IMDEX ASIA 2017 訪問記 (2)
初日は展示会の方をウロウロしてました。商売柄、C4ISR 関連のメーカーに興味が集中しそうになりますが、そういうわけにも行かないのでいろいろと。
造船所の展示だと、実艦やコンセプトモデルの模型しか置いてないことが多いので、いまひとつ面白味に欠けるような。でも、目立つ表ではなく横手に行ったら「!」なものが置いてあることもあって、これだから展示会は面白いです。ねえ、ティッセンクルップさん。
Twitter で先に書いた話ですけれど、
なんかねえ、どこのメーカーさんも、ちょっと突っ込んだことを訊き始めると「どこから来た」っていうのね。で「日本からだ」っていうと、途端に反応が良くなるの (以下お察しください)
— 井上孝司 (@kojiinet) 2017年5月16日
特に SAM の話を聞いた某社の担当者なんかは、「日本から来た」っていったら露骨に表情が緩んだというね。それだけ警戒されてるんだろうなあ > 某国
2 日目は、いったん空港に行って、トランクをターミナル 2 の荷物預かりに頼んでから会場に。そこからさらにシャトルバスでチャンギ海軍基地の艦艇展示会場に… と思ったら、みんな考えることは同じだったみたいで、バスに乗るまでに 1 時間以上も待たされました。
次のシャトルバスが来れば乗れそう。そうこうしている間にも伸び続ける待機列 pic.twitter.com/s5qpcXMVkS
— 井上孝司 (@kojiinet) 2017年5月17日
もっとも、これは人の絶対数が多いというよりも、単なる輸送力不足。待ち行列が屋内だったのが救い。
艦艇展示は 1000-1230 と 1400-1630 までの二部制ということになっていました。が、実際には 1230 になったら基地から追い出されたわけではないし、フネによっては「次の艦内見学は 1350 から」なんて掲示を出しているところもあり、案外といい加減。いや、ありがたい。
どのフネも艦内を公開していて撮影自由、なんてことになったら時間が全然足りませんけど、上がり込めないフネもあるし、過去に日本で同型艦を見たことがあるフネもあるし、乗り込んで国籍を明らかにしたら何いわれるか分かったもんじゃないフネもあるし。だから、艦内におじゃましたのは一部のフネだけです。
個人的にはむしろ、外から「電測これくしょん」を増やす方が重要で、そちらの首尾は上々。
ともあれ、艦艇ウォッチングを済ませて、今度は暑い屋外で延々とバス待ちをして展示会場に戻り、落ち穂拾いをして撤収。空港に戻って荷物をピックアップして、SkyTrain でターミナル 1 に移動して、アーリー チェックイン ラウンジで早々にチェックインを済ませました。
「フライト情報」の端末機があったので試してみたら、「JL038 はアーリー チェックイン ラウンジでチェックインできるよ」と教えてくれただけでなく、ラウンジまでの道順まで出てきたのは親切。こんな便利な機械、羽田や成田にあったかなあ。
そして 7 時間ばかり時間をつぶして、現地時間 0150 発の JL038 (JA617J) で帰国。チャンギ空港が面白いのは、保安検査がゲートの手前にあること。羽田や成田だと、保安検査→出国審査という流れなのに、ここは逆。保安検査の設備と人手が余分に必要になってロスが多そうだけど、何か考えがあってこうしてるんだろうなぁ。
B767-346ER って初めて乗ったんじゃないかしら。SKY SUITE 6 だから、エコノミーはまたもや SKY WIDER。R/W 20R からの離陸で、羽田では R/W 34R に着陸。
ただ、7 時間という所要時間はいささか半端。着陸の 2 時間半前にミール サービスがあるので、寝られる時間は 5 時間に満たないから。北米線だと、深夜便で寝ながら帰ってくる選択肢も成り立つんでしょうけれど。ぬう。
Comments