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Feb 15, 2015

耐久テスト

しばらく前から、青森車両センターに 211 系と 651 系が疎開留置されてます。後者はともかく、前者はうっかりパンタを上げたら、その瞬間に主回路焼損か !?

その青森でドカ雪が降った結果、疎開留置中の車両はこんなことに。

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不鮮明なのは、横を通過する車中から撮ったせい。この雪の積もり方、まるで空気バネの耐久テストをやってるみたい。

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Comments

>耐久テスト
中に荷重(乗客)がかかるのは想定しているでしょうが、天井の荷重は想定されて要るのでしょうか?

Posted by: きっど | Feb 16, 2015 12:03 AM

たとえかかる荷重が同じでも、床にかかるのと屋根にかかるのでは同じじゃありませんから、何も考えていないということはないにしても、「程度によっては想定を上回る」可能性はあり得るかも。

ただ、積雪が多い青森に疎開留置するぐらいだから、屋根上に雪が積もる事態を考えていないとは思えず、「青森ぐらいの積雪なら、もともと耐えられる設計だから大丈夫」という判断はあったのでしょう。疎開留置していた車両が雪で潰されたのでは、シャレにならないですし。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 16, 2015 03:20 PM

とはいうものの、最近ドカ雪が増えているという報道が正しいなら、設計時に想定していた屋根積雪荷重を越えて潰れた、なんて可能性も。

Posted by: いーの | Feb 16, 2015 04:35 PM

そもそも、雪の重さってどれぐらいになるんでしょうね。中に空気が含まれているだろうから、同じ容積の水よりはずっと軽くなると思うんですけれど。

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 16, 2015 07:01 PM

根雪などになっていると、下の方が圧縮されて(暖房の熱が屋根から伝わって溶けたりもする)空気が減り、氷とほとんど変わらない重量になっているので、積雪が1mあったとすると、平均して水30cm~60cmに相当する荷重を見るべきという実測報告があります。

建築基準法では、大まかには積雪1m=水20cmにしています。
橋梁では、全体が圧縮された雪の場合には水の2/3mになるとしています。
数字の上からも、建築基準法の方は、あまり圧縮されていない雪を想定していると思います。
もちろん、こういう設計基準には地域の実情に合わせて設計しろと但し書きが付いています。
(想定積雪量・積雪荷重は、各地方自治体の建築課等が、定めている場合がほとんどですが、雪下ろしの頻度など、運用状況による上乗せも必要かと)

Posted by: いーの | Feb 17, 2015 09:53 AM

ということは、仮に積もった量が 1m とした場合、1m×3m×20m = 60m^3、積雪 1m = 水 20cm とすると 10t 以上の荷重 !?

ラッシュ時のギュー詰め満員乗車に匹敵する荷重がかかっている、ということになりそうですねえ…

Posted by: 井上@Kojii.net | Feb 17, 2015 10:43 AM

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