肩書き
特にここ何年か、「ジャーナリスト」って言葉がデフレを起こしてるような気がするんですけど、その傾向に拍車をかけているのが誰なのかは、いまさらここで書くことでもありますまい。
私が「ジャーナリスト」じゃなくて「テクニカルライター」を名乗ってるのは、「特に技術領域を中心に、専門家とフツーの人の間をとりもつ通訳」を標榜してるからで、その業態からすると「ジャーナリスト」って名乗るのにはなんとなく抵抗があるから。
もちろん、ちゃんとした仕事をしている「ジャーナリスト」もいらっしゃるわけですが、とりあえず「権力によって隠蔽されている真実を暴き出す僕ちゃん素敵」的なノリの「フリージャーナリスト」は、避けて通った方がいいのかなあ… なんて思う今日この頃。
Comments
カタカナがいけません。
報道技術家(誤
技術評論家(正
Posted by: sionoiri | Sep 27, 2013 05:38 AM
直訳すると訳が分からなくなるので、意味で訳して「技術解説者」でしょうか。そういえば、野球だと「解説者」という肩書きがありますね。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 27, 2013 08:26 PM
>>専門家とフツーの人の間をとりもつ通訳
>意味で訳して「技術解説者」
通訳だからインタープリターで、インタープリターは博物館の解説者ですから、ああそうですねと腑に落ちますね。
メディカルライティングというと各種申請書の執筆代行だったりします。
http://www.cmic.co.jp/solution/writing.shtml
テクニカルアナリストだと、株とかの罫線を解析するヒトになってしまうらしいです。
http://technicalanalyst.co.uk/
テクニカルライティングというと操作手引書の作成でしたが、家電業界の勢力縮小に伴い、倒産する印刷屋さんもあるそうです。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130927/biz13092713400013-n1.htm
Posted by: sionoiri | Sep 27, 2013 10:30 PM
カタログやパンフレットだけじゃなくて、製品添付のマニュアルですら紙じゃなくなってきてますからねえ… 過去にその手の仕事をいくつかやったことがありますけれど、撤退しておいて正解だったような気がします。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 28, 2013 09:51 AM
インタープリターに一票(^_^;)。
この訳のわからなさ、虚仮威し感がイイ。
個人的には、「トップ屋」といういかがわしさも好きだけど。
Posted by: えいじ | Sep 28, 2013 11:27 PM
「インタープリター」だと「コンパイラじゃねぇのか !」って突っ込まれそうです (謎)
そういえば最近、「トップ屋」っていう言葉、聞かなくなりましたねえ。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 29, 2013 05:17 AM
JISは長音符「-」がないから違いが判るでしょう(藁
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080725/311532/
と、思ったら私はお爺さんらしい(汗
コンパイラではなく、逆アセンブラが求められる資質です(マテ
↓こけおどしの二乗
http://science-interpreter.c.u-tokyo.ac.jp/
Posted by: sionoiri | Sep 29, 2013 10:16 AM
東大がこんな活動をしていたのですか。やるなあ…
先週に本館で書いたことと少し被りますけど、「技術的・科学的な正しさ」と「感情的正しさ」の乖離を埋めるのに、こういう活動は長期的に見て役に立つかも、と期待したいところですね。
「インタープリタ」と「コンパイラ」が出てきたところで「中間コードはねぇのか !」という突っ込みは無しで (ぇ
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 30, 2013 05:37 AM
変な汁(CIL)出てる、と専門家にあるまじき揶揄をされそうな(^_^;) > 中間コード
Posted by: AL | Sep 30, 2013 11:42 AM
「それは私の汁ところではありませんっ !」とか (マテ)
そういえば、P コード コンパイラなんて懐かしいなあ…
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 30, 2013 04:03 PM