夜も眠れなくなる話
「地球市民」という言葉を標榜する人がいるけれど、それは「戦争は国家対国家でするものだから、国家という枠組みがなくなれば戦争がなくなる」と単純に考えてるだけじゃないか。
というのが私の持論であるわけですが。
その考えを敷衍すると、「地球市民」という発想って、単に「地球上の国家」という枠組みを「地球」という枠組みに置き換えただけじゃないかと。すると、「じゃあ、地球以外の星に生命体がいたらどうなるの」という話になるのかなあと。
そこまで考え始めたら、さらにエスカレート。
- 「はて、そもそも地球以外の星に生命体はいるのか」
- 「地球やその他の星を含めて、それらが存在する宇宙の果てというか外側というか、それってどうなってるの」
- 「そもそも宇宙はどうやって存在するようになったのか、その前の状態は」
なんてことを考え始めると、夜も眠れなくなります (ぇ
「進化論 vs 創造論」という議論がありますけれど、この世界が神の創造物であるならば、その神はどこから出現したのか… と考え始めると、これまた夜も眠れなくなります。
そんなことを繰り返していても何の解決にもならないので、出た結論は「考えないことにする」。
Comments
>•「地球やその他の星を含めて、それらが存在する宇宙の果てというか外側というか、それってどうなってるの」
ニュートン的な3次元世界だと宇宙の外側ってありそうというかあるはずですよね。
でも、相対性理論とか量子力学の難解なお話を聞くとニュートン的な堅牢な空間・時間ではなくて、この宇宙はネットワークゲームみたいな仮想空間なのかもなんて。
Posted by: しまだ | May 02, 2013 06:29 PM
地球の上をどこでも歩ける靴でずっと一方向に進んでいくと(飛行機でも良いのですが^_^;)、3次元空間を進んでいるのに無限の2次元空間のように外には出られないし、境界も分からない(けど宇宙に出ればそこが閉鎖空間だと分かるし、曖昧ながら境界も見える)。宇宙に出ても同様に果てにはたどり着けない、だけど別な何かから見たら、そこの境界が見えるようになる。と、スケールの大きな話になるんでしょうが、たぶん地球市民となった場合、戦う相手は自分以外のすべてのもの(人間も宇宙人も)という、ミクロな話になると思います。だってそれ以外に境界が作れないんですから(^_^;)
Posted by: AL | May 02, 2013 08:09 PM
この話で困るのは、「宇宙の外側」の話を fix させても、「さらにその外側はどうなってるんだ」と無限ループしてしまうことなんですよねえ…
>たぶん地球市民となった場合、戦う相手は自分以外のすべてのもの
「宇宙からの侵略者」という設定の SF やアニメ、いろいろありますよね(苦笑)
Posted by: 井上@Kojii.net | May 02, 2013 10:34 PM
内戦という言葉を知らないんでしょうねw。
cvil war→市民戦争
Posted by: いーの | May 03, 2013 11:06 PM
「戦争は国同士で、指導者が国民の意思を踏みにじって勝手に起こし、国民は一方的に犠牲になるだけ」という見方に立脚しているのかな、と考えてみました。実のところ、そうはいえない事例も少なからずあるはずですけれど。
それに往々にして、内戦の方が陰惨で長く続くものなんですよねえ…
Posted by: 井上@Kojii.net | May 04, 2013 05:36 AM
USAで最も自国兵士の犠牲者が多かったのもCvil Warですしねえ
Posted by: bugaisha | May 04, 2013 10:15 PM
犠牲者は多いし、戦域が広かったから国土がかなり荒れたと思うんですよね、南北戦争の場合。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 05, 2013 08:05 AM