アンカーリンクスの妙な使い方
例の PeakDesign のアンカーリンクス AL-4。これを買う人の多くは「カメラからストラップを簡単に外せる」利点を買って、左右ともアンカーを付けているのだと思われます。ところが、あれこれ思案した結果、うちでは少々違うことをやってみました。
左側はストラップをそのまま取り付けて、右側だけアンカー付きに。なんでこんなことをしたかというと…
つまり、長くて重い望遠ズームを付けたときに、そちらの三脚座にアンカーをつけておいて、ストラップの片方だけを付け替えるという理屈。
ストラップをボディにだけ付けるとレンズの重量がマウントにもろにかかるし、ストラップをレンズにだけ付けるとボディの重量がマウントにもろにかかるし。そこで「片方ずつ付ければよくね ?」と。
三脚座の向きをいろいろ試してみましたが、下向きだと具合が悪そう… と思ったら、さにあらず。横向きにするとカメラを構えたときにストラップが邪魔になるので、下向きの方が使いやすかったです。それに、横向きにした場合、指が太い人はグリップと三脚座の間に指が通らないかも (私は指が細いからいいけど)。
レンズ側は、BLaKPIXEL の C-Loop 回転ストラップマウントを介してアンカーを取り付けているので、簡単に外して別のレンズに付け替え可能。だからΣ 150-600mm 以外の望遠レンズでも同じことができます。
Comments
あれ? SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary にショルダーストラップ付属していませんでしたか?
それと私の個人的感想ではありますが、ストラップ2本体制でボディとレンズを分けて支えた方が重量が分散して、マウントを外した際にもしもの場合があっても安全に思いますが・・・。
その代わり、頸に負荷がかかり、私の場合は腹にも重量がかかりますけど(自爆)
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 03, 2018 11:39 PM
えっと、付属してたかなあ… 余ってたミノルタのストラップをつけてました。最初は。
そして、ボディとレンズのストラップ 2 本体制を試したのですが、頭で考えるのと実際にやってみるのとは大違いというやつで、2 本のストラップが絡んでハンドリングがえらく悪くなってしまって。
しかし確かに、レンズを外したときの安全性という点では、この方法はリスクがありますね。それこそ、現場猫でもっていちいち手順確認した方がいいぐらい ()
Posted by: 井上孝司 | Dec 04, 2018 12:53 AM
こういうアンカーがあることを初めて知ったのですが、外れそうで怖くないですかね。
私は、レンズとボディ双方をストラップして、どっちかが外れても大丈夫なようにはしているんですが。どっちもねじ込みなのでどうしても緩んでくるんですね。一度だけ片方が外れて危ない思いをしたことがありますが。
Posted by: えいじ | Dec 04, 2018 05:25 AM
アンカーリンクスで怖いのは、アンカーとアンカーハウジングが外れることよりも、アンカーで使っている紐の摩耗じゃないかなあと。一応、すり切れてくると違う色の中身が見えてくるので分かるというのですが、ちゃんと目視チェックしてなきゃ意味ないし。
C-Loop の方はネジの緩みが怖いところですね。これまでに緩んで冷や汗をかいた経験はありませんけれど。
とどのつまり、どちらも「仕業検査をちゃんとやろう」ということになりそう。
Posted by: 井上孝司 | Dec 04, 2018 11:33 AM
まあ金属カナビラでも金属疲労で壊れる事ありますので。
QDホールがカメラの標準になってくれればいいのに、とか思ったりしています。
http://www.reallyrightstuff.com/search?keywords=QD
これならそう簡単に落ちませんし。w
まあL字プレートにQDホールが付いていれば十分なのですが上記のRSSのですとなかなか素敵価格でして…
Posted by: ぼろねこ2k | Dec 05, 2018 09:19 PM
一体成形ならともかく、脱着可能にしたものだと「外れる可能性」はついて回りますしね。C-Loop の場合、使う前に必ず仕業検査をするように心がけていますが、その際に緩んでいて増し締めしたという記憶はないです。
Posted by: 井上孝司 | Dec 06, 2018 12:53 PM