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July 2019

Jul 31, 2019

USB Type-C ケーブルとバッグの常備品

常用しているカメラバッグすべてに、データ通信対応の USB Type-A×microUSB ケーブルを入れてあります。携帯電話やタブレットは microUSB なので、これで不便はないのですが、NuAns NEO が加わったら、こいつは USB Type-C。

そこで思案の結果、microUSB から Type-C に変換するアダプタを用意して「両対応」にする態勢でやってきました。ところが、そこに加わったのが、これまた Type-C の EOS RP。

実際にトラブルに見舞われた経験はありませんが、データを吸い上げるのに、いちいちメモリカードを抜き出すよりもケーブル接続で済ませる方がいいんじゃないかなあと。ところが、手持ちのデータ通信対応ケーブルは、1 本を除いてみんな短いんですね。

それで、1m 超の USB Type-A×USB Type-C ケーブルを 2 本買ってきて、テンバ DNA15 (後にレトロスペクティブ 20) とハクバ GW-Pro に。J-TECH X-500 は、唯一以前からあった「長いデータ通信対応ケーブル」を入れていたので、従前通りに変換アダプタをかます態勢として、さらに USB Type-A×microUSB ケーブル (充電専用) を加えた 2 本体制で。

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もちろん、必要に応じてケーブルを入れて行くようにすればワンセットで済むんですけれど、そうすると絶対に忘れる場面が出てくるんですよね。だから、常用するバッグには入れっぱなしにするようにしてます。これは予備バッテリの LP-E6N も同じ。

あと、J-TECH X-500 は突発的なお出かけに対応するための「1 時間待機バッグ」に指定してあるので、一泊分の下着の替えと洗面道具などの「お泊まりセット」一式、USB 電源アダプタ (2 ポート)、さらにハンドクリームやリップクリームまで入れてあります。カメラ機材とラップトップと洗顔フォームだけ放り込めば出動できる態勢で、先日に仙台まで急遽お出かけしたときにも、これが役に立ちました。

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Jul 29, 2019

小石ひとつで 21,600JPY

先日、成田に行って「ようやく晴天下で JA01XJ の上がりを撮れた。さらに MD-11F まで捕獲できた」といって、ホクホク顔で帰途についたら。

その帰り道の東関道で、先行車が跳ねた小石が私のクルマの窓ガラスに命中して、傷を作ってしまいました。後でディーラーに持ち込んで見てもらったら、「EyeSight に影響するエリアの外なので、リペアで対処可能」とのこと。その費用の見積もりが 21,600JPY。

小石ひとつで 21,600JPY かあ (´・ω・`)

で。その傷の記録をとるために、わざわざ EOS RP にΣの 50mm マクロをつけたものを持っていって、それで撮ったのがこれ。

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前に乗っていた BP レガでも、窓ガラスに傷が付いたことがありましたが、このときには保険を使って交換しました。ただ、窓ガラスに取り付けてあるフィルムアンテナがらみの費用なんかはこちらの負担なので、ゼロにはならないんですよね。だから、リペアで済むなら、その方がマシです。

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Jul 27, 2019

2019 年 7 月のお仕事・その 6 & その 7

お次は「世界の艦船」。特集「世界の空母 2019」の中で、「多様化する現代空母」を書きました。

「本当はみんなスーパー キャリアが欲しいに決まっている」という身も蓋もない話を掴みにして、「機体側の技術が進歩して実用的な V/STOL 戦闘機ができたおかげで、空母の形態が多様化して、お家の事情に合わせた洋上航空戦力を持てるようになってきた」という話を書いています。

一方、「丸」はいつもの海外ニュース欄。特集は「ドイツ電撃戦」ですが、いつも書いているように、歴史物では私に出る幕はありません。そこまで手を拡げたら、中心領域がおろそかになりかねないし。

