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Sep 02, 2018

そしてこうなった : OM-D E-M1 Mark II (その 2.2)

そしてこうなった : OM-D E-M1 Mark II (その 2.1) の続きとして、現在のセッティングがどうなっているかを晒してみようと思います。ただ、全項目・全画面を晒すと数が多すぎるし、すべての項目に手を入れているわけでもないので、主要なところだけ。

もちろん C-AF と高速連写を組み合わせていて、相手が飛行機で人間じゃないから顔認識はオフ。あと、下の画像では囲むのを忘れたんですけど、[AF ターゲット表示] は [On2] 必須。これで、全点オートでもどこの測距点が食いついているかが分かります。

Img_2829_2

Fn レバーは、電源レバーには設定せず、Fn レバーとして機能させます。

Img_2835_2

そのひとつ上の [Fn レバー設定] で動作内容を決めるわけですが、[mode2]、つまり AF 関連設定の切り替えに使います。[1] は測距点を 5 点または 9 点、[2] は全点オートに設定して、レバーひとつでパッと切り替えられるようにしてます。

Img_2845_2

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EVF のフレームレートは当然「高速」。ただしこれをやるには、ピクチャーモードが「i-Finish」以外になっていなければならないという謎仕様。しゃあないので「Vivid」にしてます。

Img_2850_2

レリーズ優先でピンボケ写真を量産されては困るので、レリーズ優先の指定は S/C ともオフ。

Img_2848_2

手ぶれ補正は [S-IS 2] つまり横方向の補正はキャンセル。連写速度を優先してブレまくっては話にならないので、ここは [IS 優先]。

Img_2849_2

これらの設定を、シャッター優先オート (SS 1/1600, 露出補正 -1/3) に対して適用したやつを [C3]、マニュアル (SS 1/1600, 絞り 8, 露出補正 -1/3) に対して適用したやつを [C2] に登録して使ってます。

設定を PC に吸い上げて保存しておけるのは E-M1 Mark II のいいところ。SD カードに書き出すパナ方式とどっちがいいかというと、一長一短ですけど。

難しいのは連写モードの選択。C-AF に追従する [連写 L] だと、どうもレリーズがもたついてシャッターチャンスを逃がす傾向があるので、AF/AE が 1 コマ目で固定される [連写 H] を使う方がスムーズですが、ピンが外れるリスクは増えます。そこで外れを減らす観点から、「正面で横方向から撮る」ことに意味はありそうだけど。

しかしこれは、もたつきを減らす工夫をしてみるのが吉かも。怪しいのはノイズ低減と手ぶれ補正あたりか。

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Comments

「その 2.2」というエントリを上げた途端にファームウェア Ver.2.2 がライブされたのは笑いどころ。

Posted by: 井上孝司 | Sep 04, 2018 08:32 PM

まだ最新の高追従一眼レフには敵わないのは仕方が無いとして、それでも最初期(机にGF1が乗っています)に比べたら圧倒的に使い物になるようにはなったんですよね、ミラーレスの動体追従。
今噂されている新OM-Dでどれくらいまで行けるようになるんでしょうかね、動体ではあまり使い道のない手ブレ補正もそろそろ流し撮り補正とか研究しているでしょうし。

そもそもE-M1シリーズはEVFが本当に見やすいので、あとは頑張ってフレームレートが240fpsになれば人間の目では光学ファインダ―との差をほぼ感じなくなると思います。

Posted by: ぼろねこ2k | Sep 09, 2018 11:43 AM

実はひとつ、未解決の課題がありまして。

C-AF でヘリコプターを追うと AF がダメダメなのですね。ローターを止めないためにシャッタースピードを落とすので、その分だけ絞り込まれてしまい、像面位相差 AF が使えなくなってしまうせいじゃないかと睨んでいるのですが。

近くでホバリングしているところをシングル AF で撮れば、違いがはっきりしそうです。

Posted by: 井上孝司 | Sep 09, 2018 08:14 PM

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