10 時間 ⊂⌒～⊃*｡Д｡)-з

「18 きっぷが 2 日分残っている」「そういえば、盛岡で現地調査したいネタがあるんだよね」の 2 件が脳内で結合した結果、普通列車ばかり延々と乗り継いで盛岡まで往復してきました。

所要時間は、片道でおおむね 10 時間というところ。でも、乗り継ぎの時間も含めたトータルの表定速度が 50km/h を超えてるんだから侮れません。

ただし、盛岡到着前の車内放送で乗り換え列車の案内がかかったときに、「げ、これから上りの『はやぶさ』に乗ると、今日のうちに東京に帰れるのか」と気付いて、ドッと疲れたのは秘密です。

もちろん、一本の列車で一気に行ける方が楽ですけれど、途中で乗り換えるのも、それはそれで気分転換になっていいかなと。そのたびに椅子取りゲームを展開するのは、ちと大変ですけれど。

ただし現実問題としては、普通の神経の持ち主なら、東京からチビチビと北上していくと、福島か仙台あたりで心が折れてしまいそう。トータルの所要時間は増えますけど、その福島か仙台あたりで大休止を入れて駅の外に出るのも、それはそれでよさそう。散歩になるし、食い物の調達もしやすいし。

ちなみに、朝の 7 時頃に上野を出れば、その日のうちに普通列車だけで青森まで行けます。IGR/青い森経由でも、花輪線経由でも。誰かやってみます ?

シリア情勢

米・英・仏あたりがシリアに軍事介入するんじゃないか、という話が出てきてますけれど。ただ、すでに今のシリア情勢って「暴虐非道のアサド政権 vs 抑圧される国民」というシンプルなコンテキストでは語れなくなってきているんじゃないかと。

つまり、欧米諸国、ロシア・中国、湾岸諸国 (主としてサウジとカタール)、イラン、アルカイダやその他のイスラム過激派組織などといった面々が、それぞれ違った思惑を持っていて、それでもって直接的に首を突っ込んだり、あるいは間接的に首を突っ込んだりして、グチャグチャな代理戦争状態になっているという方が正しいのでは。

だから、「アサド政権をつぶせば問題解決」とは思えないし、その後の情勢次第ではさらなるカオスになる危険性が高そう。それじゃシリアの国民にとってはいいことなし。かといって、現状をこのまま放置しておいても、これまたシリアの国民にとってはいいことなし。

正直いって、どうすれば事態を解決・収拾できるのか、私にはさっぱり見当がつきません。どいつもこいつも「手を引け」といって素直に引き下がるメンツじゃなさそうだし…

2013 年 8 月のお仕事・その 4

「丸」2013 年 10 月号で、「中国海軍初の空母『遼寧』メカニズム解剖」を書きました。

この手の記事だと、「○○が載っている」という類の話を列挙して終わり、ということがままありますけれど、「それじゃ面白くねえ」ということで、自分なりの考察や見解も、可能な限り盛り込んでみたつもりです。

最近読んだ本 : 「レアメタル」の太平洋戦争

タイトルとは裏腹に、初っ端に出てくる銅の話など、ベースメタルの話もけっこう多い本。でも、ベースメタルと、それに添加する金属素材を併せて、初めて合金素材ができるのだから、タイトルに偽りありというわけではないのですけど。

親切なのは、産地や戦争との関わりの話に加えて、ちゃんと素材や精錬方法などの話も書いてあること。戦争と資源の関わりという観点から見るも良し、戦史をとっかかりにして資源や金属素材について知るも良し、と二方面から楽しめる一冊。

意外と見落としがちな話で、「銃弾や砲弾をこれだけ撃つと、こんなに金属素材が消えていく」という記述が印象的。軍艦や車両や航空機で使う素材は注目されやすいですけど、弾は意外と忘れられがちかも。

