最近読んだ本 : F‐16 - エース・パイロット 戦いの実録
著者は、米空軍で F-16CJ を飛ばしていた人。湾岸戦争からイラク戦争まで、いくつも実戦を経験したとのことで、やはり見所は「F-16CJ による SEAD/DEAD の現場」。
文面から、なんとなく「鼻っ柱の強さ」が伝わってきますけれど、そういう人でもないと、戦闘機乗り、とりわけワイルド・ウィーズルは務まらないのかも。そして、そういうことになれば当然のことながら「UAV なんぞに俺の代わりが務まるかぁ !」と。
確かに最近、UCAV による SEAD/DEAD という話はチョイチョイ出てきますけれど、単にレーダーを探知したら位置標定して HARM をぶち込むだけならともかく、自ら囮になって敵に SAM を撃たせた上で返り討ちにするとなると、それは UCAV には無理。
すると、MALD みたいな滑空デコイや有人機とパッケージを構成して、仕事を分担する形になるなかなあと。そんなことまで考えてしまった次第。
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