最近読んだ本 : 東京総合指令室
JR 東日本の首都圏輸送を司っている、東京総合指令室に関してまとめた本。「よくもまあ、ここの取材が認められたもんだ」というのが最初のオドロキ。
指令室の業務をライブでレポするというよりも、ATOS 導入に伴う指令業務の変化、指令がどういうことを考えて仕事をしているのか、といった類の、「指令というバックヤード業務の、そのまたバックヤード」に関する話がメイン。指令員がどんなことを考えながら、どんな風に仕事をしているのか… そんな話に興味がある人に向いていそうな一冊。
むやみにボリュームがある本ではないし、日々の通勤で電車に乗って行き来しているときに読むのがよいかも。そして、目の前で起きている事象と照らし合わせる形で「ははあ、いまごろ指令員はこんなことをしているのだろうな」なんて読み方ができて面白いかも。もちろん、指令室が騒々しくなるような事態は起きない方がいいんですけれど。
Comments
管理人様、こんにちは。
この本ですが、写真ではなくイラストで司令所が紹介されているそうですね。
さすがに写真で紹介するのは支障があったのでしょう。
Posted by: ブリンデン | Nov 12, 2014 08:29 PM
ええ、写真は NG だったようで、みんなイラストです。でも、雰囲気は分かるし、説明に支障はなかったと感じました。却って、イラストの方が余計な要素を落とせるメリットがあったかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Nov 12, 2014 09:55 PM