2014 年 12 月のお仕事・その 3
続きましては「軍事研究」。今回から新シリーズ「無人ヴィークル最前線」がスタート。その最初のお題は、いきなり地味なところで対機雷戦 (MCM : Mine Countermeasures)。
なぜにこのテーマかといえば、地味ではあるものの、無人化がそれなりに進んでいて、歴史もあるから。
ちなみに今月号、自分の記事以外では、ヴィクトリア十字章 (VC) 受章者に関する記事が興味深かったです。「へえー」と思ったのは、敵軍・ドイツ軍からの進言で受章したケースがあったこと (しかも複数)。これは知らなかった。
Comments
>ヴィクトリア十字章 (VC) 受章者に関する記事
普段、大戦ものはスルーする私も読み入ってしまったのですが、ドイツ側がそうやって騎士道精神を発揮したということは、逆に英軍側からドイツ軍に対して、「このナチ野郎の敢闘精神はたいしたもんだから勲章くれちゃれ!」という推薦は無かったんだろうかと、ふと思いました。
あと、対日本軍での叙勲理由のほとんどが、日本兵の軍刀を奪って云々、てのは、銃剣突撃の伝統と関係があったりして。
Posted by: えいじ | Dec 17, 2014 08:42 PM
実際にイギリスからドイツに推薦があったかどうかは分かりません。ただ、少なくとも、いわゆる西部戦線においてはまだしも「騎士道精神」とか「ユーモア」に近いものがあったのではないか、との印象はありますね。イギリスが木製のニセ大砲を設置したら、ドイツ軍が木製のニセ爆弾を投下していった、なんて話もあったみたいですし。
Posted by: 井上@Kojii.net | Dec 18, 2014 01:34 PM