調布市花火大会 2013

毎年恒例のイベントを、毎年の恒例で同じ友人宅から撮影。撮った中から出来がいいやつを選んで Picasa で公開中。

調布市花火大会 2013

最初は PowerShot G15 でやろうかと思ったものの、マニュアル設定した内容ではどうもうまくいかず (EOS 60D と同じにしてるんだけどなー)、おまけに撮影後の後処理に時間がかかって「仕事にならない」ので作戦変更。念のためにと持参した EOS 60D と EF 40mm F2.8 STM のコンビが活躍する羽目に。

何が悔しいって、G15 でシーンモード「花火」にしたときの方が、マニュアル設定よりうまくいくこと。ただし RAW を撮れないのでリカバリーがききません。それにシャッタースピードが 2 秒に固定されるので、ちと融通が利かないし。

防湿庫登場

以前からの懸案で、「買うカネはともかく、置く場所をどうしよう」という理由であれこれ悩んでいた防湿庫を、ようやく投入。発注してから届くまでにどえらい時間がかかって、「防湿庫じゃなくて亡失庫だ」なんてボヤいてました (苦笑)

選んだのはハクバの HA-105。手持ちの機材からすれば、これぐらいのキャパは要るだろうとの助言があり、それで 100L 超のクラスから選択。

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車体の傷

たまたま先日に撮影した、E3 系 R3 編成の東京方先頭車・E311-3。

石か何かが跳ねて当たったために塗装に傷がついたものと思われますが、なんか吹き出物をつぶしたときにできる傷みたい (こら)。窓まわりも、だいぶ車齢を感じさせる状況。

E311-3 は、R1 編成のラストラン見物で秋田に遠征したときにも撮っているのですが、そのときにはこんな派手な傷ではなかったような… でも、角度が違うから、実はそのときにも存在していた傷かも。

よくよく考えれば R 編成の初期グループは 16-17 年ぐらいの車齢になっているわけで、代替がかかっても不思議はないですね。もちろん、高速化という事情もあるのでしょうけれど。

2013 年 8 月のお仕事・その 3

続きましては「航空ファン」。いつもの「RDT&E」の連載は、導入開始後も続く RDT&E とスパイラル開発がらみの話を。

ところが今回はこれだけで終わらず、X-47B のシステムなどに関する解説記事とのダブルヘッダー。
8 月の初頭になって AV-2 がワロップからパックスリバーに戻ってきたもんだから、原稿に反映させることができるギリギリのタイミングで、編集部に大迷惑をかけてしまって冷や汗モノでした。はい。

2013 年 8 月のお仕事・その 2

BS フジの「プライムニュース」(2013/8/19) で三度目の登場。今回は、いわゆる「スノーデン事件」について、主として技術的な面の話をしてきました。

しかしフタを開けてみたら、技術的な話にとどまらず、とうとう「日本はインテリジェンスに関して能天気」とか「お人好し」とかいいだす始末。でも、間違ったことはいってないつもり。

すでに軍研でも書いているし、さらに別件でも書いているし (そのうち出ます)、某新聞社の某氏からは「この件について話を聞きたい」といわれたし、なんだか「スノーデン特需」みたいな状況になっている今日この頃なのでした。

時代は 19 世紀 !?

昨日のお出かけでも、例によって GPS-CS3 を持っていって「軌跡の記録」と「ジオタグ付け」に活用したのですが、その GPS-CS3 から PC にログを取り込んだら、ログの一覧がこんなことに。

開始日時「1899/12/30」ってなんですか ( Д) ﾟ ﾟ 19 世紀に GPS は存在しなかったハズなんだけどなー。だいたい、精確な時刻情報を得られるのが GPS のメリットだろうに。

もちろん、こんな状態ではデジカメ写真との日時照合はまともに機能せず、ジオタグ設定も頓挫。

思案の結果、電池交換の関係で二分割していたログ (上のデータは後半のもの) を手作業でマージして、それをインポートし直したらうまくいきました。一時はどうなることかと思ったぜい。