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Jul 25, 2019

PhotoCD データのサルベージ

だいぶ前に、RVP で撮ったスライドをデジタル化しようということで、けっこうな費用をかけて、みんな PhotoCD にしてもらってました。ところがその後にコダックがアレなことになり、PhotoCD も実質的に命脈を絶たれた格好に。

そこで調べてみたら、古い PhotoShop だと PhotoCD のデータを読めるけど、今のバージョンだとダメみたいですね。Adobe にも見捨てられたか (´・ω・`)

このままでは手持ちの PhotoCD データがみんな死んでしまうかと思ったのですが、幸い、古い ImagePack Viewer は今でも一応、ダウンロード可能でした。

ところが、Windows 7 ではちゃんと動作したものの、Windows 10 だと PhotoCD データを取り込むところで落ちてしまい、互換モードを試してもダメ。すると、Windows 7 マシンがあるうちに全データを TIFF に変換しておくのが吉、ということになりそう。

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Jul 22, 2019

2019 年 7 月のお仕事・その 5

お次は「新幹線 EX」。今回は、ALFA-X の話が当然ながらメイン。その中で、「JR 東日本先端鉄道システム開発センター所長に訊く ALFA-X が切り拓く道とは ?」と題してインタビュー取材に行ってまいりました。

ALFA-X、これからかなり期間にわたって走り続けるでしょうし、その間にいろいろな変化があると思われるので、継続的に観察してみたいところではあります。外から見てどれだけ分かるのかはともかく。

あと、いつもの「システム考察」では床材の話。これが、お話を伺ってみると、たいへん面白かったのです。ただし取材の後、電車に乗る度に床を見て継目を探す、という波及効果 (?) がございましたが。

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Jul 21, 2019

2019 年 7 月のお仕事・その 3 & その 4

続いてのお仕事は「航空ファン」と「Jwings」。

まず「航空ファン」。お待たせしました (誰も待ってない ?)、「F-35 欠陥機説の真偽を探る (パート 2)」。

前回・7 月号の「F-35 欠陥機説の真偽を探る」で「966 件の不具合ガー !」が沈静化した (編集部談) なんて話はありますが、その後も出るわ出るわの奇説・珍説・伝言ゲーム。さらに不具合がらみの報道でも新手が出てきたので、まとめて反論したり解説したりということになった次第。

世の中には、「数字が読めない人」「電子式と機械式の区別がつかない人」「アルファベットが読めない人」がいる、なんてことが分かったのは、ひとつの収穫 (ぇ

一方、「Jwings」では「特集 F-35 の新常識」で「F-35 って、つまりこういう戦闘機」「F-35B、何に使うの ?」「世界の F-35 配備計画」「コラム◎“ゲームチェンジャー” F-35」を書いたり、お手伝いしたりしています。特に最近、新規採用国が相次いでいるので、「世界の F-35 配備計画」は大事なところ。

それと「航空ライター達の海外遠征記」の「オーストラリア編」を書きました。自分が書いた原稿で初めて「行ってし魔王」なるワードが降臨。

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Jul 20, 2019

シンクタンクフォト レトロスペクティブ 20

いつだったっけ… と思い返したら、2016 年にネリスに行く前に、シンクタンクフォトのレトロスペクティブ 10 を買ってました。カメラバッグっぽく見えないのが特徴ということなので、目立たせたくない海外旅行向きじゃないかと考えて。

以後、海外遠征のときはたいてい、これを連れて行ってました。例外は昨年のパタクセントリバー (このときはアーバンディスガイズ 35) と、今年のアヴァロン (このときはテンバ DNA) ぐらい。

ただ、7D2 と 100-400mm のペアリングならレトロスペクティブ 10 でいいんですが、5D3 または 5D4 とΣ 150-600C の組み合わせになると、後者が入らないのですね。もうひとつの問題として、ラップトップが Let's Note J から Let's Note XZ に代わって大型化したので、収まりづらくなっていて。

