681 系の自動ドア
特急型車両だと、客室とデッキを区切る仕切壁にドアがあり、今では自動ドアになっているのが普通。(あー、373 系のことは忘れてくださいな)
その自動ドアがマットスイッチから光電式センサーに変わったのは新幹線 100 系から。今ではそちらが普通で、マットスイッチ付きの車両を探す方が大変。
と、前置きはそれぐらいにして。
昨年、「はくたか」で金沢に行ったときに、その仕切壁の自動ドアが誰もいないのに勝手に開閉する珍現象に遭遇。そのときには「なんだ、故障かよ」と思ったのですが。
先週、また「はくたか」で金沢に行ったときにも、同じ現象が発生。人が通るときにドアが開いて、通り抜けた後でドアが閉まりますが、閉まりかけたと思ったら、誰もいないのにまた開いてしまうという珍現象。しかもそれを何回も繰り返すので、ドアはほとんど開きっぱなし。
冬場だけに、ドアが開いていると風が吹き抜けて寒いのですわ。しかも、私が座っていたのは、そのドアの脇の 1 番 C 席だったから、吹き抜ける風の直撃を受けるという貧乏くじ。
ところが、ほくほく線を抜けて北陸本線に入る頃から、この問題は自然解消。なんなのこれ。
小断面トンネル通過時の気圧変動が、自動ドアの動作に何らかの影響を及ぼしているんだろうか、と考えたのですが、いざ何がどう影響するのかと考え始めると袋小路。ただ、ほくほく線内でだけ発生する現象だったのは、ほぼ間違いのないところ。
なんだったんだろ、あれ ?
Comments
はて? 十日町の方で仕事をしていた時(かれこれ15年くらい前)に「はくたか」には何十回も乗ったけど、そんな記憶はなかったなあ。
Posted by: いーの | Mar 16, 2015 12:58 PM
一度だけなら「故障かなあ」で済ませるんですけれど、同じ現象が何回も起きていると、何か理由があるんじゃないかと思えてきて。ひょっとすると、号車によっても挙動が違うのかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 16, 2015 02:38 PM
(ぼそっ)ひょっとして車体が撚れてる?
あくまで可能性ですが、単線トンネルを160km/hで通過するほくほく線内だけ発生するというのが・・・。
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Mar 16, 2015 05:28 PM
私もその可能性を疑ってます。通常のセンサー以外に、たとえば安全確保のために何か、閉まりかけた扉を再度開くためのセンサーがあって、トンネル通過時にそれが誤作動してしまうとか。
ただ、もう「はくたか」はほくほく線を走っていないので、検証しようにも不可能ではあるのですが。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 16, 2015 06:14 PM
700系で2回、同じ現象に遭遇しています。
2回とも、上り先頭16号車運転席側(愛煙家なもんで…)
1回目は訳が判らずただイライラしていたのですが、2回目にはトンネルに入った瞬間開くと気が付き、車掌さんにその旨伝えて。
仮に2回とも同じ車両だとしたら、原因の特定に繋がるかも?
Posted by: 花火師 | Mar 17, 2015 01:50 PM
おお、確かに。と思って車号を確認してみたら、前回も今回も同じ モハ681-204 みたい… !
新幹線でも発生するとなると、やはり、トンネルを出入りする際の気圧変動が影響しているんでしょうか。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 17, 2015 02:13 PM
内装材が「ギシッ」と音をたて、窓側では収縮を体感するくらいですから、
センサーの性能や取り付け位置等、そして車両自体の経年による強度低下が
影響しているのかなーっと想像しています。
因みに仕事上月2〜3回、東京~名古屋を往復していますが、
下り最後尾16号車や、N700では経験していないですね。
Posted by: 花火師 | Mar 17, 2015 03:07 PM
「はくたか」の 681、塗装の傷みが激しいクルマもいましたし、相当に厳しい運用環境で酷使されていたのでしょうね。日車キロもかなり長そうです。
ふと思ったんですけど、新幹線みたいに全検入場時に気密試験をやってたのかどうか、気になるところです。
Posted by: 井上@Kojii.net | Mar 17, 2015 05:40 PM