EOS 7D Mark II をちょっと触ってみた
銀座で EOS 7D Mark II を少し触ってきました。試用機は 2 台、「混雑時はお一人様 5 分まで」との但し書き付きでしたけれど、さすが平日で、あまり混んでいませんでした。
EOS 5D Mark III を使っている人なら、ほとんど迷わずに使える感じです。ボタン配置もメニュー構成も、ほとんど瓜二つといってよいぐらい。
違うのは、例の、測距点選択モードを切り替えるレバーが増えたこと。測距点選択モードを頻繁に変える人には嬉しい機能でしょう。マルチコントローラとワンセットにしたのは卓抜なアイデアで、手をほとんど動かさずに切り替えができます。
ただ、選択肢の数が多く、かつレバー操作ごとに一方通行で切り替える方式なので、目的のモードが出てくるまでレバーを何回も操作しないといけないケースが出てくるかも。だから、使いそうにないモードは事前にメニュー設定で選択肢から外しておくのも一案です。
連写速度は「さすがの速さ」ですけれど、こういうのってぶっちゃけ、三日で慣れるんですよね。もちろん、動きの激しい被写体を撮るときの歩留まりアップに効くのは間違いなくて、特に飛行機・スポーツ・自動車レースを撮る人にはメリットが大きそう。
え ? 新幹線 ? 置きピンしておいて一発勝負でも、なんとかなりますから…
AF の食い付きが最大の関心事ですけれど、これはショールームでぐるぐる走っている新幹線のオモチャぐらいでは測りようがないので、全速で走っている E5 系か、はたまた戦闘機の機動飛行あたりで実地に試してみないと、なんともいえないかも。
追記 :
連写速度が上がったので、その分だけ書き込みが速いメモリカードが必須になると思われます。幸い、SD スロットが UHS-I 対応なので、EOS 5D Mark III みたいに「同時記録にすると SD 側に足を引っ張られてイライラ」なんてことはないでしょうけれど、EOS 70D での経験からすると、600x 級のカードは欲しいかも。
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