2014 年 8 月のお仕事
続きましては 8 月分。8 月に突入しても、まだ病院の窓から外を睨んでいたのだから、なんだかな。
トップバッターは「軍事研究」で、お題はなんと、「中国自慢の国産兵器について、実態に迫ってみようじゃないか」という無謀な (?) 企画。 出回っているスペックをこねくり回しても実のある記事は書けないので、インテリジェンス的なマインド・セットで迫ってみた次第。
そして、イカロスさんの「JR 普通列車年鑑 2014-2015」で、EV-E301 系「ACCUM」の解説を。JR 東日本のテクニカルレビューがおおいに役立っている記事。走り写真も私の担当。
「航空ファン」と「Jwings」はいつもの連載。「軍用機のミッション・システム」は UAV 編。「Jwings」の自衛隊新装備紹介は、ちょいと地味なところで陸自の「野外通信システム」。
そして「丸」ではちょいと異色の記事で、「しんかい 6500」のメカ解説を。もちろん、事前に予習していったわけですが、現物を見ながらお話を伺うと、またいろいろと面白い発見があって楽しい取材でした。
それにしても船内の狭苦しいことといったら… と思ったけれど、しばらくいるうちに「それほどでもないかも」と思えてきたのが不思議。とはいえ、あの船内に 3 人いる状態でオナラなんかしたら、大顰蹙だろうなあ。
Comments
>とはいえ、あの船内に 3 人いる状態でオナラなんかしたら、大顰蹙だろうなあ。
「世界不思議発見」の深海生物の回で、実際に6500に乗った女優だったかが「オムツして乗ったけど使わなかった。したらバレるので」とコメントしていました。
男ばっかや気心の知れたもの同士なら兎も角、男女混合だったり知らない人と乗ることになったりするとキツイものが有るかと(パイロットは固定に近いでしょうけど研究者は……)。
後継の12000は長期潜水に対応すべく複数の耐圧船殻を繋げて居住性を向上させるようですが、それどもトイレは厳しいかな?(耐圧船殻の直径そのものは小さくするらしいし)
Posted by: きっど | Sep 10, 2014 01:26 PM
潜航深度が深くなれば耐圧性能を高める必要があり、それは耐圧殼の小型化につながる要素となるでしょうから、やはり居住性は後回し、トイレなんてとてもとても、となりそうな悪寒がいたします。
二酸化炭素の吸収剤は大量に積んでいましたけど、脱臭剤なんて積んでるのかなあ… 訊き忘れました、実は。
そういえば、NR-1 ではサニタリー・タンクのキャパが連続行動日数の制約要因になったのだとか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Sep 10, 2014 03:29 PM