テンバ DNA はそれを解決するための手段だけど、ちとかさばる場面も。昨年のパタクセントリバーみたいに「1 立方フィート制限」を食らったら、見とがめられそう。

それで悩んだ結果、淀のポイントをぶち込んでレトロスペクティブ 20 V2.0 をオーダーしてみた次第。ところが…

Continue reading "シンクタンクフォト レトロスペクティブ 20"

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Jul 19, 2019

レモン味

長いこと、「お気に入り」として食べ続けていたアヲハタのレモンママレードがディスコンになってしまって、とても悲しい思いをしているわけですが。

その反動なのか、昨今、「レモン味」というと、つい手が出てしまうという妙な現象が。昨日はファミマのポテチがターゲットになったのですが、いささか酸っぱすぎて、これはイマイチ。もうちょっと上品に酸味が効いている方が好き。レモン味の品物はいろいろあれど、なかなか「上品な酸味」って見かけないんですよね。

アヲハタのレモンママレードが、いかに優れもんだったか、ということです。レモンだけに。

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Jul 16, 2019

最近読んだ本 : 飛行機写真の教科書

中野耕志さんの新刊です。現物が届いて一読してみたら、ホントに「初めて撮る人向け」でありました。

ある程度の経験がある人にとっては、特に Chapter 4 以降の内容が大事だなあ、というのが読後の感想。

欲をいえば、正面を横切る被写体を追うときの角速度の変化を初めとする「被写体を追うためのノウハウ」(初めて飛んでる飛行機を撮る人にとって、これがいちばんの壁だと思う) であるとか、数字・数式による論理的な解説にも踏み込んでくれたらなあと思ったのですが、そこまで行くともう、別立てでもう一冊が必要ですね。

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Jul 13, 2019

5D3/5D4 セット vs 7D2 セット

先日、全日空の取材に行ったときに、「試しにやってみよう」ということで、EOS 7D Mark II ベースの道具立てを試してみました。機内の取材がメインなので極端な望遠系は不要。かつ、(控えめな) 高倍率ズームがあってレンズの本数が減るため、重量差はかなりのものになります。ボディの重量・サイズは大差ないし、フラッシュは同じものを使うから措いておくとして、同じレンジをカバーするレンズの組み合わせだけで比較すると。

EF-S ベースだと、合計 700g。

  • EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM : 480g
  • EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM : 240g

EF ベースだと、合計 1,995g。

  • EF16-35mm F4L IS USM : 615g
  • EF24-70mm F4L IS USM : 600g
  • EF70-200mm F4L IS II USM : 780g

そりゃもちろん 5D3/5D4 に赤鉢巻を加える方が写りは良いだろうし、高感度にも強いです。しかし、機内/車内撮影ってフラッシュの利用が前提だし、短時間でバーッと撮らなければならない戦争状態だから身軽さも大事なわけで…

APS-C ベースでもそれなりに通用することが分かったので、場合によっては 7D2 を持ち出してもいいかなと思いました。

その全日空の取材では EOS RP に EF 40mm F2.8 STM を付けたやつも持っていきましたが、機内だと手ブレが怖いですね。ただ、ファーストクラスやビジネスクラスだとパーティションで囲まれているのが普通になってきたから、ハイアングルで撮らないと、客室の様子がよくわかんないんですよね。そんなとき、バリアングルは重宝します。

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Jul 12, 2019

2019 年 7 月のお仕事・その 1 & その 2

奇数月ですから、まずは「Jships」と「軍事研究」から。

「Jships」は「特集 基礎から分かる空母大研究」のうち、個々のパーツについて説明する「大図解・現代空母の基礎知識」と、空母じゃない空母型の艦について解説する「強襲揚陸艦の時代」。なんかもうほとんど、新刊書と丸かぶりな内容ではあります。

「軍事研究」は先月に引き続き 3D プリンタの話で、「設計・加工での課題は品質管理 !『3D プリンタ』のメリット & リスク」。よくあるパターンで「書き始めてみたら 1 回分で収まらず、2 回に増やさせてもらった」というヤツです。(次のお題でも同じことが起きている…)

