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Mar 22, 2013

2013 年 3 月のお仕事

「航空ファン」の連載もいよいよ佳境、今回は機体の設計・製作にまつわるあれこれと、各種の供試体の話を。

初っ端からいきなり F-35C (CG-1) の写真がドーンと出てくるのが、個人的にはツボ。

飛行機の話だけれど、そこで重要な役割を占めているのは「飛ばない供試体」。そこでちゃんと強度試験や疲労試験をやらないと、来月以降の連載で取り上げる話に進むことができません。というわけで、たまにはこういう方面にも目を向けてみて欲しいなあと思う次第。

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Comments

こういう写真は、編集部で選んでるんですか? 軍研だとなんとなく、井上さん自身が原稿に添付している印象があるんですけど。

Posted by: いーの | Mar 22, 2013 10:49 AM

編集部で選んでいる場合と、私の方で記事の趣旨に添いそうな写真を見つけてきたり、手元のストックから放出したりする場合があります。今回の場合、風洞試験関連の写真は、この連載のことを念頭に置いて撮ってあったやつを引っ張り出しました。

昨年、「ひょっとすると出番があるかも」と思って某所に自費で出向いて撮ってあった写真が、軍研の次の次の号で出てくることになると思います。といっても、1 回分の記事だけで交通費のモトが取れるほどじゃありませんけれど (苦笑)

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 22, 2013 06:02 PM

そういえば、記事とはぜんぜん関係ないんですけど、防衛技研の風洞模型、F-2は樹脂、C-1とP-2Jは木製と見ましたが、どうでしょう?
写真でははっきりとは分かりませんでしたので。

Posted by: いーの | Mar 23, 2013 01:06 PM

確かに、元の写真を見てみても、そんな感じの外見ですね。
このときは PowerShot G15 を持って行ったのですが、やはり K-5 にしておけば良かったなあ、と後で反省したのでした。

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 23, 2013 05:54 PM

風洞模型の材質も製作方法も、時代の変化でしょうかねえ。
今じゃあ、NC工作機で削り出していても驚きませんよw。

Posted by: いーの | Mar 25, 2013 10:02 AM

高速の風洞ほど模型のサイズが小さくなるので、高い精度で再現するために NC 工作機械で削り出す場面が増える、というのはありそう。それに、木型を精確に加工するよりも NC 工作機械で加工する方が、人手やインフラの面からいって、実現しやすそうですよね。

F1 チームなんかだと、どうしてるんだろう ?

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 25, 2013 10:21 AM

F1の場合はちゃんとカーボンで本物の縮小版造ります。内部構造もラジエーターとかちゃんと再現します。タイヤもタイヤメーカーが正確な縮小版を造って各チームに供給してます。
数年前迄は風洞も巨大化複数化24時間稼働してましたが、今は大きなも数も稼働時間も規制されていたかと。

Posted by: 井上さん二人分の重さの男 | Mar 25, 2013 10:38 PM

調べてみたら、RRA でいろいろと制限されてるんですね。モデル作成には 3D プリンタを使うこともあるようで…
そういえば、かれこれ 30 年ほど前、マクラーレンがムービングベルト付きの風洞を用意してコークボトル形状を編み出した頃から、この分野の競争が一気に激化したような気がします。

Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 26, 2013 03:50 PM

こないだ唐突に思い出したんですが、F-2(当時はまだFS-X)のRCS計測模型は、特撮用模型の製作会社に出されていたそうです。
でも、図面をくれないので、請負側で引いてそれを修正してもらうという対応になって、非常に迂遠な作業だったのだとか。
(そんなので、RCS計測の役に立ったのだろうか? とは、その話を聞いた皆の一致した感想)

ちなみに、その過程で判明したのは、鈴木幸雄さんの図面は、きれいだけど役に立たないということw。

Posted by: いーの | Apr 09, 2013 09:56 AM

機密保持のために図面を出さないということなんでしょうけれど、それならそれで、もうちょっとマシなやり方はなかったのかと思ってしまいました。といって、シミュレーション計算だけで OK というわけにはいかないし。

飛行機を開発・製作する際の風洞資源用模型って、通常はどういうところで作ってるんでしょうね。

Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 09, 2013 01:03 PM

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