文字化け

今日、18 きっぷの消化試合と気分転換を企図して、215 系の「ホリデー快速ビューやまなし」でお出かけしてきたのですが。その 215 系の車内情報表示器に出ていた、「秋田新幹線 遅延」の運行情報。

ちょっと待てなんだこれは

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最近読んだ本 : 〈玉砕〉の軍隊、〈生還〉の軍隊

正式なタイトルは「〈玉砕〉の軍隊、〈生還〉の軍隊――日米兵士が見た太平洋戦争」。これはいい本でした。

えらくきっちりと論理展開してくるなあと思ったら、もともと論文として書いたものなのだそうで、納得。

太平洋戦争で対峙した日米両軍の兵士の、内面についてうかがい知れれば… というつもりで買ったのですが、徴兵制度の違いなどを通じた軍と社会との関係・関わりといった面に踏み込んでいて、それがすごくいい勉強になりました。

そこのところの土台を用意した上で本題の話に展開しているので、話がスッと入ってきます。

あと、本題からはちょっと外れるかも知れませんけれど、「統率」とか「リーダーシップ」とかいった視点でも、参考になるところの多かった一冊。しかしやはり、自分には「部下を動かして何かをやる」ということができる気がしない…

山形出動ネタ・その 3 [臨時列車の悲哀]

高畠駅で。

臨時の「つばさ 175 号」(8175M) が到着。

それが停車して待っていた相手は…

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単なる偶然

…だろうとは思いますけれど。

しばらく前に「spam メールや spam コメントって馬鹿っぽい文面が多い」というエントリを投稿しましたが、その後、spam コメントが激減してしまいました。

単なる偶然なんでしょうけれど、なんか面白い現象。このまま減った状態が続いてくれればいいけれど、そんなことはないんだろうなー。

山形出動ネタ・その 2

初日の土曜日には、普通列車ばかり延々と乗り継いで、最終的に天童まで行ってから山形に戻ってきたのですが。

その途中、米沢から山形まで乗った 443M は 701 系 5500 番台の第二編成 (Z-2)。そして、それが山形まで行く途中で、

• E3 系 1000 番台の第二編成 (L52)
• E3 系 2000 番台の第二編成 (L62)
• 719 系 5000 番台の第二編成 (Y-2)

とすれ違うという「第二編成漬け」の珍事が発生。偶然の所産とはいえ、これはなかなか。

このほか、「仙台では貴重品の 701 系 100 番台」とか「EH500 のトップナンバー」とか、いろいろと拾いものが多かった山形作戦でありました。

山形出動ネタ・その 1

某誌で出ている企画の関係で「これは調べておかないと」というネタがあったので、18 きっぷを使って山形まで行ってきました。

それはそれとして。米沢駅で見かけたこれ。

一瞬だけ「山形の左翼がどうしたって !?」とトンでもない勘違いをしたのは秘密です。

2013 年 8 月のお仕事・その 1

いつものように、トップバッターは「軍事研究」。

いつもの状況認識モノの技術解説はお休みして、いわゆる 雪田事件 スノーデン事件について、技術的な面からの解説、それと情報機関の保全体制に関する基本的な話を書いてみました。

なんだか最近、スノーデン事件について書いたり訊かれたりする機会がいくつも発生しているので、そのうちまた、別のところで何か出てくるかも知れません。

緊急○○速報

昨日、緊急地震速報で騒動になったのに便乗 (?) して「緊急自信速報」なんてバカネタを投げてしまいました。なにせ、原稿を落としたり飛ばしたりしないのが数少ない自慢なので…

それ以外にも、いろいろ「緊急○○速報」ってできそう。「緊急湿疹速報」とか「緊急失神速報」とか「緊急自沈速報」とか「緊急地鎮速報」とか。

「いずも」進水記念絵葉書

進水する艦の模様を撮影した写真は大量に出回っていると思われるので、ちょっと違うところのネタを。

日本では、お艦の進水というと「進水記念絵葉書」がつきものですが、「いずも」も同様。無事に進水が終わった後でプレスリリースと一緒に配られたのが、その進水記念絵葉書とステッカー。

な、なんか実物に比べて寸詰まりじゃないかなあ、この絵葉書の画…

ちなみにステッカーの方は、ドックに隣接する工場建屋に掲出していた看板に書いてあったものと同デザイン。その看板に書いてあったのが、以下のフレーズ。

信頼勝ち取る完成度 挑むは最大護衛艦 !
知恵と技術と思いを込めて 「期待を超える DDH」!

