情報保全とロジック
「巡視船「航跡」消去確認せず、朝鮮総連系に売却」(讀賣)
この件に限らないけど、「どういうところからどういう情報が漏れる可能性がある」という形の教育が必要かも。
単に「これは秘密である」とやるだけでは、覚えるべき項目ばかりが増えてしまうし、「どうして秘密なのか」「どうして漏洩させてはならないのか」まで考えが及びにくいだろうし、それよりなにより、応用が利かないでしょ。
完全に網羅するのは難しいかも知れないけれど、情報漏洩の背後にあるロジックを知ることは、秘密指定の有無に関係なく「これはまずいだろ」という形の応用力につながるんじゃないかなあと。そんなことを考えてみた次第。
でも、これを実際にやるには、当事者がしっかり頭を使わないといけないわけで、そこが難しいところ。
Comments
>「どういうところからどういう情報が漏れる可能性がある」という形の教育
「どういうところから,どういう情報が取れる」というノウハウがないと,難しいかも.
つまり,情報を集めることと,集めた情報を分析し,それを生かすこととは全く別物ですが,これまでの日本を見る限り,情報を生かしているという場面を殆ど見ないわけで orz
Posted by: 消印所沢 | Apr 27, 2013 03:10 AM
攻撃側に立って物事を考えないと駄目でしょうね。
情報の収集や工作活動について書かれた本は多いけれど、情報の見方や分析について書かれた本は少ないので、需要がありそうならやってみたいところ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 27, 2013 08:22 AM