« 2019 年 5 月のお仕事・その 3 | Main | 2019 年 5 月のお仕事・その 4 & その 5 »

May 20, 2019

EOS RP が来た (その後)

ここ 2 ヶ月ほど、意識的にいろいろな場面に EOS RP を持ち込んで使ってみました。不向きと思われそうな動きモノも、在来線の撮影ならいろいろやってみています。ただし、さすがに全速走行中の新幹線を相手にする気は起こらなかったです。

基本的には、相手が動きモノでなければ問題なく使えるし、動きモノでもあまりスピードが出ていない在来線なら対応できそう。ただ、新幹線も含めて、スピードが出ている相手だと、一発で決めなければならないというプレッシャーがかかり、リスクは増えます。連写頼みで数を撃って保険をかけるのが難しいので (←

同じ理由で、飛行機を相手にするのも、ちょっとお薦めはいたしかねるかなと。民航機ぐらいだったら、頑張れば撮れそうですが。

(追記 : 列車が相手なら、テレ側に振って被写体の角速度を落とすことで、レリーズのタイミングを外しにくくするという逃げ道はありそう)

_mg_0767_rp

一度、取材のメインとしても使ってみましたが、これはまだちょっと不安が。取材の現場って「瞬発力」が求められることが間々あるので。そこで全幅の信頼を置けるかというと、まだ不安が残るというのが本音。使う側の慣れに加えて、カメラのセッティング・チューニングについて、もうしばらくの熟成が必要かなと。

ただ、この小ささと軽さは間違いなく正義。普段は 40mm STM を付けっぱなしにしていて、必要に応じて 70-300mm USM を持ち出すのが基本的な布陣ですが、多くの場合、これでいけます。広角側が欲しければ 28mm を加えますが、それでもけっこう総重量は少なめで済みます。もっとも、取材の場では標準ズームが要りますね。

|

« 2019 年 5 月のお仕事・その 3 | Main | 2019 年 5 月のお仕事・その 4 & その 5 »

Comments

ズームリングの向きが逆、というのと、スペック的に丸かぶりするのを許容できるなら、17-35+35-150のダブルズームキットというのが、超広角から中望遠までをカバーできて良いのではと。
https://www.tamron.jp/product/lenses/a037.html
https://www.tamron.jp/product/lenses/a043.html
BG付きの5D4とかを持ってくなら、下手すればRPを2台持ち込んでそれぞれにレンズつけっぱなし、すら行けそうな気も……

Posted by: TB&SH | May 20, 2019 11:50 AM

ズームリングの向きが違うと「瞬発力」に響きかねないので、同方向のモデルもあるシグマさんになんとかしてもらえないかしらん。

「瞬発力」といえば、測距点を移動するのにタッチ & ドラッグ AF を使うのは、「スパッと位置を合わせる」には少し不利かなあと思うことがありまして。そこはマルチコントローラの方が確実性が高いというのが、個人的な感想なんであります。

Posted by: 井上孝司 | May 20, 2019 05:48 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 2019 年 5 月のお仕事・その 3 | Main | 2019 年 5 月のお仕事・その 4 & その 5 »