うーん、気合入ってるなあ。
あ、このスローガンって、別に防秘じゃないよね ?

XP → Linux ?

XPサポート終了でLinuxは普及するのか (IT Pro)

こんな我田引水なタイトルの付いた記事を書くのは、どーせ「日経 Linux」の記者だろう、と思ったら、案の定。

10 年以上前から、あれこれと理由を持ち出しては「だからデスクトップ OS として Linux は使える」と書き立てる人が後を絶たないのに、未だにデスクトップ OS としては低いシェアにとどまっているという現状。

なんでそういうことになるのかを真摯に考えるのが先。XP のサポート終了なんていう他者依存な理由で「シェアを伸ばせないか」と考える時点で、もうアカンだろ、と思ってしまった次第。

なんてことを書くと、「いや自分のところでは使ってるし」と書く人が出てくるのはお約束なれど、それが個人的事情によるのか、一般化できる事情なのかを考えてみるべき。

22DDH こと「いずも」進水 !

「進水式」というイベントにはトンと縁がなかったのですが、初めて行った進水式が 22DDH こと「いずも」ということに相成りました。

とにかく巨大でフレームアウトしまくりで、このときばかりは EOS 5D Mark III が欲しくなりました。あれと EF 17-40mm F4L USM を組み合わせれば、なんとかなったかな…

ちなみに持っていったのは K-5。天気が悪い上にゲリラ豪雨の可能性も、という予報を見てビビったせいですが、フタを開けてみればなんとか、曇のままで持ちこたえてくれました。よかったよかった。

燃料の仕様

なぜか最近、私の身辺で航空燃料の種類や使い分けをめぐる話がいろいろ出ているのですが、

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ヘリ撮り

横須賀サマーフェスタに行ってきました。いつもは「米軍側でアメ食三昧」がお約束ですが、今回は海自側で。

で、「あきづき」級の公開があればいいなあ、と思ったら「ながつき」が公開になっていたので、上甲板レベルだけとはいえ、ディテールをいろいろ見られて満足。

あと、ヘリの救難展示で「ヘリ撮り」の練習も。K-5 に DA★60-250mm の組み合わせで (これだけのために持っていった)、モードは Tv、シャッタースピードはおおむね 1/160。

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暑くなると食べたくなるもの

夏ですねー。といいつつ、ここのところ首都圏のお天気はなんだかスッキリしませんが、それでも気温は 30 度ぐらいまで行くので、まあ普通の夏。

暑くなるとバテやすいし、食欲も落ちるのですが、そうなると個人的に食いたくなるモノがあって、それが「ニンニク味のもの、あるいはニンニクを多用したもの」。効果のあるなしではなくて、気分の問題で。それで「ガーリックライス w/タバスコ」なんていうのが出てくるわけです。

子供の頃は、日曜の昼というとソーメンに決まっていたのですが、水不足の可能性が取り沙汰されている昨今、ソーメンはなんとなく抵抗が。

3 兆円

井上孝司の年収は約3兆円です http://t.co/KSh5C1wgUb #ない

— 井上孝司 (@kojiinet) August 1, 2013

しかし私の場合、仮に手元に 3 兆円あったとしても、それはそれで置いておいて、フツーに仕事をして、その仕事の年収の範囲内で暮らしそうな気がする。

といったところで思いついたけど、3 兆円あったら、どこかのローカル私鉄を買収できるんじゃない ? (をひ)