2017 年 6 月のお仕事・その 4
お次の「航空ファン」は、いつもの海外ニュース欄だけ。
初っ端に F-35A (AX-5) の初飛行が入っていますが、土壇場で写真 1 枚だけ差し替えたのではないかしらん。それはそれとして。
今回の号では日常的な流れだけでしたが、次号の作業はパリ航空ショーがらみでごった返しております。ことにパリやファーンボロの場合、民航機に関する動きが大量に出てきて、エアバスとボーイングの受注・お披露目合戦になるのが通例。
それと併せて搭載システムがらみでもいろいろ動きが生じるのですが、今回も例外ではありませんでした。
ただし「月刊エアライン」じゃありませんから、民航機の個別の受注をいちいち追うことまではしていません。追ってもいいんですけど、少なくとも 1 ページは増やさないと、他のニュースが入らなくなっちゃいます (´・ω・`)
Comments
今回のパリでは、日本のサプライヤー系の人達が、多数出展したとの話も聞いております。
ちょっと、元ニュースが見つからないのですが。
今までの大きなコンポーネントばかりではない、中小の本気の売り込みが見えてきているとか。
ボーイングが797をブランニューするのか、改良に留めるのかに注目しています。(737後継機を、ええかげん、新規開発すべきだと思うんですが、エアバスとの主戦場なだけに、踏み切れないみたいですね)
Posted by: いーの | Jun 23, 2017 06:00 PM
中小の方がむしろ、本気を出しやすいのかも知れないですねえ。
737 の泣き所って、主翼と地面の間のクリアランスにあるのではないかなあ、と思うことがありますね。あれのせいで搭載可能なエンジンが制約されてしまう。それも胴体断面も一切合切ブラン・ニューにできればいいんでしょうけれど、それに見合ったリターンが得られるかどうか、という議論になっちゃうのかも。
Posted by: 井上孝司 | Jun 23, 2017 08:59 PM
>日本のサプライヤー系の人達が、多数出展した
ども、炎熱地獄から生還しますた(^_^;)。
目立ったのはFANUC。巨大ロボットアームで、巨大エンジンのカウリングをぶんぶん振り回していた。
一筆書きで回ろうと努力したのですが、壁際まで手が回らず、そんなにたくさん出ているという印象は無かったけれど、ただ、中国人が減ったこともあって、日本人は目立ってましたね。
797のニュースもあったけれど、現地ではそんなに話題になってないんですね。民航機の目玉は737MAXが独占してましたが。
Posted by: えいじ | Jun 25, 2017 11:57 AM
展示会って四角い大箱を区切って小間を並べるから、一筆書きしようとしても、どうしても漏れが出ちゃうんですよね。IMDEX みたいな小箱なら大した問題にならないのですが、大箱だと大変そう。
Posted by: 井上孝司 | Jun 25, 2017 11:13 PM
>FANUC
ジェットエンジンも摩擦拡散接合とかで、ブリスク化して大型化が進んでいますし、複合材で一体成型の部材も増えました、さらに、それをロボットや作業員が仕事をしやすいように回す、傾ける、動かすというのが必要になっているようですね。
何か月か前に、ロッキードの写真で、ホイールローダーの親戚みたいな機械でF-35の中央胴体をハンドリングしているのがありましたが、ああいうのを固定してやるニーズがあるとして動いているのでしょう。
787の胴体も、孔明けとリベッティングはロボット化していますし。
Posted by: いーの | Jun 27, 2017 06:31 PM
摩擦攪拌接合、ですね
Posted by: 井上孝司 | Jun 28, 2017 04:08 PM
おっと、すみませんでした。
んで、元々の中小企業の参加に触れたのが、これ。
私が見た記憶と一致しないので、もしかしたら新聞で読んだものなのかも。
>都の中小企業組織、パリ国際航空ショー出展 受注機会の拡大狙う
www.nikkei.com/article/DGKKZO1777516016062017L83000/
Posted by: いーの | Jun 29, 2017 02:47 PM
ああ、事前に知っていれば探したのに。
でも>TMANじゃ気付かないorz。
Posted by: えいし゜ | Jun 29, 2017 05:38 PM