A010N の歪みの傾向
ズームレンズ、なかんずく高倍率ズームは、どこかで歪曲が発生する事態は避けられないようです。手持ちのタムロン A010N も御多分に漏れません。
それで、しばらく前に壁のタイルで試し撮りしてみた結果、おおまかな傾向はつかめました。
ワイド端だとタル型が盛大に出ますが、これは他のズームレンズでもよくあること。35mm あたりからは普通になって、その後は 50mm を過ぎて 3 桁に近付いていくあたりから、だんだんと糸巻きが出てくるようです。
テレ端にいくほど糸巻きが顕著になりますけど、それでもワイド端のタル型ほどではないかなぁ。
普段はそんなに目立たないものの、「四角い被写体」を撮ると、目立ってしまう場合もあります。仕事柄、四角い物体を撮る場面が少なくないので、被写体や構図によっては「あちゃー」となるんですよね。で、Lightroom を引っ張り出してせっせと修正するのはお約束。
屋外の現場取材なんかだと、いちいちレンズを替えなくてもオールマイティに対応できるので便利ですが、「建物」や「車両」が主役だと、ちょっと考え込んでしまうところ。
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