テンバのショルダーストラップ
昨日、J-TECH の X-500 カメラバッグにつけるショルダーストラップを買ってきました。以前はエツミの ショルダーベルト L を付けていたのですが、こいつが昨年 11 月の函館出張取材の最中にぶっ壊れやがりまして。
もともと X-500 には付属のショルダーストラップがありますが、これがあまり出来のいい品物ではありません。しかも、エツミのよりは丈夫そうにできているものの、壊れた部分の構造は基本的に同じ。
そこで代替品を探し回った結果、試してみようと思ったのが、テンバの 2inch ショルダーストラップ。
上が X-500 の標準添付品、下がテンバの 2inch ショルダー。X-500 のショルダーストラップはパッドが湾曲しているのですが、そこをベルトが真っ直ぐ通ろうとしてしまい、しかもパッドが薄いせいもあって、捻れやすいのです。
テンバのパッドはストレートだから、それはないはず。エツミのパッドは中にベルトを通さない構造だったので捻れることはあり得ませんが、別のところに問題が。それが以下の部位。
左がテンバ、右が J-TECH。ベルト側の金具に穴を開けて、そこにナスカン側の金具が通る構造は同じですが、テンバのは両者の境界にワッシャが入ってます。
実は、エツミのショルダーベルト L はベルト側金具の穴が摩耗して大きくなってしまい、ナスカン側の金具がすっぽ抜けるようになっちゃったのですな。J-TECH も基本的には同じ構造。
ところが、テンバは双方の金具の間にワッシャが入っているので、これが摩耗の抑制につながるんじゃないかと思った次第。実際にどうなるかは、しばらくコキ使ってみないと分かりませんけれど。
Comments
> しばらくコキ使ってみないと
コンテナ吊り下げ耐久試験ktkr! (ない)
それはそうと、あの手のショルダーベルトは、回転部分が削れて、最後にすっぽ抜けるのはお約束で、私は普段使いのカバンで経験しているのでカメラバックでは、ベルト縫い付けタイプを使うようにしていました。
ただ、確かにC-46「天馬」・・・じゃなくて、テンバ・メッセンジャーLは同型の金具で7~8年使っていますが、すっぽ抜ける様子は全くないですね。期待して良いのでは?
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Jan 16, 2016 12:11 PM
おお。とりあえず、明日の遠征から実戦投入してみるのです。
一度や二度では分からないし、年単位で使ってみないと結論は出ませんけれど、すでに実績があるのならば期待して良さそう。
それにしても、昨年は二度もショルダーストラップが壊れたんですよねー。しかも、二度とも出先で。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 16, 2016 01:34 PM
>コンテナ吊り下げ耐久
北海道「かもつ」新幹線じゃないけど。
LD-3で揃えたって、国内の鉄道の事情を考えれば足りるんじゃないか?
http://www.anacargo.jp/ja/int/service/uld/container.html
LD-3をのせるE4モドキwktk
そうなら、貨物新幹線も楽だろう。
>ラックコンテナ
http://www.zentsu.co.jp/service/tetsudo/kontena.html
で、「れんらく~せんに、の~り~」でもいいかもしれないけど、JRのコンテナは中途半端
Posted by: sionoiri | Jan 16, 2016 02:46 PM
陸・海・空、全部のモードで同じコンテナに統一できれば合理的かも知れないけれど、ちょいと調べただけでもサイズや重量の制約があるので難しそう。それに、すでにあるインフラをゴッソリ作り直すのも現実的ではないし。
となると、相応のニーズが見込める場面でだけ、特定のモード同士で限定的に共通化するのが関の山っぽいですねぇ… LD-3 を他のモードで運ぶ場合、下側の角が落とされているから搭載方法に工夫が要りそう。直に積まないで、専用の架台に載せる方がいいかしらん。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 16, 2016 07:50 PM
そうそう、エントリ本文の方に追記。
シンクタンクフォトのショルダーストラップもテンバと同じ構造。分かってる人は分かってるんですね~ ただ、アーバンディスガイズ 35 の一部で縫い目が外れた部分が出てきているので、修理に回さないとダメかも。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jan 16, 2016 08:30 PM