいで眠くなって困った。
会津高原高畑は初めて訪れたけれど、淀みのない中~急斜面が揃っていて、中・上級者なら存分に楽しめる場所だと思った。 ただ、プライズテスト合格者の名前を掲示しているのを筆頭に、雰囲気はリゾートではなくて「道場」っぽい。
今回、「やっつけられた」のがブルーインコースで、整地なのに「上級」表示。確かに相当な急斜面で、朝のガリガリのバーンでは難儀をしてしまい、転びそうになったのは秘密。
「斜面の良さ」「のろいリフトしかないけど、乗り継ぐと意外と奥行きがある」「道場っぽい雰囲気」といったあたりで、網張と似たものを感じる。
それはともかく。とにかく最寄りの IC から遠いのが最大の難点。春ならまだしも、ハイシーズンに雪道を 80km も走っていくのは大変。泊りじゃないと行けたもんじゃない。もうちょっとアクセスしやすければ、リピーターになるんだけれどなー。
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