MMP の逆提案
フランス陸軍では、MILAN (Missile d'Infanterie Leger ANti-char) の後継として MMP (Missile Moyenne Portée) なる対戦車ミサイルの導入を進めているんですが、その MMP に関する記事が最新の IDR に載ってまして。
で、開発の経緯をみると、最初はジャベリンとスパイク LR を評価したのだと。その結果、「スパイク LR を自国の要求に合うように手直しするのはどうか」と DGA が MBDA に話を持って行ったら…
MBDA が「要求に合うものをうちで新規開発する。すでに自己資金で研究もしている」という逆提案をやって、それが具体化したのが今の MMP だと。
どこかで聞いたような話だと思ったら、P-51 ムスタングの開発の経緯と似たところがあるような。
まあ、フランス政府としても本音の部分では、自国のメーカーがクリーン シートで開発した製品の方がありがたかったでしょうけれど。
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