そしてこうなった : OM-D E-M1 Mark II (その 1)
あれこれ悪あがきしてみたものの、どうも結果につながらない LUMIX G9 Pro に見切りをつけてしまい、同じマイクロフォーサーズ陣営の OM-D E-M1 Mark II に鞍替えするという「沼への突撃」をやってしまいました。といっても中古品同士の買い換え。
その E-M1 Mark II、「タバコの臭いがついているので値引きします」という但し書き付きだったんですが、実際にクンクンしてみたら (← 全然気にならなかったので、これはお買い得。
正直いって、マン マシン インターフェイスの部分は G9 Pro の方が馴染みやすかったのですが、企図した用途を達成する目処が立たないのでは、いかんともしがたく。
ただしレンズは 2 本のパナ製を継続することに。古いファームだと手ブレ補正などで問題が出る場面があったようで、手に入れて最初にやったことはファームの更新でした。ボディだけでなく、付けてあるレンズも一緒に更新できるのはマイクロフォーサーズの面白いところ。
パナライカ 100-400mm をつけて、レンズ側でも手ブレ補正を有効にした状態で、特に問題なく使えているし、フォーカスリミッターもちゃんと効いているので、ホッ。
とりあえず、ザッと設定した上で百里に持ち込んで試してみたのですが、「こっちの方がいけそうではないか ?」という感触は得られてます。
めいっぱい「粘る」設定にしていても手前の障害物に引っ張られる傾向があるとか、全点オートにしたときの開始測距点を指定できないとか、細々したところで「まだ熟成が足りないなあ」と思ったところはありますけど。
RAW 現像は G9 Pro のときと同様に、Adobe DNG Converter で DNG 化して Lr に取り込む方法で。
細々した話は、またそのうち。
Comments
最早パナソニックは今すぐ井上さんに連絡の上銀座(あたりw)に招待すべきではw恐らくE-M1系列に遅れを取っているスチル用途にも本腰を入れるでしょうから。
それはともかく、戦闘機を含む航空機相手位にマイクロフォーサーズを使っている方はそうそう多くは無いと思いますので、ドンドン使ってレポートして下さい。
この手はいきさつはどうでも良く、結果が全てですし。
なお、予想通り(オリに走る)の結果だなー、という蛇足を付け加えておきます:P
やっぱり動体はオリンパスの方が一枚上手ですから。
Posted by: ぼろねこ2k | Jul 21, 2018 06:28 PM
ぬう。この展開は読まれていましたか (;・∀・)
低コントラストの被写体だと、やっぱり像面位相差 AF の方が頼れるのかなあ、と思ってしまいました。まだ、EVF で被写体をちゃんと追いきれていませんけれど、これは慣れかなあと。
AF や手ブレ補正の設定をどう追い込むかがキモだと睨んでいますので、まだしばらくは試行錯誤が必要そうです。落としどころが見つかったら、海外展開にサブとして持って行ってみてもいいと思っていますが、さてどうなるでしょうか。
そうそう。文字数を節約したいからなのか、連写モードの表示に「◆」とか「♥」が出てきたのには面食らいました ()
Posted by: 井上孝司 | Jul 21, 2018 08:17 PM
ども。地獄から炎熱地獄に帰ってきた気分ですorz。
忘れないうちに、れいのピンぼけというか手ぶれボケの件ですが、今回はっきりと解ったことがあります。
ピーカンで撮影すると、歩留まりがそれなりに、というかあり得ないほど向上する。駄目なのは曇天で、さらにこの曇天時に、灰色の機体を撮影したりするとメタメタになることを明確に認識しました。
Posted by: えいじ | Jul 22, 2018 01:10 PM
そこでさらに機体が F-22 だったり F-35 だったりすると、AF が迷わされる傾向が強まるのです
(´・ω・`)
これまで、EOS DIGITAL でもその他の機材でも、手前を横切る障害物に引っ張られる事態を懸念して、AF は「粘る」側に振っていたのですが、それが「いまひとつシャキッとしない原因」になっているのではないか ? という疑惑もあります。
それで今度、反対に、敏感な方向に振って試してみようかなあと。パタクセントリバーに行ったときに 7D2 で撮ったブルーズの写真なんか見ると、微妙にピンが甘いやつが散見されるので。
Posted by: 井上孝司 | Jul 22, 2018 06:28 PM