Let's Note SZ5 就役
Let's Note の中堅どころである 12in モデルが、SX シリーズから SZ シリーズに切り替わったのは昨年の冬モデル。触ってみて、「お、キーボードの配列が良くなったなあ」ということで有力候補に挙げたのですが、んが。
- 当初のモデルは、64bit OS なのに RAM が 4GB 固定で増設不可。「なんのための 64bit OS だ」ということで様子見。
- 続く春モデルで RAM が 8GB に増えたものの、クルマの買い換えという大出費があったのと、「HDD がもうちょっと増えれば…」ということでなし崩し的に見送り。
- そして夏モデルで、ついに HDD が 750GB から 1TB に増量。しかも Win7 モデルは今回で最後。そりゃもう行くしかないでしょう。
ということで、発売初日にその Win7 モデル・CF-SZ5WDKRR をポチったのでした。Win10 モデルと比べるといくらか高いのですが、仕事の道具として安心感と信頼感を持って使えることが先決。
ポチった翌日 (2016/6/11) に現物が届き、さっそく、Windows Update 祭りを展開して、さらにソフトウェアのセットアップや設定をあれこれと。ひととおりの環境設定が済んで、実戦投入したのが月曜日 (2016/6/13) の晩。
ちなみに、SX と SZ でキーボードの何が変わったのかというと、カーソルキー。SZ は凸配列のカーソルキー 4 個が一段下がった位置になったので、右 [Shift] キーの左側に余裕ができて、その辺のキーが広くなりました。これ、カナ入力の人間にとってはかなり重要。
何が素晴らしいって、J10 では馬力不足・メモリ不足と思われる理由で「遅くて使い物にならなかった」DPP4 が、だいぶまともなレスポンスで動くようになったこと。
それも含めてソフトウエアの陣容は大差ないのですが、Chrome を放逐して IE11 に戻したのと、Office が Office 2016 (もともと入っている) に変わったのが最大の変化。気になるのは、Headline Reader がどうも不安定で、特にタブをいくつも開いていると頻繁にフリーズすること。同じ Windows 7 でも、他の PC だとそんなことはないのになぁ。
「気が効いてるなあ」と思ったのは、セットアップ画面で「休止状態から復帰する際に内蔵 HDD 優先」という設定があること。外付け USB デバイスをつないでいて、そっちから起動しようとして身動きとれなくなることがあるから。
逆に気になるのは、バッテリ駆動中に携帯電話でテザリングしてネットにつないでいたら、液晶のバックライトの照度が上がったり下がったりしたこと。ネットにつないでいないと変化はないみたいで、この辺はもうちょっと現象を特定する作業が要りそう。
Comments
もう殺意しか覚えないぞ!ヽ(`Д´)ノウワァァン!!
Posted by: えいじ | Jun 15, 2016 08:57 PM
独身・小梨としては、こういう形でしか景気を回せないんですってば…
商売道具はケチっちゃいかん、というのもありますけれど。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 15, 2016 10:57 PM
でもこれって、今時HDDなんですよね。
なんでパナはSSDにしないんだろう。自分がこの金額をLet's noteに出せたら、ブランド価値は下がっても、SSDで500gの他社ハードをチョイスしそうな。
ぜひ、二子玉高島屋のスタバに来て、マックvs Let's noteの頂上決戦に参戦すべき!
Posted by: えいじ | Jun 16, 2016 12:25 PM
上位モデルはもちろん SSD なんですよ。ただ、私は資料類や過去のデータや写真の山を持ち歩きたいので、SSD モデルでは完全にキャパ不足で、それで意図的に下位の HDD モデルにしました。
当節、アイソレーション キーボードを使っていないところも Let's Note の美点です (LX/SZ 限定だけど)。
Posted by: 井上@Kojii.net | Jun 16, 2016 01:03 PM