PhotoCD データのサルベージ
だいぶ前に、RVP で撮ったスライドをデジタル化しようということで、けっこうな費用をかけて、みんな PhotoCD にしてもらってました。ところがその後にコダックがアレなことになり、PhotoCD も実質的に命脈を絶たれた格好に。
そこで調べてみたら、古い PhotoShop だと PhotoCD のデータを読めるけど、今のバージョンだとダメみたいですね。Adobe にも見捨てられたか (´・ω・`)
このままでは手持ちの PhotoCD データがみんな死んでしまうかと思ったのですが、幸い、古い ImagePack Viewer は今でも一応、ダウンロード可能でした。
ところが、Windows 7 ではちゃんと動作したものの、Windows 10 だと PhotoCD データを取り込むところで落ちてしまい、互換モードを試してもダメ。すると、Windows 7 マシンがあるうちに全データを TIFF に変換しておくのが吉、ということになりそう。
Comments
井上様
私も同じ悩みを抱えておりました。まもなくWindows10に移行することになるので、今のうちにご案内の方法でファイルを変換して、PCへ取り込もうと考えております。
しかし、多額の費用を投じてPhotoCD化した当時、このような結末になるとは‥
Posted by: ブリンデン | Jul 27, 2019 01:06 PM
まあ、フィルムのデジタル化は2019年の今だと、非常に手段が限られますので、TIFF化できるだけマシ、と考えましょう。
…職場にA3の透過ユニット付きフラットベッドスキャナがあるのでデジタル化は出来るものの、…誰がやるのよ、とポジの山を見てうんざりしています、私。w
Posted by: ぼろねこ2k | Jul 27, 2019 10:21 PM
私も PhotoCD がこんな結末になるとは想像だにしていませんでしたが、サルベージできただけ良かったです。しかし、吐き出せる画の最大サイズが横 3,072 ピクセルとは…
前に別エントリで書いたように、スライドをマクロレンズで撮る手も用意できているので、もしも PhotoCD 化していないスライドが出てきたら、その手でやろうと思います。
それとはまるで関係のないところでマクロレンズの出番が発生してしまったのですが、それは次回のエントリで。
Posted by: 井上孝司 | Jul 28, 2019 08:36 PM
(ぼそっ)ニコンES-1を使ったスライドのデュープについては、フルサイズ55mm~60mm辺りの焦点距離の等倍マクロが良いのですが、少し伸ばすことで70mmの等倍マクロも十分使えると言う話が有りまして。あれ、何処かに有ったような・・・。(沼への誘い)
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Jul 28, 2019 11:38 PM
俄には信じられないのですが、本当にWIN10では読めないの?
だって、コダック社は倒産はしたものの、今も続いているし、もろもろコンバートするだけなら、誰かがフリーウェアとか作って公開しそうな気がしますが。
てか、大新聞が取り上げるような、もっと大きな問題になっていそうな……。
Posted by: えいじ | Jul 29, 2019 08:02 AM
>「KODAK Image Pac Viewer」はサポートが終了しており、Windows 7 以降の
>OSを搭載のPCには正しくインストールされない場合もございますので
なので、Windows 7 でコンバートに成功したこと自体、例外だと思います。フリーウェアやシェアウェアで、.PCD を開いてコンバートできるものが、あるにはあるようなのですが。
Posted by: 井上孝司 | Jul 29, 2019 09:24 AM
>フリーソフト
Photo CDが手元にないので確認できていませんが、GIMPとIrfanViewができていたはずです。GIMPは変換可能ですがIrfanViewはどうだったかな。JPEG変換はできていたはずですが。
昔懐かしのSusieのプラグインでPhoto CD用があるので「まだ」なんとかできるんじゃないかと。
脆弱性があるViXも、スタンドアロンでなら使えるわけですし。
Posted by: いーの | Jul 29, 2019 10:26 AM