JA2018 でお話を伺ってきた「白銅」さんの話が出てきます。3D プリンタを使いこなすにもノウハウが要ることを考えると、3D プリンタによる小ロットの製作受託は、けっこう商売になるのかも知れません。

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Jul 09, 2019

仮説とエビデンス

最初に立てた仮説に対して、それと反する内容のエビデンスが出てきてしまったときに。仮説を修正できるのは、まともな記者や物書きや情報分析担当者。

最初に立てた仮説に対して、それと反する内容のエビデンスが出てきてしまったときに。エビデンスを仮説に合わせようとするのは、まともじゃない記者や物書きや情報分析担当者。

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Jul 08, 2019

液体絆創膏

会社勤めをしていたとき、加盟していた健康保険組合から常備薬の配給がありました。そこで馴染んだ常備薬と同じモノを、未だに使い続けていることがあるのだから、執念深い話ではあります。

その常備薬セットの中に、当然というべきか、絆創膏も含まれておりまして。それを退職後もずっとストックしていたのですが、10 年・15 年も経てば使い物にならなくなるのは、あたりき車力の AN/TPY-2。粘着テープの部分がボロボロで、剥がそうとするとバラバラに裂けてしまうという有様。

さすがにそうなると「これはあかんやろ」ということで、しばらく前に液体絆創膏を買ってありました。そしたら先日、足を踏み外してスッ転び、向う臑を打ち付けて傷を作ってしまい、美脚 (え ?) が台無しになるという惨事が発生。

そのままでは周囲のモノを血まみれにしてしまうので、さっそく出番がめぐってきた液体絆創膏を投入。「こんなこともあろうかと思って」じゃないですが。

いったん乾いてしまえば問題ないんだけど、傷口に塗ってから乾くまでに少し時間がかかるので、そこが問題ですねえ。傷口が乾燥していないと尚更ですが、乾燥していないから絆創膏が要るわけで、うーん。(しかも、まだ出血してるところにこれを塗ると、塗った瞬間だけ意外ときつい痛みが出るというのが - 追記)

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Jul 04, 2019

EOS RP が来た (その後のその後)

先日、八戸から三陸方面をぐるっと回ってきたときに、EOS RP を連れて行きました。基本的には EF 40mm/2.8STM を使い、必要に応じて EF 24-70mm/4L と EF 70-300mm IS II を持ち出す布陣。EOS RP と EF 40mm/2.8 STM の組み合わせはコンパクトで軽いので、旅のスナップ用カメラとして、なかなかよいです。手ブレ補正がないのは要注意点ですが。

今回のお出かけでは、走り撮影はロクにないから RP で十分だろうと思ったし、実際、その通りだったのですが。んが。

唯一の誤算は、一緒に持って行った 270EX II が、なぜか作動しなかったこと。電源スイッチを入れてもパイロット ランプが点かなかったから、電池切れ ? 前日に確認したときにはちゃんと作動していたのに。そして週明けに、充電済みの電池を入れて RP に取り付けたときには、ちゃんと作動していたのに。

ああもお、なんなのいったい ヘ(;゚д゚)ノ 

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Jul 01, 2019

柳津駅にて

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もう、この車止めの先に再び線路が延びることはないんだろうなあ… (´・ω・`)

昨日、大船渡線 BRT と気仙沼線 BRT を乗り継いできたのですが、専用道を走る区間が増えてきているので、スピードの面ではなかなか頑張ってるなと思いました。

輸送力の面では、突発的にたくさんの人が押しかけてくると不安が残るなあと思いましたが、あまり余裕を持たせすぎてもコストの面で重荷になるし、悩ましいところです。
(どうやら、「大人の休日倶楽部」パスで押しかけてくる高齢者がやたらといるらしい。でも昨日の場合、三鉄や大船渡線 BRT は混みまくってたけど、気仙沼線 BRT はガラガラ。そこまでやる根性はないんかいっ !)

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