2018 年 2 月のお仕事・その 1
今月は押し出されることなく、出番が回ってきました「軍事研究」。お題は、昨年暮れの騒動を受けて急遽提案した「LRASM と JASSM」。
本当は別の原稿を用意していたのですが、それは次号送りにしてもらいました。つまり… 先に別の原稿を用意した後で、情勢の変化を受けてもう 1 本書いたわけです。でも、こういうのはタイミングが命ですからね。
それぞれの開発の経緯と概要、考えられる問題点についてまとめてみました。「軍事研究」だから、ガッツリ専門的な話を書けます。
Comments
結局、何をどうやって狙うの? がネックなんですね相変わらず。
湾岸戦争では、制空権が絶対的にあったから、スカッド発射機を地上監視機で索敵できましたが、今度はどうなんかなあと。
ところで、気になったんですが、LRASM-Bがキャンセルされた件は、もっと前の方で入れた方が良かったのではないかと。
LRASM-Aと二本立てでずっと開発作業が始まって、以後の話は-Aだけになり、別テーマの次章で、キャンセルされたという話が出てきて、「あれっ?」と読み返してしまいました。
開発経過を追った同じ章で、予算がついて、キャンセルされたと起結を明確にした方がいいのでは。
Posted by: いーの | Feb 22, 2018 09:57 AM
実は、計画当初、LRASM-A は空対艦型を作る、LRASM-B は艦対艦型を作る、という話になっていたので、それに引っ張られてああいう並びになった経緯がありまして。キャンセルがなければ空対艦型と艦対艦型を両方で作っていたかも知れませんが…
Posted by: 井上孝司 | Feb 22, 2018 08:18 PM