スウェーデン遠征のあれこれ (2) アプローチ編

首都 Stockholm に行くなら簡単です。青組なら同じスタアラの SAS に乗ってください。紅組ならヘルシンキ乗り換えでフィンエアーを使ってください。以上。

じゃねぇよ💢　南部の Brekinge 県、Karlskrona なんてどうやって行ったらいいの ?

結論からいうと、デンマークのコペンハーゲンから入りました。JAL でヘルシンキに飛んで、フィンエアーのコペンハーゲン行きに乗り換えて、その先は列車。ちなみにコペンハーゲン、英語圏だと Copenhagen と綴りますが、デンマーク語では København、スウェーデン語だと Köbenhavn のようです (間違ってたらごめん)。

コペンハーゲン空港 (CPH) に列車が乗り入れていて、それが橋で海を渡ってスウェーデンに通じています。空港駅の券売機でスウェーデン国内の目的地を指定すると、途中の経由として「橋」と「船」を選択する画面がありましたが、後者の方が時間がかかるだろうに、選択する人がいるのかしら。

なお、デンマークからスウェーデンに入るときにはパスポート検査があるという話でした。しかし実際には何も来ませんでした (あれえ ?)。逆に、スウェーデンからデンマークに向かうときには検査も何もありません。

コペンハーゲンから Karlskrona まで直行する列車があるので、それに乗っちゃえば 3 時間ぐらいで行けます。オペレーターは、スウェーデン国鉄 (SJ) ではなくて、Öresundståg という会社 (未だに何と読むのか分からん)。例の上下分離・オープン アクセス政策の関係で、同じ線路を複数のオペレーターの列車が入り乱れて走っているのですな。オペレーターごとに役割分業があるようで、Öresundståg は Regional、つまり都市間列車を走らせる会社のようです。

(コペンハーゲン空港駅で)

ただし σ(・_・) の場合、CPH に着く時間が遅めだったので、その日のうちに Karlskrona まで行くのは無理と踏んで、初日は対岸の Malmö 泊まりにする作戦を立てました。んが。

出発前の 16 日に勃発したのが Öresundståg の輸送障害。Web サイトによると、途中の Hässleholm で沿線火災が発生して鉄道施設が被害を受けてしまい、最速で 23 日まで復旧できないと。そこで Malmö～Kristianstad はバス代行にするとの話。げっ。

(最初、黄色い背景の告知を見てもスウェーデン語だからちんぷんかんぷん。スルーしていたのですが、ふと思い立って翻訳ツールにかけてみたら慌てたというね…)

22 日に CPH から Malmö に移動する分はいいとして、翌日の早朝に Malmö から Karkskrona に移動するルートは Hässleholm 経由なのに、どないすんねん。

ところが実際には復旧が早まり、Malmö～Kristianstad のバス代行は 20 日に解消。この時点では、23 日に予定していた列車が Malmö～Kristianstad 間だけキャンセルになっているのは同じだったので、22 日に Kristianstad まで進出する案に変更したのでした。幸い、「直前までキャンセル料不要」の予約を入れていたので、Malmö の宿はあっさり放棄。

しかし実際に現地入りしてみたら、完全復旧していて CPH から Kristianstad まで一本で行けちゃいました。そこで、Kristianstad の駅から近いホテルに泊まり、翌朝に Karkskrona に向かった次第。当初案通りに Malmö に泊まっても良かったけれど、Kristianstad まで進出しておく方が寝坊ができるし。