5D3/5D4 セット vs 7D2 セット
先日、全日空の取材に行ったときに、「試しにやってみよう」ということで、EOS 7D Mark II ベースの道具立てを試してみました。機内の取材がメインなので極端な望遠系は不要。かつ、(控えめな) 高倍率ズームがあってレンズの本数が減るため、重量差はかなりのものになります。ボディの重量・サイズは大差ないし、フラッシュは同じものを使うから措いておくとして、同じレンジをカバーするレンズの組み合わせだけで比較すると。
EF-S ベースだと、合計 700g。
- EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM : 480g
- EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM : 240g
EF ベースだと、合計 1,995g。
- EF16-35mm F4L IS USM : 615g
- EF24-70mm F4L IS USM : 600g
- EF70-200mm F4L IS II USM : 780g
そりゃもちろん 5D3/5D4 に赤鉢巻を加える方が写りは良いだろうし、高感度にも強いです。しかし、機内/車内撮影ってフラッシュの利用が前提だし、短時間でバーッと撮らなければならない戦争状態だから身軽さも大事なわけで…
APS-C ベースでもそれなりに通用することが分かったので、場合によっては 7D2 を持ち出してもいいかなと思いました。
その全日空の取材では EOS RP に EF 40mm F2.8 STM を付けたやつも持っていきましたが、機内だと手ブレが怖いですね。ただ、ファーストクラスやビジネスクラスだとパーティションで囲まれているのが普通になってきたから、ハイアングルで撮らないと、客室の様子がよくわかんないんですよね。そんなとき、バリアングルは重宝します。
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