Mistral 級をどうする ?
賠償とか補償とか一言もないんだけどね (隅田金属日誌)
先日、業界関係者が何人か集まった席で、どういう成り行きだったか、この Mistral 級の話になって。
フランスとしては雇用問題・経済問題でもあるから、ロシアに引き渡さないにしても、誰か買い手が現れて欲しいはず。そーいえば、日本で強襲揚陸艦が欲しいとかいう話もあるから、日本で買っちゃったら ?
と思ったけれど。
いざブツが来てみたら、「来たのはいいんだけどさあ、マニュアルがみんなフランス語で書いてあるんだよ。俺、フランス語は分からねぇよ」とエリア 88 みたいな事態になっちゃうかも。
と自分でオチを付けてしまった次第。
もしもマニュアルがフランス語で書かれていてもあまり困らない… という見地からすると、カナダに買ってもらいますか (マテ)
Comments
セバスキーEP-106(J9)改めP-35Aの瑞典語のように露西亜語表記だったりして・・・
Posted by: | Apr 30, 2015 11:16 AM
もともとロシア向けのフネだから、それもあり得ますよねえ…
ちなみにカナダ海軍 (RCN : Royal Canadian Navy) のフネだと、艦内は当然ながら英語・フランス語の兵器ぢゃなくて併記です。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 30, 2015 06:10 PM
ちなみに、どことはいいませんが Safran とか Thales とか、フランス語でツイートしたりフランス語でプレスリリースのメール配信をやったりする、いかにもフランスらしい会社がございます。
Posted by: 井上@Kojii.net | Apr 30, 2015 07:38 PM
日本の場合、海自がどうのこうのより、ロシアを刺激しないという外交的配慮が働きそうな気がしますね。
中国は、売ってくれるならいくらでも札束を積むだろうけれど、やっぱりインド辺りの購入が無難な所じゃないかしらん。ウルトラCは韓国かな。
Posted by: えいじ | May 01, 2015 01:29 AM
>ロシアを刺激しないという外交的配慮
確かにそれはありそう。揚陸艦を保有するということよりも、ロシア流れの揚陸艦をゲッツするというところで。
EU で持っちゃったら、とも思ったけど、空の上では SAC みたいな「共同保有・共同運用」の例があるものの、海だとまだ聞いたことがないように思えます。
Posted by: 井上@Kojii.net | May 01, 2015 02:14 PM
すでにロシア式のシステムや武装で仕上げてしまったのでそれを日本式に改めるとえらい金がかかってそれなら雇用や経験からみても国内で建造した方が良いってネットじゃよく言われてます。
Posted by: | May 07, 2015 07:32 PM